【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】家族一丸となって作り上げたケヤキの一枚板テーブルが幸せを紡いで(cheerful.lifeさん)
- 編集部/お知らせ
縁があって受け継いだり自分自身で購入した中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@cheerful.life(以下、Love)さんのお話です。
ずっと見守り続けてくれる存在であるかのように
縁があって受け継いだり自分自身で購入した中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
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今回は@cheerful.life(以下、Love)さんのお話です。
ずっと見守り続けてくれる存在であるかのように
Love
病気のため、胸から下が麻痺で車椅子生活だった旦那さま。
それでも、どんどん外に出て行く前向きさと明るい笑顔と温かい人柄のおかげで、生活全般の介護の大変さも楽しさに変換できて、逆に励まされ守られていたのは私の方でした。
そんな旦那さまが 「一枚板のテーブルが欲しいけど、既製品は高額だから自分たちで作ろう♪」と。
銘木店の方もその意気込みをかってくださり、製材後のケヤキの一枚板をお安く売ってくれて、おまけで数枚譲ってくれました。
父親が木工職人だったこともあり、製材後の状態をカンナで平らにし、ミミの部分の木の皮を剥がしてテーブルの脚も作ってくれました。私は表面にペーパーをかけてオイル塗装をして、数か月かけて天板を完成させました。
天板に仕上げてしまえば使い道は色々で、テレビ台、カウンター、キッチン棚の土台としてdiyしてきました。実家へも数枚プレゼントできて活躍中です。
家族で一丸となって仕上げたテーブル。それを嬉しそうに眺めていた旦那さま。
数年後、お星さまになってしまったけれど、彼の立派な生き様と家族への愛が今でも私の誇りです。
小さかった娘もここでお絵描きや勉強をし、今では孫が来るとオモチャを広げて遊んでいます。
みんなシアワセにやってるよ。
リビングにどーんとあるその存在が全て受け止め見守ってくれているようで、今までもこれからもずっと大切にしたいものです。
家族が一丸となって作り上げた、世界にひとつだけのケヤキの一枚テーブル。テーブルに詰まったストーリーに、素敵な家族愛を感じました。
家族の時間と思い出がテーブルと共に重ねられ、今ではお孫さんも一緒に。こうして幸せに過ごしているのを、きっとお空から見守り続け喜んでいるでしょうね♩
(編集:maki)
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