「北欧・器・手仕事」好きなモノと穏やかな時間がわたしの心を満たす。as_noteさんの暮らしを探索!
- 読みもの
「自分に素直でいたい」そう思っている方は多いのではないでしょうか。
流行に敏感なのもよし。昔からブレずに拘り続けるのもよし。自分なりの何かを持ち続け、無理せず暮らす。簡単なようで、案外難しかったりするので、ちょっと憧れたりしませんか。
北欧のヴィンテージ家具や雑貨、作家さんの器や食器、花や植物といった、大好きなモノに囲まれた暮らしが垣間見れるas_note(ayako)さんの暮らし。
素敵な家具や雑貨との出会いをお聞きしていくと、”等身大の自分を大切にしたい”そんなayakoさんの想いも感じさせるお話でした。
好きが融合し、そして馴染んだインテリア
ayakoさん
都内の中古マンションに夫、こども2人の4人で暮らしています。
昔から好きだった北欧のヴィンテージ家具や雑貨などの引き継がれてきたモノや、日本の作家さんの手仕事から生まれた作品が大好きで、それらを上手にミックスさせて自分らしさをつくりあげていくのがひとつのテーマ。
趣味の編み物や刺繍をしている時間がとても落ち着きます。こどもたちのいない昼間の隙間時間や、夜のひとりの時間が至福の時です。
決めては日当たりと眺望
結婚後二軒の賃貸マンション住まいを経て、長男の入園を機に小学校までには住宅を購入しようと決め、本格的に動き出しました。
・教育環境を主とする住環境が良さそうな地域
・夫の仕事上海外転勤が避けられないため、購入後も手放しやすい物件
この二点を軸に進めていき都内中心にいろいろな地域を見てまわりました。戸建、マンション、新築、中古とさまざまな角度から検討しましたが、やはり転勤は避けられそうにないため、売買のしやすい中古マンションに絞りました。
それからさらに半年間かけて物件を探し、最終的に「眺望と日当たり」の良さで今の住居を購入しました。
普通の中に自分色を積み重ねていく
そうやって手に入れた我が家ですが、広さも間取りもごく一般的なモノ。戸建のような収納もなく、リノベーションのようにオリジナリティがあるわけでもありません。
でもその中で少しでも楽しく暮らせるように工夫をしたり、素敵なインテリアになるように考えたりするのはとても楽しいです。
少しずつ少しずつ自分色になってきたインテリア。どれも大切なモノばかり。この好きなモノに囲まれた暮らし、少しご紹介させてください。
◯テレビボード:SACWORKS
北海道で工房を営むSACWORKSさん。家の購入を決めてから真っ先にしたのが、テレビボードのオーダー。ヴィンテージ家具のようなチーク材で趣のあるデザイン。リビングの雰囲気づくりには絶対必要な存在でした。
丁寧で精巧なつくりは三ヶ月待った価値がありました。テレビの下に機器を収納したくサイズもセミオーダー。ソファに座ったこの眺めは最高で、とても満足度の高い買い物でした。
◯チェスト:1950~60年代デンマーク製のヴィンテージ
salutのオンラインショップで購入したモノ。
このくらいのサイズのヴィンテージがあったらいいのに、と思っていたところに巡り会えたドンピシャのチェストだったので、迷わずお迎えしました。ヴィンテージは本当に出会いだなぁと思います。
◯テレビ上の壁付けの棚:ストリングポケット
この家に入居する前から購入し、転居後すぐに取り付けました。
私にとって”憧れの棚”でした。好きを自由に詰め込める場所。デザインもですが、幼いこどもがいる中で、手の届かない棚はまさにわたしの聖域。
スペースがないくらいお気に入りの雑貨を惜しみなく飾る様子をみて、夫は私のおもちゃ箱と言うほど(笑)テレビボードやチェストとセットで夜な夜な眺めながらお一人様時間を楽しんでいます。
◯ソファ:カリモク60のKチェア
一人暮らしを始めた時に購入したもので、10年以上経ちます。パーツ交換ができるのも魅力で、背もたれ部分もシート部分も一度ずつ交換しています。
2シーターですが、こども2人とだったら3人でも座れて、狭い我が家にはベストサイズなソファです。
◯コーヒーテーブル:1960年代デンマークHELIBORG MOBLER製のヴィンテージ
salutのオンラインショップで購入しました。私にとって初のヴィンテージ家具で、その素敵さにどっぷりとハマっていくことになりました。
◯ソーイングボックス:デンマーク製のヴィンテージ
antennaオンラインショップで購入したモノ。2年くらいは気長に出会いを待っていたもので、見つけた時には本当にドキドキしながら購入したのを今でも覚えています。
佇まいが最高に美しい家具です。機能的な家具ではありませんが、私の趣味を支えてくれる、大事な相棒です。
◯ダイニングテーブル&チェア:UNICOのシグネシリーズ
長男出産にあたり転居した賃貸時代に購入したモノで、7年使用しています。1脚だけあるアーコールのクエーカーチェア(ヴィンテージ)は、1年半前に購入しました。いずれもっと増やしていきたい大好きな椅子です。
それぞれの家具に思い出があり、ライフステージの変化とともに、これからどんな家具と出会いがあり、ひょっとすると別れもあるのかも?と考えるだけでも幸せです。
日常を彩る花や雑貨に囲まれること
花や雑貨も私の暮らしには必要不可欠なモノ。少し雑多なくらいがちょうど良い。好きなモノが日々の活力を与えてくれます。「自分が心地よいと思える」感覚や雰囲気を大事にしていけたらと思っています。
雑貨は、ストリングポケットとチェストの上に私の全てが詰まっています。本当に欲しいと思ったモノをゆっくりと時間をかけて集めたので、もう長らく模様替えはしていません。それほどお気に入りばかり。
チェストの上に置いている和田麻美子さんの小さな花器、加藤かずみさんのコンポート、dramastudioさんのデコラグラスが、今の気分に特にしっくりきています。
それからchikuniさんの照明も我が家のリビングに欠かせないモノで、夜の大人時間はメインのスポットライトを消して、間接照明で過ごすのが癒しのひと時。
食器も同じく色々集めてきました。ほんの一部ではありますが集めてみたところ、オーバル皿が好きなようです(笑)
左上から時計回りに、アセビマコトさん、吉田次朗さん、awabi wareさん、佐藤尚理さん、安齋新・厚子さん、戸塚佳奈さん、そして真ん中が棚橋祐介さんのモノ。
もちろんヴィンテージの食器も好き。
ヴィンテージ家具や食器・器は、職人さん、作家さんの手触り感がなんとも言えません。飾るのもいいですが、普段使いもしながら丁寧に引き継いでいくのも楽しみ方のひとつ。
大切なモノに囲まれた暮らしは、自分自身の気持ちに素直でいたい、そう思わせてくれます。
最近では収納やお掃除上手であること、すっきり暮らすのがインテリア上手の一つの条件のようになってきている気がしますが、私はそうではありません。必要最低限は整えて、余った時間は私らしく趣味の編み物や刺繍など手仕事に使っていきたいと思っています。
そして、長い時間を過ごす我が家が、自分の好きなモノで満たされている暮らし、最高だと思っています♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「好き」ってうまく表現できない。
「なんで好きなの?」って聞かれても、「いや、好きだから…」みたいな。
自分の気持ちに正直にいたい、そう語ったayakoさんの気持ちもまさにそれかなと。その積み重ねが自分らしさに繋がり、オリジナリティになっていく。考え方一つで暮らしは大きく変わるのが伝わってきました。
ストリングポケットの聖域のお話、とても共感しました。誰にも邪魔されない、自分だけの場所があると、心落ち着きますよね。写真からも”好き”が凝縮されているのが見て取れました。
“好き”って気持ちは熱量もあって聞いていて飽きません。そして聞いているとなんだか前向きな気持ちになります。
ayakoさん、素敵なお話ありがとうございました!
(編集:編集長)
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