【暮らしのインテリア】「頑張らない片づけと労力を使わない収納」〜築30年のアパートにある暮らし(mari_ppe_さん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
動線を考えた収納で無駄な動きを減らす
前回のコラムではインテリアに目覚めるきっかけのお話をさせていただきました。
何度かお伝えしていますが、私は整理収納が得意ではありません。綺麗にしてはまた元に戻るといったリバウンドを繰り返していました。
今回はそんなわたしが「片づけられない」から「片づけができる」ようになった「頑張らない片づけと労力を使わない収納」についてお話したいと思います。
mariさんの前回のコラムはこちら
限られたスペースでオープン収納に
我が家のキッチンは2畳半の独立型キッチンで背面に棚を並べて収納兼カウンターにしています。半年前に背面棚を買い替え、さらに家事動線を見直しました。
◯before
◯after
築30年の賃貸ですので、もともと背面収納は設置されていませんでした。また、我が家は転勤族ということもあり、大きな食器棚を購入すると、転居先のキッチンにフィットするとは限りません。
その為、背面収納は家族の成長や引っ越しなど都度買い足した棚で造作していました。これがなかなか使い勝手が悪く、大まかなサイズは揃えることはできますが、片方がオープンで、片方は観音開き、奥行きも高さも微妙にズレていたり。
特に、2畳半のキッチンにおいてシンクと食器棚の距離はとても狭いので、扉の開け閉めする動作に不便を感じ新しく揃えるならオープン収納にと、決めました。
そこで購入したのが無印良品のステンレスユニットシェルフです。
先述している通り、やはり今後も転勤が控えているのでサイズの変更ができることや、買い足しもできるのが魅力でした。今までの動線に慣れているため大きな変化はつけず、家具だけを統一させ見た目もすっきりさせました。
◯無印良品/ステンレスユニットシェルフ
オーク材ワイド小を2セットに追加棚を1つずつ追加し、間に追加用帆布バスケットを入れ連結させてカウンターを作りました。
:¥21900☓2
・追加棚84cm:¥4990☓2
・追加棚56cm:¥3990☓2
・クロスバー小:¥1190
:¥1890☓4
動線は最短距離
我が家はキッチンシンクと背面棚の距離は70センチと狭い上にキッチンに二人入ると身動き取れない狭いキッチンです。
ある日よく使うコップをキッチン入り口の冷蔵庫の前に変えてみると、出し入れがとっても楽になり、料理中に家族がキッチンに侵入することなく、こども達もお手伝いが出来るようになりストレスが激減しました。
そしてシンクも目の前なので「出す→注ぐ→洗う→戻す」の一連の動作が最短で出来るので片付けも楽になりました。
これをきっかけに収納に目覚め、狭く使いにくい空間をフルに活用出来るように考えるようになりました。
「コックピッド収納」で時短家事
コックピットのように、操縦しやすい位置によく使うものを置き、無駄のない動線を意識するようになると、不思議と片付けもできるようになっていきました。
例えば、コップの横に一人ずつ配膳が出来るようにトレーを用意しています。
「トレーを出す→コップを出す→箸を並べる→食器を並べる」この動作は手を伸ばせば届く距離で用意でき、最小限の動きで済みます。因みに、木製のトレーは無印良品の幅40センチのものです。
食器棚の扉が無いことで家事も片付けも楽になりこども達もお手伝いしやすいです。
そして気づいたことは、動線を考えないで収納していると無駄がでることはもちろん、家族も手伝いづらいんです。その結果、わたしが一人で頑張る⇆労力を使うの繰り返し。
決して物が多いとは言えない我が家ですら動線を見直すだけで「頑張らない片づけと労力を使わない収納」が実現できました。
さて、出し入れはとても便利なオープン収納ですが、実は決断するまでに半年以上は悩みました。ホコリ、地震があった時、丸見えなのでごちゃつく・・・などなど想像できますよね。
オープン収納はメリットはもちろん、デメリットも沢山あります。次回はデメリットを克服する収納術をご紹介したいと思います。
そして、最後になりましたが先日(4/18)に開催されたムクリさんのインスタLIVEご視聴いただきありがとうございました!みよちゃん(mk.1010さん)のおうちは本当整理収納されていて目から鱗でした。また、機会があれば参加してみたいです(笑)
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました♪
確かに70センチの幅に食器棚を置くと一人が限界ですよね。そこに家族が出入りすると料理中は邪魔ですし、ストレスも溜まります。
でも広さは変えることはできません。その中で、収納スタイルや収納場所を工夫することで家族も手伝いやすい環境ができ、結果的に自分も楽になる、そんな好循環が見えてきました。
mariさんの写真を見ているとすっきり整理された収納棚ですが、色々デメリットもありそうですね。次回コラムも気になります。
そして、mariさん改めましてLIVEご参加いただきありがとうございました。話も絶えませんでしたね!こちらこそ、ぜひまたお願いします(笑)
mariさん、ありがとうございました!
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