【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】いつも「暮らしの中心」に。食器棚や作業台として使っている水屋箪笥(aiuieioさん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入した中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@aiuieio(以下、mayo)さんのお話です。
私たちに寄り添ってくれる存在
mayo
この家に住み始めて、丁度一年になろうとしています。
元々古い物が大好きで、設計段階から、食器棚には古家具の水屋箪笥を置くと決めていました。出会ったのは「古福庵」という古家具をリペア販売しているお店です。
大正〜昭和初期のもので、材質は杉。引き戸の開閉はスムーズで、外側だけでなく内側の棚板や引き出しも汚れが無く、とても綺麗な状態でした。
今まで大事に使われていたことがよく分かります。
元々上下はダボで繋がっていましたが、 我が家ではそれを取り外し、それぞれ背合わせに配置した上にモルタル天板を乗せました。
広い作業台は配膳に便利で、料理の盛り付け、日々の身支度、書類の読み書き、コーヒータイム、大人の食事もここですることが多いです。
キッチン側は、団地住まいの頃から集めている和食器を中心に、コーヒー豆を挽くミルや、サーバー、ポットなどもまとめて並べています。娘は食器棚から持ち出して、エアーお茶会を楽しんだり。
ダイニング側は、書類やストック関係の収納、子どもたちのおもちゃも入れていて、こちらも大容量。カゴやファイルボックスを並べて、スッキリとした収納を心掛けています。
「暮らしの中心にいる」と言っても過言では無いくらい、日々大活躍。
子どもたちの成長に伴って、収納する物が変わったり、作業台の上で料理やお菓子作りを一緒にする機会が増えたりすると思いますが、常に私たちの暮らしに寄り添って存在してくれるでしょう。
これまで大切に使われてきたように、私たち家族も、このバトンを受け継いで大事に使っていきたいと思います。
置くと決めていた古家具の水屋箪笥。中まで美しいものと出会うだなんて運命を感じますよね。モルタル天板との相性もぴったりで、作業台としても使いやすそうです。
新しく建てたおうちに馴染みながらも、唯一無二の存在。古家具の魅力を教えていただきました。
(編集:kaori)
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