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【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】いつも家族の中心にあるヴィンテージのダイニングテーブル(kana_casaさん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。家で一番居心地の良い場所 「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます! 前回までの「大切なもの」のお話はこちら 今回は@kana_casa(以下、kana)さんのお話です。 60年以上の時を経て。わが家のインテリアのはじまり kana 白いカーペットに映えるわが家のチーク材の家具たち。その中心にあるのが、ヴィンテージのダイニングテーブルです。 1960年代にイギリスのgplanで作られたこのテーブルは、60年以上の時を経てわが家にやってきました。 もともとインテリアに無頓着だったわたしがインテリアに目覚めたのは、緊急事態宣言がきっかけでした。新社会人になって1年もしないうちに在宅ワークを余儀なくされ、おうち時間が急激に増加しました。 当時賃貸で同棲をはじめたばかりだったわたしたちは、より快適で充実した時間を家の中で過ごせるようにと、インテリアに興味を持ち始めたのです。 なんの知識もない中でまず惹かれたのは、拡張式のラウンドテーブルでした。 これからおうち時間が増えると友達を家に招くことも増えるかもしれない、これから結婚して家族が増えるかもしれない、だから、まずは主役となる拡張式のラウンドテーブルが欲しい。 そんな思いでさまざまなアイテムを調べている中で、大阪の70bさんで出会ったのがgplanのダイニングテーブルだったのです。 ダイニングテーブルがわが家にやってきてからは、このテーブルの色味とデザインにあわせて、ダイニングチェアやチェストなどの家具を揃えていきました。 賃貸で制約がある中で、ちょっとずつ自分好みのこだわりのアイテムが増えていく過程はとてもワクワクして、もっとインテリアを好きになりました。 そういう意味で、このテーブルはわが家のインテリアのはじまりであり、中心であり、欠かすことのできないアイテムなのです。 家族が3人と1匹になり、賃貸から分譲マンションに引っ越した今でもそれは変わりません。食事をしたり、仕事をしたり、友達を招いておもてなしをしたり、いつも家族の中心にあります。 これまで60年間どこかのだれかに大切に使われてきたこのテーブルを、これからはわたしたちが毎日大切に使っていきたいです。 スタイリッシュな空間にヴィンテージの重厚感のあるダイニングテーブルがかけ合わさったインテリアがとても素敵で、kanaさんがインテリアに無頓着だったとはとても思えず驚きました。 60年間どこかのだれかに大切に使われてきたこのテーブルを、また大切に使っていきたいという思い。使い手が変わってもこうして大切に使われていくことで、家具も良い味わいに育っていくのだなと温かい気持ちになりました。 (編集:maki) spacialthanks @kana_casa
【暮らしのインテリア】後悔のない理想の家づくりをするためにしたこと〜和と北欧が織りなす家(koharulifeさん)
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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 コラム執筆者のご紹介 今回より連載がスタートするのは、和✖️北欧のインテリアが融合した@koharulife(以下、コハル)さんのお住まい。グレーの壁の内装や木のぬくもりを感じる雰囲気に包まれた空間が素敵です。 以前、短編コラムで執筆いただいた際に、家づくりについてもぜひ詳しくお伺いしたいと思い、今回連載をお願いする運びとなりました。 初回は家づくりまでの経緯や、家づくりをするうえでコハルさんが大切にしたことを中心にお伺いしました。 それではコハルさん、よろしくお願いします。 はじめに自己紹介 はじめまして、コハルと申します。 4歳の娘、2歳の息子、30代夫婦の4人暮らしです。4年前に地元工務店で建てた注文住宅に住んでいます。 この度、連載のコラムを執筆させていただくこととなり、大変光栄に思っております。 どんなに素敵なお家の方でも、家づくり中に思い通りに進まなかったことの一つや二つはあるのではないでしょうか? 我が家も、家を建てるまではなかなか大変でした。 今回は、Instagramではお話したことがない、「前途多難だった家を建てるまで」のお話をしたいと思います。 これから家を建てる方、家づくり中の方へ、なんだか上手く進まないと思ったときに「何とかなるんだな!」と思える一つの事例になれば幸いです。 家を建てるまでの険しい道のり 私たち夫婦のバックボーン まず初めに、私たち夫婦のバックボーンについてお話します。私は小さいころから住まいやインテリアに興味があり、出産前は住宅メーカーでリフォームの営業をしていました。 なので、住まいへのこだわりや憧れは強いほうだと自覚しています。 対して夫は実父が工務店を営んでいて、その背中をみて育ったからか、ものづくりについてはとてもこだわるタイプです。 もめた施工店選び 我が家が家づくりで一番大変だった山場は、どこで建てるか?を決めるところでした。 先にお話しした通り、私は住宅メーカー勤務、夫の父は工務店を営んでいるという背景があります。 勘の良い方はお気づきかと思いますが、【ハウスメーカーで建てたい私】vs【父親の工務店で建てたい夫】という対立構造ができ上がりました。 私は夫をつれてハウスメーカーを見学。営業さんに一生懸命プレゼンしてもらいながら、なんとか夫の心を動かせないかと四苦八苦していました。 がしかし、夫の意思は固く「おやじが建てた家に住むのが夢だった」と。夢だったと言われてしまってはしょうがない…と私が折れる形に。義父の工務店で建てることとなりました。 募る不安私がハウスメーカーで建てたかったひとつの理由には、親戚に施工を依頼してもめたという話をよく聞いていたからです。 要望が言いづらい、トラブルがあっても言いづらい、そのため納得のいく住まいにならなかったと。そんな話を見ながら、これは他人ごとではないなぁ、と不安になりました。 親戚の工務店で建てる、に対して決めた私の決意 そんな懸念ばかりのなか始まる家づくり。やっぱり後悔のない家づくりがしたい!!ということで、打ち合わせ前に自分のなかで心に決めたことが2点あります。 1.言いたいことは遠慮せず伝える 2.要望は具体的に整理して伝える もちろん義父と娘の礼儀と節度は踏まえたうえで、こんな家にしたいという要望や、ここを直して欲しいという希望は全て伝えることを心がけました。 意図や希望を伝え方も、夫を経由して伝えるという方法もありましたが、義父と直接LINEをしてやりとりしていました。そうすることで、コミュニケーションのずれを防止する意図がありました。 義父も「息子、そしてコハルさんも心から納得いく家を建てて欲しいから、なんでも言ってください、もちろんできることはできる、できないことはできない、とこちらもちゃんと伝えますので」と言ってくださいました。 そうして、家を建てるにあたってのコミュニケーションの取り方について、お互いに認識を整えました。 家を建て終わったあとも生涯続く、施主と施工主の関係性。気持ちよいコミュニケーションをとりながらも、希望・要望をどう分かりやすく伝えるのか?この2点をよく考えながら打ち合わせを進めていました。 2.要望は具体的に整理して伝える、については長くなりますので次回のコラムでお話したいと思います。 実際住んでみてどう? コミュニケーションの取り方に気を使いながら行っていたおかげか、家づくり中「言った言わない」「連絡不足」が原因のトラブルは一つもありませんでした。 また当初の決意どおり希望・要望は全てを伝えることができたので、後悔のない理想の家ができ上がりました。 その要望ひとつひとつを、丁寧に聞いてくださった義父にはとても感謝しています。そして、もちろん今も関係は良好です。 家を建て終わってみて今思うのは、家づくりは結局人と人とで作っていくということ。 家づくりは施主の要望、膨大な仕様の数々を間違いのないよう確認ながら作っていくので、円滑なコミュニケーションをとれる土台作りはとても大切だなと思いました。 また、「家づくりの話と、人間関係の話は別の問題」だということ。営業さんや施工主にモノを言いづらい、遠慮してしまうというのは人間関係の問題で、本来家づくりとは関係ない話のはず。 実際には、そこらへんが複雑に絡み合ってトラブルになる場合が多いと思います。 が、自分が今悩んでいるのは「家づくりの話?人間関係の話?」と一度切り分けて整理してみると、問題に対して対策がとりやすいなと思いました。 ここまで読んでくださり、ありがとうございます。次回は「施工店への要望の伝え方で工夫したこと」「夫婦間で要望をどうすり合わせしたのか?」をお話したいと思っています。 ご夫婦で意見が分かれてしまうと、どちらかが相手の意見を尊重しないと円滑に進まないですし、なかなか難しい問題ですよね。お互いにこだわりがあるからこそゆえに、スタートから歯痒い思いをされたのも伝わってきました。 ご主人の気持ちを優先し、自分の思いとは裏腹に進むことになった家づくりでしたが、コハルさんの要望をきちんと叶えるために大切にしたのが施工主との間に交わされるコミニュケーションや伝え方でした。 家づくりは内容ももちろん大切ですが、結局は一緒に家を建てていく人との信頼関係が重要ともよく言われています。その点をしっかりカバーできたことが、結果的に納得のいく住まいにつながっていったのですね。 次回のコラムで、また詳しくお伺いするのが楽しみです♩コハルさん、ありがとうございました! (編集:maki) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 コハルさんのインスタグラムはこちら
【暮らしのインテリア】あたたかみのある雰囲気をまとう無垢の木を使用したオープンキッチン〜自然素材でつくる「呼吸する家」(__kago.11さん)
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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 理想としているカタチを追い求めて 執筆者:kago.(@__kago.11)さん 今回のコラムでは、我が家のキッチンについてお話させていただきたいと思います。 kago.さんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/interior/7334116/ 自分の思い描くキッチンにするために 家を建てる前から、自分の思い描くキッチンで料理ができたらどんなに素敵だろうかと、「キッチン」という場所そのものになんとなく憧れがあったように思います。 毎日立つ場所だからこそ、お気に入りの場所にしたい。でもいざ、本当に自分たちのキッチンを作るとなると、予算や家全体とのバランスなど考えなくてはならないことも沢山。 キッチンは私が一番こだわった部分でもあり、悩んだ部分でもあります。 キッチンて、家づくりの中でも特に費用がかかる場所なんですよね。これ以上予算を増やすのも...と、初めは建築士さんに提案いただいた標準仕様で十分だと思っていたんです。 でもどうにも決めきれずにいた私を見て、夫が他のデザインを見てから決めてもいいんじゃない?と言ってくれました。 家づくりのチャンスなんてそうそう何度も巡ってくるものではありません。予算のことも頭に入れつつ、自分が本当に理想としているのはどんなキッチンなのか。まずそこから始まりました。 木材×ステンレスのオープンキッチン 家を建てた当時、子どもたちは2歳と4歳。まだまだ目が離せない時期だったので、最初に出てきたイメージは、子どもたちを見ながら料理ができる対面であること。 そして、家全体も自然素材を沢山使ったつくりなので、キッチンも木材を使ったあたたかみのある雰囲気にしたい。というものでした。 色々調べていく中で、「木材×ステンレスのオープンキッチン」が自分の憧れるイメージだとはっきりしていきました。そして出会ったのがウッドワンのスイージーでした。 無垢の木を使用しているということ。そしてその風合いをそこなわない塗膜で守られているため、乾拭きか水拭きでさっと拭くだけというお手入れの簡単さも魅力的でした。 実際にショールームに見に行き、やっぱりこれだ!とすぐに決めました。面材はニュージーパイン(ナチュラル)6年経った今、経年変化で飴色にいい感じに育ってくれています。 生活感がある方が好き オープンキッチンとなれば、調べていく中で出てくるのが、手元を隠せない問題。立ち上がりのあるデザインのほうがリビング側から見えにくいので来客の際に良いということです。それは設計士さんにも言われました。 でも私は元より、生活感がある程度見え隠れする生活風景に惹かれます。洗い終わったお皿がかごに干してある様子、生活の様々な道具を眺めているのが好きなんです。 なのでそこはあまり心配していませんでした。というより、自分の性格上、全ての物を上手に隠してずっと完璧にしておく。というのは無理ということがわかっていたので。笑 広いフルフラットにしたおかげで、作業も配膳もとてもしやすく、子どもたちと一緒に料理をするのも快適にでき、我が家はこの形を選んでよかったなと思っています。 キッチン周りの仕様 背面のカップボードとウォールキャビネットも、同じくウッドワンで統一。カスタムが可能だったので、カップボードの扉はガラスと木材の2種類を選びました。 ガラス側にはディスプレイも兼ねてあまり重ねたくない作家さんの器を中心に。木の扉のほうはスタッキングできる器を収納しています。低身長な私でも使いやすい位置に設置していただきました。 タイルは名古屋タイル。背面の色は少しアクセントをつけたかったのでグレー、クッキングヒーター横はリビングからの繋がりが馴染むように白を選びました。 当時、園からのプリントが多く負担に感じていたので、管理しやすいようにマグネットボードをお願いしました。 子どもたちにもとりあえずそこに貼っといて!とお願いできるので助かっています。どこかにしまい込むと忘れてしまう性格なので、ここは作って良かったなと思える場所です。 今は子どもが2人とも小学校に上がり、ペーパーレス化も進んでいるので、徐々にディスプレイも楽しめるようになってきました。 次回も引き続きキッチンについてお話できればと思っております。 kagoさんが理想と予算との間でたくさん悩みながらも、たどり着いた今のキッチン。木材×ステンレスの組み合わせが、自然素材いっぱいのお家にまさにぴったり。 お家の雰囲気に馴染んでいながらもその存在感は抜群です。6年経った今、すでに変化してきているという無垢の味わいがさらに深くなっていくのもまた楽しみですね。 オープンキッチンにお料理や道具が並んだ自然な生活風景は、まさに暮らしそのもの。住む人のあたたかさを感じる暮らしの雰囲気がとても素敵でした。理想がカタチになったkagoさんのキッチン、また次回の続編も楽しみです。 kagoさん、ありがとうございました! (編集:maki) 関連するコラム 住宅地の中でも開放的で心地よく、自分たちらしく過ごせるような空間づくりを〜自然素材でつくる「呼吸する家」(__kago.11さん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 kagoさんのインスタグラムはこちら
【暮らしのインテリア】現代的なモダンさと昔ながらの古風な雰囲気を組み合わせた落ち着く空間づくり〜ナチュラル和モダンな家( ________saki_ie___さん)
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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 テーマやコンセプトを明確にした「和モダンの取り入れ方」 執筆者:saki(@________saki_ie___)さん わが家の家づくりのテーマは「ナチュラル和モダン」。 旅館の雰囲気が大好きなわたしたち夫婦は、現代的なモダンな雰囲気と、昔ながらの古風な雰囲気を組み合わせた落ち着く空間づくりを目指しました。 今日はそんなわが家の「和モダンの取り入れ方」についてお話します。 sakiさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/interior/7338425/ リネン素材の暖簾 LDKと玄関を繋ぐ入り口にはリネン素材の暖簾をつけています。リネンならではの自然な風合いと飽きのこないシンプルなデザインに一目惚れでした。 殺風景だった空間をさりげなく格上げしてくれている気がします。大変気に入ったので、最近パントリーの入り口用に同じものを買い足しました。 障子・縦格子・畳の3要素 家づくりのなかで絶対どこかに取り入れたかった、障子・縦格子・畳の3要素は和室リビングに集結。 一般的には開放的で、広くて明るいリビングが人気だと思いますが、わが家はあえて” 籠もれるリビング ” を作りました。 大きな窓がないことで、どれだけソファでゴロゴロしていても外からの視線は気にならないし、障子越しに入る陽の光がとても心地が良くて気に入っています。 また、縦格子のおかげでダイニングキッチンとの空間を分けられ、よりリラックスしやすい空間になりました。 畳はオーダーしてこの空間に合う正方形のサイズで作っていただきました。 子どもが遊ぶスペースとしても安全・安心です。 旅館の坪庭をイメージした植栽たち 旅館の坪庭をイメージして庭に植栽を植ていただきました。1階のどの部屋からも庭の植栽が見えるような間取りになっています。 秋が過ぎるとイロハモミジが紅く色づき、家の中から紅葉を眺める時間にとても癒されます。 プリーツスクリーンも家の雰囲気に調和するように、和紙のような素材のものを選びました。 プリーツスクリーンに映る影も幻想的です。 家づくりにおいて、最初に家のテーマやコンセプトを決めておくことで、おのずと取り入れたいアイテムが見えてくるのでオススメです。 “ ナチュラル和モダンの家 “ を目指してまだまだアップデート中ですが、今後もこの場所で家族の思い出を大切に紡いでいきたいと思います。 今回が私の連載の最終回となります。これまでのコラムが、少しでもどなたかの参考なれば嬉しいです。最後まで読んでくださりありがとうございました。 現代的なモダンな雰囲気と昔ながらの古風な雰囲気を組み合わせて、落ち着く空間づくりを目指したsakiさんのお家。 所々に意識したポイントや要素など、和モダンの取り入れ方ひとつひとつのこだわりがグッと雰囲気を増してくれていますね。 まるで旅館のような佇まいに癒されると共に、日本人だからこそ馴染みのある和のインテリアに心地良さを感じる方も多いのではないでしょうか。 sakiさんが大切にした年齢を重ねてもずっと「好き」でいられる和モダンな家づくりを、ぜひ参考にしてみてくださいね。 これまでたくさん執筆いただき、ありがとうございました! (編集:maki) 関連するコラム LDKとの繋がりを感じられるオープンキッチン〜ナチュラル和モダンな家( ________saki_ie___さん) お手入れのしやすさや心地良さを重視。家のテーマにこだわりすぎず選んだフロアタイルとアクセントクロス〜ナチュラル和モダンな家( ________saki_ie___さん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 sakiさんのインスタグラムはこちら sakiさんの愛用品はこちらから
【暮らしのインテリア】自分たちの手も加えながら工夫して作った造作の洗面所〜古い物と趣味嗜好が調和する家(y_______mvvvgさん)
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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 手探りで進めながら完成したオリジナルの洗面所 執筆者:@y_______mvvvg(yume)さん 私の家は中古住宅をリノベーションして暮らしていますが、中でもどんな空間にするか悩んで作った箇所があります。それは洗面所です。 初めての住宅購入・リノベーションで、わからないことだらけの私たちでしたが、洗面所は造作を強く希望していました。 お願いした工務店は地域密着タイプで、造作はあまりやったことがないとのこと。どんなデザインにするか、設備は何を使うか、手探りで進めていった洗面所について今回は紹介します。 yumeさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7338707/ 清潔感とリノベらしさを大切に 大きな鏡に大きなシンク、清潔感のある洗面所が私たちの憧れでした。おしゃれが大好きな娘もいるので、将来洗面所をよく使うことになりそうなのも見越して、洗面所は少し広めにスペースをとりました。 ただ、私たちの情報源はInstagramでの写真がほとんど。漠然すぎる希望ではなかなか実現することが難しく、家族で話し合い、色々なメーカーのショールームに行ったりして素材や設備を決めることにしました。 私があまり掃除が得意ではないので、それでも清潔感が出るように洗面台は無機質なモルタル調を、鏡と台の間の壁にはタイルも貼って、リノベらしい洗面所を作ってもらうことにしました。 工務店には私たちのイメージや希望が伝わりやすいようにイラストを描いたり設備の品番を指定して工夫しました。 そんなプロセルを辿って私たちの中でのイメージも具体的になっていき、やっと洗面所の工事がスタート。 ですが、工事中に希望していたタイルの在庫が切れしてしまい、泣く泣く希望していたタイルは諦めることになってしまいました…。 他のタイルを貼るという選択肢もありましたが、結局タイルは貼らないことにしました。当時はとてもショックな出来事でしたが、今ではタイルが無くてもシンプルで良いなと思っています。 反省点としては、希望していたタイルは数に限りがあることは知っていたので、事前に自分たちで購入し施主支給しておけば良かったなと思っています。 気になった寒さと収納問題をDIYで そんなアクシデントもありながらも、リノベは完成。これからは色々悩んでできあがった洗面所で快適に過ごそうと思っていましたが、生活が始まるとまた新たに気になるところが出てきました。 それは洗面所の寒さと収納面です。リノベ完成当初は、既存の間取りの関係で洗面所には勝手口がついていました。 引っ越して来た時期が12月ということもあり、勝手口から外のひんやりとした空気が入ってきて洗面所での脱衣は毎回震えあがっていました。 それに加えて洗面所のリノベでは洗面台のみ作ってもらったのでほとんど収納がなく、細々とした日用品やタオルの収納に困っていました。そんな不便を毎日感じ、あるとき自分たちでDIYしてみることに。 勝手口にはドア枠に2×4材を2本アジャスターで差し込んで、隙間にはアルミの断熱シートを貼りました。その上からラワン合板を貼ると、簡単に勝手口を塞ぐことができました。 どの素材もホームセンターで切ってもらったので用意は楽でしたが、合板に間違えて屋外用のペンキを塗ったりDIY初心者ならではのうっかりミスもしながら、なんとか自分たちで完成することができました。 できあがった壁に棚受けをつけて、ホームセンターで切ってもらった木材を乗せたら、収納棚もできあがり。寒さ問題と収納面のどちらも解消できた一石二鳥なDIYでした。 好きなように作り替える楽しさ そしてこの壁のおかげか、Instagramで洗面所の写真を載せたら他の箇所の写真より沢山の方に反応がいただけて、DIYした甲斐があったなと思っています。 このことから、自分たちの手で家を好きなように作り替えていく楽しさも感じることができました。 一から計算して建てた新築の注文住宅なら少しDIYに挑むハードルが高そうですが、元々チグハグなリノベーション住宅なら自分たちの手を加えるハードルも低く、完成後はなんとなくDIY箇所とその他の箇所が共存してくれている気がします。 これからも、子どもが大きくなった時、自分の好みや習慣が変わったタイミングで自分たちの手を加えて、さらに生活に馴染む家にしていきたいなと思っています。 わからないことだらけの中で作り上げていった過程や完成したデザインに、yumeさんらしさと工夫が表れている造作の洗面所。 もともとあった勝手口にラワン合板をはめ込み、そこに棚までつけてしまうという発想もさすがでした。 そういったアイデアが思いつくのがもすごいですし、自分たちの手で好きなように作り替えていく楽しさはDIYならではですね。洗面所にも、yumeさんの個性が光っていて素敵でした。 yumeさん、ありがとうございました! (編集:maki) 関連するコラム 家づくりに感じた理想と現実の難しさ〜古い物と趣味嗜好が調和する家(y_______mvvvgさん) 築40年の家をリノベーション。自分たちの性にあった家づくりの選択をして〜古い物と趣味嗜好が調和する家(y_______mvvvgさん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 yumeさんのインスタグラムはこちら
【暮らしのインテリア】その都度、見直しながらつくる使いやすい収納〜家族がゆるりとつながる築10年超の家(____sndy.xxさん)
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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 時間がかかっても整える理由 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 執筆者:@____sndy.xx(sachi)さん こんにちは、sachiです。今回は使いやすさを考えながら整えている我が家の収納についてお話したいと思います。 sachiさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7338442/ 家を建てて12年になりました。建てた当初はスッキリしていたリビングも、気づけば物が増え、こどもが生まれてからはあちこちにおもちゃが落ちています。 時間を見つけては家の収納を見直していますが、せっかく見直すなら、より使いやすくしたいと思って、すこしずつ工夫してきました。 容器を統一したり、立ててみたり。ひと工夫で使いやすく スパイスや調味料はメーカーによって容器の形がバラバラなので、以前は引き出しがギュウギュウでした。上からだと何がどこにあるのか見つけづらいのもプチストレスでした。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 去年、調味料ケースを統一してからは同じ数の調味料を使っていても収納スペースに余裕ができて、上からでも使いたい調味料がパッと見てすぐに見つかるようになりました。 ただ入れ物を変えただけで、キッチンがグッと使いやすくなりました。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA フライパンや鍋はもともと立てて収納していましたが、数年前からお皿も立てて収納するように。 以前は、カップボードに食器を重ねて収納していたため、下の方のお皿が見えにくく、またそれを取るためには両手で作業しなければなりませんでした。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA ところが食器を立てて収納するようにしたら、お皿を片手でも取り出せるようになって、とっても楽になりました。 引き出しを開ければ全てのお皿がパッと見えるので、お気に入りの器たちを均等に使えますし、料理を盛り付けるのがとても楽しくなりました。 こどもにも使いやすい収納 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 食器を立てて収納するようになりとても楽になりましたが、一方でこどもたちの器は立てずに、そのまましまっています。 まだ数が多くないというのも理由の一つですが、一番の理由は、その方がこどもたちが自分で選びやすいと感じたからです。 長男が2歳くらいの頃だったか、ご飯をのせる器を自分で選ぶのがとても楽しそうで、その姿がとても可愛くて、その後すぐカップボードの収納を見直したのを覚えています。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 自分で器を選びやすいように、2歳児でも手が届く高さ(わが家でいうとカップボードの2段目)にこども達が使えそうな食器をまとめて置いています。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 長男はずいぶん大きくなりましたが、今はそのカップボードの引き出しを2歳の次男が開け閉めして、楽しそうに器を選んでいます。 無印のカゴに小皿をたくさん入れているのですが、そのカゴからお気に入りのお皿を見つけては机に並べてくれる次男の姿は、とても愛おしく、わたしの癒しです。 気づきをくれる収納の見直し OLYMPUS DIGITAL CAMERA 収納を見直すたび、いろんな発見があります。誰が使うのか、どうしたら使いやすくなるのか、長く使い続けられるのか。 考えることはたくさんあり、整えるのに時間もかかります。それでも、その度に思いがけない気づきがあり、やってよかったと思えるのです。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 今はこども部屋を作るために、夫と自分の荷物を断捨離し収納を見直していますが、こどもたちにとって使いやすくなるには、まだまだ時間がかかりそうです。 秋までには完成したらいいなと思って、楽しみながら進めています。 今回で私のコラムは最終回になります。最後まで読んでくださって、ありがとうございました。 いつもスッキリしているsachiさんのお家。その秘訣は見直しながら整えている収納にあったのですね。 グッズを使ったり、方法を変えたり、こども目線で考えたり。ご主人と協力して進められる部分があるのもいいですね! sachiさんのコラムは今回が最終回になります。こども部屋の完成をご覧になりたい方はsachiさんのInstagramをチェックしてみてくださいね♩ sachiさん、最終回までありがとうございました! (編集:kaori) 関連するコラム 家族の形に合わせて変化したリビングインテリア。リビングダイニング後編〜家族がゆるりとつながる築10年超の家(____sndy.xxさん) 自分の好みを叶えた、我が家の暮らし方にぴったりなキッチン〜家族がゆるりとつながる築10年超の家(____sndy.xxさん) ムクリのコラム一覧はこちらからご覧いただけます。 sachiさんのインスタグラムはこちら sachiさんの愛用品はこちらから
【暮らしのインテリア】「余裕」のある玄関まわりをつくる、蔵と土間〜余白のあるミニマルな住まい(pieni_koti___さん)
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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 余白を生かし飾ることも楽しむ 執筆者:liina(@pieni_koti___)さん 今回は私たち家族にとって一番使用頻度が高い玄関まわりについてお話しいたします。 前回のliinaさんのコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7338212/ 蔵と土間のある玄関 マンション時代の玄関は、家族で出かける時に渋滞しストレスもあったため、今の家では土間玄関〜蔵まで続く、家族が並んで使える横長の空間を採用しました。 蔵と土間があることが余裕をくれています。 グレーのタイルが土間部分で、玄関から長くのびています。 12帖の蔵の使い方 玄関側から見て、土間の一番奥に蔵の入口があります。 蔵の広さは約12帖。手前の約9帖の天井高は140cm、奥の約3帖の天井高は110cmです。 蔵の奥にある3帖のスペースにはキャンプ道具を収納しています。 蔵の手前にある9帖のスペースには、セカンドシューズボックスや、冷蔵庫、生活用品のストックなどを置いています。 土間がくれるもの 玄関からは、スキップフロアのリビングへ階段を上がる空間と、ダイニング・キッチンへの空間の2つのつながりがあります。 上の写真の上側の木部が階段に続き、真ん中のグレータイルの土間を挟んで、下側がダイニングです。 土間には実はすのこを置いていて、ダイニング側と階段側を短い橋を渡るようなイメージで使用しています。 中央の土間タイル部分は有効利用を。段差に腰掛けて、寒い日には家族で出かける前にストーブで暖をとったり。暑い日には帰ってすぐに蔵の冷蔵庫からアイスを取り出して休憩したり。 土間との段差に座ると、椅子代わりになるつくりになっています。 玄関入ってすぐに壁がない空間が広がり、家族の居どころを感じられます。 シューズボックスは一軍の靴だけを置ける大きさにして、二軍の靴は前述した蔵にすべて収納しています。フロートタイプのシューズボックスにして余白を作り掃除もしやすくしました。 目から入る癒しと香り 「いってらっしゃい」「いらっしゃい」「おかえり」の時に目に入る場所には、目から入る癒しと香りを楽しめるようにしています。 ラウンド型のミラーとsenさんのブラケットライトの組み合わせは、一番のお気に入りインテリア。鏡越しに見える景色にも癒され、定期的にお花を変えています。 階段スペースも楽しむ 玄関から正面の階段は鉄骨階段にしたかったのですが、構造上難しいとのことで箱階段にして片側はすっきりと抜け感を出しました。 偶然生まれた階段横のスペースに、お気に入りのインテリア雑貨や、お花を飾ってアートな空間を楽しんでいます。 暮らしの中で一番大切にしている部分「余白=余裕」。心に余裕を保てるように、目に入るところの整理整頓を心掛けたら余白が生まれインテリアも楽しめるようになりました。 次回のコラムは各場所の余白についてお話ししたいと思います。 広さのある玄関土間と蔵のスペース。玄関として通り過ぎるだけでなく、家族の寛ぎやコミュニケーションの場となっているのがいいですね。 スキップフロアにあるリビングやベランダの下を活用した蔵は広々としていて収納力もたっぷり。玄関まわりがスッキリしていると気持ちにも余裕が生まれますね。 liinaさん、ありがとうございました! (編集:kaori) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 liinaさんのインスタグラムはこちら
【暮らしのインテリア】お気に入りのものを眺めたり季節感のあるものを飾ったり。私の壁面インテリア〜都内マンションで北欧インテリアを楽しむ暮らし(comfortablelife_7さん)
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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 心が満たされる。インテリアを楽しむための大切なスペース 執筆者:happy( @comfortablelife_7)さん 我が家の壁は平凡な白い壁紙のみ。色味のある壁紙にするか迷った時期もありましたが、コーディネートしやすい白のままにしています。 今回は、そんな壁面のインテリアを紹介します。 happyさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7337663/ アートやポスターを楽しむ 大きめの絵やポスターはインパクトが大きく、部屋の印象を左右します。季節や気分によって、飾る部屋を変えて楽しんでいます。 山口一郎さんと井上陽子さんは特に好きなアーティストで、ポスターではなく原画を選んでいます。リビングに飾っている山口一郎さんの絵は、インスタグラムで頻繁に質問を受けます。 ミナペルホネンのポスターはデザインが好きで、全部屋に飾っているほどお気に入りです。 壁いっぱいに絵を飾りたくて、壁のスペースの大きい寝室に中小サイズの絵を集めて飾りました。廊下は暗いので、壁面にお気に入りの絵をたくさん飾り、気分を上げています。 木製の壁掛け 木製の壁掛けは、木の優しい雰囲気があり抜け感もあって、それだけ飾っていてもアクセントになると感じています。chikuniさんのbook on the wallにはお気に入りの画集を。 高塚和則さんの壁掛け棚には、イッタラのシエッポを飾り楽しんでいます。 便利に飾れるストリングポケット ストリングポケットは幅60cm、奥行き15cmと飾りやすい大きさで色味が豊富、棚板の位置も変えることができて便利です。 私はティーマのキャンドルやフルッタのグラスなどを飾っています。 鳥モチーフの陶器の飾り 鳥モチーフのデザインが好きで、リビングにバーズワーズのWALL BIRD、洗面所に鹿児島睦さんの壁の鳥を飾っています。 それぞれ、色やサイズがたくさんあるので、部屋の雰囲気に合わせやすいです。 空間に広がりをくれるミラー ミラーはreimiさん、井藤昌志さん、渡邊浩幸さんの作家物を選んでいます。 どれも小ぶりなミラーですが、見る角度によって写った景色が変わるので、空間に広がりが出るように感じています。 デザインが素敵なミナのバッグ ミナペルホネンのバッグはデザインが優れているので、収納せずに壁面に掛けて、見ても楽めるアイテムになっています。 壁を飾るために使っているもの マンション住まいのため、壁の構造上、釘や押しピンを使えない箇所が多くあります。 ピクチャーレールは、たくさん飾りたい私には使い勝手がよくないので、清和産業のくりぴたフックを使っています。 壁紙に簡単に貼ることができて、剥がし跡が残らず、サイズや形が選べて、重たい大きめの絵を飾る荷重もあり、とても重宝しています。 壁面に隙間がないぐらいあれこれ飾っていますが、お気に入りのものを眺めると心が満たされたり、季節感のあるものを飾ったりもできて、インテリアを楽しむための大切なスペースになっています。 happyさんの壁面インテリアについて、以前から詳しくお話をうかがってみたいと思っていました。 飾ってあるものは知っているものから知らないものまでたくさん!見ているとワクワクしてきます。北欧のものと作家物がうまく馴染んでいるのもいいですね♩ happyさん、今回もありがとうございました! (編集:kaori) 関連するコラム はじまりは取り入れやすいミニチェストから。我が家の北欧ヴィンテージ家具たち〜都内マンションで北欧インテリアを楽しむ暮らし(comfortablelife_7さん) シンプルでありながら、心惹かれずにはいられない魅力。我が家のアルテックの家具〜都内マンションで北欧インテリアを楽しむ暮らし(comfortablelife_7さん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 happyさんのインスタグラムはこちら
【暮らしのインテリア】暮らしやすさに直結!インテリアに馴染む洗面周りとトイレ〜和を感じる平屋に暮らす(heco_homeさん)
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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 素材や余白を活かした水回り 執筆者:heco(@heco_home)さん 今回は洗面周りとトイレについてお話させていただきます。 前回のhecoさんのコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7337834/ 洗面スペースの位置 我が家の洗面スペースは廊下にあります。旧宅のアパートでは狭い脱衣室の中に小さな洗面台が置かれ、身支度時や帰宅時などにいつも渋滞していました。 新居では家族みんながストレスなく快適に使えるように、脱衣室と洗面スペースを分け、二人並んで同時に使える広い洗面スペースを造作でお願いしました。 廊下に洗面を作るとどこからでもアクセスしやすく、トイレの横に位置するのでトイレ内に手洗いを設けずにすみました。 脱衣室からも数歩の距離なので、洗濯物の予洗いをした際にも洗濯機まで近くて便利です。 リビングを通らずに玄関から直接行けるので、裸足で外を駆け回る息子たちをよく抱っこして運びました(笑) 明るさをつくる、ガラス入りの造作建具とトップライト 一般的には廊下は採光がとりづらく暗くなりがちですが、隣接するリビングのドアがガラスの造作建具である点とトップライトのお陰で日中は照明いらず。 引き戸を開け放すと、家中に柔らかい光が広がってとても心地良いです。 明るさがある代わりに真夏のドライヤー時は流石に暑くてリビングでしていますが、私はスキンケアもメイクもリビングでするので問題ありません。 なにより家族みんなで並んで使える広さを確保できたので我が家にはベストな選択でした。 お掃除がしやすく清潔感のある洗面台 家族みんなが毎日必ず使う洗面台は『シンプル・スッキリ』をテーマにお掃除がしやすく清潔感のある空間をめざしました。 カウンターとボウルの繋ぎ目がないのでお手入れが楽ちんですし、壁付水栓は根本に水が溜まるストレスがありません。 水ハネ部分とサイドの壁はマットホワイトのキッチンパネルでシンプルに仕上げ、歯ブラシやコップは扉付きニッチへしまい、常にモノが出ていない状態を維持できています。 壁と一体に見える大きな一面鏡は空間を広くみせてくれて、境目のないシンプルさがお気に入りです。 ◯洗面カウンター ・アイカ工業:スタイリッシュカウンター/グレイシアホワイト ◯洗面ボウル ・アイカ工業:KMB5AGW-3/シームアンダーデザイン ◯水栓 ・カクダイ:193-001/壁付シングルレバー混合栓 ◯キッチンパネル ・アイカ工業:FKM6000ZGN/艶消しホワイト ◯ミラー・扉付きニッチ・引出し収納 ・造作 木目の綺麗なオークの収納部分は他の部屋と色味を揃えて、飽きのこないシンプルさの中に木の温かみを感じる、リビングの延長のような統一感のある洗面スペースとなりました。 床から浮かせたデザインはスッキリとした見た目になり、配管がないので床掃除もしやすくルンバ君もスイスイです。 水に強い床材で統一感をプラス 床材は水に強いフロアタイルで、子ども達がどんなに水浸しにしても慌てずにいられます。 このフロアタイルはキッチンから脱衣室・洗面スペース・トイレまで一続きになっているので、水回りの空間に統一感が出ました。 廊下にあるからこそ、他の部屋との繋がりや統一感、そしてお掃除のしやすさが大切だなと感じました。 ◯フロアタイル ・東リ:ロイヤルストーン/PST2055(現PST3045) 家族用のシンプルなトイレ 我が家は平屋ですが、家族のライフスタイルも考慮してトイレは2つ作りました。洗面スペース横のトイレは主に家族用トイレとして『とにかくシンプルに』。 背面に作っていただいた収納内にコンセントと配管も収めてもらったのでお掃除もしやすく、北の窓から安定した自然光が入り、明るくてスッキリとした空間となりました。 我が家の壁はトイレも含め全て珪藻土の左官仕上げになっていて、シンプルな空間だからこそ陰影が際立ちます。調湿効果だけでなく消臭効果もあるので、臭いも気になりません。 和を感じる来客用のトイレ 玄関横のトイレは来客用トイレとして『ホッと落ち着けるような和を感じるおもてなしの空間』に。トイレにも障子を使い柔らかい光が広がります。 照明は光源が見えないように垂れ壁の後ろへ仕込んだ間接照明だけにして、しっとりと落ち着いた雰囲気に。 床は暗めのフロアタイルを選び、木目が綺麗な造作の収納付き手洗いカウンターに、墨黒のボウルと水栓で和モダンさを出しました。 壁は全体で使用している珪藻土の色よりも少し暗いベージュを選び、ここだけ塗り方をくし引き仕上げにしてもらいました。少し広めの設計で、ゆったりと長居したくなるような空間をめざしました。 間接照明に照らされた、くし引き仕上げが何よりのインテリアです。 インテリアと聞くと、何かを飾ったりして『足す』イメージが強かったのですが、この家に住んで、素材や余白を活かして『減らす』ことで、より魅力を増すと気づきました。 いつもお読みくださり、ありがとうございます。 廊下にあって空間を有効に使い明るくお手入れもしやすい洗面所。位置関係も理想的でとても使いやすそうです。写真でチラリと登場している「家づくりノート」の力が今回も大きいのでしょうね。 素材や余白を活かして減らす、それ自体がインテリア。珪藻土のくし引き仕上げを拝見した時にまさに思ったことでした♩ hecoさん、今回もありがとうございました! (編集:kaori) 関連するコラム 家づくりで自分たちにとってベストな選択をするための3つのポイント〜和を感じる平屋に暮らす(heco_homeさん) 素材感やデザインを大切にした、我が家のお気に入りやこだわり〜和を感じる平屋に暮らす(heco_homeさん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 hecoさんのインスタグラムはこちら
【暮らしの中にある私の「3つ」】愛着のある自分たちの家とインテリアが心に余裕をもたらしてくれて(f_house.mさん)
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日々の暮らしに欠かせない「モノ」や「コト」って人それぞれあると思います。それがあるおかげで助かったり、頑張れたり。 そこから見えるそれぞれの背景を交えながら、暮らしの中で自分の支えになっている「3つ」のモノやコトをご紹介します。 前回までの「私の3つ」はこちら 今回は、ayana(@f_house.m)さんにお話をお伺いしていきます。 1.毎日眺めたくなる外観 帰宅すると迎えてくれる真っ白なガルバ外壁に、大好きな植栽たち。アオダモ、コハウチワカエデ、芝生。軒に貼ったレッドシダーもお気に入りです。 疲れて帰ってきても、この景色を見るとぱっと疲れが吹き飛びます。夜は植栽のライトアップと階段の間接照明がまたいい。 何も用がなくても夜になると一度は外に出て眺めてしまう。自分たちで考えた外構デザインだからこそ、何倍も愛着が湧きます。 2.北欧インテリアとAKARI 北欧作家さんの独特なアートと北欧ブランドROSENDAHLの照明、イサムノグチのAKARI。生活必需品ではないけれど、私の生活には欠かせないもの。 薄暗くなってきた頃に照明のスイッチを入れ、お昼寝から起きてきた息子とまったり過ごすのが日課。大好きなアートと照明を眺めていると、また明日も頑張ろう!と思えます。 3.吹き抜けのあるリビング 朝起きて寝室のドアを開けると、一番はじめに目に入る吹き抜け空間。広くも狭くもない6畳の大きさ。 窓からの光がリビングを照らしてくれ、曇りや雨の日も電気offで明るい空間に。電気の節約にもなって一石二鳥。 お家の中にいても、窓から空を眺めると外との繋がりを感じられます。吹き抜けがあるリビングはお家を建てる前からの憧れでした。 音が響くというデメリットもありますが、家族の気配を感じられるので吹き抜けにしてよかったなぁと改めて思います。 お家とインテリアが大好きなのが伝わってくるayanaさんの3つ。自分たちで考えたという白いガルバリウムのスタイリッシュな外構と植栽たちが調和したデザインがとても素敵です。 インテリアは、時に心を満たしてくれる大事な要素。なくても困らないけど、あったら嬉しいものってありますよね。生活必需品ではないけれど欠かせない…という気持ちにすごく共感しました♩ (編集:maki) specialthanks @f_house.m