【暮らしのインテリア】人と猫が快適に暮らすためのいえづくり(k.kaede_catさん)~後編:楓との日常編~
- 読みもの
いつもムクリをご覧いただきありがとうございます。
「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
インテリアに関する記事・コラムはこちらからご覧いただけます。
猫と共に紡ぐ私たちの日常の暮らし
前回コラムでは猫と人が快適に暮らすためのおうちづくり編と題して、リノベーションしたマンションから引っ越したことや、注文住宅で工夫したことやコダワリについてお話させていただきました。
今回は完成したお家で過ごす楓と私たちの日常の様子についてお話していきたいと思います。爪研ぎやご飯のことなどにも触れてますので、参考になれば嬉しいです。
かえでさんの前回のコラムはこちらからご覧いただけます。
楓の一日
部屋を自由に行き来できるようにしてあるので、気づくと楓は家の中の色々なところで一日を過ごしているようです。
昼間は窓から外の様子を眺めながら観察したり私たち夫婦のベッドでお昼寝をしたりすることもあります。
特別に楓用のベッドなどは設けていないので、夜は季節によって様々な場所で寝ています。一日の日差しや、季節ごとに快適な場所が変わるのは戸建(注文住宅ならなおさら)ならではなので、楓にとっても良かったかなと思う瞬間です。
夏はひんやりするのが気持ち良いようで廊下やソファーの上などでゴロンとしていたり、
冬になると私の隣に潜り込んできたり、キャットテントにクッションを入れてペット用のホットカーペットに乗せた、お手製コタツ風キャットハウスの中で寝ています。とても気に入ってくれたようで冬は入り浸っています(笑)
おもちゃで遊んだりすることもあります。
楓のおもちゃや外出用のキャリーケース、トイレ用品等のご飯以外の全ての猫グッズは専用収納スペースにしまっています。寝室のキャットドアを出たところの上に収納スペースを作っています。
楓のご飯
パントリー入ってすぐのところに楓のご飯置き場を作りました。
猫はご飯やトイレはなるべく静かな場所を好むので、あまり人の行き来が無いこの場所がベストでした。ご飯のストックもすぐそばの棚に置いておけてキッチンにも近いので、ボウルを洗ったりお水を変えたりするのにも楽という点で動線もバッチリです。
パントリーのドアは10cmくらい常に開けっ放しにしているので、個室のような感じがして食べる際にも落ち着くようです。
フードボウルは高さがあり食べやすくこぼれにくい形状になっています。水用のボウルはヘルスウォーターボウルと言ってお水をあまり飲まない猫でもよく飲むようになるというものを選びました。
普段のお掃除について
アメリカンショートヘアは短毛種で毛は換毛期以外はそこまで大量には抜けないので、特にペット用などではなく普通の掃除機を使っています。
日々のお掃除については、キャットウォークはハンディモップでサーっと拭いて、床は掃除機と併せてブラーバを使っています。ソファーはコロコロを使います。
インスタグラムでも一番ご質問をいただくのが、キャットウォークの掃除についてです。我が家は手が届く範囲にキャットウォークを作っているので掃除は楽チンですが、あまりにも高いところに作ってしまうと掃除が大変かもしれません。
我が家にはキャットウォーク以外にも市販のキャットタワーもあります。
こちらも今まではコロコロや掃除機を駆使して掃除していましたが、奥に入り込んでしまった毛のお掃除は大変な上にあまり取れていないように感じていました。
そこで最近見つけたお掃除アイテムが一毛打尽(イチモウダジン)というものです。
こちらのアイテムを使うことで、もこもこしたキャットタワーについた猫の毛も面白いほどよく取れます。他にもカーペットやラグ・車のシートなんかにも使えるので、猫の抜け毛のお掃除にお困りの方にはおススメです。
爪とぎ対策
猫を飼っている愛猫家はもちろん、これから「猫を飼いたいな」と思っている方が特に気になるのが、爪とぎについてではないでしょうか。せっかくのお気に入りのソファや壁でガリガリとされてしまってはとてもショックですよね・・。
楓は、段ボール製と麻製のもので爪を研ぐのが好きなので、それぞれのタイプのものを2個ずつ4箇所に置いています。
インテリアとしても浮かないおしゃれなタイプは、立っても爪をとげる優れものです。
個体差はあるとは思いますが、その子の好きなアイテムや場所を用意してあげることで、してほしくない場所での爪とぎは軽減するのかも?と思っています。我が家も楓の好みに合わせた爪とぎを置いています。そのおかげかソファーや壁では一切爪とぎをしません。
お留守番対策
楓にお留守番をさせる際は、あまり長時間にならないように気を付けています。更に夏はエアコンをつけて出かけたり、冬は暖かい場所を作って用意してから出かけます。
また、食器類は扉付きの場所に収納し、いたずら防止や毛が舞って付いてしまわない様に対策をしています。
楓は小さいものを落として遊ぶことが好きなので、ペンや小物などは出しっぱなしにせず必ず仕舞うということも心掛けています。人間のこどもと一緒で、誤飲や怪我を防ぐためにも出かける際には特に注意が必要だと思います。
仕事などで家を空けることが多い我が家ですが、猫は程よい距離感を好むので、危険のないようにお留守番対策さえしてあげれば、とても上手にお留守番できますよ。
帰宅してきたときに玄関の猫窓からお出迎えしてくれる姿に癒される毎日です。
日々変わりゆくもの
ご紹介した通り建築時にキャットウォークを採用しましたが、作る際には猫の体の大きさに合わせて作らないと、せっかく作ったキャットウォークも使ってくれないかもしれません。
例えば、下から3段目のUターン部分が狭くて方向転換がやり辛そうだったので、無印良品のウォールシェルフを取り付けて足場を広くしてみました。
以前に比べてちょっと見た目のバランスが悪くなってしまったかもしれませんが、楓の動きやすさ優先で改造したところ、棚の上でくつろいでいたりと気に入ってくれた様子です。
猫のキモチ
猫は上下運動が好きなので、広さよりも上下を意識した遊び場所があると喜びます。加えて、狭いところやお昼寝も大好きなので、そういう場所を作ってあげるとゆっくり落ち着けてとても居心地が良いと思います。
捨ててしまうようなダンボール箱なんかも、猫にとってはくつろぎスペースになったりします。
好奇心旺盛な猫はドアや窓から飛び出してしまう可能性もあります。楓も毎日外の様子を窓から眺めているので外の世界に興味があるのかもしれません。
もし窓を開けておくなら網戸は猫には開けられないようにしたり、ベランダの柵なども飛び越えられない高さにするなど、脱走には防止策が必要になってくると思います。
猫の年齢や性格によっても快適の基準は変わってくると思います。少しずつ生活スタイルに合わせてインテリアを変えていくのも楽しみでもあります。
その子に合った工夫をして、人間も猫もお互いが心地よく過ごせるような理想のおうちを作っていけたら良いなぁと思っています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
我が家で飼っているもも(メス・8歳)は気が強くてわがままで、機嫌が悪いときなんかはシッポをバシバシと叩きつけて不機嫌アピールをする荒くれ者です(笑)
しかしながら優しいところもあって、私が娘を叱っているときなんかは間に割って入ってにゃーんと鳴いて目で何かを訴えかけてきます。喧嘩を仲裁しているつもりなのかな?と思っています。
最近は秋の気配を感じるようになってきて、猫もそろそろ冬毛の準備が始まってくるころでしょうか?猫を飼う上で大変なのが抜け毛問題ですね。換毛期には毛の束がコロコロと転がっていることもあり、我が家でも掃除が一番の悩みでもあります。
コラムでもおススメされていた一毛打尽、ネーミングに心奪われました(笑)すごく取れそう!!
かえでさんのように猫ちゃんの気持ちに寄り添った暮らしの工夫をしながら、私も愛猫と過ごすにゃんだふるらいふ楽しみたいと思います。
かえでさん、ありがとうございました♪
(編集:megu)
関連するコラム
◯人と猫が快適に暮らすためのいえづくり(k.kaede_catさん)~前編:おうちづくり編~
ムクリのインスタグラマーさんのコラム一覧はこちらよりご覧いただけます。
かえでさんのインスタグラムはこちら
*LINEで最新記事や過去人気記事をお届け*
*ムクリインスタLIVE見逃し視聴の開始のお知らせ*
Article / 読みもの
Category
daily mukuri / アイテム
Category