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【今日の読みもの】日常を楽しむために心がけていること〜暮らしの記録(_moe27113さん)

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今日の読みものは、お子さんと暮らす様子や感じたこと、日々丁寧に記録したお写真がとても素敵な@_moe27113(以下、moe)さんのお話です。 今回は「お子さんとの日常とお花のある暮らし」についてお伺いしました。 どこにいても居心地の良いおうち 昨年3月にこの家を建て、新しい暮らしがスタートしてもうすぐ1年になります。 家を建てる時にイメージしていたのは「居場所をたくさん作る」こと。 家の中心にあるリビング、それを囲むように部屋を配置して段差や腰壁や収納で囲ってもらいました。 この収納棚や段差に子どもたちが登って遊んだり、椅子がわりにして絵本を読んだり、ベランダを眺めたり。 それぞれが家族の居場所となっていて、その光景が私は大好きです。 暮らしに彩を添える もうひとつ、私が暮らしの中で大切にしているのは「花を飾る」こと。 実は少し前まですぐに枯れてしまう切り花を購入するのは、少しハードルが高い気がしていました。 しかしいざ飾ってみると、心が少し晴れやかになったり水を変えるその作業に楽しみを感じたり。 そして「お花かわいいね」と言う家族の会話が生まれる。 お花を飾って得られる幸福感はすごく大きいと言うことに気づきました。 だいたい週1回、近所のお花屋さんで店員さんに相談しながら5・6本の切り花を購入しています。 今ではお花を買うその時間も、私にとっては欠かせないライフスタイルのひとつとなっています。 収納やちょっとした段差、それを「居場所」に変えてしまうmoeさんの家づくり。お子さんたちが日々笑顔で暮らしている様子がお写真からも伝わってきて、私までとても幸せな気持ちになりました。 どこかに行ったり探したりしなくても見つかる小さな幸せの光景は、実は身近なところに。まずはお花を暮らしの中に取り入れてみることから始めてみるのもいいですね〜。 (編集:megu) specialthanks @_moe27113

【暮らしの中にある私の「3つ」】心地よい空間に包まれて過ごす大切なおうち時間(yo.to619さん)

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日々の暮らしに欠かせない「モノ」や「コト」って人それぞれあると思います。それがあるおかげで助かったり、頑張れたり。 そこから見えるそれぞれの背景を交えながら、暮らしの中で自分の支えになっている「3つ」のモノやコトをご紹介します。 前回までの「私の3つ」はこちら 今回は、Yoshiko(@yo.to619)さんにお話をお伺いしていきます。 1.間接照明でつくるくつろぎの空間 家族がくつろぐリビングは、ダウンライトは作らず間接照明がメインになっています。リビング横の小上がり和室もペンダントライトと間接照明で優しい雰囲気に。 キッチンの下がり天井にも間接照明を入れました。夜は、家事が終わると間接照明だけつけて過ごします。ゆっくりくつろぎたい時は、間接的な少し暗めの照明の方が落ち着きます。 2.おうちカフェ 3年半前にわんこをお迎えしてから、おうちで過ごすことが多くなりました。お料理は嫌いだけどお菓子作りは好きで、時間がある時は手作りしています。 もちろん市販のお菓子やいただき物をお気に入りの器にのせて、美味しいコーヒーや紅茶でいただく…それだけでも十分おうちカフェだと思います。 ほっとひと息ついて、「よし、また頑張ろう」と思える大切な時間です。 3.リーンロゼ・トーゴソファ 3人掛けのソファは、結婚する時インテリア好きの母から贈られた24年物のトーゴです。16年前に一度張り替えたのですが、その時に1人掛けを追加しました。 カウチタイプにも惹かれますが、この包み込まれるような座り心地は手放せず、先日カウチのように使えるパフの追加と1人掛け・3人掛けの張り替えをお願いしてきました。 長く愛されているソファだけあって、我が家ではここでくつろぐのが人もわんこも大好きです。この先も大事に使っていきたい物のひとつです。 間接照明や長く愛用しているソファなど、居心地のよさが溢れたくつろぎの空間。そこで過ごす何気ない日々のおうち時間も、空間ごと特別な物に変えてくれそうですね。 スタイリッシュさの中に優しさや落ち着きが入り混じった雰囲気のあるインテリアが、とても素敵でした♩ (編集:maki) specialthanks @yo.to619

【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】家で一番居心地の良い場所。遠い外国で作られ使われていたソファが、日本の小さな家にあること(_pedunculosaさん)

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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。家で一番居心地の良い場所 「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます! 前回までの「大切なもの」のお話はこちら 今回は@_pedunculosa(以下、soyogo)さんのお話です。 いつも家族の暮らしの中に soyogo 古いものが好きで、長年使っている家具や小物がいくつかあります。その中でも、家族を日々受け入れてくれているソファを紹介したいと思います。 結婚する時に、北欧家具屋さんで購入したソファはウェグナーのもの。 2人でお店に見に行って、とても気に入りました。即決はできなかったのですが、家に帰ってからやはり欲しいと電話をした思い出があります。 それ以来、時にはつわりで横になる私のベッドになったり、時には小さな子ども達が並んでテレビを見る場所だったりと、いつも家族の暮らしの中で使ってきました。 今の家を新築する過程で、私たちが当時住んでいた家に建築士さんが訪ねてくださって、持っていた家具や台所道具を確認してくれました。 私たちはソファや棚などを新居でも使いたいと思っていて、建築士さんはその要望を折り込んだ設計にしてくれました。 ソファはリビングに置くことになり、大きな窓から庭の木が揺れるところが見える、家でも一番居心地の良い場所となりました。 ソファと同じく結婚の時に買ったアンティークの可動式テーブルに朝食やおやつを運んで、いつも家族がくつろいでいます。 引越しの時点で、購入してから10年以上経っていたのでクッションはだいぶ劣化していました。 自分達で中綿を入れたりして補強していたのですが、ソファを買った北欧家具屋さんで布地の張り替えをしてくれることを知り、お願いしました。 以前の布地はブラウンでしたが、新しい布地はグヴァドラ社のグレーにしました。新しい家の雰囲気にも合っている気がして、とても気に入っています。 ソファの骨組みは本当にしっかりしていて、まだまだずっと安心して使えそうです。 遠い外国で作られ使われていたものが、日本の小さな家に運ばれてきたことを考えると、不思議な気持ちになります。古いどっしりとしたソファを、これからも大切に使っていきたいと思います。 このお家に合わせて購入したかのようなソファに見えるのは「折り込んだ設計」だからなのですね。目に入るグリーンに癒されてゆっくりくつろげそうです♩ 布地も最初からそうだったかのように馴染んでいます。張り替えで万全な状態になって、これからもずっと家族の暮らしの中に存在してくれるのでしょうね。 (編集:kaori) spacialthanks @_pedunculosa

【暮らしの中にある私の「3つ」】スキップフロアとカフェ風キッチンがある家で子どもと暮らす(rtomr2020さん)

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日々の暮らしに欠かせない「モノ」や「コト」って人それぞれあると思います。それがあるおかげで助かったり、頑張れたり。 そこから見えるそれぞれの背景を交えながら、暮らしの中で自分の支えになっている「3つ」のモノやコトをご紹介します。 前回までの「私の3つ」はこちら 今回は、RTOMR(@rtomr2020)さんにお話をお伺いしていきます。 1.カフェのようなキッチン コーヒーと落ち着いたカフェが好きなので、自宅もそんな空間にしたいと思い、カフェ風キッチンを目指しました。 キッチンはキッチンハウスのⅡ型キッチンのデュエを採用しました。シンク側もコンロ側も奥行きがしっかりあり、作業がしやすいです。 キッチンの高さに合わせたハイスツールも用意したので、コンロ前に座ってのんびり作業しながら過ごすこともあります。 コーヒーや紅茶、おやつの準備が楽しくて、カフェ風にしたおかげでキッチンにいる時間が自然と長くなり、苦手な家事が以前よりも好きになれた気がしています。 娘も、ここに越してきてからお菓子づくりが好きになり、楽しくキッチンで過ごしています。 2.暮らしの中にある陰影 家を建てるまでは陰影を気にしたことはありませんでしたが、今では陰影を眺めるのが癒しに繋がっています。バーチカルブラインドの影は季節によって違いがあるのでおもしろいです。 スケルトン階段からのびた影は設計士さんが計算してくださったもので、とても美しいです。夜も照明によって綺麗に影がのびるので、リビングは一日中癒し空間となりました。 3.子ども達と過ごす時間 お家づくりをする際に一番こだわった部分は、スキップフロアにスタディ&ワークスペースをつくることでした。 私は整理整頓が苦手なので、生活感の出やすい子どもの宿題や学校の書類などがあるスペースはLDKから見えない高い位置に設置したいと考えたからです。 段差によって空間分けはしましたが、壁などの仕切りはありません。 スタディスペースで子ども達が宿題やお絵描きをしている姿をキッチンから見守れますし、パソコン作業をしながらでも、リビングで遊んでる子ども達の姿を眺められます。 それぞれが好きなことをしていても気配は感じられるので、安心して過ごせます。 苦手な家事が以前よりも好きになれるキッチン、最高だと思いました。お子さんもその姿を見て感じて、お菓子づくりが好きになったのかもしれません♩ スキップフロアが陰影や生活感を出しにくい環境をつくり、子どもたちをさりげなく見守る要にもなってくれていますね。 (編集:kaori) specialthanks @rtomr2020

【今日の読みもの】きっかけはイタリアのレストランで感じた居心地のよさ〜モルタル床の家づくり・前編(______tnoieさん)

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今日の読みものは、モルタル床のお家づくりをされた@______tnoie(以下、chipi)さんのお話です。 シンプルかつ洗練された無機質な空間から感じる、chipiさんのインテリアとその素敵なセンス。 「モルタル床の家づくり」をテーマに前編・後編でお届けします。前編では、モルタル床をメインとした家づくりをするまでの経緯や、家づくりへのこだわり、大切にしたことなどについて詳しくお話いただきました。 モルタル床の家にしたワケ 1000万円代で建てたモルタル床の小さな家に夫と私、娘ふたり、ねこのはっちゃんと住んでいます。 ホテル、レストラン巡りが好きな夫と私。旅先は、見たい空間や食べたいものを中心に選ぶのが恒例です。 そんな私たちが「いいな」と思う空間に共通していたのはモルタル床、白い壁の緊張感がありながらも柔らかな空間。いつか住む家を建てるなら“白い無機質な箱”という漠然としたイメージをもっていました。 でも実際に家を建てることが現実になると、好きな空間に住めることが楽しみな一方で、モルタル床にすることの迷いも出てきて。 こどもの怪我は大丈夫か、人もねこもリラックスできるのか、何度も迷ったのも事実です。 それでもモルタル床を選んだきっかけになったのは、昔旅行で立ち寄ったレストラン「La menagere」で感じた居心地のよさでした。 「La menagere」はイタリア、フェレンツェにある、19世紀末から続く老舗の家庭用品店だった建物をリノベーションしたコンセプトレストラン。 カフェ、レストラン、バー、音楽、セレクトショップ、フラワーショップが混在しているモルタル床の空間です。 レストランスペースでは天井までアーチが続き、シャンデリアの優しい光が溢れ、細長い一枚板のテーブルを大勢の人が囲みながら小さなこどもからお年寄りまで食事を楽しんでいました。 それぞれのエリアは確かに分かれているのにひとつの空間として繋がっていて、言葉も通じない慣れない場所なのに感じた心地よさは今でも忘れられません。 当時の記憶を辿り、実際に目で見たものを信じて、例えモルタル床を選んだとしても家族の居心地のいい空間はつくれると確信したのです。 今では2歳の長女、ねこのはっちゃんもそれぞれお気に入りの居場所があり、0歳の次女ものびのびと過ごしています。 住んでみて物を落とすと壊れやすい、硝子や陶器が落ちると飛散するなど、もちろんデメリットもありますが、それ以上にモルタル床の空間は美しく、選んだことに後悔はありません。 どう暮らしたいかを大切に 私たちの家づくりで大切にしたことは、“この家でどういう風に暮らしたいか”ということ。 住みはじめてもうすぐ2年。夫と2人で思い描いていた暮らしが少しずつ叶っていて、つい最近は庭に畑を作りました。 気分転換に庭でごはんを食べたり、野菜やハーブを育てたり、暮らしが豊かになる度に家を建ててよかったと思います。 予算の都合で手付かずだった庭ですが、娘も私たちも庭での遊びや家庭菜園、庭づくりの過程で自然に触れて多くのことを学びました。 そして、私たちの暮らしには、大切な家族であるねこのはっちゃんとの共存も欠かせません。 自由に行き来できるねこドア、ニオイ対策に換気扇を付けたトイレ収納など、人もねこもストレスフリーな仕様にこだわっています。 低予算だったために諦めたことも沢山ありますが、固定概念やルール、流行にとらわれず、暮らし方に焦点を当てることで自分たちにちょうどいい選択ができました。 モルタルの床を住居として採用してもいいのか迷いつつも、家族の居心地のいい空間をつくれると確信し、chipiさんの心を動かしたイタリアのレストランの心地よさ。どれほど魅力的な場所だったのだろう〜と想像してしまいました。 無機質でカッコよさを演出してくれるモルタル床の美しい住居空間に、魅了されっぱなしでした♩ (編集:maki) special thanks @______tnoie

【暮らしのインテリア】一番居心地が良い場所を目指した家づくり〜自然に囲まれて暮らす(ki_no_ieさん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 コラム執筆者のご紹介 今回からコラム連載がスタートするのは、以前に単発のコラムをご執筆いただいた@ki_no_ie(以下、kaoru)さんです。 その際には「自然と暮らす家」をテーマに四季の移ろいを家の中から感じ、素材にもこだわったインテリアのセレクトについてもお話いただきました。 連載ではさらに深掘りして家づくりやインテリアのついて詳しくお伺いしていきます。 それではkaoruさん、よろしくお願いします。 はじめに自己紹介 我が家は夫と二人暮らし、アウトドアや音楽鑑賞が好きな会社員夫婦です。 この家を建てたときは私が31歳、夫が34歳の時。 以前はよく二人で外へ飲みに出かけたりしていましたが、この家を建ててからはそれもほぼなくなり、家で二人でゆっくり過ごすことがほとんど。ゆったりとした二人暮らしを楽しんでいます。 家づくりが大きく動いた土地との出会い 私にはずっと「自然を身近に感じられるところに住みたい」という夢がありました。 夫は実家の庭で家族とよく焚き火をしていたそうで、今でも焚き火が大好き。 マイホームを考えた時に、庭で焚き火ができるような場所に二人で住めたらなぁという思いがありました。 しかしすぐに「家を建てよう」という気持ちはなく、気に入った物件にもし出会えたのなら中古住宅も視野に入れていたほど。 いつか私の夢である自然を身近に感られ、夫の理想でもある焚き火が楽しめるような庭がある家に住みたいな、くらいの軽い感じで考えていました。 気が向いた時になんとなくインターネットで物件情報はチェックしていましたが、自然豊かな場所ではあっても土砂災害警戒区域であったり、面積、立地、金額的に合わなかったり。 希望した条件に当てはまらない立地が多く...なかなか理想の物件は見つかりませんでした。 そんな状況が数年続く中、後に我が家を建てていただいた工務店さんから今の土地を紹介してもらうことに。 これが運命の出会い。すべての条件に合致しピンとくるものがあり、それまでふわっとした夢のような構想だった家づくりが急に動き出しました。 要望をピンポイントに絞る 以前のコラムでも触れましたが、我が家は自然の景観を活かし、効果的に窓を配置した間取りにしました。 家づくりのコンセプトというと少し大袈裟に聞こえますが、土地が決まってからした初めての打合せの際に「こういう家にしたい」という希望を設計士さんに伝えました。 私たちが希望したのは3つ ・ヌックを作りたい ・LDKのほかに2部屋設けて欲しい ・箱階段が良い というざっくりとしたもので、あえてあまり多くの要望は伝えないようにしました。 それには理由があって、設計士さんに対して「この人に任せればいい家にしてもらえる」という絶大な信頼があったので、間取りについて具体的な要望は伝えずお任せしてみようという気持ちでいました。 空間にメリハリを 採用して一番よかったなと思うポイントはリビングを一段下げ、ダウンフロアにしたこと。 実は当初、私がお掃除ロボットを使いたかったため「リビングに段差はなしで」と伝えていました。 しかし打合せの中で設計士さんから「やはりリビングに段差をつけないか」と提案され、そんなに熱心に仰るならそのほうがきっと良い家になるんだろうと思い、承諾した記憶があります。 実際に暮らしてみた結果、リビングを一段下げることにより空間にメリハリがつき、家の雰囲気をグッと良くしてくれる大切な要素になったので、あの時設計士さんの提案を信じて採用して良かったなぁと思っています。 マイルールを軸にブレないインテリア 実は以前からインテリアにものすごくこだわりがあったわけではなく、この家に越してきてからインテリアの魅力に目覚めました。 まだまだ模索中で語れるほどではないのですが、インテリアについてのこだわりとして「自分の中に小さなルールを持つ」ということを大切にしています。 例えば木製のものを選ぶなら木目調のものは選ばず、天然木の明るめの木目を選ぶ。 ブラックのものなら艶のないマットな質感のもの。 キッチンのアイテムはステンレスや無印良品のシリコンシリーズを選ぶなど、もの選びの際にもマイルールがあると自然と家の中のものが統一された雰囲気になるような気がしています。 これからはコツコツと、少し高価でも「一生もの」と呼べるアイテムを少しずつ増やしていきたいなと思っています。 モノトーン×木目のモダンなインテリアと窓から見える自然の光景が相まって、洗練されたイメージの中にも温かみを感じるkaoruさんのお家。アウトドア好きなご夫婦が建てた家は、外に出かけなくとも視覚的にも自然を体感できるのが最大の魅力ですね。 家づくりにおいて間取りや設計ももちろん重要な要素ですが、理想の暮らしを実現させてくれる土地との出会いってやっぱり大切だなと思いました。 次回以降のコラムもとっても楽しみです♪kaoruさん、ありがとうございました! (編集:megu) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 kaoruさんのインスタグラムはこちら

【暮らしのインテリア】間取りに重視した動線が快適さを生むキッチン・ダイニングと書斎〜生活感のある整ったお家( kaya___ieさん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 満足度の高いお気に入りの場所に 執筆者:@kaya___ie(kaya)さん こんにちは、kayaです。今回は我が家のキッチン・ダイニング、書斎のお話をさせていただきます。過去のコラムでもお話しましたが、我が家は動線を重視してマイホームの計画を立てました。  キッチン・ダイニング、書斎周辺は実際に住んでからも満足度が高くとても気に入っています。それぞれのポイントをご紹介します。1つでも参考にしていただける部分があればうれしいです! kayaさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7336532/ キッチン・ダイニング 1.横並びのキッチンダイニング  SNSでもおすすめされてる方が多い、横並びのキッチンダイニング。 旧邸では、キッチンの腰壁の向こう側にダイニングテーブルがありました。スタンダードな配置ですし、個人的には見た目も好きです。 ですが、子どもが小さいうちはキッチンとダイニングの往復が本当に多く、せっかちなわたしは繰り返し回り込むことにまどろっこしさを感じていました。  実際に住んでみて、この配置のおかげで家事も子どものサポートもストレスがかなり減りました。  フラットキッチンで、シンクの横にダイニングテーブルがあるってどうなんだろう?片付いていないシンクが視界に入るのってどうなのかな?水が飛ばないかな?と少し心配していましたが、今のところ気になったことはありません。  2.キッチンとダイニングの間が通れる 先ほどもお話した通り、わたしはせっかちものでして、、  キッチンへのアクセスが少しでも悪いとイライラしてしまうだろうなぁと想像していました。 キッチンとダイニングがくっついているパターンもありますが、自分の性格的には間の通路があったほうがいいと思いました。今となっては、この通路なしでは暮らせません。 キッチンには階段横の書斎側からも回って来れるため、アクセス性抜群です。 キッチンとダイニングの動線は、壁付キッチンやⅡ型キッチンでもストレスが少なそうだなぁと思います。 土地や間取りの制約で最適な形があると思いますので、お家計画中の方はSNSなどで素敵なキッチンをたくさん見てみてくださいね! 3.扉で隠せる背面収納  背面収納は、扉を閉めた時のスッキリ感と大容量の収納が魅力的で、家づくり初期から希望していました。  我が家にはパントリーがないので、天井までめいいっぱい収納できることで調理器具や食材ストックも入れることができますし、キッチンでは振り返ればそこに全てあるので動線的にもスムーズです。 ですが本音を言うと、お皿収納は絶対に引き出しの方が使い勝手が良く、安全性も高いと思います。 広さと予算があれば、背面収納の中に備え付けの引き出し収納がつけられたらもっと便利だったかもなぁ、など妄想しています(笑) 見た目、機能性、予算とのにらめっこですが、現実的にはこの形が我が家にとっての着地点だったなぁと思います。 書斎 1.書斎はキッチンの近くに配置  我が家は近年の情勢の中でマイホーム計画を立てており、すでに在宅勤務をしていたため、快適でストレスのないワークスペースについてたくさん考えました。   その中で1つ大事にしていたのが、キッチンとの距離。 書斎を寝室内や2階の個室に設ける方法もあるかと思いますが、毎日8時間近くそこで仕事をすると考えた時に、すぐに飲み物を入れたり、さっと済ませたいキッチン周りの家事を行ったりする時にすごく便利だと思いました。 また、この書斎はキッチンとの繋がりがあることからティーセットを一時的に置いておいたり、スーパーから買ってきたものをここのデスクに置いて冷蔵庫に片付けたりと、なにかと便利です。 ただ、この間取りは家族が平日の日中に自宅にいる場合、互いに不便に感じる可能性があります。ライフスタイルに合わせて、いいとこ取りができるように検討してみてくださいね。 2.個室型の書斎にもなる  書斎は自宅に1人でいる時は扉を開けたまま使用していますが、 家族がいる時はキッチンとの通路、そして階段横の通路の扉を閉めて個室にしています。 オンラインミーティングや電話をするため、カーテンやロールスクリーンのような視覚を遮るだけのものではなく、ある程度音も遮断できる扉にしておいて良かったです。 扉があることで、お料理中のニオイや油を含んだ空気が書斎にいかないので安心です。  3.在宅ワーク以外にも活用できる  書斎は在宅ワーク以外の役割も担っています。まずは子どもの勉強スペースです。 しばらくはリビング学習を想定していますが、リビングやダイニングだと気が散る要素が多いので、ここで学習できたらなと考えています。 ただし、長男は今年4月に小学生になるため、実際のところはまだ未知数です(笑)。必要に応じてアップデートしていきたいと思います。 書斎の突き当たりの空間は、一時的な物置きとしても優秀。仕舞い込むほどではないけど、リビングに置いておくには邪魔...そんなものをよく置いています。 最近では長男の入学用品一式を置いていました。 そして何気に重要なのが、わたしの個人部屋としての役割です。鞄を掛けておいたり、充電スポットを作ったり、好きなインテリアを楽しんだり...  LDKと続いているものの、少し独立した空間なので、この空間は趣味部屋のような側面を持たせつつ楽しみたいです。  一階にある唯一の廊下といえるキッチンパネルの裏側は、LDKからの死角になるため遊び心も詰め込んでいます。家族写真や長男が描いたイラストのステッカーがあります。 来客者がお手洗いから出てきた時に目に入るため、素敵なギャラリーだねと好評で、見るたびにあたたかい気持ちになります。 書斎+廊下は約3畳ほどの広さですが、この空間にはわたしの大好きが詰まっており、なくてはならない空間です。 なお、この書斎スペースはキッチンパントリーにも変更できるように、壁に下地を入れておきました。必要だと感じた際は可動棚を設置することができます。 住んでみなければわからないことも多いため、様々な可能性を想定して作ったこのスペースは大成功だったかなと思います。    今回は我が家のキッチン・ダイニング、書斎についてお話しましたが、動線にこだわった我が家の中でも満足度の高い部分です。1つでも参考になる点があれば嬉しいです! kayaさんが実際に住んでから満足度が高いと感じている、キッチン・ダイニングと書斎。 キッチンの奥に書斎があるというのは珍しい気もしましたが、在宅ワークをする方にとって確かにキッチンがすぐそこにあると何かと便利そうですね。 書斎として、いつかはパントリーとして、様々な使い方ができるようにも想定されていて、考えられている間取りと設計がすごく参考になりました。動線を重視した家づくりが、暮らしの快適さに見事に直結していましたね。 kayaさん、ありがとうございました! (編集:maki) 関連するコラム 限られた面積の中でのベストな選択。全てを2階に集約した使い勝手の良い水回り〜生活感のある整ったお家( kaya___ieさん) オープン収納を採用した広くて明るい土間玄関〜生活感のある整ったお家( kaya___ieさん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 kayaさんのインスタグラムはこちら kayaさんの愛用品はこちらから

【暮らしのインテリア】シェーカーボックスやかごを使って、見た目も納得の収納に〜都内マンションで北欧インテリアを楽しむ暮らし(comfortablelife_7さん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 長く愛用できる、いいことづくしの収納用品 執筆者:happy( @comfortablelife_7)さん 前回のコラムはイッタラバードやリサラーソンなどのインテリア小物についてお話ししました。 今回は、シェーカーボックスやかごなどの収納用品について紹介します。 happyさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7335657/ 用途に合わせて選べるシェーカーボックス シェーカーボックスは、井藤昌志さん、川本知史さん、湯浅ロベルト淳さんのものを使っています。作家さんによって作りやデザインが違うのがおもしろいです。 大きめのシェーカーボックスにはカメラやレンズなどを保管。小さなシェーカーボックスは、印鑑や自転車の鍵入れにして、玄関に置いています。 ドライフラワーを飾ったり、書類など臨時の収納用としても使ったりしています。 シェーカーボックスは、木の素材や色、大きさ、持ち手や蓋付きなどデザインが様々あり、用途に合わせて選べて便利なうえ、飾っているだけでも様になるデザイン性の高さも気に入っています。 ヨーロッパ製の大きめのかごを観葉植物カバーに 観葉植物は、購入時の鉢がインテリアと合わなかったり、植替えをする際の鉢選びに頭を悩ませたりしていましたが、かごに入れることを思い付いてから鉢を気にせずに楽しめるように。 水やりで取り出す際に土がこぼれる時があるので、かごの底にビニールを敷いて使っています。 使っているかごは、エストニア製の白樺のものとラトビア製の柳のもの。どんなインテリアにも合わせやすく、鉢カバーに使わなくなったとしても、他でも使用できる万能アイテムだと思っています。  日常使いの収納用品として使っているかごたち かごなどの収納用品は、ごちゃつきがちなものを入れて、見せる収納としても活躍しています。 就寝前のハンドクリームやマッサージオイルなどのお手入れ用品は、毎日使うものなので、手軽に取り出せるエストニア製のオーバルトレイに収納。 マスクはベルソデザインの白樺のかごにまとめて入れています。 ベルソデザインのかごはサイズが豊富なので、大きめのフラワーベースや玉ねぎやじゃがいもなどのストック野菜を収納していて、使い勝手がいいです。 差し当たって使う用途のないかごは、プリザーブドフラワーを飾るなどして使っています。 大きめの飾りにもなる収納ボックス ファティコンテナーには、クリスマスの飾りなど季節感のある小物や観葉植物の雑貨などを収納。 ある程度大きなものが入る容量があり、大雑把に収納しても見えないという優れもので、アルテックのベンチの下にぴったり入ります。 ヴィンテージのスポーンコリは、使っていないラグなど大きめサイズのものを収納。 クローゼットなどの収納スペースは限られているので、飾れる大きめの収納用品があるとインテリアとしても馴染ませやすくとっても役立っています。 小さな小物入れたち  白樺細工などの小さめの小物入れは、かわいらしさが好きでいくつか持っています。 白樺細工のかごをパソコンのマウス入れにしたり、ハガキフォルダーにプリザーブドフラワーを飾ったり。 置いているだけで木の温かみを感じて雰囲気が良くなるので、インテリアの飾りとして多用しています。 シェーカーボックスやお気に入りのかごを使うと、適当に片づけるだけでインテリアを損なわなずに収納ができて、片付けが楽しめるようになりました。 見せる収納にしたり、インテリアに馴染ませやすかったりといいことづくしの収納用品を長く愛用したいと思っています。 happyさんの暮らしや部屋に馴染むシェーカーボックスやかごたち。いろいろな大きさがあるので収納するものに合わせてぴったりサイズで使えますね。 最後の写真をあらためて拝見して、今までは収納用品として意識せずに、シェーカーボックスやかごをインテリアの一部として捉えていたのだなと気づきました♩ happyさん、ありがとうございました! (編集:kaori) 関連するコラム 料理と器を楽しむ。北欧食器、ヴィンテージ食器、作家ものに囲まれて(comfortablelife_7さん) マンション選びの失敗で学んだことを生かし、住み替えを選択。気をつけたこと8つとは〜都内マンションで北欧インテリアを楽しむ暮らし(comfortablelife_7さん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 happyさんのインスタグラムはこちら

【あの人の暮らしが素敵な理由】幸せをもたらす美しいデザインに囲まれた時間〜北欧インテリアと暮らし(cone__________noieさん)

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【あの人の暮らしが素敵な理由】 “インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。 前回までのコラムはこちら 今回は「北欧インテリアと暮らし」をテーマに、@cone__________noie(以下、cone)さんのお話をお伺いしていきます! 快適さと洗練された雰囲気に心を奪われて cone こんにちは、coneです。30代の夫婦と愛娘との3人家族で、北欧インテリアに囲まれた暮らしを楽しんでいます。 インテリアの変遷 家を建てる前、どんなインテリアにしようかと悩んでいた時期がありました。 そんな折、REAL Styleというショップを偶然見つけ、北欧インテリアの快適さと洗練された雰囲気に心を奪われました。それ以来、北欧デザインの虜になりました。 在宅勤務が始まり、家での時間が増えてからは、リビングが家族の憩いの場となりました。植物を増やしたり、レクリントの照明をメインにしたりすることで、リラックスできる空間を作り出しています。 空間づくりの工夫 リビングには、観葉植物と似た色味のグリーンをアクセントカラーとして取り入れ、個性的な北欧インテリアを楽しんでいます。 リビングドアからは、ダイニングとペンダントライトのみが見えるようにし、生活感を隠す工夫をしました。外出から戻ると、この光景が私を迎えてくれ、毎日の小さな幸せを感じます。 デザインの仕事をしている私は、日々の生活の中でも感性を磨くようなインテリアを目指しています。吹き抜けのリビングは、私の仕事部屋から見下ろすことができ、仕事中もこの景色に励まされています。 お気に入りのインテリア テレビの横には、ルイスポールセンのVL45を2つ、サイズ違いで吊り下げました。その滑らかな乳白色のガラスは、見るたびに心を奪われます。 最近購入したUSM Hallerのオリーブグリーンのキャビネットは、多くの収納を可能にしながら、生活感を抑える役割も果たしています。また、簡易デスクとしても大活躍です。 おうち時間の楽しみ OLYMPUS DIGITAL CAMERA このリビングに、季節の花を飾ることが楽しみです。アアルトベースに花を活けると、日々の疲れが癒されます。 仕事の合間には、アラビアのヴィンテージ キルタのカップでコーヒーを楽しんでいます。お気に入りのリビングチェアは、グリーンのCH25です。 日々の生活を大切にしながら、家族と共に北欧インテリアとの時間を楽しんでいます。忙しい日々の中でも、美しいデザインに囲まれた時間は心に穏やかな幸せをもたらしてくれます。 美しいデザインの北欧インテリアに囲まれたconeさんの暮らし。北欧好きにはたまらない素敵なラインナップの数々に、思わず目を輝かせてしまう洗練された空間でした。 coneさんのセンスから北欧インテリアの魅力がさらに伝わってくるようでした♩ (編集:maki) special thanks @cone__________noie

【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】心地良い暮らしのために。工夫を凝らしものを作る時間(bonsai_mam_interiorさん)

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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。 「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます! 前回までの「大切なもの」のお話はこちら 今回は@bonsai_mam_interior(以下、ぼん)さんのお話です。 長く使うものだからこそ素材にもこだわって ぼん 私の趣味はDIYすることです。 DIYをするようになったきっかけは、子どもが生まれて家にいる時間が増えたから。 当時はマンションに住んでいましたが、味気ない間取りや無難なインテリアが退屈に感じるようになり、家の中をもっと心地の良い空間にしたいと強く思うようになりました。 そんなある日、家具の表面に貼られている木目調のシートが角から剥がれてきて。 今まで何となく「本物の木の板」でできた家具だと思っていたものが中身も表面のシートも木ではなかったことに改めて気付き、小さく衝撃を受けました。 機能面やコストパフォーマンスという点で優れた素材なのだと思う一方、私はホームセンターで売っている板で自分で作った「拙い棚の方が好きかもしれない」そう思ったのです。 それからは自然素材に囲まれた生活ができれば快適な暮らしに近づけるかも知れないと考え、身の回りのものを素材にこだわって手作りするようになり、今では簡単な家具や小物、ときには子ども服まで自分で作ることも。 昨年念願だった家を建て、新居でももちろんDIYを楽しんでいます。 最も大きなDIYはカーテンです。 我が家はどの収納も建具ではなくカーテンで仕切るように設計されていて、どうせなら見て触れて心地良い最高の素材のカーテンを使いたいと思い、国産リネンの布を大量に購入しミシンで縫ってDIYしました。 揺らぎを感じるプリーツや光を鈍く反射する様が美しく、手触りもドライなのに滑らかで本当に気持ちの良いカーテンが完成しました。 カーテンは思いのほか肌に触れる機会が多いので、手触りは大事な要素。使い込んでいく中で現れる経年変化も楽しみの一つです。 LDに合わせて杉の足場板を座面に利用して作ったベンチもお気に入り。 シンプルな構造のベ ンチなので座ったりテーブルにしたり、荷物を置いたりいろいろな使い方ができます。 今はダイ ニングテーブルの近くに置いて、子どもがおもちゃで遊んだり、座っておやつを食べたりして利用しています。 座面に利用している足場板はマンションではキッチンの作業台の天板として使っていたもの。 ライフスタイルの変化によって用途を自由に変えられるのもDIYの魅力です。 この他にもシンプルなライトを名作風にリメイクするなど、アイデアと工夫を駆使して心地良い空間の実現に向けて日々奮闘中。 こんな私を見て子どもたちも自然と何かを作って生活空間を彩る工夫をするように。 私にとって大切なものとはこうして家族と一緒にDIYを楽しむ時間。 この時間もまた心地良い暮らしの一部なのかもしれません。 ぼんさんのものづくりは、暮らしを少しでも快適に心地良く過ごすための手段の一つ。 既製品の便利さよりも「好き」と感じることを優先し、素材からこだわることで形を変えながらずっと使っていけるところがやはりDIYの魅力ですね。 お子さんと一緒に考え、手を動かして作るということを楽しむ時間はとても贅沢でかけがえのないものなのだなと思いました。 編集:megu specialthanks @bonsai_mam_interior

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【暮らしの中にある私の「3つ」】心地よい空間に包まれて過ごす大切なおうち時間(yo.to619さん)

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日々の暮らしに欠かせない「モノ」や「コト」って人それぞれあると思います。それがあるおかげで助かったり、頑張れたり。 そこから見えるそれぞれの背景を交えながら、暮らしの中で自分の支えになっている「3つ」のモノやコトをご紹介します。 前回までの「私の3つ」はこちら 今回は、Yoshiko(@yo.to619)さんにお話をお伺いしていきます。 1.間接照明でつくるくつろぎの空間 家族がくつろぐリビングは、ダウンライトは作らず間接照明がメインになっています。リビング横の小上がり和室もペンダントライトと間接照明で優しい雰囲気に。 キッチンの下がり天井にも間接照明を入れました。夜は、家事が終わると間接照明だけつけて過ごします。ゆっくりくつろぎたい時は、間接的な少し暗めの照明の方が落ち着きます。 2.おうちカフェ 3年半前にわんこをお迎えしてから、おうちで過ごすことが多くなりました。お料理は嫌いだけどお菓子作りは好きで、時間がある時は手作りしています。 もちろん市販のお菓子やいただき物をお気に入りの器にのせて、美味しいコーヒーや紅茶でいただく…それだけでも十分おうちカフェだと思います。 ほっとひと息ついて、「よし、また頑張ろう」と思える大切な時間です。 3.リーンロゼ・トーゴソファ 3人掛けのソファは、結婚する時インテリア好きの母から贈られた24年物のトーゴです。16年前に一度張り替えたのですが、その時に1人掛けを追加しました。 カウチタイプにも惹かれますが、この包み込まれるような座り心地は手放せず、先日カウチのように使えるパフの追加と1人掛け・3人掛けの張り替えをお願いしてきました。 長く愛されているソファだけあって、我が家ではここでくつろぐのが人もわんこも大好きです。この先も大事に使っていきたい物のひとつです。 間接照明や長く愛用しているソファなど、居心地のよさが溢れたくつろぎの空間。そこで過ごす何気ない日々のおうち時間も、空間ごと特別な物に変えてくれそうですね。 スタイリッシュさの中に優しさや落ち着きが入り混じった雰囲気のあるインテリアが、とても素敵でした♩ (編集:maki) specialthanks @yo.to619

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【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】家で一番居心地の良い場所。遠い外国で作られ使われていたソファが、日本の小さな家にあること(_pedunculosaさん)

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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。家で一番居心地の良い場所 「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます! 前回までの「大切なもの」のお話はこちら 今回は@_pedunculosa(以下、soyogo)さんのお話です。 いつも家族の暮らしの中に soyogo 古いものが好きで、長年使っている家具や小物がいくつかあります。その中でも、家族を日々受け入れてくれているソファを紹介したいと思います。 結婚する時に、北欧家具屋さんで購入したソファはウェグナーのもの。 2人でお店に見に行って、とても気に入りました。即決はできなかったのですが、家に帰ってからやはり欲しいと電話をした思い出があります。 それ以来、時にはつわりで横になる私のベッドになったり、時には小さな子ども達が並んでテレビを見る場所だったりと、いつも家族の暮らしの中で使ってきました。 今の家を新築する過程で、私たちが当時住んでいた家に建築士さんが訪ねてくださって、持っていた家具や台所道具を確認してくれました。 私たちはソファや棚などを新居でも使いたいと思っていて、建築士さんはその要望を折り込んだ設計にしてくれました。 ソファはリビングに置くことになり、大きな窓から庭の木が揺れるところが見える、家でも一番居心地の良い場所となりました。 ソファと同じく結婚の時に買ったアンティークの可動式テーブルに朝食やおやつを運んで、いつも家族がくつろいでいます。 引越しの時点で、購入してから10年以上経っていたのでクッションはだいぶ劣化していました。 自分達で中綿を入れたりして補強していたのですが、ソファを買った北欧家具屋さんで布地の張り替えをしてくれることを知り、お願いしました。 以前の布地はブラウンでしたが、新しい布地はグヴァドラ社のグレーにしました。新しい家の雰囲気にも合っている気がして、とても気に入っています。 ソファの骨組みは本当にしっかりしていて、まだまだずっと安心して使えそうです。 遠い外国で作られ使われていたものが、日本の小さな家に運ばれてきたことを考えると、不思議な気持ちになります。古いどっしりとしたソファを、これからも大切に使っていきたいと思います。 このお家に合わせて購入したかのようなソファに見えるのは「折り込んだ設計」だからなのですね。目に入るグリーンに癒されてゆっくりくつろげそうです♩ 布地も最初からそうだったかのように馴染んでいます。張り替えで万全な状態になって、これからもずっと家族の暮らしの中に存在してくれるのでしょうね。 (編集:kaori) spacialthanks @_pedunculosa

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【暮らしの中にある私の「3つ」】スキップフロアとカフェ風キッチンがある家で子どもと暮らす(rtomr2020さん)

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日々の暮らしに欠かせない「モノ」や「コト」って人それぞれあると思います。それがあるおかげで助かったり、頑張れたり。 そこから見えるそれぞれの背景を交えながら、暮らしの中で自分の支えになっている「3つ」のモノやコトをご紹介します。 前回までの「私の3つ」はこちら 今回は、RTOMR(@rtomr2020)さんにお話をお伺いしていきます。 1.カフェのようなキッチン コーヒーと落ち着いたカフェが好きなので、自宅もそんな空間にしたいと思い、カフェ風キッチンを目指しました。 キッチンはキッチンハウスのⅡ型キッチンのデュエを採用しました。シンク側もコンロ側も奥行きがしっかりあり、作業がしやすいです。 キッチンの高さに合わせたハイスツールも用意したので、コンロ前に座ってのんびり作業しながら過ごすこともあります。 コーヒーや紅茶、おやつの準備が楽しくて、カフェ風にしたおかげでキッチンにいる時間が自然と長くなり、苦手な家事が以前よりも好きになれた気がしています。 娘も、ここに越してきてからお菓子づくりが好きになり、楽しくキッチンで過ごしています。 2.暮らしの中にある陰影 家を建てるまでは陰影を気にしたことはありませんでしたが、今では陰影を眺めるのが癒しに繋がっています。バーチカルブラインドの影は季節によって違いがあるのでおもしろいです。 スケルトン階段からのびた影は設計士さんが計算してくださったもので、とても美しいです。夜も照明によって綺麗に影がのびるので、リビングは一日中癒し空間となりました。 3.子ども達と過ごす時間 お家づくりをする際に一番こだわった部分は、スキップフロアにスタディ&ワークスペースをつくることでした。 私は整理整頓が苦手なので、生活感の出やすい子どもの宿題や学校の書類などがあるスペースはLDKから見えない高い位置に設置したいと考えたからです。 段差によって空間分けはしましたが、壁などの仕切りはありません。 スタディスペースで子ども達が宿題やお絵描きをしている姿をキッチンから見守れますし、パソコン作業をしながらでも、リビングで遊んでる子ども達の姿を眺められます。 それぞれが好きなことをしていても気配は感じられるので、安心して過ごせます。 苦手な家事が以前よりも好きになれるキッチン、最高だと思いました。お子さんもその姿を見て感じて、お菓子づくりが好きになったのかもしれません♩ スキップフロアが陰影や生活感を出しにくい環境をつくり、子どもたちをさりげなく見守る要にもなってくれていますね。 (編集:kaori) specialthanks @rtomr2020

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dailyオリジナル食器拭きクロス「ハーフサイズ」の登場です!

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昨年9月の発売よりたくさんの方にお使いいただいているdailyオリジナル食器拭きクロス。 ご購入いただいた方から、「綺麗に拭けます」や「吸水性がすごい」といった特徴を実感するお声から、「食器拭きが楽しくなりました!」といった嬉しい反応もいただき、あぁ本当につくってよかったなと日々感じています。 そのご使用者さまのご感想の中に「ハーフサイズが欲しい」といった内容も目にする機会も少なくなく、私たちとしても食器拭きの選択肢が増えたらいいなといった想いから、この度daily食器拭きクロスにハーフサイズが仲間入りすることになりました! 2枚セットで、お値段は1,000円(税抜)での販売となります。 ※上の写真左側がハーフサイズ、右側が現在発売中の大判のクロスになります ・3月5日(金)20時発売!daily食器拭きクロスハーフサイズはこちら ・daily食器拭きクロス(大判サイズ)はこちら ライフスタイルに応じて使い分ける暮らし 素材はハーフサイズも同じ。 吸水性に優れ、乾きも早く、超極細毛繊維は毛羽もつきにくくなめらかな手触りが特徴の、食器拭きに最適なクロスです。 ◯サイズ ・daily食器クロスハーフサイズ:30×45センチ ・daily食器クロス:60×45センチ こまめに食器を洗う方や、あまり多くの食器を使わない方にはハーフサイズがぴったり。使用後のクロスの乾きもより早く、一日を通して活躍してくれること間違いなしです。 大判サイズ同様、クロス真ん中にあるネームタグに掛けて収納ができます。ハーフサイズなだけあって干す場所を選ばないのは特徴の一つです。 また軽く拭いてもぐんぐん吸水し綺麗に拭けるので、お子様がお手伝いしやすいサイズ感でもあります。 従来の大きいサイズの食器拭きクロスとハーフサイズ。まとめて食器を洗う方や、大きめのお鍋や道具を使った際には大判サイズがきっと役立つと思いますし、ひとり暮らしやお使いになる食器の数が少ない方にはハーフサイズがオススメ。 水切りカゴと併用されるのもいいと思いますし、大判のクロスを水切り代わりにしてハーフサイズと一緒にお使いになるのもいいと思います。 ハーフサイズが加わることで、ライフスタイルや、暮らしの中の使い方に応じた選択肢が増えたらいいなぁと思っています。 特許製法と職人さんの高い技術で編み上げた国内唯一の商品 ご一緒したのはdailyの人気商品「daily特注マルチクロス」をつくっていただいている原田織物さん。創業60余年の老舗繊維工場さんで、数十年前からマイクロファイバークロスをつくり続けています。 徹底した品質管理のもと、職人さんと専用機械が織りなすマイクロファイバークロスはとっても評判がいいです。 とにかく食器拭きの負担を減らしたい、気持ちよく終わらせたい、そう想ってつくった食器拭き専用のクロス。みなさんに心からオススメしたいアイテムですので、ぜひ手に取って実感してみてください。 ご使用上の注意事項 ◯クロスに硬いゴミや砂が付いていますと食器をキズつけることがあります。 ◯クロスの縁のつなぎ目は裁縫上少し重なる部分がでますが、こちら品質には問題ございません。製品の特性上このようになりますので、あらかじめご理解くださいませ。 お手入れについて ◯日常のお手入れ 基本は中性洗剤でのお手入れを推奨しております。また、洗濯ネットに入れていただければ洗濯機での洗濯も大丈夫でございます。 ◯定期的なメンテナンス 臭いや除菌をされたい時は酵素系の洗剤をよく溶かしたぬるま湯につけ置きをしていただくと除菌効果はあると思います。ただ、毎日のお手入れですと繊維を傷めてしまいますので、定期的なメンテナンスとしてオススメいたします。 ◯お手入れの際の注意事項 ・ 石鹸成分の洗剤などをお使いの場合、洗剤成分が繊維に残ると吸水性が落ちるケースもございますので、よく溶かしてつけ置きをされるか、よく洗い流していただくのがよいかと思います。 ・ 塩素系の洗剤でのつけ置き、お手入れ。またマイクロファイバー自体が熱に弱い性質ですので「煮沸」「乾燥機」「天日干し」は避けていただければと思います。 ・3月5日(金)20時発売!daily食器拭きクロスハーフサイズはこちら ・daily食器拭きクロス(大判サイズ)はこちら フェイスタオルお得なセット販売始めました https://mukuri.jp/daily/everyday/face-towel/7321039/ 「dailyギフトボックスはじめました」お祝いや御礼のお返しから、日頃の感謝を込めて大切な方へお届け https://mukuri.jp/daily/gift/gift-box/7321343/ 「"KIRARIとYURURI"気持ちに寄り添う二つの香り」dailyオリジナルハンドソープとハンドミルク https://mukuri.jp/daily/everyday/hand-milk/7321374/

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【暮らしのインテリア】無駄なくすっきり使える、奥行のあるクローゼット収納〜築30年のアパートにある暮らし(mari_ppe_さん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 押入れ型クローゼット収納 執筆者:mari(@mari_ppe_)さん 我が家は築30年の賃貸アパートに住んでいて、収納は和室と洋室の二カ所のみしかありません。洋室のクローゼットには夫婦専用の洋服と季節物の置物を収納しています。 前回、前々回のコラムではキッチン背面の「見せる収納」を中心にお話させていただきましたが、今回のコラムでは洋室クローゼットの「隠す収納」と「すっきり見せる工夫」ついてご紹介したいと思います。 mariさんのコラム一覧はこちら mari_ppe_さん mari_ppe_さんの一覧。【暮らしのインテリア】我が家のオープン収納、デメリットを克服する収納術〜築30年のアパートにある暮らし(mari_ppe_さん) - いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 まず洋室のクローゼットは押し入れ型のクローゼットになっていて、ハンガーを掛けるバーがなくて奥行きがあるタイプです。全体は上段、中段、下段の3段にわかれています。 押し入れ仕様になっているので、そのままだと奥行きのあるスペースを上手に活用出来なかったり、出し入れが面倒だったりします。 やはりおうち全体の収納量は限定的ですので奥行きのスペースも無駄にしたくはありません。でも可動棚を設置することもできませんしDIYも苦手なので、幅に合う棚を置き収納するようにし無駄を少なくする工夫をしています。 クローゼット上段 ◯サイズ 横幅170cm×奥行き80cm×高さ50cm 上段の収納に使っているのはバンカーズボックスです。ハーフサイズのものと組み合わせています。 バンカーズボックスは持ち手の穴があるので、高い場所でも取り出しやすく軽いので上段に置いてます。また箱を統一させると見た目もすっきりするし幅も統一されるのでごちゃつき感が出ません。 主に収納しているものは季節物です。 雛人形、五月人形、正月の飾り物を入れてます。クリスマスツリーなど大きめ物はバンカーズボックスの奥(後ろ)に見えないように収納しています。 他にはプール道具、古タオル、旅行バッグなど使用頻度の低いものもしまっています。 因みに写真でラべリングがないものはこども達の作品を入れていますが、本コラムでは名前が見えないように隠しています。 クローゼット中段 ◯サイズ 横幅170cm×奥行き80cm×高さ115cm 押入れ中段は空間が広かったので収納の骨組み作りが必要でした。簡単に骨組みに使用したアイテムをご紹介します。 ・写真左側の棚は楽天で購入した棚:木製シェルフ3段 ・写真右側の棚は使わなくなった靴箱を再利用 ・上部には強力突っ張り棒:アイリスショップ/ハイカム超極太ポール特大 ※ベニヤ板に突っ張り棒はNGな場合もあります。我が家は強度がしっかりあるので大丈夫ですが、事前に下調べすることも大切です この骨組みを考えるにあたって何をどうのように収納したいか?というのは当然考えた上で設計しました。闇雲に組み立てるとかえってごちゃつく可能性もあるので、まずは何を収納したいかを書き出したりするのもオススメです。 〇クローゼット中段左側の棚 一番上のラタン材のカゴにはこども達のリュックや主人のバッグを入れてます。 二段目のスチールカゴには帽子入れと隣にはスチームアイロンを置いています。取り出しやすさとスペースを無駄にしない為にも、基本カゴに入れて収納しています。 三段目は無印良品のホリプロピレンファイルボックスを使い、ベルト、毛玉クリーナー、学校用スリッパ、こどもに触らせたくない工具、ポーチなど、細々した物を入れてます。 一番下にはこちらもラタン材のカゴを使用し夫婦のパジャマなどの一時置き用にしています。 〇クローゼット中段右側の棚 まず右下の靴箱を再利用した棚には無印良品のファイルボックスを使って、中に取扱説明書や日用品のストックを入れてます。サイズ違いのボックスを組み合わせジャストフィットさせました(笑) ファイルボックスのペンポケットにハサミを入れてるのは、洋服はほぼネット注文なので、ここで開封しそのまま仕舞えるようにです。 そして、その上の空間にはマワハンガーのパンツハンガーを掛けました。ワンピースやコートは別に置いているハンガーラックに掛けて収納しています。 強力つっぱり棒と言っても、全体に洋服を掛けてしまうと落ちてくることもあったので、この場所はズボンだけと決めてハンガーに掛けるようにしています。 靴箱とズボンの間には、季節ごとのシャツを平置きにし、その日に着るもの簡単に決められるようにしています。季節外や頻度の低いシャツは押入れに収納しています。 クローゼット下段 ◯サイズ 横幅170cm×奥行き80cm×高さ65cm クローゼットの奥行きは80cmありますが、下段にはあえて奥行き45cmの収納ケースを選び、奥の空いたスペースに使わない季節物の家電やスーツケースを入れてます。 すっきり見せるための工夫と奥行きの活用法 よく物が少ないと言われますが、見えないようにしているだけで普通にあります。 生活感がでる家電や季節物などは見えないように隠すか、箱を統一させるとごちゃつき感はなくなります。 そして中段は棚をあえて奥に詰めて置き手前に空間をつくることで、一時的に物を置いたり洋服を畳んだりすることができますし、見た目も圧迫感がなくなります。 逆に視線が行きにくく、出し入れも面倒な下段の収納ケースは、奥を空けて手前に置くことで取り出しやすくしています。そして、奥のスペースには普段使わない物をたっぷり収納できます。 古い押入れでも奥行きを上手に活用したり収納ケースを統一させると、見た目もすっきりして使いやすくなります。参考にしていただけると嬉しいです♪ 今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。 mariさんの収納アイテム ◯クローゼット上段 ・フェローズ/バンカーズボックス ・フェローズ/バンカーズボックス(ハーフサイズ) ◯クローゼット中段 ・突っ張り棒 アイリスショップ/ハイカム超極太ポール特大 ・ファイルボックス各種 無印良品/ホリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ(ホワイトグレー・1/2) 無印良品/ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ(A4用ホワイトグレー) 無印良品/ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプワイド(A4用ホワイトグレー)・パンツハンガー マワハンガー ・はさみ収納 無印良品/ポリプロピレンファイルボックス用・ペンポケット ◯クローゼット下段 ・衣装ケース Fits/フィッツケースクローゼットワイド(奥行45cm) 奥行きのあるクローゼットの収納って本当に難しいと思うのですが、mariさんのコラムを見ているとそんな風には思えず逆に使いやすくすら思えてしまいました。 特に中段は手前を空けて作業や一時置きに使い、下段では奥のスペースを空けるという使い方には目からウロコでした。 実は奥行きの深い押入れで使っていた収納ケースがクローゼットには入らないという経験をしたことがあります(笑) ついつい収納ケースって奥行きに合うものを買ってしまいがちですが、ぴったりでなくてもこんな活用法があるんだなと勉強になりました。 mariさんありがとうございました♪ (編集:kaori) 関連するコラム ◯「頑張らない片づけと労力を使わない収納」〜築30年のアパートにある暮らし(mari_ppe_さん) ◯築30年のアパートにある暮らし〜私が大切にしていること(@mari_ppe_さん) ムクリでお届けするコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 mariさんの素敵な日用品・アイテムはこちらからご覧いただけます。 marippeのROOM - 欲しい! に出会える。 instagram→mari_ppe___ mariさんのインスタグラムはこちら mari (@mari_ppe____) • Instagram photos and videos 81.8k Followers, 269 Following, 413 Posts - See Instagram photos and videos from mari (@mari_ppe____) *LINEで最新記事や過去人気記事をお届け* コラムや最新記事をLINEでお届け!〜ムクリLINEアカウントお友達設定〜 いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。ムクリは現在インスタグラム中心に記事を紹介していますが、全部の記事をご覧いただくケースは少ないかと思います。毎日インスタグラムを見るケースも少ないでしょ

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【暮らしのインテリア】想いをよせた建築家と家を建てる。直感が働いた土地探しと家づくり〜シンプルでミニマルな余白のある家( zalala1209さん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 コラム執筆者のご紹介 今回からコラムがスタートするのは、木の温もりと無駄を削ぎ落としたシンプルなデザイン、所々に降り注ぐ美しい光と影、余白が印象的な@zalala1209(以下、めい)さんのお住まい。 ミニマムな暮らしをされていて、すっきりと洗練された空間がとても素敵です。初回は、土地探しと家づくりをするまでの経緯についてお話いただきました。 それではめいさん、よろしくお願いします。 はじめに自己紹介 はじめまして、めいと申します。シンプルでミニマルなデザインの小さな家で主人と子どもと3人で暮らしています。「シンプルでミニマルな家と暮らし」。これを軸にして家づくりをしました。 自分にとって必要最小限のもので、シンプルでミニマルに暮らせる家づくりをしたい方や、これからシンプルでミニマルに暮らしていきたい方にとって、このコラムが何か少しでも参考になれば嬉しいです。 そして、我が家の土地探し〜家づくりはとっても変わっています。。。こんな人もいるのだなと面白がっていただけたらと思います笑 新しく知った世界が家づくりのはじまりへ 自己紹介でも書きましたが、我が家の土地探し〜家づくりはとってもとっても変わっています…。誰に言っても驚かれて、そんな人見たことも聞いたこともないと全員に言われました笑 家を建てる時ほとんどの方は、まずはマイホームが欲しいから始まり、それから土地探しを始めたりマンション情報を仕入れたり。どこでつくってもらうのか?どこで購入するのか? 色々と足を運んだりしながら検討して、最終的に決めると思います。でも、我が家はそうじゃなかったのです。そのお話からさせていただきます。 大好きだったマンション暮らしから注文住宅への選択 このお家に住む前は、マンション暮らしをしていました。2LDKで子どもの部屋がなかったので、子どもが中学生になる頃にはもっと広いマンションに住み替えようと、まだ赤ちゃんの時から決めていたのです。 私たち夫婦はマンション暮らしが大好きだったため、次も100%マンションと決めていて、ずっとマンション情報ばかり集めていました。 私自身、現在はアロマセラピストとして仕事をしていますが、子どもが幼稚園の頃に整理収納片付けの資格を取り、暮らしを整える仕事をしておりました。 あれは、今から8年ほど前だったと思います。何名かの建築家さん主催のイベントで声をかけていただき、整理収納講座を行いました。その仕事をしたことで知った世界が「建築家とつくる注文住宅」。 戸建てに一切興味がなかった私。ですが、それぞれの建築家さんが今までつくってこられた注文住宅を見て、なんてお洒落なんだろうと心が震えて感動してしまったのです!それから頭の中は、注文住宅でいっぱいになりました。 設計事務所と建築家さんとの出会い この日本には、どんな建築家さんがいるのだろう?と毎日検索するようになったり、本屋さんで本を探すように。その中で、ある設計事務所のホームページに出会いました。 なんかここに惹かれる、、、今まで見てきた中で初めて私の直感が働いたのです。そしてこんな想いが湧き上がってきました。「この建築家さんが設計したお家に住んでみたい!」と。 これだと思ったら即行動の私。その日の夜、主人が会社から帰ってきたと同時に「この建築家さんにお家をつくってもらうことに決めたから」と言いました。笑 主人は目を丸くして「はっ?」と言ったこと、今でもはっきりと覚えています笑 そして、当時はまだ子どもが幼稚園児だったので、小学校高学年になったら家づくりを始めようという計画に変わりました。 長くなってしまいましたが、100%マンション購入予定だったのに、注文住宅という選択をした我が家。しかも戸建てが欲しかったわけではなくて、 「この建築家さんが設計したお家に住みたい」から始まった家づくり。 あの決意から数年後、ついに家づくりをスタートさせました。ずっと想いを寄せていた設計事務所さんで家をつくっていただけるという現実。ついに夢が叶ったので、本当に嬉しかったです。 建築家の皆さんとのお仕事がなかったら、今この家は存在していないので、、、本当に人生何が起こるかわからないですね。 直感ですぐに決めた土地 土地探しも、すごい決め方をした我が家。設計事務所さんにも連絡したから、本格的に土地を探そう!と初めて行った不動産屋さんで、初めて見学した土地。 そこを見るなり直感で「ここだ!」と心が動いてしまい、1分後には「ここ買いたいです」と言った私です笑 不動産屋さんもびっくりしておりました! 家にぐるっと囲まれていて、決して好条件ではない土地でした。初めて見た日、何もない土地に光が降り注いでいて、その光を見てここなら大丈夫だと確信し他を一切見ずに即決しました。 そのくらい、ここだ!という感覚があったのです。 そして、主人にすぐに電話をして「土地が見つかってここに決めたから、すぐに見に来て!今日申込みして」と言ったら、また「はっ?」と言われました。主人は、私が不動産屋さんに行ったことすら知らなかったので笑 土地探しにかかった時間、不動産屋さんから移動した時間を含めると30分くらいでした。運命の土地を無事購入することができ、ずっと心に決めていた建築家さんに設計していただくことができました。 設計事務所さんと工務店さんのおかげと、土地探し〜家づくりまで全て、私の好き勝手にやらせてくれた主人のおかげで、私のこだわりと好きが詰まった期待以上の家が完成しました。 色々な想いが詰まっていて、大好きが止まらない家で暮らせている日々。本当に幸せに満ち溢れています。 マンション住まいが大好きだっためいさんの心を動かすほど、「建築家とつくる注文住宅」の魅力がどれほど大きいものだったのかがすごく伝わってきました。 土地も一瞬にして即決しためいさんの行動力とご主人の寛大さにも圧倒されましたが、「ここだ!」と感じたその直感が結果的に満足度につながっているのですから、それもまたすごいです! あっという間に決まった土地と家づくりの方向性、そこからどんな風に設計が進んでいったのか次回のコラムも楽しみです♩ めいさん、ありがとうございました! (編集:maki) ムクリのコラム一覧はこちらからご覧いただけます。 めいさんのインスタグラムはこちら

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【今日の読みもの】きっかけはイタリアのレストランで感じた居心地のよさ〜モルタル床の家づくり・前編(______tnoieさん)

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今日の読みものは、モルタル床のお家づくりをされた@______tnoie(以下、chipi)さんのお話です。 シンプルかつ洗練された無機質な空間から感じる、chipiさんのインテリアとその素敵なセンス。 「モルタル床の家づくり」をテーマに前編・後編でお届けします。前編では、モルタル床をメインとした家づくりをするまでの経緯や、家づくりへのこだわり、大切にしたことなどについて詳しくお話いただきました。 モルタル床の家にしたワケ 1000万円代で建てたモルタル床の小さな家に夫と私、娘ふたり、ねこのはっちゃんと住んでいます。 ホテル、レストラン巡りが好きな夫と私。旅先は、見たい空間や食べたいものを中心に選ぶのが恒例です。 そんな私たちが「いいな」と思う空間に共通していたのはモルタル床、白い壁の緊張感がありながらも柔らかな空間。いつか住む家を建てるなら“白い無機質な箱”という漠然としたイメージをもっていました。 でも実際に家を建てることが現実になると、好きな空間に住めることが楽しみな一方で、モルタル床にすることの迷いも出てきて。 こどもの怪我は大丈夫か、人もねこもリラックスできるのか、何度も迷ったのも事実です。 それでもモルタル床を選んだきっかけになったのは、昔旅行で立ち寄ったレストラン「La menagere」で感じた居心地のよさでした。 「La menagere」はイタリア、フェレンツェにある、19世紀末から続く老舗の家庭用品店だった建物をリノベーションしたコンセプトレストラン。 カフェ、レストラン、バー、音楽、セレクトショップ、フラワーショップが混在しているモルタル床の空間です。 レストランスペースでは天井までアーチが続き、シャンデリアの優しい光が溢れ、細長い一枚板のテーブルを大勢の人が囲みながら小さなこどもからお年寄りまで食事を楽しんでいました。 それぞれのエリアは確かに分かれているのにひとつの空間として繋がっていて、言葉も通じない慣れない場所なのに感じた心地よさは今でも忘れられません。 当時の記憶を辿り、実際に目で見たものを信じて、例えモルタル床を選んだとしても家族の居心地のいい空間はつくれると確信したのです。 今では2歳の長女、ねこのはっちゃんもそれぞれお気に入りの居場所があり、0歳の次女ものびのびと過ごしています。 住んでみて物を落とすと壊れやすい、硝子や陶器が落ちると飛散するなど、もちろんデメリットもありますが、それ以上にモルタル床の空間は美しく、選んだことに後悔はありません。 どう暮らしたいかを大切に 私たちの家づくりで大切にしたことは、“この家でどういう風に暮らしたいか”ということ。 住みはじめてもうすぐ2年。夫と2人で思い描いていた暮らしが少しずつ叶っていて、つい最近は庭に畑を作りました。 気分転換に庭でごはんを食べたり、野菜やハーブを育てたり、暮らしが豊かになる度に家を建ててよかったと思います。 予算の都合で手付かずだった庭ですが、娘も私たちも庭での遊びや家庭菜園、庭づくりの過程で自然に触れて多くのことを学びました。 そして、私たちの暮らしには、大切な家族であるねこのはっちゃんとの共存も欠かせません。 自由に行き来できるねこドア、ニオイ対策に換気扇を付けたトイレ収納など、人もねこもストレスフリーな仕様にこだわっています。 低予算だったために諦めたことも沢山ありますが、固定概念やルール、流行にとらわれず、暮らし方に焦点を当てることで自分たちにちょうどいい選択ができました。 モルタルの床を住居として採用してもいいのか迷いつつも、家族の居心地のいい空間をつくれると確信し、chipiさんの心を動かしたイタリアのレストランの心地よさ。どれほど魅力的な場所だったのだろう〜と想像してしまいました。 無機質でカッコよさを演出してくれるモルタル床の美しい住居空間に、魅了されっぱなしでした♩ (編集:maki) special thanks @______tnoie

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【暮らしのインテリア】一番居心地が良い場所を目指した家づくり〜自然に囲まれて暮らす(ki_no_ieさん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 コラム執筆者のご紹介 今回からコラム連載がスタートするのは、以前に単発のコラムをご執筆いただいた@ki_no_ie(以下、kaoru)さんです。 その際には「自然と暮らす家」をテーマに四季の移ろいを家の中から感じ、素材にもこだわったインテリアのセレクトについてもお話いただきました。 連載ではさらに深掘りして家づくりやインテリアのついて詳しくお伺いしていきます。 それではkaoruさん、よろしくお願いします。 はじめに自己紹介 我が家は夫と二人暮らし、アウトドアや音楽鑑賞が好きな会社員夫婦です。 この家を建てたときは私が31歳、夫が34歳の時。 以前はよく二人で外へ飲みに出かけたりしていましたが、この家を建ててからはそれもほぼなくなり、家で二人でゆっくり過ごすことがほとんど。ゆったりとした二人暮らしを楽しんでいます。 家づくりが大きく動いた土地との出会い 私にはずっと「自然を身近に感じられるところに住みたい」という夢がありました。 夫は実家の庭で家族とよく焚き火をしていたそうで、今でも焚き火が大好き。 マイホームを考えた時に、庭で焚き火ができるような場所に二人で住めたらなぁという思いがありました。 しかしすぐに「家を建てよう」という気持ちはなく、気に入った物件にもし出会えたのなら中古住宅も視野に入れていたほど。 いつか私の夢である自然を身近に感られ、夫の理想でもある焚き火が楽しめるような庭がある家に住みたいな、くらいの軽い感じで考えていました。 気が向いた時になんとなくインターネットで物件情報はチェックしていましたが、自然豊かな場所ではあっても土砂災害警戒区域であったり、面積、立地、金額的に合わなかったり。 希望した条件に当てはまらない立地が多く...なかなか理想の物件は見つかりませんでした。 そんな状況が数年続く中、後に我が家を建てていただいた工務店さんから今の土地を紹介してもらうことに。 これが運命の出会い。すべての条件に合致しピンとくるものがあり、それまでふわっとした夢のような構想だった家づくりが急に動き出しました。 要望をピンポイントに絞る 以前のコラムでも触れましたが、我が家は自然の景観を活かし、効果的に窓を配置した間取りにしました。 家づくりのコンセプトというと少し大袈裟に聞こえますが、土地が決まってからした初めての打合せの際に「こういう家にしたい」という希望を設計士さんに伝えました。 私たちが希望したのは3つ ・ヌックを作りたい ・LDKのほかに2部屋設けて欲しい ・箱階段が良い というざっくりとしたもので、あえてあまり多くの要望は伝えないようにしました。 それには理由があって、設計士さんに対して「この人に任せればいい家にしてもらえる」という絶大な信頼があったので、間取りについて具体的な要望は伝えずお任せしてみようという気持ちでいました。 空間にメリハリを 採用して一番よかったなと思うポイントはリビングを一段下げ、ダウンフロアにしたこと。 実は当初、私がお掃除ロボットを使いたかったため「リビングに段差はなしで」と伝えていました。 しかし打合せの中で設計士さんから「やはりリビングに段差をつけないか」と提案され、そんなに熱心に仰るならそのほうがきっと良い家になるんだろうと思い、承諾した記憶があります。 実際に暮らしてみた結果、リビングを一段下げることにより空間にメリハリがつき、家の雰囲気をグッと良くしてくれる大切な要素になったので、あの時設計士さんの提案を信じて採用して良かったなぁと思っています。 マイルールを軸にブレないインテリア 実は以前からインテリアにものすごくこだわりがあったわけではなく、この家に越してきてからインテリアの魅力に目覚めました。 まだまだ模索中で語れるほどではないのですが、インテリアについてのこだわりとして「自分の中に小さなルールを持つ」ということを大切にしています。 例えば木製のものを選ぶなら木目調のものは選ばず、天然木の明るめの木目を選ぶ。 ブラックのものなら艶のないマットな質感のもの。 キッチンのアイテムはステンレスや無印良品のシリコンシリーズを選ぶなど、もの選びの際にもマイルールがあると自然と家の中のものが統一された雰囲気になるような気がしています。 これからはコツコツと、少し高価でも「一生もの」と呼べるアイテムを少しずつ増やしていきたいなと思っています。 モノトーン×木目のモダンなインテリアと窓から見える自然の光景が相まって、洗練されたイメージの中にも温かみを感じるkaoruさんのお家。アウトドア好きなご夫婦が建てた家は、外に出かけなくとも視覚的にも自然を体感できるのが最大の魅力ですね。 家づくりにおいて間取りや設計ももちろん重要な要素ですが、理想の暮らしを実現させてくれる土地との出会いってやっぱり大切だなと思いました。 次回以降のコラムもとっても楽しみです♪kaoruさん、ありがとうございました! (編集:megu) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 kaoruさんのインスタグラムはこちら

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【暮らしのインテリア】一体型ダイニングキッチンで動線スッキリ・家族が集いやすい空間~暮らしやすさを重視した平屋づくり(h._.hausさん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 見た目の良さと使いやすさを両立させた一工夫 執筆者:h._.haus(@h._.hausさん)さん 前回コラムでは、平屋を建てることになった経緯や、理想に沿った間取りづくりについてお話しさせていただきました。 今回は、我が家のキッチン周りのコダワリについて詳しくお話ししていきたいと思います。 h._.hausさんの過去のコラムはこちらよりご覧いただけます。 h._.hausさん h._.hausさんの一覧。【暮らしのインテリア】夫婦の理想を詰め込んだ間取り~暮らしやすさを重視した平屋づくり(h._.hausさん) - いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 一体型で動線がスムーズに 我が家のキッチンは、ダイニングテーブルと一体の造りになっているのが特徴です。 キッチンとダイニングテーブルを一体にする為に、通常はダイニングテーブルよりも高くなるキッチンを、キッチン側の床を下げることで高さを合わせました。 その際、ダイニングテーブルより9cmほど更にキッチンを低くすることで、あまり見せたくないシンク部分がリビング側から見えにくくなるように工夫しました。 そして、一体型にした理由は以下の3つの想いからでした。 1.配膳と片付けのしやすさ 2.キッチンに立っていても孤立せずに、家族や友達と同じ目線で会話ができること 3.家事をしながらでもこどもの遊び相手や宿題なども見てあげたい 実際に一体型のダイニング・キッチンで生活をしてみて、食事の際の配膳と片付けのしやすさを実感しています。 結婚前にはこの大変さをあまり感じていませんでしたが、結婚し夫とアパートで暮らし始め、一日三食しっかり作るようになってから、配膳や片付けの不便さを感じるようになっていきました。 キッチンからダイニングまで距離にしたらたった数歩ですが、壁付けのキッチンだった為、配膳の度に振り返ったり体の向きを変えなければならないのが不便だと感じる要因でした。 今は横並びの一体型にしたことで、料理・配膳・片付けの一連の動作が流れ作業のように出来るようになり、とてもスムーズになりました。 あえてデメリットを挙げるとすれば、一体型故にダイニングからはキッチンが丸見えなことです。しかし、キッチンの使用頻度やライフスタイルによって見た目をとるか、使い勝手をとるか、優先順位をよく考えた上で我が家は一体型DKにして大正解でした。 ダウンフロアのキッチン 先述したように、キッチンの高さを抑えて生活感が見えにくくなるように、キッチンの床部分を少し下げた造りにしました。床を下げたことで、慣れるまではつまづいてしまうのでは?とも思いましたが、家族みんな支障無く暮らせています。 床を約20cm下げたことで、キッチンに立っていてもダイニングに座っている人と同じ目線の高さで、気軽に会話が楽しめるのがお気に入りのポイントです。 リビングから直接コップをシンクに置けたり手が洗えたりと、わざわざ回り込む手間が無いのはとても楽で、これは予想していなかったメリットです。 床を下げる為の費用はかかってしまいましたが、この造りにしたおかげで段差に腰掛けてコーヒーを飲んだり、私がキッチンに立っている時には娘がここに座って一緒にお喋りしたりすることも増えてきたりと、予想外のくつろぎのスペースとなっていて、採用して良かったと思っています。 コダワリを詰め込んだキッチン キッチンは、パナソニックの壁付け用のシステムキッチン(ラクシーナ)を採用したのでアイランドキッチンなどと比べると、とてもリーズナブルに済みました。 壁付け用キッチンを選んで造作のダイニングテーブルとカウンターを組み合わせた事により、我が家らしいオリジナルキッチンになったと思います。 キッチン前面のカウンター下にはリビングで使用する小物を収納できるように棚を付け、横の壁面にはずっと憧れだったサブウェイタイルを採用しました。 因みに、可動棚が二段設置できる仕様ですが、こどもが階段代わりに遊んでしまうため、現在は取り外し何も収納していません。 奥行きが20センチありますので、将来的には書籍や絆創膏、爪切り、内服薬といったサッと使いたいモノを収納する予定です。 また、キッチン・ダイニング周りは掃除のし易さも意識して素材を選びました。 ダイニングテーブル横の壁は、こどもの食べこぼしなどでも頻繁に汚れるので、クロスではなくお手入れのしやすいタイルを採用して大正解でした。 キッチンコンロ隣の壁にはタイルではなく、あえてパネルを使用しました。全面がツルッとしているので、油汚れも気にならず、汚れたらサッと拭くだけでキレイを保てています。 コンロ隣の壁の裏側は、磁石がつくマグネットウォールになっていて、カレンダーや予定表、ホワイトボード、郵便物入れなどを貼っています。 磁石で貼り替えられるので、簡単でとても便利です。予定表などはLDKから見えない場所に貼りたかったので、死角になるこの壁を有効に利用しました。 素材にまでコダワリ抜いた造作収納 キッチン背面には置きたい家電のサイズや食器の量など様々なモノとの兼ね合いもあった為、最初に収納のカタチを決めていき、収納力タップリな収納棚を工務店さんと連携している家具屋さんに造作していただきました。 まずは、実生活で使っているキッチンとダイニングで使用するモノをピックアップしていき、それに合わせた収納サイズを考えました。 カタチや大きさが決まってからは、デザインと素材を選ぶ作業に取り掛かりました。 我が家は框のないシンプルなデザインを希望しました。最終的には、取っ手や框などもない極力フラットな面材と、掃除もシンプルに済ませられるようなデザインを選びました。 吊戸棚の面材には水にも熱にも傷にも強い、アイカ工業のメラミン化粧板を採用しました。 色や柄のラインナップがとても豊富で、サイトを眺めては悩んでいましたが、実際にコーディネーターさんにサンプルを取り寄せていただくと、木目調のメラミン化粧板の完成度の高さに感動しました。触り心地もまるで本物のようで、こちらを採用して本当によかったなぁと思います。 ただ一つ残念だったのは、メラミン化粧板は施工サイズに限界があり、それ以上のサイズに使用すると継ぎ目ができてしまうことでした。そこでダイニングテーブルとカップボードの天板には集成材を採用しました。 メラミン化粧版と集成材との異なる素材の組み合わせで、違和感が出てしまわないか心配でしたが、吊り戸棚・天板・床すべて異素材でも色を合わせることで統一感がでました。 余白と使いやすさを求めたサイズ感 吊り戸棚・飾り棚・カウンターの高さや奥行きについては、天井⇆収納棚⇆床までのサイズを忠実に縮小した絵を描き、全体的なバランスを見ながら最終的に一つ一つのサイズを決めていきました。 カウンター上には電子レンジや炊飯器などを置く予定でしたので、私(155cm)が立って作業のしやすい高さを意識して考えました。 飾り棚は、カウンターに置いた家電が当たらない事と、バランスの良い余白ができる高さにし、カウンターで作業をしていても棚が邪魔にならないような奥行きも自分なりに考えて造作していただきました。 ◯細かいサイズ ・カップボード天板の高さ:90センチ (ダイング側高さ:70センチ) ・天板から飾り棚高さ:52センチ ・飾り棚から吊り戸棚高さ:30センチ 吊り戸棚は扉を開けると二段に分かれています。 下段には頻繁に使ったりするモノや食材のストックを置いているので、台を使わず手が届くような高さにし、サッと取り出せるようにしています。 上段はあまり使い勝手は気にせずに、使用頻度の低いモノを中心に収納しています。戸棚から天井までは圧迫感が出ないように空間を作りました。 飾り棚の部分は壁の中まで入っている為、断熱材を入れる前から設置されていました。支えの金具などがない分、見た目もスッキリです。 最初の段階で収納についてプランがまとまっていたことで、見た目も使い勝手もトータルで自分に合ったバランスの良い収納のカタチが実現できたのだと思います。 こうして完成した我が家の造作収納棚は、置くモノを想定したサイズや強度など、工務店さんと家具屋さんが連携して造り上げてくださった傑作品だと私は思っています。 以上、我が家のキッチン周りのコダワリについてお話しさせていただきました。 最後まで読んでいただきありがとうございました! とても存在感のある一体型のキッチンとダイニング。 パッと見は一直線につながっているだけに見えてキッチンの床を下げることでリビングからの視線を遮る役目があったり、ダイニングで座っている家族と同じ目縁の高さででキッチンに立って作業が出来るなど、細部まで考え抜かれたアイデアが流石でしたね。 そしてお子さんがキッチンの段差に腰かけておしゃべりしてくれる日常の風景、とてもほっこりしました。キッチン背面の収納スペースも、h._.hausさん自身に合わせたサイズ感と奥行きを考え抜くことで、使い勝手の良さとおしゃれさをちゃんと両立させてくれています。 木の質感を生かしたメラミン化粧板は他の集成材や床材と比べても全く違和感がないほどに馴染んでおり、妥協することなく質感までコダワリ抜いたからこそ、今の光景があるのですね。 h._.hausさん、ありがとうございました♪ (編集:megu) ムクリのコラム一覧はこちらよりご覧いただけます。 h._.hausさんの愛用品はこちら h._.hausのROOM - 欲しい! に出会える。 訪問ありがとうございます・:*+日々、コスパの良いものを探しています。コレ!と思える物を見つけるとテンション上がりますね♡北欧雑貨や家具、シンプル無機質なものも好きです。主婦でもおしゃれでいたい♡プチプラでおしゃれなファッションも日々探しています。 インスタグラムはこちら \\ my home diary // (@h._.haus) • Instagram photos and videos 10.7k Followers, 628 Following, 274 Posts - See Instagram photos and videos from \\ my home diary // (@h._.haus) *ムクリインスタLIVE見逃し視聴のお知らせ* ムクリインスタLIVE見逃し視聴の開始のお知らせ いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。先日の北海道LIVEで少し告知させていただきましたが、ムクリで毎月開催していますインスタLIVEの見逃し視聴(二次配信)をはじめます。アンケート等でもご

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【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】心も体もホッとゆるむ空間で過ごす日常(toko_san_chiさん)

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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。 「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます! 前回までの「大切なもの」のお話はこちら 今回は@toko_san_chi(以下、TOKO)さんのお話です。 大切なものはいつもそばに TOKO 【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】 このタイトルを見て最初に思いついたのは、作家さんの器とか大好きな古家具とか。 でもなんだかピンと来なくて。担当者さんに「ものじゃないとダメですか」と尋ねたところ「ものに囚われなくてもいいですよ」とのご回答。 「もの」に囚われない私にとっての一番大切なものってなんだろう…。 そう考えながらふと大きな窓の方に目を向けると、そこには窓の下で2匹のワンコが絡まって遊んでいる。 その様子を見て「そっか…これか」と肩の力が抜けました。 私が今まで大切にしてきてこれからもずっと大切にしていきたいものは、部屋に入った瞬間、肩の力がホッと抜けて体がゆるむような空間や空気感、そんなお部屋。 それらを演出してくれるのは、この大きな窓から見える自然を感じられる緑だったり、いつでも癒しと安らぎと元気を与えてくれるワンコたちだったり。 疲れて帰ってくる家族をホッと包んでくれる背の低いソファーや、温もりが感じられる古き良き時代の古家具、温かく優しい和食を豊かに演出してくれる作家さんの器たちも欠かせないもの。 昨年和室を潰して3LDKのリビングを2LDKにリノベーションした我が家。 それを機に家具もフルチェンジしたくて「本当に好きなもの」を買うために3年間貯金をしていました。 今まで長い間「ほんとうははこれが買いたいけれどお手頃なこっちの似たものを買おう」という日常を繰り返していた私。しばらくして断捨離したくなって、また「安くて似たもの」を買ってみたり。 そうしているうちにほんとうに好きなものには似ているけれど「本物ではないもの」に囲まれていたことに気づいたのです。 3年間お金を貯めることでようやく「ほんとうに欲しいもの」を買い揃えることができ、そうすると不思議と今までのように「買い替えたくなる」衝動は消えて断捨離もほとんどしなくなりました。 こうしてやっと手に入れた「ほんとうに好きなものに囲まれた暮らし」は、今までなんとなくずっと感じていた「こうしたいのに」「これが欲しいのに」といったストレスから解放させてくれ、この空間にいるだけで幸せ…という空気で包んでくれるのです。 しかしながら長年してきた「似たものを探して買う」ということや「本当はこの壁がなければこう出来たけど仕方ないからDIYで棚を作ろう」などと工夫して暮らすということは、今思えば私にとってとても大事な時間だったように思います。 そのお陰で狭い部屋でものを少なくしたり背の低いものを選んだり、部屋を広く見渡せるように工夫することやインテリアを選ぶセンスを随分学びました。 そしてその根底にはずっと「ホッと心と体がゆるむ部屋」で過ごしたいという思いがあり、その中で3人の子どもたちの子育てをし、成人したふたりの息子は巣立って行きました。 息子たちからはよく自分の家について「このレイアウトはどうか」「ここに置くとしたらどっちの観葉植物がいいか」などとアドバイスを求められることがあり、雑貨が好きだったりインテリアが好きだったりするのは、もしかしたら小さい頃からそんな空間作りを大切に暮らして来たお陰でもあるのかもしれないなと思っています。 家族やワンコたち、訪れてくれる方、そして自分自身も心と体がゆるみホッと出来る空間…。 それこそが私が今まで一番大切にし、これからも大切にし続けたいもの(こと)なのかもしれません。 大切にしたいものは人それぞれ。それが必ずしもものである必要はなく、その気持ちだったり時間だったり、様々な「大切」があるのだなと今回TOKOさんのコラムを通じて考えるきっかけをもらいました。 自分にとって何が必要で心を豊かにしてくれるもの(こと)なのかを考え、家族だけでなく自分自身も癒される空間づくり、とっても素敵ですね。 (編集:megu) supecilthanks @toko_san_chi

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【暮らしのインテリア】一番居心地が良い場所を目指した家づくり〜自然に囲まれて暮らす(ki_no_ieさん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 コラム執筆者のご紹介 今回からコラム連載がスタートするのは、以前に単発のコラムをご執筆いただいた@ki_no_ie(以下、kaoru)さんです。 その際には「自然と暮らす家」をテーマに四季の移ろいを家の中から感じ、素材にもこだわったインテリアのセレクトについてもお話いただきました。 連載ではさらに深掘りして家づくりやインテリアのついて詳しくお伺いしていきます。 それではkaoruさん、よろしくお願いします。 はじめに自己紹介 我が家は夫と二人暮らし、アウトドアや音楽鑑賞が好きな会社員夫婦です。 この家を建てたときは私が31歳、夫が34歳の時。 以前はよく二人で外へ飲みに出かけたりしていましたが、この家を建ててからはそれもほぼなくなり、家で二人でゆっくり過ごすことがほとんど。ゆったりとした二人暮らしを楽しんでいます。 家づくりが大きく動いた土地との出会い 私にはずっと「自然を身近に感じられるところに住みたい」という夢がありました。 夫は実家の庭で家族とよく焚き火をしていたそうで、今でも焚き火が大好き。 マイホームを考えた時に、庭で焚き火ができるような場所に二人で住めたらなぁという思いがありました。 しかしすぐに「家を建てよう」という気持ちはなく、気に入った物件にもし出会えたのなら中古住宅も視野に入れていたほど。 いつか私の夢である自然を身近に感られ、夫の理想でもある焚き火が楽しめるような庭がある家に住みたいな、くらいの軽い感じで考えていました。 気が向いた時になんとなくインターネットで物件情報はチェックしていましたが、自然豊かな場所ではあっても土砂災害警戒区域であったり、面積、立地、金額的に合わなかったり。 希望した条件に当てはまらない立地が多く...なかなか理想の物件は見つかりませんでした。 そんな状況が数年続く中、後に我が家を建てていただいた工務店さんから今の土地を紹介してもらうことに。 これが運命の出会い。すべての条件に合致しピンとくるものがあり、それまでふわっとした夢のような構想だった家づくりが急に動き出しました。 要望をピンポイントに絞る 以前のコラムでも触れましたが、我が家は自然の景観を活かし、効果的に窓を配置した間取りにしました。 家づくりのコンセプトというと少し大袈裟に聞こえますが、土地が決まってからした初めての打合せの際に「こういう家にしたい」という希望を設計士さんに伝えました。 私たちが希望したのは3つ ・ヌックを作りたい ・LDKのほかに2部屋設けて欲しい ・箱階段が良い というざっくりとしたもので、あえてあまり多くの要望は伝えないようにしました。 それには理由があって、設計士さんに対して「この人に任せればいい家にしてもらえる」という絶大な信頼があったので、間取りについて具体的な要望は伝えずお任せしてみようという気持ちでいました。 空間にメリハリを 採用して一番よかったなと思うポイントはリビングを一段下げ、ダウンフロアにしたこと。 実は当初、私がお掃除ロボットを使いたかったため「リビングに段差はなしで」と伝えていました。 しかし打合せの中で設計士さんから「やはりリビングに段差をつけないか」と提案され、そんなに熱心に仰るならそのほうがきっと良い家になるんだろうと思い、承諾した記憶があります。 実際に暮らしてみた結果、リビングを一段下げることにより空間にメリハリがつき、家の雰囲気をグッと良くしてくれる大切な要素になったので、あの時設計士さんの提案を信じて採用して良かったなぁと思っています。 マイルールを軸にブレないインテリア 実は以前からインテリアにものすごくこだわりがあったわけではなく、この家に越してきてからインテリアの魅力に目覚めました。 まだまだ模索中で語れるほどではないのですが、インテリアについてのこだわりとして「自分の中に小さなルールを持つ」ということを大切にしています。 例えば木製のものを選ぶなら木目調のものは選ばず、天然木の明るめの木目を選ぶ。 ブラックのものなら艶のないマットな質感のもの。 キッチンのアイテムはステンレスや無印良品のシリコンシリーズを選ぶなど、もの選びの際にもマイルールがあると自然と家の中のものが統一された雰囲気になるような気がしています。 これからはコツコツと、少し高価でも「一生もの」と呼べるアイテムを少しずつ増やしていきたいなと思っています。 モノトーン×木目のモダンなインテリアと窓から見える自然の光景が相まって、洗練されたイメージの中にも温かみを感じるkaoruさんのお家。アウトドア好きなご夫婦が建てた家は、外に出かけなくとも視覚的にも自然を体感できるのが最大の魅力ですね。 家づくりにおいて間取りや設計ももちろん重要な要素ですが、理想の暮らしを実現させてくれる土地との出会いってやっぱり大切だなと思いました。 次回以降のコラムもとっても楽しみです♪kaoruさん、ありがとうございました! (編集:megu) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 kaoruさんのインスタグラムはこちら

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【あの人の暮らしが素敵な理由】幸せをもたらす美しいデザインに囲まれた時間〜北欧インテリアと暮らし(cone__________noieさん)

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【あの人の暮らしが素敵な理由】 “インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。 前回までのコラムはこちら 今回は「北欧インテリアと暮らし」をテーマに、@cone__________noie(以下、cone)さんのお話をお伺いしていきます! 快適さと洗練された雰囲気に心を奪われて cone こんにちは、coneです。30代の夫婦と愛娘との3人家族で、北欧インテリアに囲まれた暮らしを楽しんでいます。 インテリアの変遷 家を建てる前、どんなインテリアにしようかと悩んでいた時期がありました。 そんな折、REAL Styleというショップを偶然見つけ、北欧インテリアの快適さと洗練された雰囲気に心を奪われました。それ以来、北欧デザインの虜になりました。 在宅勤務が始まり、家での時間が増えてからは、リビングが家族の憩いの場となりました。植物を増やしたり、レクリントの照明をメインにしたりすることで、リラックスできる空間を作り出しています。 空間づくりの工夫 リビングには、観葉植物と似た色味のグリーンをアクセントカラーとして取り入れ、個性的な北欧インテリアを楽しんでいます。 リビングドアからは、ダイニングとペンダントライトのみが見えるようにし、生活感を隠す工夫をしました。外出から戻ると、この光景が私を迎えてくれ、毎日の小さな幸せを感じます。 デザインの仕事をしている私は、日々の生活の中でも感性を磨くようなインテリアを目指しています。吹き抜けのリビングは、私の仕事部屋から見下ろすことができ、仕事中もこの景色に励まされています。 お気に入りのインテリア テレビの横には、ルイスポールセンのVL45を2つ、サイズ違いで吊り下げました。その滑らかな乳白色のガラスは、見るたびに心を奪われます。 最近購入したUSM Hallerのオリーブグリーンのキャビネットは、多くの収納を可能にしながら、生活感を抑える役割も果たしています。また、簡易デスクとしても大活躍です。 おうち時間の楽しみ OLYMPUS DIGITAL CAMERA このリビングに、季節の花を飾ることが楽しみです。アアルトベースに花を活けると、日々の疲れが癒されます。 仕事の合間には、アラビアのヴィンテージ キルタのカップでコーヒーを楽しんでいます。お気に入りのリビングチェアは、グリーンのCH25です。 日々の生活を大切にしながら、家族と共に北欧インテリアとの時間を楽しんでいます。忙しい日々の中でも、美しいデザインに囲まれた時間は心に穏やかな幸せをもたらしてくれます。 美しいデザインの北欧インテリアに囲まれたconeさんの暮らし。北欧好きにはたまらない素敵なラインナップの数々に、思わず目を輝かせてしまう洗練された空間でした。 coneさんのセンスから北欧インテリアの魅力がさらに伝わってくるようでした♩ (編集:maki) special thanks @cone__________noie

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【今日の読みもの】きっかけはイタリアのレストランで感じた居心地のよさ〜モルタル床の家づくり・前編(______tnoieさん)

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今日の読みものは、モルタル床のお家づくりをされた@______tnoie(以下、chipi)さんのお話です。 シンプルかつ洗練された無機質な空間から感じる、chipiさんのインテリアとその素敵なセンス。 「モルタル床の家づくり」をテーマに前編・後編でお届けします。前編では、モルタル床をメインとした家づくりをするまでの経緯や、家づくりへのこだわり、大切にしたことなどについて詳しくお話いただきました。 モルタル床の家にしたワケ 1000万円代で建てたモルタル床の小さな家に夫と私、娘ふたり、ねこのはっちゃんと住んでいます。 ホテル、レストラン巡りが好きな夫と私。旅先は、見たい空間や食べたいものを中心に選ぶのが恒例です。 そんな私たちが「いいな」と思う空間に共通していたのはモルタル床、白い壁の緊張感がありながらも柔らかな空間。いつか住む家を建てるなら“白い無機質な箱”という漠然としたイメージをもっていました。 でも実際に家を建てることが現実になると、好きな空間に住めることが楽しみな一方で、モルタル床にすることの迷いも出てきて。 こどもの怪我は大丈夫か、人もねこもリラックスできるのか、何度も迷ったのも事実です。 それでもモルタル床を選んだきっかけになったのは、昔旅行で立ち寄ったレストラン「La menagere」で感じた居心地のよさでした。 「La menagere」はイタリア、フェレンツェにある、19世紀末から続く老舗の家庭用品店だった建物をリノベーションしたコンセプトレストラン。 カフェ、レストラン、バー、音楽、セレクトショップ、フラワーショップが混在しているモルタル床の空間です。 レストランスペースでは天井までアーチが続き、シャンデリアの優しい光が溢れ、細長い一枚板のテーブルを大勢の人が囲みながら小さなこどもからお年寄りまで食事を楽しんでいました。 それぞれのエリアは確かに分かれているのにひとつの空間として繋がっていて、言葉も通じない慣れない場所なのに感じた心地よさは今でも忘れられません。 当時の記憶を辿り、実際に目で見たものを信じて、例えモルタル床を選んだとしても家族の居心地のいい空間はつくれると確信したのです。 今では2歳の長女、ねこのはっちゃんもそれぞれお気に入りの居場所があり、0歳の次女ものびのびと過ごしています。 住んでみて物を落とすと壊れやすい、硝子や陶器が落ちると飛散するなど、もちろんデメリットもありますが、それ以上にモルタル床の空間は美しく、選んだことに後悔はありません。 どう暮らしたいかを大切に 私たちの家づくりで大切にしたことは、“この家でどういう風に暮らしたいか”ということ。 住みはじめてもうすぐ2年。夫と2人で思い描いていた暮らしが少しずつ叶っていて、つい最近は庭に畑を作りました。 気分転換に庭でごはんを食べたり、野菜やハーブを育てたり、暮らしが豊かになる度に家を建ててよかったと思います。 予算の都合で手付かずだった庭ですが、娘も私たちも庭での遊びや家庭菜園、庭づくりの過程で自然に触れて多くのことを学びました。 そして、私たちの暮らしには、大切な家族であるねこのはっちゃんとの共存も欠かせません。 自由に行き来できるねこドア、ニオイ対策に換気扇を付けたトイレ収納など、人もねこもストレスフリーな仕様にこだわっています。 低予算だったために諦めたことも沢山ありますが、固定概念やルール、流行にとらわれず、暮らし方に焦点を当てることで自分たちにちょうどいい選択ができました。 モルタルの床を住居として採用してもいいのか迷いつつも、家族の居心地のいい空間をつくれると確信し、chipiさんの心を動かしたイタリアのレストランの心地よさ。どれほど魅力的な場所だったのだろう〜と想像してしまいました。 無機質でカッコよさを演出してくれるモルタル床の美しい住居空間に、魅了されっぱなしでした♩ (編集:maki) special thanks @______tnoie

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【暮らしのインテリア】シェーカーボックスやかごを使って、見た目も納得の収納に〜都内マンションで北欧インテリアを楽しむ暮らし(comfortablelife_7さん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 長く愛用できる、いいことづくしの収納用品 執筆者:happy( @comfortablelife_7)さん 前回のコラムはイッタラバードやリサラーソンなどのインテリア小物についてお話ししました。 今回は、シェーカーボックスやかごなどの収納用品について紹介します。 happyさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7335657/ 用途に合わせて選べるシェーカーボックス シェーカーボックスは、井藤昌志さん、川本知史さん、湯浅ロベルト淳さんのものを使っています。作家さんによって作りやデザインが違うのがおもしろいです。 大きめのシェーカーボックスにはカメラやレンズなどを保管。小さなシェーカーボックスは、印鑑や自転車の鍵入れにして、玄関に置いています。 ドライフラワーを飾ったり、書類など臨時の収納用としても使ったりしています。 シェーカーボックスは、木の素材や色、大きさ、持ち手や蓋付きなどデザインが様々あり、用途に合わせて選べて便利なうえ、飾っているだけでも様になるデザイン性の高さも気に入っています。 ヨーロッパ製の大きめのかごを観葉植物カバーに 観葉植物は、購入時の鉢がインテリアと合わなかったり、植替えをする際の鉢選びに頭を悩ませたりしていましたが、かごに入れることを思い付いてから鉢を気にせずに楽しめるように。 水やりで取り出す際に土がこぼれる時があるので、かごの底にビニールを敷いて使っています。 使っているかごは、エストニア製の白樺のものとラトビア製の柳のもの。どんなインテリアにも合わせやすく、鉢カバーに使わなくなったとしても、他でも使用できる万能アイテムだと思っています。  日常使いの収納用品として使っているかごたち かごなどの収納用品は、ごちゃつきがちなものを入れて、見せる収納としても活躍しています。 就寝前のハンドクリームやマッサージオイルなどのお手入れ用品は、毎日使うものなので、手軽に取り出せるエストニア製のオーバルトレイに収納。 マスクはベルソデザインの白樺のかごにまとめて入れています。 ベルソデザインのかごはサイズが豊富なので、大きめのフラワーベースや玉ねぎやじゃがいもなどのストック野菜を収納していて、使い勝手がいいです。 差し当たって使う用途のないかごは、プリザーブドフラワーを飾るなどして使っています。 大きめの飾りにもなる収納ボックス ファティコンテナーには、クリスマスの飾りなど季節感のある小物や観葉植物の雑貨などを収納。 ある程度大きなものが入る容量があり、大雑把に収納しても見えないという優れもので、アルテックのベンチの下にぴったり入ります。 ヴィンテージのスポーンコリは、使っていないラグなど大きめサイズのものを収納。 クローゼットなどの収納スペースは限られているので、飾れる大きめの収納用品があるとインテリアとしても馴染ませやすくとっても役立っています。 小さな小物入れたち  白樺細工などの小さめの小物入れは、かわいらしさが好きでいくつか持っています。 白樺細工のかごをパソコンのマウス入れにしたり、ハガキフォルダーにプリザーブドフラワーを飾ったり。 置いているだけで木の温かみを感じて雰囲気が良くなるので、インテリアの飾りとして多用しています。 シェーカーボックスやお気に入りのかごを使うと、適当に片づけるだけでインテリアを損なわなずに収納ができて、片付けが楽しめるようになりました。 見せる収納にしたり、インテリアに馴染ませやすかったりといいことづくしの収納用品を長く愛用したいと思っています。 happyさんの暮らしや部屋に馴染むシェーカーボックスやかごたち。いろいろな大きさがあるので収納するものに合わせてぴったりサイズで使えますね。 最後の写真をあらためて拝見して、今までは収納用品として意識せずに、シェーカーボックスやかごをインテリアの一部として捉えていたのだなと気づきました♩ happyさん、ありがとうございました! (編集:kaori) 関連するコラム 料理と器を楽しむ。北欧食器、ヴィンテージ食器、作家ものに囲まれて(comfortablelife_7さん) マンション選びの失敗で学んだことを生かし、住み替えを選択。気をつけたこと8つとは〜都内マンションで北欧インテリアを楽しむ暮らし(comfortablelife_7さん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 happyさんのインスタグラムはこちら

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【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】心地良い暮らしのために。工夫を凝らしものを作る時間(bonsai_mam_interiorさん)

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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。 「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます! 前回までの「大切なもの」のお話はこちら 今回は@bonsai_mam_interior(以下、ぼん)さんのお話です。 長く使うものだからこそ素材にもこだわって ぼん 私の趣味はDIYすることです。 DIYをするようになったきっかけは、子どもが生まれて家にいる時間が増えたから。 当時はマンションに住んでいましたが、味気ない間取りや無難なインテリアが退屈に感じるようになり、家の中をもっと心地の良い空間にしたいと強く思うようになりました。 そんなある日、家具の表面に貼られている木目調のシートが角から剥がれてきて。 今まで何となく「本物の木の板」でできた家具だと思っていたものが中身も表面のシートも木ではなかったことに改めて気付き、小さく衝撃を受けました。 機能面やコストパフォーマンスという点で優れた素材なのだと思う一方、私はホームセンターで売っている板で自分で作った「拙い棚の方が好きかもしれない」そう思ったのです。 それからは自然素材に囲まれた生活ができれば快適な暮らしに近づけるかも知れないと考え、身の回りのものを素材にこだわって手作りするようになり、今では簡単な家具や小物、ときには子ども服まで自分で作ることも。 昨年念願だった家を建て、新居でももちろんDIYを楽しんでいます。 最も大きなDIYはカーテンです。 我が家はどの収納も建具ではなくカーテンで仕切るように設計されていて、どうせなら見て触れて心地良い最高の素材のカーテンを使いたいと思い、国産リネンの布を大量に購入しミシンで縫ってDIYしました。 揺らぎを感じるプリーツや光を鈍く反射する様が美しく、手触りもドライなのに滑らかで本当に気持ちの良いカーテンが完成しました。 カーテンは思いのほか肌に触れる機会が多いので、手触りは大事な要素。使い込んでいく中で現れる経年変化も楽しみの一つです。 LDに合わせて杉の足場板を座面に利用して作ったベンチもお気に入り。 シンプルな構造のベ ンチなので座ったりテーブルにしたり、荷物を置いたりいろいろな使い方ができます。 今はダイ ニングテーブルの近くに置いて、子どもがおもちゃで遊んだり、座っておやつを食べたりして利用しています。 座面に利用している足場板はマンションではキッチンの作業台の天板として使っていたもの。 ライフスタイルの変化によって用途を自由に変えられるのもDIYの魅力です。 この他にもシンプルなライトを名作風にリメイクするなど、アイデアと工夫を駆使して心地良い空間の実現に向けて日々奮闘中。 こんな私を見て子どもたちも自然と何かを作って生活空間を彩る工夫をするように。 私にとって大切なものとはこうして家族と一緒にDIYを楽しむ時間。 この時間もまた心地良い暮らしの一部なのかもしれません。 ぼんさんのものづくりは、暮らしを少しでも快適に心地良く過ごすための手段の一つ。 既製品の便利さよりも「好き」と感じることを優先し、素材からこだわることで形を変えながらずっと使っていけるところがやはりDIYの魅力ですね。 お子さんと一緒に考え、手を動かして作るということを楽しむ時間はとても贅沢でかけがえのないものなのだなと思いました。 編集:megu specialthanks @bonsai_mam_interior

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【暮らしのインテリア】間取りに重視した動線が快適さを生むキッチン・ダイニングと書斎〜生活感のある整ったお家( kaya___ieさん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 満足度の高いお気に入りの場所に 執筆者:@kaya___ie(kaya)さん こんにちは、kayaです。今回は我が家のキッチン・ダイニング、書斎のお話をさせていただきます。過去のコラムでもお話しましたが、我が家は動線を重視してマイホームの計画を立てました。  キッチン・ダイニング、書斎周辺は実際に住んでからも満足度が高くとても気に入っています。それぞれのポイントをご紹介します。1つでも参考にしていただける部分があればうれしいです! kayaさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7336532/ キッチン・ダイニング 1.横並びのキッチンダイニング  SNSでもおすすめされてる方が多い、横並びのキッチンダイニング。 旧邸では、キッチンの腰壁の向こう側にダイニングテーブルがありました。スタンダードな配置ですし、個人的には見た目も好きです。 ですが、子どもが小さいうちはキッチンとダイニングの往復が本当に多く、せっかちなわたしは繰り返し回り込むことにまどろっこしさを感じていました。  実際に住んでみて、この配置のおかげで家事も子どものサポートもストレスがかなり減りました。  フラットキッチンで、シンクの横にダイニングテーブルがあるってどうなんだろう?片付いていないシンクが視界に入るのってどうなのかな?水が飛ばないかな?と少し心配していましたが、今のところ気になったことはありません。  2.キッチンとダイニングの間が通れる 先ほどもお話した通り、わたしはせっかちものでして、、  キッチンへのアクセスが少しでも悪いとイライラしてしまうだろうなぁと想像していました。 キッチンとダイニングがくっついているパターンもありますが、自分の性格的には間の通路があったほうがいいと思いました。今となっては、この通路なしでは暮らせません。 キッチンには階段横の書斎側からも回って来れるため、アクセス性抜群です。 キッチンとダイニングの動線は、壁付キッチンやⅡ型キッチンでもストレスが少なそうだなぁと思います。 土地や間取りの制約で最適な形があると思いますので、お家計画中の方はSNSなどで素敵なキッチンをたくさん見てみてくださいね! 3.扉で隠せる背面収納  背面収納は、扉を閉めた時のスッキリ感と大容量の収納が魅力的で、家づくり初期から希望していました。  我が家にはパントリーがないので、天井までめいいっぱい収納できることで調理器具や食材ストックも入れることができますし、キッチンでは振り返ればそこに全てあるので動線的にもスムーズです。 ですが本音を言うと、お皿収納は絶対に引き出しの方が使い勝手が良く、安全性も高いと思います。 広さと予算があれば、背面収納の中に備え付けの引き出し収納がつけられたらもっと便利だったかもなぁ、など妄想しています(笑) 見た目、機能性、予算とのにらめっこですが、現実的にはこの形が我が家にとっての着地点だったなぁと思います。 書斎 1.書斎はキッチンの近くに配置  我が家は近年の情勢の中でマイホーム計画を立てており、すでに在宅勤務をしていたため、快適でストレスのないワークスペースについてたくさん考えました。   その中で1つ大事にしていたのが、キッチンとの距離。 書斎を寝室内や2階の個室に設ける方法もあるかと思いますが、毎日8時間近くそこで仕事をすると考えた時に、すぐに飲み物を入れたり、さっと済ませたいキッチン周りの家事を行ったりする時にすごく便利だと思いました。 また、この書斎はキッチンとの繋がりがあることからティーセットを一時的に置いておいたり、スーパーから買ってきたものをここのデスクに置いて冷蔵庫に片付けたりと、なにかと便利です。 ただ、この間取りは家族が平日の日中に自宅にいる場合、互いに不便に感じる可能性があります。ライフスタイルに合わせて、いいとこ取りができるように検討してみてくださいね。 2.個室型の書斎にもなる  書斎は自宅に1人でいる時は扉を開けたまま使用していますが、 家族がいる時はキッチンとの通路、そして階段横の通路の扉を閉めて個室にしています。 オンラインミーティングや電話をするため、カーテンやロールスクリーンのような視覚を遮るだけのものではなく、ある程度音も遮断できる扉にしておいて良かったです。 扉があることで、お料理中のニオイや油を含んだ空気が書斎にいかないので安心です。  3.在宅ワーク以外にも活用できる  書斎は在宅ワーク以外の役割も担っています。まずは子どもの勉強スペースです。 しばらくはリビング学習を想定していますが、リビングやダイニングだと気が散る要素が多いので、ここで学習できたらなと考えています。 ただし、長男は今年4月に小学生になるため、実際のところはまだ未知数です(笑)。必要に応じてアップデートしていきたいと思います。 書斎の突き当たりの空間は、一時的な物置きとしても優秀。仕舞い込むほどではないけど、リビングに置いておくには邪魔...そんなものをよく置いています。 最近では長男の入学用品一式を置いていました。 そして何気に重要なのが、わたしの個人部屋としての役割です。鞄を掛けておいたり、充電スポットを作ったり、好きなインテリアを楽しんだり...  LDKと続いているものの、少し独立した空間なので、この空間は趣味部屋のような側面を持たせつつ楽しみたいです。  一階にある唯一の廊下といえるキッチンパネルの裏側は、LDKからの死角になるため遊び心も詰め込んでいます。家族写真や長男が描いたイラストのステッカーがあります。 来客者がお手洗いから出てきた時に目に入るため、素敵なギャラリーだねと好評で、見るたびにあたたかい気持ちになります。 書斎+廊下は約3畳ほどの広さですが、この空間にはわたしの大好きが詰まっており、なくてはならない空間です。 なお、この書斎スペースはキッチンパントリーにも変更できるように、壁に下地を入れておきました。必要だと感じた際は可動棚を設置することができます。 住んでみなければわからないことも多いため、様々な可能性を想定して作ったこのスペースは大成功だったかなと思います。    今回は我が家のキッチン・ダイニング、書斎についてお話しましたが、動線にこだわった我が家の中でも満足度の高い部分です。1つでも参考になる点があれば嬉しいです! kayaさんが実際に住んでから満足度が高いと感じている、キッチン・ダイニングと書斎。 キッチンの奥に書斎があるというのは珍しい気もしましたが、在宅ワークをする方にとって確かにキッチンがすぐそこにあると何かと便利そうですね。 書斎として、いつかはパントリーとして、様々な使い方ができるようにも想定されていて、考えられている間取りと設計がすごく参考になりました。動線を重視した家づくりが、暮らしの快適さに見事に直結していましたね。 kayaさん、ありがとうございました! (編集:maki) 関連するコラム 限られた面積の中でのベストな選択。全てを2階に集約した使い勝手の良い水回り〜生活感のある整ったお家( kaya___ieさん) オープン収納を採用した広くて明るい土間玄関〜生活感のある整ったお家( kaya___ieさん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 kayaさんのインスタグラムはこちら kayaさんの愛用品はこちらから

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【暮らしの中にある私の「3つ」】スキップフロアとカフェ風キッチンがある家で子どもと暮らす(rtomr2020さん)

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日々の暮らしに欠かせない「モノ」や「コト」って人それぞれあると思います。それがあるおかげで助かったり、頑張れたり。 そこから見えるそれぞれの背景を交えながら、暮らしの中で自分の支えになっている「3つ」のモノやコトをご紹介します。 前回までの「私の3つ」はこちら 今回は、RTOMR(@rtomr2020)さんにお話をお伺いしていきます。 1.カフェのようなキッチン コーヒーと落ち着いたカフェが好きなので、自宅もそんな空間にしたいと思い、カフェ風キッチンを目指しました。 キッチンはキッチンハウスのⅡ型キッチンのデュエを採用しました。シンク側もコンロ側も奥行きがしっかりあり、作業がしやすいです。 キッチンの高さに合わせたハイスツールも用意したので、コンロ前に座ってのんびり作業しながら過ごすこともあります。 コーヒーや紅茶、おやつの準備が楽しくて、カフェ風にしたおかげでキッチンにいる時間が自然と長くなり、苦手な家事が以前よりも好きになれた気がしています。 娘も、ここに越してきてからお菓子づくりが好きになり、楽しくキッチンで過ごしています。 2.暮らしの中にある陰影 家を建てるまでは陰影を気にしたことはありませんでしたが、今では陰影を眺めるのが癒しに繋がっています。バーチカルブラインドの影は季節によって違いがあるのでおもしろいです。 スケルトン階段からのびた影は設計士さんが計算してくださったもので、とても美しいです。夜も照明によって綺麗に影がのびるので、リビングは一日中癒し空間となりました。 3.子ども達と過ごす時間 お家づくりをする際に一番こだわった部分は、スキップフロアにスタディ&ワークスペースをつくることでした。 私は整理整頓が苦手なので、生活感の出やすい子どもの宿題や学校の書類などがあるスペースはLDKから見えない高い位置に設置したいと考えたからです。 段差によって空間分けはしましたが、壁などの仕切りはありません。 スタディスペースで子ども達が宿題やお絵描きをしている姿をキッチンから見守れますし、パソコン作業をしながらでも、リビングで遊んでる子ども達の姿を眺められます。 それぞれが好きなことをしていても気配は感じられるので、安心して過ごせます。 苦手な家事が以前よりも好きになれるキッチン、最高だと思いました。お子さんもその姿を見て感じて、お菓子づくりが好きになったのかもしれません♩ スキップフロアが陰影や生活感を出しにくい環境をつくり、子どもたちをさりげなく見守る要にもなってくれていますね。 (編集:kaori) specialthanks @rtomr2020

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dailyオリジナル食器拭きクロス「ハーフサイズ」の登場です!

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昨年9月の発売よりたくさんの方にお使いいただいているdailyオリジナル食器拭きクロス。 ご購入いただいた方から、「綺麗に拭けます」や「吸水性がすごい」といった特徴を実感するお声から、「食器拭きが楽しくなりました!」といった嬉しい反応もいただき、あぁ本当につくってよかったなと日々感じています。 そのご使用者さまのご感想の中に「ハーフサイズが欲しい」といった内容も目にする機会も少なくなく、私たちとしても食器拭きの選択肢が増えたらいいなといった想いから、この度daily食器拭きクロスにハーフサイズが仲間入りすることになりました! 2枚セットで、お値段は1,000円(税抜)での販売となります。 ※上の写真左側がハーフサイズ、右側が現在発売中の大判のクロスになります ・3月5日(金)20時発売!daily食器拭きクロスハーフサイズはこちら ・daily食器拭きクロス(大判サイズ)はこちら ライフスタイルに応じて使い分ける暮らし 素材はハーフサイズも同じ。 吸水性に優れ、乾きも早く、超極細毛繊維は毛羽もつきにくくなめらかな手触りが特徴の、食器拭きに最適なクロスです。 ◯サイズ ・daily食器クロスハーフサイズ:30×45センチ ・daily食器クロス:60×45センチ こまめに食器を洗う方や、あまり多くの食器を使わない方にはハーフサイズがぴったり。使用後のクロスの乾きもより早く、一日を通して活躍してくれること間違いなしです。 大判サイズ同様、クロス真ん中にあるネームタグに掛けて収納ができます。ハーフサイズなだけあって干す場所を選ばないのは特徴の一つです。 また軽く拭いてもぐんぐん吸水し綺麗に拭けるので、お子様がお手伝いしやすいサイズ感でもあります。 従来の大きいサイズの食器拭きクロスとハーフサイズ。まとめて食器を洗う方や、大きめのお鍋や道具を使った際には大判サイズがきっと役立つと思いますし、ひとり暮らしやお使いになる食器の数が少ない方にはハーフサイズがオススメ。 水切りカゴと併用されるのもいいと思いますし、大判のクロスを水切り代わりにしてハーフサイズと一緒にお使いになるのもいいと思います。 ハーフサイズが加わることで、ライフスタイルや、暮らしの中の使い方に応じた選択肢が増えたらいいなぁと思っています。 特許製法と職人さんの高い技術で編み上げた国内唯一の商品 ご一緒したのはdailyの人気商品「daily特注マルチクロス」をつくっていただいている原田織物さん。創業60余年の老舗繊維工場さんで、数十年前からマイクロファイバークロスをつくり続けています。 徹底した品質管理のもと、職人さんと専用機械が織りなすマイクロファイバークロスはとっても評判がいいです。 とにかく食器拭きの負担を減らしたい、気持ちよく終わらせたい、そう想ってつくった食器拭き専用のクロス。みなさんに心からオススメしたいアイテムですので、ぜひ手に取って実感してみてください。 ご使用上の注意事項 ◯クロスに硬いゴミや砂が付いていますと食器をキズつけることがあります。 ◯クロスの縁のつなぎ目は裁縫上少し重なる部分がでますが、こちら品質には問題ございません。製品の特性上このようになりますので、あらかじめご理解くださいませ。 お手入れについて ◯日常のお手入れ 基本は中性洗剤でのお手入れを推奨しております。また、洗濯ネットに入れていただければ洗濯機での洗濯も大丈夫でございます。 ◯定期的なメンテナンス 臭いや除菌をされたい時は酵素系の洗剤をよく溶かしたぬるま湯につけ置きをしていただくと除菌効果はあると思います。ただ、毎日のお手入れですと繊維を傷めてしまいますので、定期的なメンテナンスとしてオススメいたします。 ◯お手入れの際の注意事項 ・ 石鹸成分の洗剤などをお使いの場合、洗剤成分が繊維に残ると吸水性が落ちるケースもございますので、よく溶かしてつけ置きをされるか、よく洗い流していただくのがよいかと思います。 ・ 塩素系の洗剤でのつけ置き、お手入れ。またマイクロファイバー自体が熱に弱い性質ですので「煮沸」「乾燥機」「天日干し」は避けていただければと思います。 ・3月5日(金)20時発売!daily食器拭きクロスハーフサイズはこちら ・daily食器拭きクロス(大判サイズ)はこちら フェイスタオルお得なセット販売始めました https://mukuri.jp/daily/everyday/face-towel/7321039/ 「dailyギフトボックスはじめました」お祝いや御礼のお返しから、日頃の感謝を込めて大切な方へお届け https://mukuri.jp/daily/gift/gift-box/7321343/ 「"KIRARIとYURURI"気持ちに寄り添う二つの香り」dailyオリジナルハンドソープとハンドミルク https://mukuri.jp/daily/everyday/hand-milk/7321374/

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【暮らしのインテリア】無駄なくすっきり使える、奥行のあるクローゼット収納〜築30年のアパートにある暮らし(mari_ppe_さん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 押入れ型クローゼット収納 執筆者:mari(@mari_ppe_)さん 我が家は築30年の賃貸アパートに住んでいて、収納は和室と洋室の二カ所のみしかありません。洋室のクローゼットには夫婦専用の洋服と季節物の置物を収納しています。 前回、前々回のコラムではキッチン背面の「見せる収納」を中心にお話させていただきましたが、今回のコラムでは洋室クローゼットの「隠す収納」と「すっきり見せる工夫」ついてご紹介したいと思います。 mariさんのコラム一覧はこちら mari_ppe_さん mari_ppe_さんの一覧。【暮らしのインテリア】我が家のオープン収納、デメリットを克服する収納術〜築30年のアパートにある暮らし(mari_ppe_さん) - いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 まず洋室のクローゼットは押し入れ型のクローゼットになっていて、ハンガーを掛けるバーがなくて奥行きがあるタイプです。全体は上段、中段、下段の3段にわかれています。 押し入れ仕様になっているので、そのままだと奥行きのあるスペースを上手に活用出来なかったり、出し入れが面倒だったりします。 やはりおうち全体の収納量は限定的ですので奥行きのスペースも無駄にしたくはありません。でも可動棚を設置することもできませんしDIYも苦手なので、幅に合う棚を置き収納するようにし無駄を少なくする工夫をしています。 クローゼット上段 ◯サイズ 横幅170cm×奥行き80cm×高さ50cm 上段の収納に使っているのはバンカーズボックスです。ハーフサイズのものと組み合わせています。 バンカーズボックスは持ち手の穴があるので、高い場所でも取り出しやすく軽いので上段に置いてます。また箱を統一させると見た目もすっきりするし幅も統一されるのでごちゃつき感が出ません。 主に収納しているものは季節物です。 雛人形、五月人形、正月の飾り物を入れてます。クリスマスツリーなど大きめ物はバンカーズボックスの奥(後ろ)に見えないように収納しています。 他にはプール道具、古タオル、旅行バッグなど使用頻度の低いものもしまっています。 因みに写真でラべリングがないものはこども達の作品を入れていますが、本コラムでは名前が見えないように隠しています。 クローゼット中段 ◯サイズ 横幅170cm×奥行き80cm×高さ115cm 押入れ中段は空間が広かったので収納の骨組み作りが必要でした。簡単に骨組みに使用したアイテムをご紹介します。 ・写真左側の棚は楽天で購入した棚:木製シェルフ3段 ・写真右側の棚は使わなくなった靴箱を再利用 ・上部には強力突っ張り棒:アイリスショップ/ハイカム超極太ポール特大 ※ベニヤ板に突っ張り棒はNGな場合もあります。我が家は強度がしっかりあるので大丈夫ですが、事前に下調べすることも大切です この骨組みを考えるにあたって何をどうのように収納したいか?というのは当然考えた上で設計しました。闇雲に組み立てるとかえってごちゃつく可能性もあるので、まずは何を収納したいかを書き出したりするのもオススメです。 〇クローゼット中段左側の棚 一番上のラタン材のカゴにはこども達のリュックや主人のバッグを入れてます。 二段目のスチールカゴには帽子入れと隣にはスチームアイロンを置いています。取り出しやすさとスペースを無駄にしない為にも、基本カゴに入れて収納しています。 三段目は無印良品のホリプロピレンファイルボックスを使い、ベルト、毛玉クリーナー、学校用スリッパ、こどもに触らせたくない工具、ポーチなど、細々した物を入れてます。 一番下にはこちらもラタン材のカゴを使用し夫婦のパジャマなどの一時置き用にしています。 〇クローゼット中段右側の棚 まず右下の靴箱を再利用した棚には無印良品のファイルボックスを使って、中に取扱説明書や日用品のストックを入れてます。サイズ違いのボックスを組み合わせジャストフィットさせました(笑) ファイルボックスのペンポケットにハサミを入れてるのは、洋服はほぼネット注文なので、ここで開封しそのまま仕舞えるようにです。 そして、その上の空間にはマワハンガーのパンツハンガーを掛けました。ワンピースやコートは別に置いているハンガーラックに掛けて収納しています。 強力つっぱり棒と言っても、全体に洋服を掛けてしまうと落ちてくることもあったので、この場所はズボンだけと決めてハンガーに掛けるようにしています。 靴箱とズボンの間には、季節ごとのシャツを平置きにし、その日に着るもの簡単に決められるようにしています。季節外や頻度の低いシャツは押入れに収納しています。 クローゼット下段 ◯サイズ 横幅170cm×奥行き80cm×高さ65cm クローゼットの奥行きは80cmありますが、下段にはあえて奥行き45cmの収納ケースを選び、奥の空いたスペースに使わない季節物の家電やスーツケースを入れてます。 すっきり見せるための工夫と奥行きの活用法 よく物が少ないと言われますが、見えないようにしているだけで普通にあります。 生活感がでる家電や季節物などは見えないように隠すか、箱を統一させるとごちゃつき感はなくなります。 そして中段は棚をあえて奥に詰めて置き手前に空間をつくることで、一時的に物を置いたり洋服を畳んだりすることができますし、見た目も圧迫感がなくなります。 逆に視線が行きにくく、出し入れも面倒な下段の収納ケースは、奥を空けて手前に置くことで取り出しやすくしています。そして、奥のスペースには普段使わない物をたっぷり収納できます。 古い押入れでも奥行きを上手に活用したり収納ケースを統一させると、見た目もすっきりして使いやすくなります。参考にしていただけると嬉しいです♪ 今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。 mariさんの収納アイテム ◯クローゼット上段 ・フェローズ/バンカーズボックス ・フェローズ/バンカーズボックス(ハーフサイズ) ◯クローゼット中段 ・突っ張り棒 アイリスショップ/ハイカム超極太ポール特大 ・ファイルボックス各種 無印良品/ホリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ(ホワイトグレー・1/2) 無印良品/ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ(A4用ホワイトグレー) 無印良品/ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプワイド(A4用ホワイトグレー)・パンツハンガー マワハンガー ・はさみ収納 無印良品/ポリプロピレンファイルボックス用・ペンポケット ◯クローゼット下段 ・衣装ケース Fits/フィッツケースクローゼットワイド(奥行45cm) 奥行きのあるクローゼットの収納って本当に難しいと思うのですが、mariさんのコラムを見ているとそんな風には思えず逆に使いやすくすら思えてしまいました。 特に中段は手前を空けて作業や一時置きに使い、下段では奥のスペースを空けるという使い方には目からウロコでした。 実は奥行きの深い押入れで使っていた収納ケースがクローゼットには入らないという経験をしたことがあります(笑) ついつい収納ケースって奥行きに合うものを買ってしまいがちですが、ぴったりでなくてもこんな活用法があるんだなと勉強になりました。 mariさんありがとうございました♪ (編集:kaori) 関連するコラム ◯「頑張らない片づけと労力を使わない収納」〜築30年のアパートにある暮らし(mari_ppe_さん) ◯築30年のアパートにある暮らし〜私が大切にしていること(@mari_ppe_さん) ムクリでお届けするコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 mariさんの素敵な日用品・アイテムはこちらからご覧いただけます。 marippeのROOM - 欲しい! に出会える。 instagram→mari_ppe___ mariさんのインスタグラムはこちら mari (@mari_ppe____) • Instagram photos and videos 81.8k Followers, 269 Following, 413 Posts - See Instagram photos and videos from mari (@mari_ppe____) *LINEで最新記事や過去人気記事をお届け* コラムや最新記事をLINEでお届け!〜ムクリLINEアカウントお友達設定〜 いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。ムクリは現在インスタグラム中心に記事を紹介していますが、全部の記事をご覧いただくケースは少ないかと思います。毎日インスタグラムを見るケースも少ないでしょ

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【あの人の暮らしが素敵な理由】暮らし方、住まう人の変化に柔軟に対応できる家を建てる~前編(cky.homeさん)

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【あの人の暮らしが素敵な理由】 “インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。 前回までのコラムはこちら 今回は「こだわりの詰まった家」をテーマに、@cky.home(以下、Sae)さんのお話をお伺いしていきます! 暮らしの充実のためにしたこと Sae はじめまして、Saeと申します。 設計事務所に依頼した2階リビングのお家に夫婦と高校生になる娘、わんこ2匹で暮らし始めてもうすぐ2年が経とうとしています。 ライフスタイルの変化とともに 以前は娘が2歳の頃に購入した分譲マンションに10年住んでいました。 生活していくうちに不便に感じることが少しずつ出始め、家族みんながストレスなく穏やかに過ごせる家を建てたいと思うように。 我が家の場合は、娘のピアノをアップライトからグランドピアノに変更したことによる音の問題、わんこ2匹が加わったこと、娘が成長するにつれて収納の少なさを痛感するようになったことなどが主な問題点でした。 家を建てる場所は義理の両親が昔住んでいた古家のあった37坪の土地。 色々なハウスメーカーや工務店を見に行ったり、実際に図面を描いてもらったりもしたのですが、夫婦揃って「ここなら!」という所になかなか出会うことができず、年月ばかりが過ぎていきました。 家づくりにおいて私たち夫婦の要望を全て取り込もうとするとなかなかこの土地では叶えられない、叶えたとしても3階建てになってしまうという状況が続き、半分諦めかけていた時に出会ったのが今の家を建てて下さった設計事務所。 無駄のないシンプルで飽きのこない美しさ、自由度も高くハウスメーカーのように制限や制約もない。そして何より私たちの要望を全て組み込んだ図面を初めて作ってくださったのがこの設計事務所でした。 何年も色々なメーカーを見てきたけれど「ここならきっと私たちが望むような住まいができる気がする!」夫も私もそう感じて、家づくりをお願いする運びとなったのです。 不思議なことに設計事務所と出会ってからというもの、マンションが希望金額で売却できたり、わんこ2匹を連れて仮住まいできる場所がタイミングよく見つかったり、全ての歯車がゆっくりといい方向に回り始め、ご縁に恵まれるとはこういうことなのかと実感せずにはいられませんでした。 家作りで大切にしたこと 私たちが家作りで特に優先したのは大きく3つ。 1.ピアノ練習に適した環境を整える 2.わんこたちとの暮らしを快適に 3.収納場所を確保する 先ずはマンション住まいの時に感じた不便さの解消をすべく考えていきました。 毎日とても気を遣いながら娘が練習していたピアノ。 新居では防音のピアノ室を設け、いつでも気兼ねなく練習ができる環境を作りました。 子どもの成長と共に帰宅時間も遅くなり練習が夜になってしまうことも多く、何時までに終えないと迷惑がかかってしまうというストレスを抱えることなく生活でき、とても助かっています。 2つ目にわんこが暮らしやすく、お世話もしやすい空間を作ることも我が家にとって大事なことでした。 主に2匹が生活する2階のスペースは回遊動線にし、自由に動ける間取りを採用。 トイレスペースやペットグッズの収納場所も最初から決めて作っておいたり、トイレスペースは掃除しやすいように床はフロアタイル、まわりはキッチンパネルの壁にしたりと抜かりなく計画しました。 この家に引っ越してきてからわんこたちの行動範囲も広がり、気ままにのんびり過ごしている姿を見るのが毎日の癒しになっています。 そして3つ目は収納場所の確保。 マンションの時に足りなかった収納も、クローゼットルームの他に階段で上り下りできるリビングロフトを作ってその奥に3畳の納戸スペースを設けたり、インナーガレージを作ることで大きく解消することができました。 とはいえ、物が多いと結局溜め込んでしまい片付かないということが起こるので、定期的に見直しをして物を増やしすぎない、把握できるものだけにするという意識は忘れないようにしています。 快適な暮らしのために また、毎日の家事にストレスを感じにくい工夫をすることで日々の生活がとても楽になりました。 キッチンとパントリーの奥には3畳のランドリールームを設け、ここで洗濯が完結するように。洗濯物を干したままでも作業ができるように天井高を2800(mm)とし、昇降型の物干しを設置したのもストレスを感じない暮らしの工夫。 また、我が家はランドリールームがLDKのある2階、洗面室とお風呂が1階という水回りが集約されていない間取りなので、洗濯し終わったものを1階まで持っておりないといけません。 その手間を少しでも楽にするためにランドリーシューターを設置しました。 洗濯し終わったもので、お風呂や洗面で使うのに必要なものはこのシューターから落とすと、1階の脱衣室にあるカゴに入る仕組みです。 1階に降りたついでに畳んで収めればいいので、洗濯したものを持って降りるという家事がなくなり、すごく楽に感じています。 水回りを集約しなかった理由は土地の広さもありますが、私たち夫婦が年齢を重ねた時にお風呂とトイレと洗面、そして寝室は1階にあった方が便利だと考えてのことです。 家はずっと変わらなくても住人の年齢は段々と変わってくるわけで、今だけでなくこの先もずっと住みやすい家作りをするということも重要だと思っています。 こだわって建てた我が家ではありますが、どんなに素敵な家でもそのままで快適に暮らせるわけではありません。 その家とどうやって時を刻んでいくか、どんな風に使っていくかが何よりも大事。そこで後編では我が家の暮らしの様子と快適に過ごす為にしていることについてお話します。 年月と共に家も人も変化していくからこそSaeさんが大切にした「今もこれからも暮らしやすい家づくり」。そのためにこだわった家づくりは今の過ごしやすさに直結しています。 家族に寄り添った間取りはもちろん、仕組み作りもやはり快適な暮らしに欠かせないポイント。次回後編で詳しくお話していただけるとのこと、とても楽しみです♪ (編集:megu) specialthanks @cky.home

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【暮らしのインテリア】何が大切かを考え、無駄を削ぎ落とした間取りを 〜小さな平屋と大きな庭のある暮らし(hikaniwaさん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 コンパクトな間取りに適した洗面脱衣スペースとお風呂 執筆者:hikaru(@hikaniwa)さん こんにちは、hikaruです。いつもご覧いただきありがとうございます。 前回のコラムでは庭づくりを中心に考えた、土間玄関と繋がるリビングについてお話しました。 4回目のコラムとなる今回は「最小限の洗面脱衣所とお風呂」についてお話します。 hikaruさんの前回までのコラムはこちら 最小限を採用する 我が家は23坪の平屋というかなり小さなお家。予算の問題や掃除のしやすさ、ものを少なくコンパクトに暮らすことを目標に小さなお家を選択しました。 できるだけリビングを広く取りたかったため、1坪の洗面と脱衣スペース、0.75坪の浴槽を採用し、水回りはかなりコンパクトにまとめた間取りとなっています。 0.75坪の浴槽は新築一軒屋ではほとんど見かけないサイズ感。規格サイズとしては1216(cm)というサイズのお風呂になります。 1坪サイズ以上の浴槽が標準仕様だと思うのですが、私は今まで暮らしてきた家やアパート、マンションも全て1坪以下の小さなお風呂ばかりだったので、特に不安を抱くことなくあえて小さくすることを選択しました。 私たち夫婦の身長が結構低いのも大丈夫だと思った理由でもあります。 お風呂が大きければきっと快適だとは思うのですが、優先したいことは人それぞれ。様々な制限もある中で、これが私たちにはベストな選択でした。 ただやはりサイズが小さいことは否めないので、なるべく快適に使えるように扉を引き戸にしました。 掃除に関しては開戸より多少大変だとは思いますが、1坪以下の方には引き戸が断然おすすめ。限りあるスペースを有効活用できます。 またお風呂の内装も必要最低限でシンプルさや掃除のしやすさを優先し、アクセントパネルなしの白い壁、白い床、棚や鏡、窓もなくしました。 窓がないので換気は浴室乾燥機で行いますが、快適に過ごせています。 造作収納棚のある小さな脱衣所 お風呂からつながっている脱衣所はこちらも1坪サイズと小さめ。 できるだけ収納の無駄を無くすために無印良品の収納用品に合わせて木製の造作棚を取り付けてもらいました。 またハンガーを掛けられるようにパイプハンガーなどを設置し、小さいながらも「痒いところに手が届く」そんな脱衣所になっています。 造作棚の1番上は高さがあって使いにくいので、現在は防災用品やストックなどを収納しています。 脱衣所全体が暗めなので1番上は窓にしてもよかったかもなぁとも感じていますが、概ね満足しています。 床は無垢床にしたので、メンテナンスなどが大変かもしれないと少し心配していましたが、今では濡れてしまってもそんなに気にすることなく、シミなども「味」として楽しんでいます。 何より無垢床の見た目が好きなので、採用して本当に良かったなぁと思っています。 洗濯物は、庭が広いので基本的に庭に外干し。 動線は小さな平屋なのでどこへ行くにも近く、そこまで動線は考ずとも快適なのがいいところ。 雨の日は脱衣所のパイプハンガーに干すこともあり、様々なシーンに対応できるようになっています。 リビングとつながる造作洗面台 脱衣所と洗面所はあえて分けた間取りを。 これは来客時にも便利だろうなと思ったのも採用した理由です。 そして洗面所は造作で素敵につくり込んで、リビングと繋げてみることに。 大好きなレトロな雰囲気の100角の白いタイルを敷き詰め、鏡と裸電球、洗面台もシンプルなもので揃えました。 ここには春になると桜が見える高窓があり、リビングからこの光景が目に入るとなんだかテンションもアップするようなお気に入りの場所になりました。 造作洗面スペースはコンパクトではありますが、玄関からもすぐアクセスできるので「ただいま手洗い」にもなり、右にあるトイレの手洗い場を兼ねています。 そして左は独立した脱衣所。コンパクトでありながら、色々と兼ね備えた洗面・脱衣スペースにになっていると思います。 家づくりでは ・常識に囚われない ・他の方と比べすぎない ・背伸びをしない この3つと決して無理をしないことも大切だと思っています。 家が完成した今となっても「こうだったらいいなぁ」と思うことも無いとは言えませんが、今ある環境や暮らしに日々感謝をして暮らしていきたいです。 hikaruさんの選択した最小限の洗面脱衣スペース。ご夫婦のライフスタイルや来客時のことも考え、必要なものを見極め無駄を削ぎ落としているからこそ満足度の高い間取りとなっているのだと思います。お掃除のしやすさなど細やかな部分にまで目が向けられているのも流石です! リビングとつながりを持たせた造作洗面は思い切り好きを詰め込んで見た目も楽しむ、そんなメリハリのある家づくりをぜひ参考にしたいですね。 hikaruさん、ありがとうございました! (編集:megu) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 hikaruさんのインスタグラムはこちら 愛用品はこちらから

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【暮らしのインテリア】オープン収納を採用した広くて明るい土間玄関〜生活感のある整ったお家( kaya___ieさん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 我が家のアイデンティティと言えるお気に入りの玄関 執筆者:@kaya___ie(kaya)さん 機能面、デザイン面ともに、とても満足している我が家の玄関。広くて明るい土間玄関とオープン収納は、わたしがマイホームで絶対に採用したかったことのひとつでした。 今回は、我が家の玄関に関してお話したいと思います。 kayaさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/interior/7333901/ 間取りと採光 我が家の玄関にはいわゆる玄関ホールがなく、直接LDKに入る間取りになっています。玄関もLDKの一部という感覚です。 限られた面積の中でなるべく無駄を省き、LDKを広く感じられるようにしたかった点や、帰ってすぐに家族と顔を合わせられるようにしたかったことから、このような形を採用しました。 玄関とLDKの間には引き戸があるため、来客者に家の中を見られたくない場合は隠すことができます。 また冬の寒さが辛い時期も扉を閉めることで、暖房効率が上がるようにしています。 玄関に入って正面のテラスドアから中庭に行けるようにしたのも、こだわりポイント。 リビングの掃き出し窓からも中庭に出られますが、外用のスリッパ置き場所に困ることもなく、アクセスもしやすくてとても便利です。通気性も良く、気持ちが良いです。 玄関の明るさは、玄関ドアのスリット窓、天窓、テラスドアの3方向からの光でどの時間帯も明るいです。 天窓から見える借景は桜の木。春の満開の花にはじまり、新緑、落葉と年間を通して四季を感じられ、とても癒されます。 土間玄関とオープン収納を採用した理由 なぜ広い土間玄関とオープン収納を採用したのか。きっかけは、一人暮らしやマンション時代に経験した、お掃除のしにくさとすぐに散らかってしまう悩み、そして狭さからくるストレスを解消したかったことです。 こまめにお掃除などできれば良いのかもしれませんが、わたしはまめな性格ではなく、とくに見えないところはつい後回しに。 その結果、気がついた時には靴箱の中が汚れていたり、湿気が気になる状態になったりして、履く気持ちになれない靴が出てきてしまい処分、、なんてことも何度かありました。 また、気がつくと玄関がたくさんの靴で溢れることもしばしば。なぜそうなってしまうのかを考えた時、靴の湿気と片付けのちょっとした手間が原因だと気が付きました。 1日履いた靴は湿気をかなり帯びており、すぐに靴箱にしまうことは憚られます。 しばらく玄関で乾燥させようと置いておくと、ついそのまま出しっぱなしに。翌日靴箱にしまう、ただそれだけのことが案外できないんですよね。 もちろん片付けを習慣化できれば良い話なのですが、自分がこの先ちゃんとやる!とは思えませんでしたし、家族もやってくれる保証はないなと思いました(笑) 玄関横にシューズクロークを作り、そこをオープン収納にする方法もありますが、下駄箱にしまうことすら後回しにしてしまう自分がシューズクロークにこまめにしまう自信はありませんでした。 そんな自分の性格も踏まえて、ぱっと棚に置けてお掃除がしやすく通気性の良い今の形を採用しました。 そして日々ストレスを感じていたのは、帰宅後の玄関。子どものカバンや買い物してきた両手いっぱいの荷物に加え、足元でウロウロする子どもたち。 「お願い、早く家に上がって〜!」「ちょっとそこどいて〜!」といったやりとり、あるあるですよね(笑) また、お友達家族などが来客した時の玄関での行列も、なんとかしたいなぁと思ってました。 広い土間と間口にすることで、これらのストレスから解放されました。 また、お家づくり計画中にいろいろな事例を拝見し、玄関を靴の脱ぎ履きだけでなく可変性があり多様な活用ができる玄関が理想!と考えました。 子どもが小さいうちはここで遊ぶこともできますし、今年の夏は昆虫の飼育もしました。子どもの視線の高さに置けて、とてもちょうど良かったです。夫はここでゴルフのパター練習もしています。 たくさん届いた荷物の一時置きや開封、家具の組み立てなどができる点も気に入っています。この玄関は多くの人の目に触れるため、自然と定期的にお掃除してキレイを保てています。 玄関に収納しているアイテム シーズンオフの靴、シューケア用品等の靴関係や虫除けスプレーなどの玄関にある定番アイテムの他に、ここにあると便利だなというものが集まってきました。 まずはお買い物カゴ、エコバッグ類、マスクです。このあたりは出かける動線にあるとスムーズですよね。ハンカチやティッシュも置くようになりました。 我が家はクローゼットが2階にあるため、出かける時にハンカチを持ち忘れて2階に取りに行くということが多発していたためです。 お庭で突如始まる子どもの水遊びや、雨で濡れてきた時など、非常時に使う用に大きめのタオル類も置いています。これも、水回りが2階にある我が家ならではかもしれません。 そのほかには、印鑑や段ボールカッター、ペンやハサミ等の文具、ビニール袋や新聞紙、夫のバイク用品や子どもの外遊び道具なども収納されています。消毒や絆創膏も置くようになりました。 近くの公園や家のお外で遊んで怪我した際に使用しますが、これが結構使用頻度が高く、重宝しています。 なお、ボックスにはラベリングをしており、どこに何が入っているかわかるようにしています。 暮らしながら少しずつアップデートすることで、小さなストレスから解放されて心地良く過ごせていると感じています。ライフステージの変化と共に、これからもアップデートしていくのが楽しみです。 内装とインテリア 内装、インテリアに関しては、LDKと同じ空間であるため調和を意識し、ホワイト、ブラック、ウッドを基調に自然素材とアイアン等の無機質な素材を組み合わせました。 床は、より広く洗練された空間に感じられると考え、600角タイルに。モルタルへの憧れもあり、薄めのグレーにしました。玄関ポーチと中庭のタイルも同じものを採用し、統一感や繋がりを持たせています。 ミラー横のスペースには季節感があるアイテムを飾って楽しんでいます。 子どもたちのバイクもインテリアの一部として活躍しています。ここも、子どもが大きくなったらどうやって使おうかなと妄想するのも楽しいです。 玄関のメイン照明は2つのペンダントライトです。センサーライトのため、帰宅すると自動で点灯します。照明が点いている時も点いていない時も、素敵な空間を演出してくれて気に入っています。 今回は、我が家の玄関についてお話させていただきました。 私たち家族も気に入っていますが、来客者からもかっこいい!ととても好評で、我が家のアイデンティティと言える玄関になりました。 これからも家族が心地良く暮らせる玄関にしていきたいと思います。 kayaさんのお家の顔でもある、オープン収納で綺麗に整った土間玄関。生活感はきちんとあるのに、程よい余白がある収納の仕方でスッキリとまとまって見えます。 取り出しやすく片付けやすい、というのもオープン収納のメリット。常に目に触れるという点でも、キレイを保つモチベーションにつながりそうですね。 動線や広さの面でもこれだけ充実しているのですごく使いやすそうですし、ライフステージが変わった時にもまたフレキシブルに違った使い方を楽しめそうです♩ kayaさん、ありがとうございました! (編集:maki) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 kayaさんのインスタグラムはこちら kayaさんの愛用品はこちらから

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【今日の読みもの】持ちすぎない暮らしで心豊かに。50代のシンプルなおひとりさま生活(ohitorisama_kurasiさん)

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今日の読みものは、お子さんの独立後におひとりさま生活を楽しまれている@ohitorisama_kurasi(以下、よう)さんのお話。 そんな、ようさんのモノとの向き合い方や好きなインテリアなどシンプルな50代の暮らしについてお伺いしました。 暮らしが変わるとき断捨離を決意 初めまして、ようと申します。好きなものは、インテリアや編み物、ビーズ、刺し子、陶芸などのものづくり、料理など。 子どもは26歳の息子と22歳の娘です。エステティシャンとして一人サロンを経営しております。息子の独立のタイミングで、シンプルなおひとりさま生活を始めた50代です。 おととしのある日、「会社の社宅に入れることになったから」という息子の一言で、平和だった日々の歯車がものすごい勢いで回りはじめました。 娘はすでに家を出ていて、当時は息子とふたり暮らし。「息子が出ていったら、この3LDKに私ひとり…」。賃貸のその家は、私ひとりでは持て余してしまう広さでした。 ふと見回すと、ものすごい量のモノ。子どもたちが好きだったDVDや本、衣類をはじめ大量の書類や家具、家電……。その家に住んだ15年分の思い出と共にため込んでしまったモノたち。 当時の私は、片付けも収納も苦手でした。まちがいなく引越し先は今より狭い、まずはモノを減らさなきゃ。そこで断捨離を決意しました。 まずは行政のゴミ回収や粗大ゴミ回収に、3か月かけて少しずつ。それでも足りなくて、引越し直前には回収業者の軽トラック2台分が、ぎゅうぎゅうでした。 引っ越し先は2DK。 持って行くことにした家具は、気に入っていたチェストと薬箪笥と長持というトランク型の収納ボックスの3つのみ。大好きで、たくさんあった食器も自分の中の1軍のみ。 いざ引っ越してみると、捨てすぎたかなと思うくらいモノが少ない新生活のスタートになりました。 モノにあふれる生活をしないために 限られた収納場所を、どのように活用するか。引越し前の経験から、モノを増やしたくない思いが強くなっていました。もう、モノにあふれる生活をしたくない…。そこで、収納のプロに相談することに。 収納アドバイザーの方にキッチンやクローゼットなどを測っていただき、無印やKEYUKA、ニトリの収納用品でジャストサイズの収納ができるようにアドバイスをいただいたのです。 そのうえで、増やしていいモノの基準を決めました。 まずは私をごきげんにしてくれること。できれば2種類以上の使い方ができること。捨てるのが大変ではないこと、の3つです。 観葉植物と調和するシンプルなインテリア 今回、引っ越すにあたってどんなインテリアにしようかと考えたときに、元々持っていたバルミューダの黒いレンジからイメージは広がり、最初に購入したのはレンジを置いている食器棚。黒いアイアンとナチュラルな木の棚です。 ここから色とテイストの方向性が見えてきました。 ナチュラルな木のベッド。テーブルと椅子、ソファ。スタンドライト。暮らしながら少しずつ家具を増やしていきました。 モノが少なく、シンプルなデザインの家具ばかりなので、大好きな観葉植物をプラスして殺風景にならないようにバランスをとっています。 築36年の古いリノベ済物件なのですが、水回りや玄関など手を入れたいところが多々ありました。 そこでドアや棚に壁紙やカッティングシート、玄関にクッションシート、トイレの床に床材を貼るなど、自分でプチリノベも。 以前、自分のサロンをつくったときに、内装業者さんの仕事を手伝ったことが役立ちました。 暮らしの中でいちばん幸せを感じるのは、観葉植物たちとの時間。小さいのを購入して、植え替えをしながら大きく育てていくのが好きです。ウンベラータやポトスなど、ちょうど今の植え替えシーズンを癒されながら楽しんでいます。 息子さんの独立をきっかけに、持ちすぎないシンプルな暮らし方へと変化されたようさん。片付けも収納も苦手だったとはとても思えないスッキリとしたお部屋とシンプルなインテリアは、落ち着いた大人な素敵空間でした。 今の自分に必要なものモノときちんと向き合うことで、毎日が快適で心豊かに過ごせそうですね。 楽しく充実したおひとりさま生活を堪能されているようさんの暮らしに、こんな風に歳を重ねてからも暮らしを楽しめたらいいなと思いました。 (編集:maki) specialthanks@ohitorisama_kurasi

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【暮らしのインテリア】素材感やデザインを大切にした、我が家のお気に入りやこだわり〜和を感じる平屋に暮らす(heco_homeさん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 思い出と共に味わい深さを増す住まい 執筆者:heco(@heco_home)さん 今回のコラムでは和の素材感やデザインを大切にした、我が家のお気に入り、こだわりポイントについてお話させていただきます。 前回のhecoさんのコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7333007/ 懐かしさと美しさがある障子 実家が日本家屋なのもあり、小さい頃から「和」が身近にあった私は、カーテンではなく障子を使うことを一番に決めていました。 柔らかな光を部屋全体に広げてくれたり、庭にある植栽の影を、季節や時間帯によって表情を変えながら映してくれたりする障子は、優しく包み込んでくれる懐かしさと凛とした美しさを持ち合わせていると感じます。 温かみのある風合いが魅力。珪藻土の塗り壁 室内の壁は珪藻土の塗り壁で仕上げました。 日本の風土にあった調湿効果などの機能性はもちろん、自然素材と職人さんの手仕事だからこその温かみのある落ち着いた風合いが、居心地の良い空間を作ってくれています。 木の持つ心地よさ 木のもつ温もりや柔らかさは、心を穏やかに和ませてくれます。部屋全体を見渡した時に、木の見える割合が絶妙でとっても居心地が良いです。 肌触りもよく香りにも癒やされ、木には目に見える心地よさと肌で感じる心地よさがあると実感しました。 畳の自由度の高さ 幼い頃から床座の生活だったので、畳は特に落ち着きます。 ごろんと横になってくつろげる空間でもあり、子ども達の遊び場にもなり、赤ちゃんのお世話をしたり布団を敷いて寝たりと自由な使い方ができるのも畳の魅力です。 今は耐久性の高いダイケンの和紙畳を使っていますが、子育てが一段落したら本物のい草に張り替えて、い草の香りをたっぷり味わおうと夫婦で話をしています。 空間をゆるりと仕切る格子 光や風を通しつつ、空間をゆるりと仕切ってくれる格子。柔らかさと品のある佇まいで「和」の風情を感じるデザインがなにより大好きです。 我が家は室内にも室外にも使っています。 伝統的な暮らしの知恵。深い軒 深い軒は、雨風や直射日光から外壁を守り、劣化を抑えてくれる役割と、四季のある日本で夏の強い日差しを遮って、冬の暖かい日差しを室内に取り入れてくれる役割があります。 伝統的な暮らしの知恵が詰まった日本家屋らしい深い軒は室内の快適さだけでなく、外観の美しさも叶えてくれています。 季節の変化を感じられる縁側 内と外を繋げてくれる縁側は自然をぐっと身近に感じさせてくれます。 気候の良い日には風を感じながらご飯を食べたり、庭の植栽を眺めながらのんびり過ごしたり。季節の変化を肌でゆっくり感じることができ、庭との繋がりが日々の暮らしに潤いを与えてくれています。 思い出と共に暮らす 「和」の素材感やデザインは経年で魅力を増し、いつまでも色褪せず、愛着を持って過ごすことができます。 入居2日目に子どもが弓矢のおもちゃで障子に穴を開けたハプニングや、壁に椅子をぶつけて塗り壁が欠けてしまったハプニングもありました。 床の傷やシミも増えたけれど、たくさんの思い出と共により一層味わい深さを増し、私達家族を見守り続けてくれることでしょう。 落ち着きのある雰囲気が素敵なhecoさんの家。ひとつひとつのものや素材にこだわり、和を追求されていますね。 伝統的なものは日本の気候にも合っていて、経年変化を楽しめるのが魅力的です。傷やシミも丸ごと思い出になっていく大らかさを感じました。 (編集:kaori) 関連するコラム 家づくりで自分たちにとってベストな選択をするための3つのポイント〜和を感じる平屋に暮らす(heco_homeさん) 土地&住宅会社探し。実際に住んでみて思うこと〜和を感じる平屋に暮らす(heco_homeさん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 hecoさんのインスタグラムはこちら

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dailyオリジナル食器拭きクロス「ハーフサイズ」の登場です!

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昨年9月の発売よりたくさんの方にお使いいただいているdailyオリジナル食器拭きクロス。 ご購入いただいた方から、「綺麗に拭けます」や「吸水性がすごい」といった特徴を実感するお声から、「食器拭きが楽しくなりました!」といった嬉しい反応もいただき、あぁ本当につくってよかったなと日々感じています。 そのご使用者さまのご感想の中に「ハーフサイズが欲しい」といった内容も目にする機会も少なくなく、私たちとしても食器拭きの選択肢が増えたらいいなといった想いから、この度daily食器拭きクロスにハーフサイズが仲間入りすることになりました! 2枚セットで、お値段は1,000円(税抜)での販売となります。 ※上の写真左側がハーフサイズ、右側が現在発売中の大判のクロスになります ・3月5日(金)20時発売!daily食器拭きクロスハーフサイズはこちら ・daily食器拭きクロス(大判サイズ)はこちら ライフスタイルに応じて使い分ける暮らし 素材はハーフサイズも同じ。 吸水性に優れ、乾きも早く、超極細毛繊維は毛羽もつきにくくなめらかな手触りが特徴の、食器拭きに最適なクロスです。 ◯サイズ ・daily食器クロスハーフサイズ:30×45センチ ・daily食器クロス:60×45センチ こまめに食器を洗う方や、あまり多くの食器を使わない方にはハーフサイズがぴったり。使用後のクロスの乾きもより早く、一日を通して活躍してくれること間違いなしです。 大判サイズ同様、クロス真ん中にあるネームタグに掛けて収納ができます。ハーフサイズなだけあって干す場所を選ばないのは特徴の一つです。 また軽く拭いてもぐんぐん吸水し綺麗に拭けるので、お子様がお手伝いしやすいサイズ感でもあります。 従来の大きいサイズの食器拭きクロスとハーフサイズ。まとめて食器を洗う方や、大きめのお鍋や道具を使った際には大判サイズがきっと役立つと思いますし、ひとり暮らしやお使いになる食器の数が少ない方にはハーフサイズがオススメ。 水切りカゴと併用されるのもいいと思いますし、大判のクロスを水切り代わりにしてハーフサイズと一緒にお使いになるのもいいと思います。 ハーフサイズが加わることで、ライフスタイルや、暮らしの中の使い方に応じた選択肢が増えたらいいなぁと思っています。 特許製法と職人さんの高い技術で編み上げた国内唯一の商品 ご一緒したのはdailyの人気商品「daily特注マルチクロス」をつくっていただいている原田織物さん。創業60余年の老舗繊維工場さんで、数十年前からマイクロファイバークロスをつくり続けています。 徹底した品質管理のもと、職人さんと専用機械が織りなすマイクロファイバークロスはとっても評判がいいです。 とにかく食器拭きの負担を減らしたい、気持ちよく終わらせたい、そう想ってつくった食器拭き専用のクロス。みなさんに心からオススメしたいアイテムですので、ぜひ手に取って実感してみてください。 ご使用上の注意事項 ◯クロスに硬いゴミや砂が付いていますと食器をキズつけることがあります。 ◯クロスの縁のつなぎ目は裁縫上少し重なる部分がでますが、こちら品質には問題ございません。製品の特性上このようになりますので、あらかじめご理解くださいませ。 お手入れについて ◯日常のお手入れ 基本は中性洗剤でのお手入れを推奨しております。また、洗濯ネットに入れていただければ洗濯機での洗濯も大丈夫でございます。 ◯定期的なメンテナンス 臭いや除菌をされたい時は酵素系の洗剤をよく溶かしたぬるま湯につけ置きをしていただくと除菌効果はあると思います。ただ、毎日のお手入れですと繊維を傷めてしまいますので、定期的なメンテナンスとしてオススメいたします。 ◯お手入れの際の注意事項 ・ 石鹸成分の洗剤などをお使いの場合、洗剤成分が繊維に残ると吸水性が落ちるケースもございますので、よく溶かしてつけ置きをされるか、よく洗い流していただくのがよいかと思います。 ・ 塩素系の洗剤でのつけ置き、お手入れ。またマイクロファイバー自体が熱に弱い性質ですので「煮沸」「乾燥機」「天日干し」は避けていただければと思います。 ・3月5日(金)20時発売!daily食器拭きクロスハーフサイズはこちら ・daily食器拭きクロス(大判サイズ)はこちら フェイスタオルお得なセット販売始めました https://mukuri.jp/daily/everyday/face-towel/7321039/ 「dailyギフトボックスはじめました」お祝いや御礼のお返しから、日頃の感謝を込めて大切な方へお届け https://mukuri.jp/daily/gift/gift-box/7321343/ 「"KIRARIとYURURI"気持ちに寄り添う二つの香り」dailyオリジナルハンドソープとハンドミルク https://mukuri.jp/daily/everyday/hand-milk/7321374/

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【暮らしのインテリア】住み始めてから気づいた後悔ポイントの多い窓〜中庭があるロの字型の家(y_home_1225さん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 実感した窓の選び方の難しさ 執筆者:@y_home_1225(Hitomi)さん 今までのコラムでは、キッチン、中庭、洗面所とトイレ、玄関、と家づくりにおいてこだわったことを場所別に綴ってきました。 たくさんリサーチをし家づくりをして実際に住んだからこそ、自信を持っておすすめできることを中心に書いてきましたが、今回は視点を変えてみます。 わが家では後悔ポイントの多い窓について。専門的な知識はないため、素人ながらに感じた点、こうすればよかったと思ったことを、ぜひこれからマイホーム計画を考えている方へお届けできたら幸いです。 Hitomiさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7335798/ 後悔している窓の配置6つ 1.パントリーの窓 食品を保管する場所に、窓は不要だと感じています。陽が当たる時間帯があるので、食品を右側、日用品を左側と分けて使っていますが、陽当たり問題がなければもう少し自由度高く収納を使えたのでは、と思います。 2.リビングの窓 窓を開けるとアパートの玄関があるため換気はしないと思ったものの、一応窓をつけましたが、明かりもほぼ入らず、中庭からの光だけで十分でした。 この窓がなければ、白一面の大きな壁にプロジェクターで映画鑑賞ができたのでは…とわたしの中では一番の後悔ポイントになっています。 3.畳コーナーの窓 ここも、リビングの窓とほぼ同じ理由です。 4.ランドリールームの窓 湿気がこもりやすくなることが予想されたため窓をつけましたが、隣の畑から砂が入ることが多く、全く使用していません。 5.1階2階トイレの窓 窓を開けての換気はしたことがなく(24時間換気にしています)、明かりとりのためだけであればFIX窓で十分でした。FIX窓とは、開閉することができない窓のこと。こちらの方が減額になることが多いです。 6.寝室の窓 防犯の関係上、写真は控えますが、割と大きめな窓をつけてしまいました。高い位置に横長のFIX窓にしておけば、と住み始めてから思いました。 窓の選択肢によって気づいたことと、これからの暮らし 窓に関してはこうしてまとめてみると、ない方がよかった、こちらにすればよかった…と後から思うところがたくさんある箇所でした。家の完成後に、気軽に変更ができないからこそなおさらです。 ちなみに不要な窓を金額にして出してみたところ、約24万円でした。かなりの減額ポイントに震えます。笑 中庭中心のわが家。せっかくの大きな窓にカーテンはつけたくなかったため、カーテンレスの生活を送っています。 何もつけずとも外からの視線を気にすることなく過ごせて、明かりは入る、本当にありがたい間取りです。カーテンの洗濯という家事を減らしたかったので、その他の窓はほぼロールスクリーンをつけています。 1ミリ単位でオーダーできるものを楽天市場で見つけました。つっぱり式のため、穴を開けずに使用できるところも、こちらのロールスクリーンにした理由のひとつです。 ・ロールスクリーン:【1ミリ単位 サイズオーダー】1級遮光 つっぱり式 ロールスクリーン(ラグ&カーペット専門店 ラグリー 楽天市場) 窓は、国内最高基準の断熱性をうたっているykkap APW330シリーズを採用しています。 窓枠の色は内観色は壁に合わせてホワイト、外観色は外壁のグレーに合わせてプラチナステンを選びました。窓の存在感は大きいので、少しでも馴染ませたくこのような選択になりました。 家の向きや間取りによって、ひとつひとつ精査する必要がある〝窓〟。暮らし方を想像して、窓のいるいらないを決める作業は本当に難しいことだと実感しました。 とはいえ、今から窓の増減は難しいので、不要だなぁと思う窓に素敵な布をかけてみたり、心配な箇所はシャッターを後付けしたり、工夫してより住みやすさを追求していければと思っています。 今回はタラレバのお話ばかりになってしまいましたが、家づくりにおいて参考になる話って、先人の後悔ポイントだったりしたなぁと振り返りながら書いてみました。 わが家は中庭のある間取りなので、窓については特殊なことが多いかもしれませんが、こんな考え方や減額ポイントもあるのか、とひとつの例としてご参考にしていただけましたら幸いです。 家づくりの際に、必ず直面するのが窓問題。 設計する際に最初の方に決めるのが窓でもあり、一度決定して申請すると簡単に変えられない部分でもあるので、私もすごく悩んで決めた記憶があります。Hitomiさんも、窓には後悔ポイントがこんなにも多かったのですね… 窓ひとつで明るさや暖かさ、空間の印象もかなり変わりますし、家の向きや間取りによっても選択肢が変わってくるので、実際に住んでみないとわからないこともあってすごく難しい問題ですが、こうしてあげてくださった後悔ポイントを、ぜひ参考にして欲しいなと思いました。 Hitomiさん、ありがとうございました! (編集:maki ) 関連するコラム 気持ちの良い空間と効率的な収納を兼ね備えた玄関〜中庭があるロの字型の家(y_home_1225さん) ベースカラー3色をバランス良く取り入れた洗面所と落ち着いた雰囲気を目指したトイレ〜中庭があるロの字型の家(y_home_1225さん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 Hitomiさんのインスタグラムはこちら Hitomiさんの愛用品はこちら

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【暮らしのインテリア】お手入れのしやすさや心地良さを重視。家のテーマにこだわりすぎず選んだフロアタイルとアクセントクロス〜ナチュラル和モダンな家( ________saki_ie___さん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 それぞれの空間ごとに自分の好きを詰め込んで 執筆者:saki(@________saki_ie___)さん 前回のコラムでは、自然素材がふんだんに使われたわが家についてお話しました。今回は、フロアタイルとアクセントクロスについて。 sakiさんの前回のコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7335497/ 水回りに選択したフロアタイル 今般、各メーカーさんから素敵な商品が沢山出ていて嬉しい反面、選ぶのも一苦労ですよね。私も自分の好みのサンプルを取り寄せては「正解が分からない…」と頭を抱えていました。 自然素材で建てたわが家は指定しなければ水回りも無垢床になる予定でしたが、お手入れに自信がなかったため水回りはフロアタイルにしました。 フロアタイルはクッションフロアより踏み心地は硬くクッション性はありませんが、本物のタイルよりも柔らかな素材でできています。 フロアタイルのメリットは、濡れてもササっと拭き取れてお手入れがしやすいところ。化学繊維の独特な匂いや足の裏のひんやり感が心配でしたが、実際のところ私は全く気になりませんでした。 温かみのある無垢材とは正反対に、あえて無機質な雰囲気を取り入れたかったため、ベースはグレー系で統一。この異質な素材が作り出す、独特でモダンな雰囲気がとても気に入っています。 ◯キッチン (フロアタイル:サンゲツ/ ワイドモルタル IS-1035-B) ◯脱衣所 (フロアタイル:サンゲツ/ サンドストリーム IS-1093) ◯2F トイレ (フロアタイル:サンゲツ/ ワイドモルタル IS-1035-A) ◯1F トイレ 1階のトイレは来客者も使用することもふまえ、旅館のような高級感のある空間を目指しました。 濃い色のフロアタイルのおかげで空間がキュッと引き締まった気がします。髪の毛などが目立ちにくいのも嬉しいポイントです。 (フロアタイル:サンゲツ/ ワイドモルタル IS-1036-A) 好きを詰め込んだアクセントクロス アクセントクロスは、子ども部屋、デスクスペース、ウォークインクローゼットに使用しました。 ◯子ども部屋 (クロス:サンゲツ/ FE74021) 現在2歳の息子がいますが、まだ子ども部屋としては使用しておらず来客用の宿泊スペースにしています。 インテリアやアートにも馴染むように、壁の一面だけチャコールグレーのアクセントクロスを選びました。 ◯デスクスペース 私のデスクスペースは大好きな空間にすると決めていたので、優しい雰囲気の小花柄にしました。 ぷっくりと立体的な小花柄に癒されます。この壁には下地を入れておいたので、近々ウォールシェルフを取り付ける予定です。 (クロス:サンゲツ/ FE74449) ◯ウォークインクローゼット もともとお洋服屋さんで働いたこともあるため、お洋服選びの時間も楽しめたらと思いブティックのような空間に。 (クロス:サンゲツ/ 77-2077) 家全体は「和モダン」の落ち着く家を目指しましたが、家のテーマにこだわりすぎず空間ごとに自分の好きを詰め込みました。 一生に一度の家づくり、自分が心地良いと思える空間にすることこそが一番大切だと感じています。 お手入れのしやすさを重視したというフロアタイルに、インテリアや自分の好みに合わせて選んだアクセントクロス。 水回りはどうしても汚れやすいですから、お手入れのしやすさはやはり重要ですよね。シックなフロアタイルと温かみのある自然素材との調和で、どれも素敵な空間になっています。 優しくかわいらしいイメージのクロスは、sakiさんのお家のテーマでもある和モダンな雰囲気とはまた違った印象になっていて新鮮でした。テーマに縛られず、空間ごとにそれぞれの雰囲気を楽しめるのも面白いですね♩ sakiさん、ありがとうございました! (編集:maki) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 sakiさんのインスタグラムはこちら sakiさんの愛用品はこちらから

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大容量の収納×持たない暮らし。gpgp_ismartさんのキッチンを探索!【一条工務店 スマートキッチン(ワイドカウンター)】

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シンプルなキッチンに隠された収納術とは インスタグラムで1.8万人以上のフォロワーを抱え、人気のi-smartにお住まいのgpgp_ismartさん(以下、Maiさん)がキッチンで採用した一条工務店のスマートキッチン(ワイドカウンター)をご紹介していきます。 インスタグラムでも一条工務店で注文住宅を建てた方をよくみるほど、人気のハウスメーカーです。一条オリジナル品が多いのが特徴で、今回はMaiさんにキッチンに関して機能面やお手入れをお聞きしました。 大容量の収納をうまく活用した収納術も公開してますので必見です。 (※記事の中での規格は建築時のものです。現在の最新の規格はメーカーの商品ページ等をご参照いただけますと幸いです。) メーカー:一条工務店のスマートキッチン(ワイドカウンター) 「スマートデザイン。心から癒される住空間であるために。」 シンプルな設計と断熱性に優れるおうちが印象的な一条工務店。 その中でも「i-smart」は、外壁や窓などのエクステリアから、キッチンなどの設備、ドアやフローリングなどのインテリアなど、住まいの隅々まで美しさと機能性の両立にこだわり、業界最高レベルの快適性能に機能美をプラスしたスマートデザイン住宅です。(HP参照) 詳しくはこちらをご覧ください。 アイ・スマート 商品紹介 一条工務店 免震と健康へのこだわりで「安心の住まい」をお届けする住宅メーカー『一条工務店』のwebサイト。 シンプルライフを心がけるMaiさんにぴったりなキッチンです。 Maiさんのキッチンサイズ 全長:2700mm カウンター奥行き:1030mm 高さ:850mm デザイン 天板:人工大理石 その他 食洗機:Panasonic 水栓:TOTO/水ほうき水栓 カップボード ・上の吊り棚 1800mm(幅)*450mm(奥行き) ・下の棚 1350mm(幅)*650mm(奥行き) Maiさん スマートキッチンという商品になりすが、キッズカウンターキッチンやiクオリティシリーズなど数種類あります。 スマートキッチンもカウンターの形や有無、引き出しの有無など複数選択肢があります。 Maiさんのコダワリ キッチンで他のメーカーは検討されましたか? Maiさん 一条工務店で家を建てる場合、一条工務店のオリジナル品から住設を選ぶことがほとんどです。一条工務店オリジナルの住設は標準装備とういことで追加料金がかかりません。 キッチンとカップボードは例外で追加料金が発生しますが他メーカーの物を導入するよりも格安で導入できます。我が家の時はキャンペーン中でキッチン導入の費用は無料でした。 このような背景があったので我が家もオリジナル品の中から選ぶことになりました。 スマートキッチンを選択された理由はなんですか? 以下の3点がキッチンを選択した主な理由になります。 ①広々としたワークトップ(料理のしやすい広い空間がほしい) ②オープン型(開放感がほしい) ③収納の多さ(調理器具や調味料など全てしまっておきたい) 実際の夕食を作ってる時の写真です。 ゴチャゴチャしてますが(笑)みなさんも同じですよね?(笑) ご覧いただきたいのは、奥行きが1030mmもあって、収納もたっぷりありますので、 これだけ物を散乱させても余裕で広々と使えます。 ダイニングが狭くなるのでスリムカウンターと迷ったのですが、ワイドカウンターにして本当に良かったと思ってます。 ちょっとしたコダワリはありますか? こだわったとまではいきませんが、ゴミ箱を収納する場所がどうしても欲しくてカップボードの下の棚のサイズを敢えて小さいものにして空間を作り、そこへゴミ箱を置けるようにしました。 きちんと場所を作らないとゴミ箱をその辺に置くことになってしまい、引き出しが開けにくいとか勝手口へ出づらいとかなってしまうのが嫌だったんですよね。 ゴミ箱置き場ってスペースを結構とりますし、見落としがちだと思うので打ち合わせ中から考えてとけばスッキリ収まって使いやすいキッチンになると思います。 取り出しやすさと見つけやすさを意識した収納 とにかく物が無い印象のMaiさんのキッチン。 収納の全体に加え、Maiさんの収納術も覗いてみましょう。 大容量の収納。 サイドの調理器具掛けも特徴的で、これは羨ましいです。 収納で意識されてる点はなんですか? Maiさん 取り出しやすさと見つけやすさを意識しています。 目一杯詰め込むと何がどこに入っているかわかりずらいですし、取り出すのも大変ですのでスペースには余裕をもたせています。 置き方も重ねるのではなく立てる収納を心がけてます。 重ねてあると下にあるものを出すとき取り出しづらいですからね。 例えば鍋やフライパンはラックを使って立てる、蓋も仕切りの棒を使って立ててあります。 普段使う掃除用品なども、すぐに取り出せるような収納を心がけてます。 ワイドカウンターの引き出しです。 セリアの仕切りボックスを使い、引き出しの中を区切り見た目をスッキリさせてます。 ケースもセリアで調達し、小物類をいれています。 救急箱、封筒やクリアファイルやノート、保管が必要な書類をまとめたファイルを収納しています。 カップボード収納 主に食器類を収納しています。 下の引き出しにはお皿やカトラリー。 上の吊り棚にはコップやトレイ、オーブンの天板を収納しています。 カトラリーもセリアのキッチントレーを使うとピッタリ収まって気持ちが良いです。 また、こういった収納グッズは数を揃える必要があるので、100均の商品はお財布に優しくて重宝してます。 収納ラックでスペースをうまく活用できるよう意識してます。 キッチンカウンターにレンジしかないですが、ほかの家電はどうされてますか? 炊飯器はカップボードに閉まっています。 バリスタも一時期置いてましたが、全く使わないかったのでフリマ行きになりました(笑) 日頃から使わないものは見直すように意識しています。 スマートキッチンの使い勝手に関するQ&A 普段のお手入れの流れはどうされてますか? ①食器用洗剤とスポンジでシンクを洗う ②セスキ水スプレーでIH、オイルガード、IH横のパネル(ツルツルした壁)、ワークトップ、電子レンジの中を拭く ③パストリーゼで水栓を拭く ④水切りラックにパストリーゼを吹きかけて除菌 リセット完了♫ 毎日のことなので無理なく続けれる必要最低限の掃除だけです。 拭くときは清潔さを保つのが手間な(洗濯や除菌)ふきんは使いません。使い捨てできるショップタオル(濡らしても破れない丈夫なキッチンペーパーのようなもの)を愛用しています。 セスキは油汚れを落とし消臭効果もあるのでIHや電子レンジの中の掃除には持ってこいだと思います。 ・お掃除3点セット 左からショップタオル、パストリーゼ、セスキ水スプレー ※Maiさんがインスタグラムで公開されてた、リセットの動画です @hina.home さんの早送り動画が斬新で中毒性があったのでやってみました?リセット風景です(๑¯◡¯๑)こってり背脂ボディが写ってるけど気にしないでください。すみません。シンクを食器用洗剤 @hina.home さんの早送り動画が斬新で中毒性があったのでやってみました?リセット風景です(๑¯◡¯๑)こってり背脂ボディが写ってるけど気にしないでください。 毎日以外でのお手入れ 樹脂シンクは白くて汚れやくすみがどうしても目立ちやすいです。そういったものが気になりだしたらオキシクリーン(酸素系漂白剤)を使ってシンクで"オキシ漬け"をします。 オキシ漬けすれば白さが蘇ります。 水を溜める方法ですが、排水口のサイズに合ったゴム栓をホームセンターで購入し、止水しています。 人工大理石のワークトップは水滴の跡や物を引きずったような跡がつくので気になってきた頃にハイホームとスポンジで磨きます。 HMからもらったメンテナンスマニュアルに頑固な汚れはクレンザーでと記載されてましたので同じく研磨剤の入ってるハイホームで磨いています。 ただし、ハイホームは研磨剤が入ってますので、使いすぎにはご注意ください。 水栓の使い勝手を教えていただけますか? ・TOTO/水ほうき水栓 水粒に空気を混ぜて水粒自体をボリュームアップさせることで少ない水でしっかり洗えて節水効果もあるそうでこちらの水栓を選びました。 また、幅広にシャワーが出るので鍋やまな板など大きいものを洗う時に一気に広い面を洗い流せてとても便利です。 詳しくはこちらをご覧ください。 水栓金具・浄水器 | カラー・キッチンパーツ | mitte(ミッテ) | システムキッチン | 商品情報 | TOTO システムキッチン「ミッテ」のキッチンパーツ「水栓金具・浄水器」のご紹介です。幅広シャワーで手早く洗えて、経済的な水ほうき水栓(ハンドシャワー式・エアイン) が新登場。その他にも使いやすさや節水対応の水栓金具をご用意しています。 敢えてデメリット(気になる点)を挙げるとすれば? デメリットは挙げるとすれば引き出し部分が鏡面仕上げなので指紋など汚れが目立ちやすいということです。(ブラックなので特に。) それでもパストリーゼなどのアルコールスプレーでさっと拭けば綺麗になるのでそこまで気にしていません(笑) いかがでしたでしょうか。 i-smartが人気な理由が見えてきましたね。 大容量の収納は魅力的ですが、それを活かしたMaiさんの収納術も素敵すぎます。 シンプルなキッチンは無駄がなく、ブラックが映えます。 ハウスメーカー選びなどで悩まれてる方、ぜひ参考にしてみてください。 Maiさんの収納やお手入れグッズはこちらからご覧いただけます。 覗いてみてください♫ gpgp_ismartのROOM - 欲しい! に出会える。 生活が素敵になるグッズを中心に♡Instagram⇨gpgp_ismart もよろしくお願いします♡ ご協力いただいたMaiさんのインスタグラムはこちら Mai (@gpgp_ismart) • Instagram photos and videos 18.5k Followers, 139 Following, 341 Posts - See Instagram photos and videos from Mai (@gpgp_ismart) 今後も少しずつ、記事を更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。 インスタもフォローいただけると嬉しいです♫

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【暮らしのインテリア】よく見かけるタイプの洗面化粧台を外してイメージチェンジ。 一歩踏み出して理想の空間へ〜築12年の建売住宅をDIYする暮らし(asasa0509さん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 好きになれなかった洗面所が落ち着く場所に。使い勝手も考えてDIY 執筆者:asasa(@asasa0509)さん こんにちは!asasaです。築13年の建売住宅を自分たちらしい住まいにすべくDIYで少しづつ手を加えながら暮らしています。 さて今回はそんな我が家の洗面所のDIYと収納について紹介させてくださいね。 asasaさんの前回までのコラムはこちら  https://mukuri.themedia.jp/posts/categories/4799840  好きになれなかった以前の洗面所 こちらが我が家の以前の洗面所。生活感あふれる写真ですみません! オープン仕様の洗面化粧台がどうしてもごちゃついて見えてしまうのが悩みの種でした。 素材がプラスチック製というのも個人的にはマイナス要素で、「暗い」「狭い」というもろもろの悪条件も重なって、洗面所は家の中でもっとも好きになれない空間でした。 洗面台の上部を外してみる ずっと悩みの種だった洗面所。そこで6年ほど前に、思い切って洗面台の上部をはずすことに!  当時の写真があまり残っていないので詳しい工程をお見せできないのですが、結論から言うと洗面化粧台はネジで固定されているので、それさえ取れば比較的簡単に取り外し可能です。 さらに接着剤でくっついているケースもありますが、ネジを取ればあとはなんとか外せるはずです。外したときの様子がこちら。  このむき出しの部分と同じサイズの木材を用意しました。ただし1枚の板だと重くて取り付けるときに大変なので、2つのパーツに分けることに。 上の部分は壁紙屋本舗さんのイマジンウォールペイント「暗闇の静寂」というネイビーのペンキを塗った板材をネジで固定、さらにネジが見えないように四辺に角棒を貼りました。  下の部分は壁に水がはねても大丈夫なようにモザイクタイル仕様に。これはネジ止めできないため、超強力両面テープで固定しました。 現在の洗面台と照明 2、3年前に湿気対策で漆喰(うま~くヌレール)を塗り、ネイビーから白にお色直ししました。上部分の収納はほぼなくしてしまったので、鏡は物を置ける形のものを選びました。  そしてそこに取り付けたライトはBRANCH BIT RAMP。10cm厚までなら好きな場所にはさんで取り付けられる便利な照明です。 蛍光灯からお気に入りの照明に変わったことで、洗面スペースが一気に理想の空間へと近づきました。照明の力は偉大です! 歯磨き粉と歯ブラシの収納アイデア 歯ブラシはアイアンバーを使って浮かせる収納にしました。狭い空間ではやっぱり浮かせると便利ですね♪ ちなみに歯ブラシや歯磨き粉をぶら下げている金具、何かわかりますか? 正解はそう、カーテンクリップ!最初はいいものが見つかるまでのつなぎとして使うつもりだったのが、思いの外これが使いやすく・・・そのまま現在に至ります(笑) 洗面台の下部分も雰囲気を合わせて 洗面台の下部分はそのままで使い勝手がよかったので、大きく手は加えていません。 ただテカテカのブラウンだった扉が上部分とミスマッチになってしまったので、壁紙屋本舗さんのHatte me!ハッテミーというペンキが塗れるシートを貼り、これに角棒を貼り付けて上からペイントをしました。 このシートは何度でも塗り直しができるので、気軽に色を変えることができる優れもの。 直接ペンキが塗れない賃貸の方にもおすすめのアイテムです。 洗面台の収納 洗面台の中の収納グッズは、すべてニトリのアイテムを使っています。  それまで洗面台下の収納は試行錯誤してきたのですが、この伸縮タイプのラックを取り入れてからはストック管理がしやすく、扉を開けられても恥ずかしくない見た目になりました(笑) 洗面台の横にある棚 最後に取り掛かったのが洗面台の横の棚です。ここは使い勝手や採光を考えてあまり高さのない棚に。もともとついていた壁の棚を利用してL字型で作りました。 棚の上には以前はブリキのボックスを並べていたのですが、わざわざ蓋を開ける手間が面倒になり現在はカゴ収納に。使ったものをぽいぽいしまえる点がお気に入りです。 洗面スペースに限らず、私はきっちり細かい収納は苦手。そのためボックスやカゴの中身は油断するとすぐごちゃごちゃになりがちです。 でも「物の居場所を決めてそこに戻す」ことだけは守るようにしているので、基本物が行方不明になったりしません。 私の場合はそれで十分で、キッチリしすぎないからこそ継続できているのかもなんて思ったりもしています。  カゴの中は、ドライヤー&ヘアケア用品入れ、夫用、私用の3つにジャンル分けしています。 横のスペースには下着、洗濯グッズ、入浴剤を収納。以前は下着を置くスペースすらなかった洗面所もこの棚ができて便利に使いやすくなりました。 そうしてわかったのは、洗面所はまず使い勝手が大事ということ。 それまで洗面所が好きになれないのは好きなデザインを選べなかったから、とばかり思っていましたが、実は使い勝手の悪さも大きな理由だったようです。 こうしてセルフリフォームでいろいろ手を加えた結果、今では洗面スペースがほっと一息つける大好きな空間になりました。 最後に・・・ この洗面所のDIYを行ったのは今から6年前になります。 この頃はDIY経験も少なく、もちろん洗面化粧台を外すのも初めて。失敗したらどうしようという不安と、まだまだ使える洗面台をはずすことに対する罪悪感もありました。 ただ、今はあのとき勇気を出して一歩を踏み出してみてよかったと心から思っています。 最初にも書きましたが、基本的に洗面台はネジで固定されているので、実は比較的簡単に外し、場合によっては元に戻すことも可能です。 私もそうであったようにDIY初心者さんでも十分行える作業です。 もしおうちの洗面台をなんとかしたい!とお考えの方がいたら、まずはYoutubeなどで動画を見てみるのもオススメです。 (「洗面化粧台 はずす」などで検索するとたくさん動画が出てきます) ぜひいろんな動画を見て、イメージを膨らませてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。 この記事がどなたかの参考になればとても嬉しいです。最後までお付き合いいただきありがとうございました!      洗面化粧台のDIYが初心者にも挑戦しやすいものだとは思いませんでした。大がかりに感じますがネジで外れることが多いのですね。ここが変わると印象もすごく変わりますししてみたくなります。 照明もプラスされて、以前の洗面所とは全く雰囲気が変わりました。そして、それだけではなくasasaさんがおっしゃるように洗面所は使い勝手がとても大切。両方を兼ね備えたリフォームだからこそ、満足感が高いのでしょね♪ asasaさん、ありがとうございました! (編集:kaori) 関連するコラム 寝るだけだった寝室が、お気に入りの空間に〜築12年の建売住宅をDIYする暮らし(asasa0509さん) 変化していくリビング。今がいちばんこの家が好きと思える幸せ〜築12年の建売住宅をDIYする暮らし(asasa0509さん) ムクリのコラム一覧はこちらよりご覧いただけます。 asasaさんのインスタグラムはこちら   

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【暮らしのインテリア】3畳の脱衣室兼ランドリールームにギュッと詰め込んだ快適さ〜和を感じる平屋に暮らす(heco_homeさん)

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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。 「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。 注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。 インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。 自分の生活スタイルや家事のやり方を見つめて 執筆者:heco(@heco_home)さん 家事にかける時間は短くしたいし楽に済ませたいですよね。私も家造り中は「家事ラク動線」と何度も調べては間取りに組み込もうと試行錯誤していました。 中でも洗濯は、脱いでからまた着られるようになるまでにたくさんの工程が組み込まれ、移動距離も長くなりがちです。 一連の作業を、毎日快適にストレスなく行えるように工夫した我が家の洗濯動線についてお伝えしますね。 前回のhecoさんのコラムはこちら https://mukuri.jp/article/column/7334952/ アパート暮らし時代の洗濯事情 アパートに住んでいた頃は、朝に洗濯機を回し洗濯物はベランダへ干し、夕方取り込み畳んでしまう流れでした。狭い部屋だったので移動距離は短いにしても、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。 雨の日にはリビングに洗濯物ののれんがあって落ち着かないし、夕方の忙しい時間帯に洗濯物を急いで畳んでしまうのも負担でした。 そんな生活を改善したい!と考えました。 洗濯機周りの工夫 我が家にはやんちゃな息子達がいるので、洗濯機は洗浄力が高いと言われる縦型一択でした。 食事エプロンなど手洗いしたモノや予洗いしたモノを一時的に干しておけるように、洗濯機の上にバーを付けました。蓋を開けておけば、水が垂れても洗濯機の中におちるので問題ありません。 洗剤のストックや掃除道具などここに置きたいモノをあらかじめリストアップし、どこに何を置くか指定席を決めました。 手の届きにくい上段には、取っ手付き収納ボックスが便利です。収納ボックスを揃えると、ごちゃつきやすい洗濯機周りもスッキリ。 乾太くん導入と配置について 新居ではガス乾燥機の「乾太くん」を導入しました。乾太くんのおかげで干す工程が省け、時間・移動距離共に大幅な削減ポイントになりました。 乾太くん専用台を使って洗濯機の上に乾太くんを配置する方法はよく見かけますが、私の身長が低いことと縦型洗濯機を使うため、毎回踏み台を使って出し入れしなければなりません。 それは避けたいと思い、洗濯機と乾太くんを向かい合わせに配置することにしました。(上の写真:左が洗濯機、右が乾太くん) 身長156cmの私の目線に乾太くんが来るように、床から90cmの所に乾太くんを設置しました。お陰で奥までしっかり見渡せますし、フィルターの掃除も簡単です。 作業カウンターと収納場所の確保もしたので「洗う→干す(乾燥)→畳む→しまう」が一箇所で完結するのです。 乾太くんの下には、意外と場所を取って邪魔になりがちな洗濯かごのスペースも確保し、存在感が強く悪目立ちする配管は棚で目隠しをしてスッキリ。 乾太くんの深い奥行きに合わせると使いづらい収納になってしまいますが、使用する収納ケースに合わせて棚にストッパーとなる立ち上がりをつければ、ズレずに使いやすい収納が作れます。 あると便利な作業カウンターとタオル棚 私の使いやすい高さと、無印の収納ケースに合わせて造作してもらったカウンター。収納ケースには、下着やパジャマなどの指定席を作りました。 乾太くんから取り出した洗濯物をカウンターにドバっと置いて、畳みながらすぐ下にある指定席へそれぞれしまっていく。 広くはないカウンターですが、アイロンをしたり、服の一時置きにも使えて大活躍です。 毎日使う体拭きタオルは、畳んだらしまわずタオル棚にポンと置くだけ。お風呂上がりも慌てません。 部屋干しを助けてくれるもの ◯ホスクリーン 乾太くんに入れないお洒落着はホスクリーンに干して、乾いたらすぐ横にあるファミリークローゼットに掛けるだけ。使わない時は上部に収納できるので見た目もスッキリ。 ◯壁掛けサーキュレーター お洒落着を乾かす時に、効率良く乾かすためにサーキュレーターを使います。壁に設置されていれば邪魔にならず、戸を開けてお風呂の換気にも一役買っています。 その他に採用してよかったもの ◯フロアタイル キッチンから廊下にある洗面スペースまでフロアタイルを採用しました。子ども達がどんなに水浸しにしてもサッと拭くだけでお手入れも簡単。 冬はヒヤッとして冷たいですが、それでも採用して本当に良かったです。 ◯引き込み引き戸 脱衣室兼ランドリールームはキッチンと隣り合っていて、引き戸で部屋をわけられます。 普段は開けっ放しにしているので、ワンルームのように暖房一つで温度差がそこまでなく、急激な温度の変化を抑えられています。来客時は戸を閉めてしまえばスッキリ。 一直線上にある動線と収納 キッチン→冷蔵庫→洗濯機の配置はキッチンで作業しながら洗濯も同時並行して行えるので、効率よく家事がこなせます。 一直線上の水回りは風の通りも良く、換気もしやすいですし、キッチンから子ども達のお風呂の様子もわかるので安心です。次男は毎晩、キッチンで作業する私に豪快な飛び込みジャンプを披露してくれます。 暮らしやすさを左右する動線と収納。大事なポイントは『自分にあっている』ことです。 ・洗濯は夜?朝?いつ干す? ・洗濯機は何回まわす?量はどれぐらい? ・洗濯物は外に干したい? ・部屋干しならスペースはどれぐらい必要? ・乾燥機は使う? ・どこで着替える? 自分の中で譲れないコトがあるかと思いますが、思い込みを捨てて新しいやり方を取り入れてみるのもいいかもしれません。 自分の生活スタイルや家事のやり方と向き合って、あなた自身の家事ラク動線を見つけてみてくださいね。 毎日の暮らしが快適になり、お家時間を心地よく過ごせるヒントとなれたら幸いです。いつもお読みくださり、ありがとうございます。 洗濯物は家をゴチャっと見せがちなものの代表の一つだと思うのですが、家事動線が短いことでその心配がなくなっています。 バーやカウンターなどの一時置きができる場所があるのとないのとでは家事の効率が変わってきますし、乾太くんや壁掛けサーキュレーターで湿気対策もバッチリですね。 家を建てる段階でここまで考えられると、暮らしが快適になりますね♩ (編集:kaori) 関連するコラム 家づくりで自分たちにとってベストな選択をするための3つのポイント〜和を感じる平屋に暮らす(heco_homeさん) 土地&住宅会社探し。実際に住んでみて思うこと〜和を感じる平屋に暮らす(heco_homeさん) ムクリのコラムはこちらより一覧でご覧いただけます。 hecoさんのインスタグラムはこちら