【はじめてのエアコンクリーニング】前編:買って5年、クリーニング経験ゼロのエアコンをお掃除してみた!
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今年は例年に比べ梅雨明けも早く、暑い日が続きそうです。
やっぱり夏に活躍してくれるのはエアコン。
湿度も高いこの時期には、夜の寝苦しさから解放してくれたり、洗濯物を乾かすのにも役立つ、なんて方も多いのではないでしょうか。
そんな毎日浴びるエアコンから出る風、果たして綺麗ですか?
ちょっと煽ってみましたが、実際気になりますよね。
実は私も毎年気になってはいたものの、「夏の間だけだし、今年はいいかな〜」とか、「本当に綺麗になるの?」とか、「どんな会社にお願いすればいいの?」なんて検討はしてみたものの、よくわからず毎年実施することはありませんでした。
そして、良く写真で見る黒い水(汚れ)や実際の施工の流れなど個人的に知りたいと思ってましたので、そんな事ならムクリで取材してしまおう!ということで、関西圏で評判のKIS社ご協力のもと、一般のご家庭にお邪魔し、私もエアコンクリーニングを体験してきました。
前編では、クリーニング前〜クリーニング後までの一連の流れをご紹介し、後編ではどんな業者にお願いするのがおすすめ?!など、ちょっとした業界裏話などもQ&A形式でご紹介していきます。
信頼できる業者さんへ依頼
施工のお話の前に今回ご協力いただいたKISさんをご紹介。
そもそもエアコンクリーニングって?という状態でしたので、まずは業者さん選びからでしたが、ムクリでも度々お世話になってるyukiko_ismartさんが昨年エアコンクリーニングを実施し、とても良かった!というお話をお聞きし、KISさんにお声がけいたしました。
KISさんはハウスクリーニング等もメインで施工されてますが、ご自宅でもできるコーティング剤なんかも評判良く、副編集長のyukiさんもご紹介されてます。
そんなKISさんなら間違いない!ということで、大阪まで取材に行ってまいりました!
購入して5年、お掃除無しのエアコン
では早速ご紹介していきます!
今回お邪魔させていただいたご自宅はhls_mariさん。
実は、KISさんに取材のご相談をしたところ、来週hls_mariさんのご自宅で施工しますけどいかがですか?とのことで、急遽決まった背景もありました(笑)
hls_mariさん宅の寝室とこども部屋のエアコンをクリーニングするとのことですが、年に数回しか使わないとのことで購入して5年経過するもののまだ一度もクリーニングを実施したことがないそうです。
これは、施工しがいがありそうです。。。
まずは下準備を
最初は家財やエアコン周りを保護からスタート。
KISさんの特徴の一つに、この保護をとにかくしっかり丁寧にやってるそうです。
実は時間の関係上、エアコン周りしか保護しない業者さんもいるそうです。勿論、プロがやるので周囲に飛散させないことは前提ですが、やっぱり大切な家財を万が一から守るという心がけが大切とのこと。
以下、家財の保護周りでポイントです。
◯水を大量に扱う!
クリーニングでは水を大量に扱うので、バケツで洗面室(水の出る場所)と部屋を往復します。そのため、水が床に垂れたりしやすいので、せめて床はシートで保護してもらうことをオススメします。
◯万が一の保険もある!
万が一家財や壁に汚れが飛散してしまった場合も想定し、KISさんは保険に加入されています。この保険は業者さんが加入するかは任意ですので、施工業者選びの際に「保険加入の有無」について事前確認するのも選定基準としては大切だそうです。
しっかり保護してます。
その上に、施工に使う道具を設置していきます。
ここまでで、ささっと5〜10分程度でした。
洗浄スプレーで汚れを落とす
手際良く保護したのち、エアコンの中へ専用の洗浄スプレーを噴射していきます。
因みに、今回施工をご担当された方とても良い方で、質問には施工中も適切にご回答いただきましたし、取材の空気も読んでいただき写真のタイミングまでお気遣いただきました。
写真撮影を待ってるところです(笑)
この洗浄スプレーにもポイントがあります。
KISさんで使用している洗浄スプレーは環境に優しい自然素材を軸に構成されています。
エアコンの空気は直接身体に浴びるもの。
環境に優しく、身体への影響のないもを使うことで施工を受ける方への配慮を、とのことでした。
そのため、スプレーを噴射後、5〜10分ほどつけ置きをする必要がでます。強力な洗剤と比較するとどうしても時間はかかってしまうそうです。
一方で、施工時間が短い=強力な洗剤を使っているということも言えます。勿論、身体に影響の無いよう洗浄はされてると思いますが、ご自身の体質等を踏まえて、洗浄剤についても事前確認することをオススメされていました。
隅々まで洗浄
専用の高圧洗浄機でエアコンの中の汚れを落としていきます。ライトで照らしながら隅々まで丁寧に実施されています。
当然ですが、電気回路には影響の無いよう洗浄していきます。そのため、隅々まで洗浄するには一定のテクニックが必要とのこと。では、そのテクニックってどう判断するの?というのは、後編でご紹介していきます。
まだまだ続きます。
当たり前ですが、水しぶきは一切飛散してませんでした!
10〜15分ほど洗浄したら完了です。
気になる汚れは・・・
!!!
これはリアル(加工なし)です。
いかがですか?年に数回しか使っていないエアコンでこの汚れ。
KISさん曰く、「まぁまぁ普通ですよ〜」とのこと(笑)使用頻度が上がればもっと汚れてるそうです。
このような感じで汚れが落ちていきました。
因みに、先ほどの写真はこども部屋ですが、お隣の寝室も同時進行してまして、その汚れはこちら。
衝撃的ですね。。。
いや、実は正直言うと、よくHPとかで「こんなに汚れが取れるんです!!」と言ったような文章と写真を目にしますが、本当なの?!と疑ってましたが、紛れもなく事実でした(笑)
カバーの汚れもしっかり洗浄
カバーにもしっかり汚れは付着しています。
最近は内部クリーニングができるエアコンが増えてきましたが、汚れはやっぱり開閉口のところにもつきやすいとのこと。ここを通じて風が出てることを考えると・・・
こちらはベランダで洗浄。
こちらも動画と合わせて。
洗浄に加え、抗菌対策も!
常に水分が関係する場所なので、綺麗にした後、抗菌を施してなるべく清潔な状態を続くように。
最後にしっかり磨いていただき完了です。
開閉口もしっかり綺麗になってます。
最後は乾ききって無い水分を1〜2時間「送風」で動かし乾燥させて完了です。
送風の時間を覗くと45〜60分ほどでした。
通常30分ほどで完了という業者さんは多いのですが、KISさんは事前に保護シートをしっかり貼ること、環境に優しい洗浄剤を使っていること、そんなお客様へ配慮を徹底してるため、少しだけ長く時間を頂戴しているとのことでした。
もともと綺麗なお部屋なので、パッと見違いはわからないですが、やはり実際の汚れを見ると・・・これはエアコンクリーニングは必須ですね。
小さいお子様のいるご家庭や、アレルギー持ちの方がいれば尚更かもしれません。
とても丁寧にご対応いただいたKISさんですが、実は7月末までは予約で空きが無いそうです(それだけニーズがあるんですね)。
最近は残暑も厳しく9月頃まで使う方もいるかと思いますし、冬場も場合によっては使われますよね。ぜひ本記事を参考に検討されてみてください♪
続いて、後編ではKISさんにちょっと気になる業界の裏話や、施工するオススメの時期などインタビューしましたので、後日公開したいと思います!
ムクリでは、少しずつではありますが暮らしの中で気になってるけど実際のところどうなの?というサービスやアイテム・製品についての記事もお届けしていきたいと思ってます。
今回ご協力いただいた方々
◯KISさま
・楽天HP
◯hls_mariさん
・ブログ
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