【暮らしのインテリア】視線と高低差が家族の距離を縮める。造作キッチンは我が家の顔!〜シンプルで無機質な空間づくり(aico.1130さん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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家族が集まる特別な空間「我が家のキッチン」
全3回にわたり設計のお話と施工期間のDIYについてお話してきました。今回からおうちの中のインテリアについて触れていきたいと思います。
まずはキッチン。”我が家の顔”と言っても過言ではない場所。私にとって家づくり=キッチンと思うほど強くイメージがあり、そしてやりたいことも詰まっていました。そんなキッチンについてご紹介していきます。
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幼い頃からおやつ作りや料理を作るのが好きなこともあり、楽しく気持ちよく居られる場所にしたいなと思っていました。そしてこどもが生まれてからは一緒にキッチンに立つのが夢でもありました。
賃貸の時はリビングとキッチンが隣接していたものの、壁付きキッチンでは調理中はリビングが背面となりこどもたちの様子が見えず、コミュニケーションも取りづらい状態。またお昼でも電気を点けないと暗く、決して居心地の良い場所とは言えませんでした。
そんな経験も踏まえてキッチンからリビングが見える対面式は欠かせない要素でした。
当初はこどもが小さい時かな?と思っていた対面式の良さも、家族はもちろんのことお客様がいらした時でも顔をあわせながら作業と並行して会話ができるのは対面式ならではの良さです。
ダイニングはキッチンと横並びに。出来上がった料理をすぐに配膳できる、後片付けも距離が近く楽、こどもたちもお手伝いしやすく、キッチンに立ちながらご飯を食べている様子が見れる、そんな長所があります。
大勢の来客がある時はテーブルの向きを変えると、みんなが座れるのと同時にお部屋の雰囲気も変わって楽しいです。
ダイニングと反対側には扉があり、裏のファミリークローゼットへと繋がっています。
基本的に扉は少ない我が家ですが、通気などを考慮して扉をつけています。こどもたちは身支度をここでするのでキッチンに居ても呼ばれればすぐに駆けつけられますし、リビング・ダイニングとも近い距離にあるので必要なものを集約でき、家事動線もスムーズです。
空間にメリハリを与える「高低差」
キッチンはリビングダイニングより一段下がっています。加えて下がり天井を採用。この”高低差”が暮らしやインテリアに大きな変化を生み出しています。
キッチンの床を約17センチほど下げたのは、家事をしている時でもダイニングで食事をしていたり、リビングで寛いでいたりする家族と目線が合うようにしたかったため。
目線が合うことで前述した距離感に加え、よりコミュニケーションの濃度が増した感じがします。理想としていた家族の過ごし方に近づくポイントでした。
天井の高さを下げたことで落ち着いた空間へと雰囲気が変わりました。いわゆる、”空間にメリハリができた”と思います。キッチンとダイニングを併設したのでリビングに広がりがうまれ、そのリビングには階段が吹き抜けにもなるので開放感もプラスされます。
オープンな空間だからこそ高低差を採用し視覚的な変化を生み出しました。
これらのアイディアは設計士さんの提案でした。
「一番はキッチンを中心として家事をしながらでも家族の様子を見ていたい」そんな私の希望を踏まえ、キッチンの高さを下げてリビングダイニングにいる家族との視線と距離感を近く感じられるように。またダイニングとテラスに一体感を出し、掃き出し窓にたれ壁、袖壁をつけず明るさを取り入れながら開放感を感じてもらう設計にしていただきました。
初回のコラムでもお伝えしましたが、自分たちの好みをしっかりと理解してくださったからこそ、細部まで考え抜かれた提案がいただけたと思います。
とても明るく開放感のある空間で料理ができて、しかもリビングやダイニングも見渡せ家族とも触れ合える!キッチンに立つのが嬉し楽しく大好きな場所です。
◯aicoさんのキッチン周り
・キッチン:造作
・腰壁:モルタル/高さ:835mm
・背面収納:造作
サイズ:幅2700 × 高さ865 × 奥行460mm
・背面タイル:名古屋モザイク マットホワイト
・飾り棚素材:ラワン板
サイズ幅:2220 × 高さ:下段下から450、上段下段から370× 奥行250mm
2人のお子様がキッチンに立つ様子をダイニングから眺めるaicoさんを想像すると、思い描いた暮らしが実現したんだなと感慨深くなります。
開放的だったり、明るかったり、デザイン性だったりとキッチンに取り入れた要素は様々。ただキッチンって人が集まる場所なんですよね。そこで外せないのはコミュニケーションだと私も思います。
距離が近いだけでなく、自然と会話が生まれるような、話す人の表情を伺えるような、そんな作りになれば、自ずとキッチン周りが明るく特別な場所になるような気がします。
家族や人との繋がりあってこそのマイホーム。大切な要素が詰まったお話でした。
aicoさん、ありがとうございました。
(編集:編集長)
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