【暮らしのインテリア】在宅勤務と上手く向き合う家具の配置とは〜賃貸に見せない夫婦ふたり暮らし(sky___photoさん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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ひとつの空間の中にあるメリハリと統一感
こんにちは、今回コラムを書かせていただきますYUKIと申します。
前回のコラムでは妻CHIAKIの目線で、この家がきっかけで出会えた植物について書かせていただきました。今回は在宅勤務と上手く向き合う家具の置き方について書きたいと思います。
前回までのコラムはこちら
東京に転勤して10か月を迎えて
引越し当初は会社に出勤するつもりで、駅にも近くて通勤時間30分ほどの好条件に惹かれて契約をしたこちらの賃貸住宅。価格は伏せさせていただきますが、中庭付きで築浅にもかかわらず、周辺の賃貸物件と比較してもかなり魅力的な家賃でした。
最初のコラムに、中庭付き賃貸物件に住んでみて分かった点や不便な部分を詳しく書きましたが、備え付けの収納が少ないこと以外は今も不便なく過ごしています。
はじめての在宅勤務は想像以上に寂しく…
私が勤める会社も、今では昨今の情勢関係なく在宅勤務を本格化しています。会社に出勤する機会は日に日に少なくなり、家の中に閉じこもる時間も増えていきました。
初めの頃は転勤も重なり、新しい環境や職場のメンバーになじむまでは在宅勤務がメインのほうが気が楽だと考えていましたが、コミニュケーションが取れるオフィス環境と違い、在宅勤務ではお昼ご飯を食べる時も1人、リモート会議後にちょっと息抜きに珈琲を飲むのも1人…。
だんだんストレスのほうが増えてきました。そんな中でも、窓に顔を覗かせれば真っ白な壁の先には空が見え、シマトネリコが風になびかれている景色が入ってきます。
外はこんなに寒いのに凄く清涼感のあるシマトネリコ。「うむ、自分も在宅勤務、頑張ろう」そう思えるほど、植物には癒されていました。
頑張るために、専用のスペースを
在宅勤務にも慣れてきた頃に気づいた、肩こりや腰痛、その他様々な支障…。初めは、カウンターで勤務していました。
たまに気分を変えて仕事するくらいには良いのですが、正直なところ長時間のデスクワークには合わず、ちょっと寄りかかれる背もたれが欲しいとか、必要な書類などは手の届くところに欲しい、など色々と思う部分が出てきました。
また、仕事とプライベートが曖昧でメリハリがつかず、仕事モードを引きずったまま夜を迎えたり、逆にプライベートを引きずってしまったり…。カウンターで仕事をしていると、妻が逆に家で何もできないなんてこともあり、精神的にも肉体的にも疲れが出てきてしまいました。
初めはデスクワーク専用のデスクを設けようとも考えましたが、ワンルームで書斎を設けるのは部屋に窮屈感が出てしまうと感じました。そこで注目したのが、無印のユニットシェルフ。
調べてみると様々なアレンジ方法があり、棚の高さを変えればデスクとしても活用できるのが分かりました。
公式サイトではユニットシェルフの組立シュミレーションも行えたので、部屋のサイズを測り壁面にぴったりと合う収納棚兼、テレビ台機能も備えたデスクにしようと考えました。
幅86㎝×4つと幅40㎝のシェルフを繋げた全長約370㎝の巨大なユニットシェルフは、両端隙間なく壁面に設置することで8畳ほどのスペースでも圧迫感なく、統一感のある仕上がりに。
ちなみにこのスペースは寝室の役割もあるのですが、ベッドサイドのユニットシェルフにはテレビを配置し、ベッドにはベッドスローを敷きソファーとして兼用させる方法で大きく場所を取る家具を1つ減らせました。
ソファーがない生活は2人ともこれが初めてですが、意外になくても良いんだなと思えました。
特にアパートなど8畳しかないスペースに無理にソファーを置くと、思いのほか生活感が出てしまいます。それがなくなることで生活感を抑えられ、大きくない我が家のワンルームでもカフェのような居心地の良さを再現できました。
ソファーとしても使用するベッドに関しては、“お風呂に入らないとベッドには座れない、座るのはベッドスローの上だけ” とルールを夫婦で決めました。そうしたおかげで生活習慣も整い、終日仕事に集中できます。
また、書斎は夫婦共に窓側の配置で、お昼は自然光の下で仕事ができます。
家具の配置や無駄なものをなくすことで、リラックスしたプライベート空間でもメリハリができ、程よい緊張感をもって仕事ができるように。
そのきっかけを作ってくれた無印良品のユニットシェルフは私のお気に入りの家具となり、今では各場所で取り入れています。暮らしの変化に合わせて形を変えられるので、長い付き合いになりそうです。
様々な機能を詰め込みつつ、動線も確保できるスリムタイプのユニットシェルフ
最近新しく設けたのは、趣味専用のシェルフ。
このユニットシェルフの空間には、シューズラックとしての機能、植物育成コーナー、趣味のアウトドア用品収納、DIYや室内園芸用の作業台が詰め込まれています。
奥行が25㎝のスチールユニットシェルフのスリムタイプで、こんなに様々な機能を詰め込んでも動線を確保できるのがポイントです。
ここのモルタル床は玄関から中庭に繋がっており、趣味のキャンプで帰宅した際には汚れたキャンプ道具をキャスターに乗せたまま中庭に運ぶことができます。
中庭については次回のコラムで書きたいと思います。実は、家の最大の特徴である中庭をまだ上手く活用できておらず、現状は物置状態です。
最近、熱帯の植物を取り入れたインテリアスタイルを目指して勉強中なのが、“アーバンジャングル”というジャンル。春に向けて中庭を本格的にグリーン化する計画を立てています。
コラムを書く頃には多少ではございますが、植物たちで飾られた中庭をお見せできればと思います。
在宅勤務ともなると、仕事とプライベートにメリハリをつけないと、ついダラダラと過ごしてしまいそうですよね。
ワンルームの中に、色々なスペース全てを詰め込むのはとても難しいと思いますが、インテリアに統一感がありバランスの取れたYUKIさんのお部屋。きちんと仕事場や趣味のスペースを設けながらも、窮屈さを感じさせないのは家具の選び方と配置にあったんですね。
テレビ台やデスクとしての役割も果たしてくれる無印良品のユニットシェルフは、フレキシブルに使えるのが魅力的。暮らし方やお部屋が変わっても柔軟に使えるのがいいところだったりしますよね。
オープン収納の使い方もまた素敵で、見せる収納でもごちゃつきを感じませんし、YUKIさんのインテリアと掛け合わせると無印っぽさよりも、自分らしさや個性のある空間に変化しているのもすごいなぁと思います。
次回は、これから本格的に作り込む中庭について書いてくださるとのことで、今からどんな中庭になるのか完成が楽しみです♩
YUKIさん、ありがとうございました!
(編集:maki)
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