【暮らしのインテリア】ここだからこそ実現した自然に囲まれて過ごす豊かな時間〜田舎暮らしの楽しみ方(ryotayaさん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア・整理・収納・お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コラム執筆者のご紹介
今回からコラムがスタートするのは、自然豊かな土地でお子さんとの田舎暮らしを楽しまれている@ryotaya(以下、ryotaya)さん。
緑に囲まれたロケーションの素敵さはもちろんのこと、等身大で楽しむインテリアや暮らし方もとても魅力的なryotayaさんに、田舎で暮らすということについてお伺いしていきます。
初回はryotayaさんが田舎暮らし始めるきっかけとなった土地のこと、田舎暮らしのメリット・デメリットについてお話いただきます。
それではryotayaさん、よろしくお願いします。
はじめに自己紹介
はじめまして、ryotayaと申します。私と妻、3人の子どもたち(8才、6才、2才)の5人家族で、香川県のとある山の麓に平屋を建て、瀬戸内海を眺めながらカーテン全開の田舎暮らしをしています。
コラムでは様々な角度から見た「田舎暮らしの楽しみ方」についてお話したいと思っています。私たちの家づくりの経験が少しでも参考になれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
「どんな暮らしがしたいか」を考え、理想の家を建てる
田舎暮らしの始まり
有り難いことに実家に広々とした農地があり、その一部を宅地に転用して建てた我が家。
周りが開けていて瀬戸内海まで何にも遮られずに見通せ、晴れている日は対岸の岡山県まで見ることが出来るような土地です。
元々利便性の高い町外の土地も選択肢にはありましたが、実家の農地の維持管理の問題は嫌でも付いてきます。週末の度に実家へ草刈りの為に帰ることは現実的ではないと考え、それならば利便性が少し低くなったとしても田舎暮らしならではのメリットを享受しようと思いました。
土地にかかるコストの面では実家の土地のため購入費用はかからず、これにより限られた予算を建物に回すことが出来ました。
勿論、土地にかかる費用が全くかからない訳ではありません。農地転用のためには届出や許可そのものに費用はかかりませんが、必要書類を揃えるための手数料と、行政書士さんや土地家屋調査士さんへの依頼費用がかかりました。
農地転用は一般住宅の基準である500平米(約150坪)で行いましたので、その150坪分の造成費用が加えてかかった費用になります。
しかし、それらのコストは利便性の高い土地を買うことに比べれば遥かに小さなコストでした。
景観を重視してその先を考える
前述したように150坪が宅地となるのですが、実際にはそこ以外に何倍にも広がる広大な農地や山が庭のような感じになっています。ここが今の暮らしを実現させる上で大きなポイントとなり、この土地だからこそ急に隣接地に建物が建ってしまって景観が損なわれたり、陽当たりが悪くなったりなどのリスクはありません。
自宅と他人の土地の間に距離を保てない場合、住みはじめた当初は周りが畑などで広々としていても、そこがいつ宅地に変わってすぐ目の前に建物が建つかは分かりませんよね。
借景はいいこともあればリスクもはらんでいます。特に日当たりに重要な南側は、カーテン全開の暮らしからカーテン閉めっぱなしの暮らしになってしまう可能性も。
そう言った意味では、家の周囲に他人の土地が無いことはありがたく、そしてとても重要なのです。もし広々とした田舎暮らしを検討される場合には、是非この部分を重要視することをお勧めします。
我が家の場合は実家の土地ですが、購入する場合であっても田舎の土地代は安く都市部や住宅街で検討されている方が見ると驚愕する価格帯だと思います。
ちなみに、我が家の近所だと一坪3万円で広々とした土地が売り出されていました。もっと田舎にいけばもっと安くなるはず。田舎へ行けば行くほど利便性は下がりますが、同時に土地代も下がります。
田舎暮らしを検討される方にとっては、利便性とのバランスを上手く調整出来れば大きなメリットになりうると思います。
広々と暮らすならちょっと追加でお金を出して、隣接する土地を買ってしまうのもいいかもしれません。せっかくの田舎暮らし、景観は本当に大事です。
快適さを求めた家づくり
周りに家が無く広い土地が確保できるという恵まれた環境であったため、この土地に建てると決めた時から希望は“平屋一択”でした。階段の無い暮らしは驚くほど快適で、平屋にして良かったと実感しています。
通常、平屋は基礎や屋根の面積が総二階のお家よりも大きくなるため、必然的にコストが上がると言われていますが、我が家の場合土地のコストカットができたことで平家を建てることができました。
利便性が良く値段も高い土地を購入していたら、そもそも面積的にも予算的にも平屋という選択肢は無かっただろうと思います。これが一番大きなメリットかもしれません。
「家を買う」ということは、単に建物である「箱」を買うことではなく建物はあくまで道具で、それを通してそこでの「暮らしそのもの」を買うことだと思っています。
だからこそ一番大事なのは、“どんな暮らしがしたいか”を考えること。私たちは自然溢れる所でのんびりと暮らし、そこで子育て出来たらいいなぁという希望がありました。
この土地に家を建てたからこそ、利便性が高い隣町の土地では絶対に出来ないような自然溢れる豊かな暮らしを実現出来ているのだと思います。
次回コラムではそんな自然溢れる土地での子育てについてお話します。
「どんな暮らしがしたいか」を考えた時、一度は田舎暮らしがしてみたいと憧れを抱いた方も多いのではないでしょうか?しかし、いきなり利便性の高い土地から移り住むのは中々勇気が要りますよね。
ご実家の土地があったからこそ実現したryotyaさんの今の暮らしは、田舎暮らしのメリットとデメリットの両面を熟考し、「自然が溢れる場所で暮らしたい」と決断したから。結果として理想だった平家住まいも叶い、まさに運命的なものを感じます。
お写真を見ているだけでも圧巻のロケーションですが、外のデッキに座って目の前に広がる風景を見てみたい!そう思うのは私だけでないはず(笑)
「家を買うことは暮らしそのものを買うこと」というryotayaさんの言葉にとても共感しました。この家でしか経験できない暮らしを家族で目一杯楽しみたい!そんな思いが伝わってきますね。
次回のコラムではインテリアや田舎暮らしの様子についてお話していただきます。お楽しみに〜♪
ryotayaさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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