【あの人の暮らしが素敵な理由】制限がある中でも自分の暮らしにフィットさせる〜古い家での暮らしを楽しむ(idasanchiさん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「古い家での暮らしを楽しむ」をテーマに、@idasanchi(以下、aimi)さんのお話をお伺いしていきます!
築古物件ならではの個性を活かし、味わいのある家に
aimi
はじめましてaimiです。私は、夫と息子と古い戸建て賃貸に住んでいます。
以前は団地のようなマンションに住んでいましたが、息子が大きくなって少し手狭に感じるようになり、築45年の庭付きのこの家に引っ越してくることになりました。
新築や築浅では出せない雰囲気
賃貸戸建ては制限もたくさんあるし、なかなか自分の好きな間取りやデザインではなかったり、妥協しなくてはいけないところが沢山ありますが、制限がある中でどうやったら自分の暮らしにフィットさせていくかを考えることが今の私には楽しみになっています。
新築や築浅では出せない雰囲気が築古物件にはあるので、その個性を活かしてインテリアを楽しめたらとても味わいある家になるなーと思っています。
DIYで少しずつ変化させて
我が家のキッチンはリビングと繋がっていない間取り。最初は不便かなと考えていましたが、今はキッチンが私の部屋のような感覚でとてもしっくりきています。
キッチンの床は入居時レトロな柄でしたが、リビングに敷いたフローリングのクッションフロアにして統一感を出しました。
収納力が足りないところは自分で棚を作ったり、冬の寒さ対策で内窓をDIYしたりして少しずつ変化させていっています。
リビングはフローリングの部屋と和室が仕切れるようになっていましたが、空間を広く使いたかったのでどちらの部屋にも同じクッションフロアを敷いて間仕切りの引き戸を撤去し、一つの部屋のようにして使用しています。
元和室の部屋は、入居時は砂壁の色が黄土色で少し暗く見えましたが、不動産屋さんから大家さんに白く塗装させてほしいと頼んでもらい、原状復帰なしで塗り替えOKをもらい自分で塗りました。
雰囲気も明るくなり、モダンな雰囲気がでてすごく良かったです!
築古物件に入居する時は、気になるところを最初に大家さんや不動産屋さんとお話しすることをお勧めします。大家さんも、家がより良くなるDIYなら承諾してくれたりするので。
不動産屋さんから大家さんがとても気に入っている家だったと伺っていたので、たくさんいい思い出が詰まった家をお借りすることができてとても嬉しい気持ちになりましたし、大切に使っていきたいなと思っています。
立体感や小物のバランスを大事に
インテリアは元々古家具が好きですが、雰囲気が重たくならないようにファブリックで柄や色を取り入れたり、観葉植物を置いて立体感をプラスしたりしています。
ウッド、陶器、鉄やガラスのバランスが偏りすぎないように、小物は意識しています。
お気に入りのアイテムは、ジモティというアプリで譲り受けた桐箪笥です。100歳は超えているものなので貫禄があり、並んでいるだけで温かみがあって落ち着きます。
古家具屋さんで購入した照明は、どこにおいても馴染んでくれてすごく重宝しています。
我が家は去年の夏に引っ越してきたばかりなので、まだ庭が手付かずの状態…。以前の家ではベランダでガーデニングを楽しんでいたので、この家でもお庭を好きな空間にしていきたいです。
この家もどれくらい住むのかはわからないですが、私たちらしいお家にしていきたいです。
築古物件が醸し出す味わいと雰囲気。インテリア小物やDIY、古いものが上手い具合に混じり合い、aimiさんのセンスによって作られたお洒落な空間に引き込まれました。
新築や築浅では決して出すことのできない雰囲気は、何とも言えない魅力を感じますね。
制限があっても、その中で自分の暮らしにフィットさせていく。古い家のイメージを払拭してくれる、そんなインテリアの楽しみ方がとても素敵でした♩
(編集:maki)
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