【あの人の暮らしが素敵な理由】作るよろこび、贈るうれしさ、食べるたのしみ〜ジャムのある暮らし(yumimoo65さん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「ジャムのある暮らし」をテーマに、@yumimoo65 (以下、yumi)さんのお話をお伺いしていきます!
季節がめぐり、果実が実り、、それをジャムにして
yumi
いつの間にか、暮らしの中にいつもジャムがありました。街で暮らしていた頃は、ジャムはもっぱら「買うもの」でした。お休みの度にカフェへ出かけ、色々な種類のジャムを買い求めると、次の朝ごはんが楽しみになりました。
旅先でめずらしいジャムに出会うと、買わずにはおれませんでした。かわいい瓶に詰められていると、なおさらうれしくなりました。そして、「パンをのせるのに良さそうなお皿」も、何枚あってもほしくなりました。
今でもそうですが、「朝ごはん」というものが大好きだったんですね。奈良旅行で泊まった「くるみの木」のホテルで出された、すてきな朝ごはんが忘れられず、ちいさなガラスの器にジャムを乗せて木のスプーンを添える…というのは、今でも時々まねしています。
「買うもの」から「作るもの」へ
私の中で、ジャムが「作るもの」に変わったのは、地元の里山に家を建ててからです。
広がる山々と田んぼの風景。ここには、カフェも雑貨屋さんもありません。その代わりに、季節ごとにたくさんの果実が実ってくれます。
私が初めて作ったジャム
最初に作ったのは、デコポンのママレードでした。実家の畑で実ったデコポンはそのまま食べるには小さくてすっぱいけれど、皮をていねいに茹でこぼし、砂糖と合わせてゆっくり煮ればとてもおいしいママレードになります。
皮が苦くてちょっと、と言うこどもたちにも、ケーキやスコーンの生地に焼き込めば、とたんに大好きなお菓子に。
節分は恵方ロールが定番に
2月3日の節分は、恵方巻きは手作りせずスーパーで豪華海鮮巻きを注文することにしていて、ひそかな楽しみに!代わりに恵方ロールを作ります。
昨年はデコポンママレードをたっぷり生地に焼き込んだロールケーキにしました。
スコーンに季節のジャムを添えて
急なお客さまがあったときは、すぐに焼けるスコーンを焼いて、季節のジャムを添えます。焼きたてのスコーンを割って、甘酸っぱいジャムと一緒に口に運ぶのは至福のとき。
春はいちご、初夏には梅やグミ、真夏にトマトとルバーブ、秋には栗でペーストを作り、冬はりんごやデコポンを。
ジャム作りの喜びとジャムが繋ぐもの
たくさんおすそ分けをしたいので、ジャムの瓶はいつもストックしています。遠くに住む友人には、ちいさな手紙を添えて宅急便で送ります。
ジャム作りはいつも私の暮らしの中にあり、作るよろこび、贈るうれしさ、食べるたのしみ…と、全てがつまったもの。
季節がめぐり、果実が実り、それをジャムにして、誰かに贈ったり、家族のためにお菓子にしたり…。そうして一年がまた過ぎていきます。
そんな毎日をこれからも、ここでずっと続けられたらなぁ、と思います。里山も、いいものですよ♪
コラムを読み終えたら、ジャムが作りたくなっていました。私もジャムを作るので、甘い匂いや立ち込める湯気の心地良さが頭に浮かびます。
でも初めて作ったジャムは忘れました(笑)初めて作ったジャムが、ご実家の畑で採れたデコポンのママレードというのがyumiさんらしくてほっこりします。
節分に恵方ロールを手作りされるのはいいですね。おやつにも嬉しいですし、豪華海鮮巻きの後のお楽しみのデザートとしてもぴったりですね。
yumiさんのジャム作りからは、土地やご家族、ご友人とのつながりを感じ、ジャムがジャムの役割を超えていて、、思いを込めた物を作ったり贈ったりすることの意味や良さをあらためて感じました。
そして「そんな毎日をこれからもずっと続けられたら」という言葉に、しみじみしてしまいした。
(編集:kaori)
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