【暮らしのインテリア】キッチンを軸に回遊できる間取りで暮らしをスムーズに〜温かみのある木の家で暮らす(ie___nnさん)
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動線を意識して家事の時短を目指す
執筆者:kana(@ie___nn)さん
前回のコラムでは玄関とシューズクロークついてお話をしました。その時にも少し触れた動線を意識した暮らしの仕組み。
今回はキッチンとの繋がりを意識した間取りや家事の流れについてもお話したいと思います。
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無駄を省いて快適に
マイホーム計画の中でも特に私たちが重要視していたのは「間取り計画 」。家づくりにおいて設備や素材ももちろん大切な要素の一つですが、家事が少しでもラクになるような「暮らしがスムーズになる家」を目指しました。
間取りを考える上で、家事時短ができるように以下の2点を必須条件としました。
・玄関とキッチンが近い
・キッチンや洗面所、お風呂などの水回りがまとまっている
そして最終的に採用したのは、キッチンを軸に玄関から水回りまでアクセス抜群で動きに無駄のない「回遊動線」の間取り。
暮らしがスムーズになるように動線を意識した設計をすることで、上記の必須条件もクリアした理想の間取りが実現しました。
帰宅動線は分かりやすく
前回のコラムでもお話した、家族玄関からの帰宅動線。
家族玄関→パントリー→サンルーム→洗面所→リビングまでがひと繋がりになっており、家に帰ってきたらまずシューズクロークでコートを脱ぎ、荷物を置いて、パントリーとサンルームを通って洗面所で手を洗いリビングへ行くことができます。
間取計画当初、設計士の方からは帰宅してすぐに手洗いなどができるように玄関にも洗面を設けることを提案していただきましたが、ズボラな私には洗面所を2箇所掃除するのはハードルが高く面倒に思うに違いないと、採用しませんでした。
しかし玄関に洗面は無くとも、この帰宅動線にしたことで玄関から洗面所までの距離も近く感じられて結果として良かったなと思っています。
日常生活の中で感じる便利さ
家族玄関からパントリーを通って直接キッチンへ行ける間取りは、玄関からキッチンまでの距離が近くなり、重い買い物袋を持つ時間が短くて済むのもいいところ。
賃貸暮らし時代は玄関からキッチンまでが遠くてとても不便だったこともあり、 新築時には玄関とキッチンの距離をなるべく最短にすべく間取りを考えることがマストでした。
パントリーにはストック用品などはもちろん、家電やゴミ箱なども置いています。
玄関とキッチンとの距離を短くして動線をスムーズにすることで、キッチンのゴミ袋をまとめてすぐに玄関に出せるといったメリットも。
一時的にゴミを置いておく時も、パントリーやシューズクロークに置けばキッチンに臭いはいきませんし、来客があった際も目に入らない場所なので気になりません。
計画当初、ゴミのことまで考えられていなかったというのが実際のところですが、この間取りがとても便利でゴミ出し作業もとてもスムーズに行えています。
家事が捗る間取りを採用して
キッチン背面の食器棚が軸となり、キッチン→洗面→サンルーム→パントリーへとぐるぐる回ることができます。
キッチンの料理やダイニングで食事などをしている子どもの様子を見つつ、洗濯ものを干したり畳んだり、並行して家事することができるのがこの間取りの嬉しいポイント。
この回遊動線のおかげで様々な家事がスムーズにできるようになり、ストレスなく生活できているなと感じます。
中でも一番のお気に入りは、やはり家族玄関からの水回りへの動線。前回のコラムでもお話したように、この動線上をフロアタイル貼りにしたので、汚れを気にせずに洗面・お風呂まで直行できます。
この間取りはもしもう一度お家を建てる機会があったとしても、また採用したいと思えるほど。これからも子どもが成長する過程でも、この動線は活躍して行くのだろうなと感じています。
kanaさんが一貫している「動線を意識した家づくり」。お子さんとの暮らしの中で、どうしたら少しでも暮らしがスムーズに、家事が楽になるかを考え、日常生活の流れを生かした動線を間取りの中にうまく落とし込んでいるからこそ、今の暮らしの快適さに繋がっているのだと感じました。
もう一度家を建てるなら…と想像したことはあっても、またこうしたいと思えることって少ないですよね?そんな満足度の高い間取りの家づくり、とっても素敵だなと思いました。
kanaさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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