【今日の読みもの】空間にも心にも。ゆとりをもたらすシンプルに暮らすためのコツ(103__roomさん)
- 読みもの
今日の読みものは、@103__room(以下、103__room)さんのお話です。
シンプルでミニマムな暮らしが素敵な103__roomさんに、今の生活スタイルに至るまでのきっかけや経緯についてお伺いしました。
自分なりの物を持つ基準や適正量を知ることの大切さ
初めまして、余白を楽しむシンプルな暮らしをInstagramで発信している103__roomと申します。
我が家は4LDKの賃貸に夫婦2人暮らし。
今だからこそ実現した余白のある暮らし
かつての私は、物で溢れかえったいわゆる「汚部屋」の住人。
「片付けなきゃ」と思ってはいても何から始めたらよいか分からず、物が散乱した家にいることがストレスとなり、外出ばかりして現実逃避していました。
そんな生活を送っていた私に、2020年5月のある日大きな転機が訪れました。
Instagramにてミニマリストの方の投稿を見て衝撃を受け、ついに断捨離を決意したのです!
この時一気にゴミ袋7個分のいらない物を処分しました。
その後も順調に物を減らしていくと、だんだん自分にとって必要な「物の適正量」がわかるようになり、今のシンプルな暮らしを保つことができるようになっていきました。
元・汚部屋出身の私が考える「シンプルに暮らすためのコツ」は大きく分けて3つ。
1.物を増やすときはじっくり吟味して厳選したものを持つ
私は欲しい物がある時、スマホのメモに「買いたいものリスト」を作成し、それがどれくらい欲しいのか、☆をつけて評価しています。
欲しい物に優先順位をつけ、心ときめくものを徹底的に探して吟味してから購入するようにしています。
2.兼用家具を選ぶ
賃貸の限られたスペースでは、家具を購入する時も一つで複数の機能を持つ物を選ぶようにしています。
例えば、ベルメゾンで購入したスツールは椅子としてだけでなく、ディフィーザーや観葉植物を飾るためのディスプレイやサイドテーブルとしても活用できる一つで三役をこなす優れもの。
さまざまなシーンで活用できるような物選びが大切です。
3.視覚的ノイズを減らす
汚部屋を経験して一番実感したのは「視覚的ノイズ」が多いとストレスが溜まるということです。
そこで私が意識しているのは
「インテリアは基本3色で構成する」
「シンプルなデザインのものを選ぶ」
「表に出すもの/しまうものを決める」ということ。
物を減らしたおかげで空間にも自分の心にも余白が生まれ、今では家が一番落ち着く場所になりました。
私の経験と今の暮らしの様子が「物を減らしたくても減らせない」とかつての自分のように悩んでいる方々の後押しになれば嬉しいです。
今のシンプルな暮らしからは想像できないほど数年前までは多くのものに囲まれて暮らしていた103__roomさん。たった4年の間にここまで変化を遂げた行動力が素晴らしいですね!
きっかけがいつ訪れるかは人それぞれかもしれませんが、どんな暮らしが自分にとって心地よいかを考えたときに持つべき物の量がわかり、心のゆとりにも繋がっていくのだなと思いました。
(編集:megu)
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