【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】暮らしに欠かせない絵を描く道具と、インテリアを紡ぐ作品たち(m.s.c.__0212さん)
コラム
読みもの
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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@m.s.c.__0212(以下、ずっちー)さんのお話です。
「楽しいお絵描きの時間」が今の暮らしに繋がって
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ずっちー
今も昔も変わらず、私の暮らしのそばにある、絵を描く道具と作品たち。夢中で絵を描くようになったのは、幼少期の頃に母と過ごした楽しいお絵描きの時間があったからです。
母からもらった道具は、私にとってなくてはならない特別なもの。長い間この道具とは作品をつくり出す苦楽を共にしてきました。
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よく見ると筆の毛は短くなっていたり、ペインティングナイフは刃こぼれしていたり…。私が歩んできた軌跡を感じるほど絵の具の汚れが何層にも重なっています。
こんな状態でも、仕上げは体に馴染んだこの道具を必ず使わないと納得のいく作品にはなりません。
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今の住まいに引っ越して約1年。引っ越したばかりの我が家は真新しく、個性を感じられない空間でした。もっと自分たちらしさを出したいという想いが今の作品を描くきっかけとなりました。
家の中は自分たちの好きが詰まったインテリアに囲まれていますが、まだ自分たちの好みが定まっておらず、お迎えした家具や雑貨は統一感がありません。
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そんなインテリアを紡ぐような役割を果たしているのが描いた作品たちです。
この家で私たち家族が成長し、それと共に移り変わっていくインテリア。これからも作品たちは、家族の暮らしを絵というカタチで残してくれます。
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いつか母からもらった道具でこどもと一緒に私たち家族の時間を描き留めていきたいです。大切な家族と大切な道具で描く作品。それは私にとって人生を色鮮やかにするために欠かせない存在なのです。
幼少期からの絵を描く時間が、今の暮らしにも根付いているずっちーさん。これでないと、と思えるものとの出会いがあるのは幸せなことですね。
これから描き留めていく家族の時間が楽しみですし、お子さんの手に持つ色鉛筆がいつかお母さんから引き継いだ道具になるのかなと想像しました♩
(編集:kaori)
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