【暮らしのインテリア】自然が与えてくれる恩恵を受け取って。家族で過ごす時間を大切に〜田舎暮らしの楽しみ方(ryotayaさん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア・整理・収納・お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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繋がりを意識して、家も庭も全てが遊び場に。
前回のコラムでは、田舎暮らしの始まりについてお話しました。今回はインテリアや暮らしの様子も含めてお話します。
ryotayaさんの過去のコラムはこちらからご覧いただけます。
繋がりを意識した家づくり
田舎暮らしを楽しむ上で大事にしたいと考えたのは「どこにいても自然と繋がる空間にしたい」ということ。
平屋という選択によってより一層外との繋がりが生まれ、理想の暮らしに近づくことができたのだと思います。
我が家には3箇所のウッドデッキがあり、家の内と外を緩やかに繋いでくれる役割を果たしています。
周りの家との距離が離れているので、窓は大きく取ってどこにいても常に緑が目に入るようにしました。基本的に我が家はカーテン全開の暮らしです。
この大きな窓からは春になると敷地内に植えた3本の桜を眺めながら花見をしたり、夏は新緑、秋は紅葉など季節ごとに移り変わる自然の風景を楽しめます。ここでは冬に雪は降りませんが、四季折々の景色を絵画のように取り込め、いつも癒しをもらっています。
たくさん設けた窓の中でも、特にリビングのFix窓は大正解でした。
このコーナーにソファを置いてカフェスペースのようにしているのですが、窓から見える山や森の眺めが私のお気に入り。ここに座ると、日々のストレスや疲れが一瞬にして忘れられ、ホッとするような気分にしてくれます。
そして自然の温もりを感じる暮らしをしたいと思い、インテリアにも意識して木材を多用しています。床も肌触りの良い無垢材にし、インテリアアイテムも木や植物などナチュラルなものをメインにしています。
最近はドライフラワーが好きで、敷地内で採れた草木をドライにして飾っています。
田舎暮らしのすすめ
一般的に「家を建てる」となると、“家そのもの”がメインになると思います。
しかし広々とした農地、山、池、そして瀬戸内海の眺望がある我が家は、せっかくなので “家も庭も楽しむ暮らし”を大切にしています。
家のすぐ目の前では季節の野菜が採れる家庭菜園をやっているので、毎日朝採れの新鮮な野菜が産地直送でキッチンへと運ばれてくる幸せ。
トラクターに乗って土作りから始まり、種播きや苗の植え付け、そして収穫までを子どもたちと一緒に楽しんでいます。
自分で植えて世話をして、最後は自分で収穫して食べる。この一連のサイクルを経験できることは、子どもたちにとって最高の食育だと思っています。
そしてせっかくの田舎暮らし、子どもたちには自然と触れ合い「土にまみれて暮らして欲しい」という思いがあります。
これはあくまで我が家の場合ではありますが、田舎暮らしのおかげで揃うものがあります。
一つ目は前述した家庭菜園の野菜。新鮮な採れたてを楽しめます。
二つ目は新鮮な魚介類。妻の実家が同じ町内にあり、義父が漁師をしているため季節の新鮮な魚が我が家まで泳いでやってくるのです。この恵まれた環境は本当に有り難いと実感しています。肉も調達できると完璧なのですが(笑)
三つ目は、草花や木々が簡単に手に入ること。敷地内の散歩中に摘んだ季節の草花を使ってリースやスワッグを作るのも楽しみの一つ。娘が持ち帰った花と木を使ったドライフラワーもリビングに飾っています。
外で過ごす時間を満喫して
今は家族5人で楽しんでいますが、以前は我が家の定番行事にもなっていた友人や親戚を招いて楽しむピザ釜やBBQなどを囲んでの食事会。
夏は北側の木造車庫で、冬は陽の当たる南側の庭で。どちらもロケーションは最高です。特に夏は瀬戸内海に沈む夕日を眺めながら飲むビールは格別。普通の缶ビールが不思議と何倍も美味しく感じる庭なのです。
実はキャンプ経験は全く無いのですが、昨年ついにテントを購入。子どもたちと庭キャンプを始めました。
石を組んで焚き火を楽しんだり星空を眺めたり。ここは絶対に密にならないプライベートキャンプ場です。
勿論、広大な敷地になると草刈りなど大変な面があることも事実です。しかしその大変さを遥かに上回るほどの豊かな暮らしがここにはあると思っています。
中々自由に出かけることはできない生活が続いていますが、子どもたちが楽しそうに庭を走り回り、特にストレスもなく暮らせているのは広々とした田舎暮らしのおかげだと思っています。
今日も我が家は「家も庭も楽しむ暮らし」を送っています。
ryotayaさんが大切にしている「どこにいても自然とつながる空間づくり」は平屋ならではのメリットを最大限に生かし、家の中にいながらにして雄大な景色や季節の移ろいを感じられる窓を設け、温もりを感じられる木材をふんだんに使った家づくりやインテリア選びをすることで実現しました。
自然との共存は憧れる反面、やはり覚悟も必要だと思います。こまめなメンテナンスの必要性や維持管理していくことの大変さをしっかりと受け止めることも大切です。
しかしryotayaさんもおっしゃっていたように、田舎暮らしにはその苦労を遥かに上回るほどの幸せがあり、得るものも大きくお子さんたちの記憶や体験としてずっと心に残ります。我慢することが多い日々ですが、お子さんたちにとっては家での暮らしが一番のストレス発散なのかもしれませんね。
自然に触れて「子どもにいろんな体験をさせてあげたい」という想いが形になったお庭キャンプや家庭菜園。写真を見ているだけでご家族の楽しそうな声が聞こえてきそうで、コラムを編集しながら私も笑顔になっていました。家族が一丸となり、今の暮らしを目一杯楽しもうという気持ちが伝わってくるようなお話でしたね。
ryotayaさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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