【暮らしのインテリア】生活感の出にくさとお気に入りを眺めることを両立させたキッチン〜歳を重ねても長く愛せるシンプルな家（aoi.home2017さん）

いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。

「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。

注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。

インテリア中心のコラム・記事は一覧はこちらよりご覧いただけます。

ずっとキッチンを好きでいるために

執筆者：＠aoi.home2017（aoi）さん

こんにちは、aoiと申します。

初回コラムでは、家づくりのきっかけやこだわったポイントについてご紹介いたしました。２回目のコラムではキッチンについてお話したいと思います。

aoiさんの前回までのコラムはこちら

生活感を出さない腰壁タイプのキッチン

家づくりを初めた頃から決めていたのは、キッチンに生活感が出ないようにすることでした。

開放感のあるアイランドキッチンにも憧れましたが、オープンなタイプを常に綺麗に保つのが私には難しいと考え、手元の隠れる腰壁があるキッチンにすると決めていました。

ワークトップから立ち上がりの高さは２５cm。腰壁のおかげで、お鍋や洗い物等を出しっぱなしにしても隠れるので、私のライフスタイルには正解でした。

家電品や見せたくないものを目立たせないために

生活感を出さないために、冷蔵庫や電子レンジなどの家電も視界に入らない設計をお願いしました。電子レンジはキッチン背面の低い位置に置いています。

冷蔵庫の配置は「どこにあるの？」と友人に聞かれるるくらいで、本当に正解でした。冷蔵庫はパントリーの向かい側にあります。

間取り上、パントリーは大きくは取れませんでしたが、小さいながらもホットプレートや食品のストックなどを収納できてとても便利です。最初はオープン収納だったのですが、折戸を付けてもらいました。

造作の飾り棚

キッチンは家の中でも一番長く過ごし、毎日立つ場所なので、気分が上がるようにお気に入りの物に囲まれて過ごしたいと考えていました。

器を集めるのが好きで、お気に入りの作家さんの作品を飾るための飾り棚を造作で作ってもらいました。後付けで棚を付けるより納まりがよくて、お願いして本当に良かったと思っています。

飾り棚の奥行きは３０cm。今は急須やティーポットを置いていて、お茶の時にはどれで淹れようかなと考えるのも楽しい時間です。

あえて古道具の食器棚を置く

食器棚はあえて造作にせず、以前の住まいから大切にしていた古道具を使っています。

この家でも使いたいと考えていたので、必要なスペース分を空けていてすっぽりと納めました。新しい物の中に放たれる古道具の魅力を感じます。

食器棚には元々ガラスの扉がついていましたが、最近はオープンにしてあえて器を見せて楽しんでいます。毎日、大好きな器を見る度に気分が上がります。

また扉がないことで、取り出しやすく何がどこにあるかが一目でわかりとても便利になりました。

好きでいつづけるための心がけ

キッチンは、好きな白を基調にコーディネートしていて、清潔感も出て気に入っています。

お掃除については、大好きなインスタグラマーさんがされていたみそか掃除を新築以来続けています。みそか掃除とは、毎月月末に決めた箇所の掃除をすることです。

続けているおかげで、年末の大掃除がとても楽になりました。これからも毎日使い続けるキッチンを自分なりにアップデートしながら、お気に入りの場所になるようにしていきたいと思います。

---

冷蔵庫や電子レンジが見えない配置が、すっきりとしていてとても羨ましいです。家電の場所はコンセントの位置なども関わってくるので、家を建てる段階でしっかりと計画しておきたいところですね。

白く清潔感のあるキッチンに、古家具と飾り棚の木部が落ち着きをもたらし、そこに置かれた白い器やガラスの雑貨が引き立っていました♩

aoiさん、ありがとうございました！

（編集：kaori）

ムクリのコラム一覧はこちらからご覧いただけます。

aoiさんのインスタグラムはこちら

aoiさんの愛用品はこちらよりご覧いただけます