【暮らしのインテリア】頑張りすぎない私らしいインテリアの作り方~シンプルに暮らすということ(itou58さん)
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いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。
「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コラム執筆者のご紹介
家を整えるってすごく時間と労力が必要ですよね。自分にとって何が必要で何が不必要なのかがわかると時間をかけずに自然と家も暮らしも整う気がします。
今回ご協力いただくのは、自分に合った暮らしや収納・時間の使い方を知り、実践されているitou58さん(以下、itouさん)です。
初回はitouさんが暮らしをシンプルにしようと思ったキッカケなどをお話ししていただきます。
それではitouさん、よろしくお願いいたします。
はじめに自己紹介
はじめまして、itouと申します。
今回とても素敵なご縁があり、ムクリさんにてコラムを書かせていただくことになりました。まずは我が家について少し自己紹介をさせて下さい。
家族構成は共働きの夫と私・長女(小3)・次女(小2)・三女(3才)の5人家族で暮らしています。住まいはリビングが32畳と広めの2LDKの平屋の一軒家に住んでいます。
私は週6勤務で、いわゆるワーキングママです。
正直時間のゆとりはありませんが、時間は限られているからこそ私はシンプルに暮らそうと思っています。
そんな我が家の暮らしが皆様の暮らしのヒントになってもらえたらなぁと思っています。よろしくお願いします。
私らしいインテリアの楽しみ方
シンプルな暮らしへのきっかけ
今回は暮らしをシンプルにしようと思ったきっかけについて書かせてもらいます。
今から約9年ほど前、長女を出産し働いていた頃の我が家は賃貸暮らしで、私は育児、家事、仕事に追われ、家の中は物で溢れ、悲惨な状態でした。
そんな状態の中で暮らしていると、当然必要な物はサッと取り出せず、イライラすることも多々。加えて、娘の遊びたいおもちゃがどこにあるのか分からず、娘は泣き、「ママ―!!」とママコール。そのママコールに家事真っ最中の私は、さらにイライラ….全てが悪循環でした。
このままじゃいけないと思い、思い切って物をどんどん断捨離していきました。本当に使っている物、本当に遊んでいるおもちゃ、、、少しづつ物が減ると、必要な時にサッと取り出せ、イライラも減り、掃除も楽になるんだと気付きました。そして無駄買い防止へと繋がっていきました。
こどもがいるから、働いているから、を理由にしたくなかった負けず嫌いな私の性格が功を奏したのか、、、(笑) 物を減らすことで家族の小さなストレスが確実に減っていきました。
それは今の一軒家でも、物の見直しはし続けています。
こどもの成長と共におもちゃや使う物も変化し、主人も私も年齢を重ねていくごとに必要な物も変化していきます。暮らしは常に変化し続ける物だと私は思っています。
自分の性格や特性を知る
昔の私は部屋に小物をたくさん飾っていました。でもある日気付いてしまったんですよね・・・自分にはあまりインテリアのセンスが無いということを(笑)そして飽き性な性格なので1つの物をずっと飾っておく事が苦手で、新しい物が欲しくなると言う性格。そうなると浪費が重なるばかりでした。
飽き性でセンスが無いと自覚した時に飾る事・買う事を一旦やめてみよう!と思い、それから私なりのインテリアの楽しみ方は暮らしにまつわる物、食べて無くなる物などを飾るようにしてみました。
例えば、夫がたまに飲むお洒落な瓶ビールを飾ってみる。飲み終えて瓶のゴミの日に出す日まで楽しむ期間限定インテリアです。
玉ねぎや果物、季節の食べ物なんかもよく飾ります。食べて無くなるまでのインテリアとしてわざわざ買わなくても楽しめるインテリアが今の私の中では定着しています。
季節を感じるインテリア
生きた植物を飾る事もよくしています。
祖母宅よりもらったドウダンツツジをキッチンの良く見えるところに置きました。
玄関は殺風景なのでなるべく1本枝で大ぶりな物を選ぶようにしています。特に切り花たちは命に限りがあり、長い期間置いておけないからこそ、飽き性な私にはピッタリなインテリアとして楽しんでいます。
季節の移り変わりを部屋の中で感じられるところも、グリーンを飾るいいところですよね。
探さなくていいおもちゃ収納
家族の事をしっかり観察することで、家族の得意・不得意も見えてきます。いくら私が要らないと思っていてもこども達からすれば宝物もあるんですよね。
ですから、おもちゃ断捨離する際も、今は確実に遊んでいない物からしていきます。スッキリした空間を保つためには、やはりそこは鬼母の心も大切です(笑)
そんなおもちゃ収納は、こどもや大人、家族の誰が見ても分かりやすいようにしています。
私の中で特にこどもの物を収納するルールとして心掛けていることは以下の3つです。
1.使いやすい
2.探しやすい
3.片付けやすい
このルールはわかりやすく続けやすいように、とてもシンプルにしています。そして1ボックス1アイテムを心がけるようにしています。
一人一人に寄り添った収納を
こども達と向き合っていく中で、長女は生まれつき視野が狭く、1つの収納ボックスに色々な種類のおもちゃを収納してしまうと逆に探しにくいことが分かりました。
そのため、ボックスにはインターネットでお借りした画像をプリントアウトして貼り付けています。また、蓋付きボックスに収納したのは、見た目をスッキリにするためと、ほこり防止です。
おもちゃはどうしてもカラフルな物が多いのですが、隠し過ぎず・見え過ぎず、分かりやすくすることで、インテリアとしても浮かないのに、こどもにとっては使いやすいというおもちゃ収納が実現します。
心も収納もゆとりを持って
ボックスの中は特に綺麗に収納しなくても元の位置へ戻してくれさえすればOKとしてます。
以前は、綺麗にお片付けしないといけないという思いから、親も子も神経質になり、段々と娘たちは片付けをめんどくさがるようになっていきました。
ただ、よく考えてみると、元の位置へ戻すことをしてもらえるだけで親はかなり助かります。そこで、それ以上の事を求めることをやめて、「綺麗に収納しなさいを言わない・求めない収納」が我が家にはちょうどいいと気がつきました。
こうした反省と見直しの繰り返しが、少しずつ暮らしやすい環境へと繋がっている気がします。最後まで読んでいただきありがとうございました。
おもちゃ収納まとめ
◯収納棚
商品:無印良品/パイン材ユニットシェルフ・86cm幅・小
サイズ:幅86×奥行39.5×高さ83cm
◯収納ボックス
サイズ:約幅25.5×奥行36×高さ24cm
サイズ:約幅26×奥行36.5×高さ1.5cm
飲んだ後のお酒のボトルだったり、季節の食べ物や植物など、itouさんの手にかかるとおしゃれなインテリアになってしまうのがすごいですよね!
飽き性だからこそ無くなってしまうものを短い期間楽しむ。itouさんにとっては変わっていくことやモノが自分に合ったインテリアの楽しみ方なんですね。
収納も同じで、こうあるべき!ということは案外少ないのかもしれません。家族に寄り添い、みんなが暮らしやすいシステムづくり、とても参考になりますね♪
itouさんありがとうございました!
(編集:megu)
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