【あの人の暮らしが素敵な理由】家族みんなが喜ぶために。今しかできない暮らしをポジティブに捉えて〜こどもと楽しむインテリア(kiko__502さん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「こどもと楽しむインテリア」をテーマに、@kiko__502(以下、kiko)さんのお話をお伺いしていきます!
小さなこどもがいるからこそ作れるインテリアの世界観
kiko
はじめまして、kikoと申します。築古のリノベーションマンションに私と主人、6歳の息子、2歳の娘の4人で暮らしています。
こどもがいると…おもちゃや創作物など、大人だけの生活では登場しなかった新たなアイテムが増えますよね。特に我が家は、ワンルームでほぼ収納なしという住環境です。
今回は、我が家がどのような考え方で「こどもと楽しむインテリア」の中で暮らしているかをお話しさせていただきます。
こどものものは特別なインテリアスパイス
インテリアにおいては、何事も「見せるか」「隠すか」の選択の連続です。こども関連のものをどうするか悩まれる方も多いと思います。
我が家は、元々3SLDKのマンションの壁を全てとっぱらってワンルームにしました。そしてコストを抑えるため、収納はほとんど作りませんでした。
※リノベーションについての記事はこちら
マンションという限られた空間でも、広く感じるように暮らしたい。そういう思いを優先させた結果ですが、「ワンルームで収納がない」=「基本的に丸見え」なんです。(笑)
そしてこどもが生まれ、こども関連のものがどんどん増えてゆく。「見せる選択しかない」ため、どのように見せたら家族みんなが喜ぶかを考えるようになりました。
「インテリアにどうなじませるか」と考えた時、大人とこどもどちらのテイストに寄せるか悩みますよね。こどもは本能的にカラフルを好み、そして生み出すものだと思っています。
また、脳の発達・想像力を養うためにも、できる限り色を感じる空間で育てたいので、小さなこどもがいる期間限定の最高のスパイスだと捉えてインテリアに取り入れています。
カラフルな部分を日常に取り入れておけば、多少床におもちゃが落ちていても、インテリアに馴染むので気にならなくなりますよ。
リビングはおうち美術館
お子さんの作品の扱いは家庭によって様々だと思いますが、我が家では「一定期間壁に飾って楽しむ→その後保管」という流れ。リビングの壁は、常にこどもの作品で溢れています。
小1になる息子は、お絵かき教室に通っているため定期的に大きな作品を持ち帰る。家でもよく創作をしますし、どんどん溜まります。2歳になる娘も最近、絵具デビューしました。
壁は、リノベーション時にコンクリートを白いペンキで塗装したものです。型枠の縦ラインが一定間隔に入っているので飾りやすい。
マスキングテープで直接貼り付けたり、コンクリート壁に埋まっている金属に磁石をくっけてぶら下げたり。こども自身も「ここは絵を飾るところ」という認識なので、自ら貼り付けることもあります。
自分の作ったものを暮らしの中心に飾って、ほめてもらって。人に認めてもらうということは、やっぱり嬉しい気持ちになる子が多いのではないでしょうか。
私が子育てをする上で大切にしている「自己肯定感を高める」ことにも繋がるのかなと思います。
おもちゃはすぐ手の届くところに
よく遊ぶおもちゃはリビングに置いてあります。積み木やままごと、プレイクロス。遊びやすいようにほぼ出しっぱなし。
ぱっと次の遊びを閃いたら移動すればいいし、他のおもちゃと融合させてみたらと考えた瞬間にすぐ取り掛かれるように。興味を持つということをたくさん繰り返して欲しい。
出しっぱなしとなると、おもちゃの見た目が気になってきますよね。
おもちゃではなくインテリア要素のひとつ
リビングのよく見える場所にあるおもちゃたち。選び方のポイントは「ずっと眺めていたい」「置いてあるだけで素敵」なもの。
素材は選べるならば手触りが好きなので木製を選ぶようにしていますが、木以外の素材でも好きなおもちゃはたくさんあります。
あとは、複数の遊びができ、長く使えるおもちゃ。主に遊びのベースを作るものですね。積み木やプレイクロスなど。
最後に意外と大切だと思っているのが「親が遊んでみたいもの」。
親が楽しく遊んでいれば、こどもは必ず食い付きます。おもちゃとは大人が一緒に遊ぶものだと思っているので、どうせ一緒に遊ぶなら自分も楽しい方がいい。
最近は、素敵なおもちゃが多くて散財がとまりません(笑)買う時は少し高いかな、と思うのですが、息の長いおもちゃには投資する価値があるなと実感しています。
そんな観点で選んだおもちゃは、もれなく美しいことが多いです。美しいおもちゃは、なんと家の中で散らばっていても美しい。おもちゃ自体がインテリアになり得ます。
ないなら作る
我が子には「自分で考えて人に喜んでもらえる何かを生み出す人」になって欲しいと思っています。
何かが欲しいと言われた時に、既に持っているものを組み合わせたり、アイデア重視であまりお金をかけずに作る姿を見せるよう意識しています。
家の中でテントを張りたいと言われた時。ピクニック用のテントを出すこともできたのですが、じゃあ一緒に作ろう!と提案しました。
プレイクロスを結んで天井に固定したら、足元は重りで突っ張って完成。失敗と調整を繰り返しながら、家族みんなで作り上げた世界にひとつだけのテント。
ままごとキッチンの道具や食材が増えてきて、取り出しにくい!というクレームが入ったので、一緒に棚の作り方を考えて、買い出し→組み立てをやってみたことも。
自分で作って考えたという経験はやはり特別なようで、よく思い出話として話してくれます。このような経験は、これからも一緒に積み重ねていきたいです。
大人インテリアとは程遠く、常におもちゃで溢れている我が家ですが、今しか体験できない貴重な機会とポジティブに捉えて、こんな風にこどもと暮らすインテリアを楽しんでいます。
kikoさんが作り出す、こどもがいてもかわいくおしゃれなインテリア。こどもらしさのあるポップなカラーのおもちゃに、こどもにしか出せない味のある絵や作品がアートとなり、お部屋を彩っていました。
小さなこどもがいると、全て自分好みのインテリアにはできないのが現実。でもそれをポジティブに捉えて、「期間限定の最高のスパイス」という素敵な言葉で表現されていました。
こどもの要素が詰まったかわいいいインテリアは、子育て世代の特権でもあると思うんですよね。数年後には楽しめなくなっちゃうのかなと思うと、すごく寂しい気持ちになります…。
親子で楽しめるものを選んだり、時には作ったり、試行錯誤しながらアイデアや発想をこどもに見せて、感じ取ってもらう。こどもの感性を育みながら今のインテリアを楽しんでいるkikoさんのように、今しかできないインテリア、そして子育ても思いっきり楽しみたいなと思いました。
(編集:maki)
specialthanks
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