【暮らしのインテリア】今の暮らしやインテリアにもすっと馴染む古家具、古道具。選ぶ条件3つとは〜家と寄りそう暮らしかた(ruru_houseさん)
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古いものを暮らしの中に取り入れてみる
みなさん、こんにちは。このコラムでは、暮らしがちょっと楽しくなるような、アイデアや工夫をご紹介しています。
今回は、「古家具、古道具のある暮らし」をテーマに、古道具の選び方や楽しみ方をご紹介します。
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私と古いもの
年々注目され、人気が出てきている古道具。私が古道具を集め始めたのは、今の古道具ブームの少し前でした。
これほどまでに人気が出てきたのは、リサイクルに対する意識の向上や、海外のヴィンテージ品が爆発的に人気になったことに伴い、日本の古き良きものの良さも浸透してきているのかな、と思います。
実際に私も、最初は北欧ヴィンテージ品を集め始めたのがきっかけで古道具に出会いました。
北欧の古いもの
一番最初に出会った古いものは、北欧の家具でした。初めて訪れた北欧ヴィンテージ家具を扱うお店で、古い家具達に一目惚れしました。
経年変化による色、艶がとても温かくて、小傷も愛おしく思えました。
デイベッドも古いもので、45年ほど前に作られ、日本に来る前はもちろん別の誰かが使っていました。家具屋さんによってメンテナンスされ、布は張り替えています。
こども達、そのまたこども達へと、受け継ぐことができるような家具にとても魅了されました。
家の中にある大型の家具は、ほとんどが古いもの。珍しいコーナー型のガラスキャビネットやラグも海外の古いもの。
そして古い海外の家具と合わせて使っているのが、日本のもの。北欧と和はとても相性がいいのです。
北欧と和
ダイニングテーブルとダイニングチェアは北欧のヴィンテージ家具ですが、照明は日本のもので合わせています。北欧と和の温かい感じが調和していると思います。
わが家の看板娘のような存在のキャビネットは、日本の古い家具。北欧のダイニングテーブルやチェアとも馴染んでいます。
どこか西洋の雰囲気も感じる、とても上品なキャビネット。Instagramでも何処のものですか?とたくさん質問をいただき、日本の古家具であることを伝えると驚かれます。
古道具といっても、和の雰囲気が強いものもあれば、どこの国のものなのかわからないものまであります。これも古道具の面白さのひとつですね。
日常小物の収納はもちろん、キャビネットの上には季節のお花を飾って、一年を一緒に楽しんでいます。
日本の古道具と暮らす
大きな家具だけでなく、小さな古家具や古小物も、探すといいものがたくさんあります。どれも今の暮らしやインテリアにすっと馴染む、とても可愛い道具達です。
棚、スツール、絵を貼り付けている板は全て古道具。
今までたくさん古道具を購入してきた中で、自然と身についた私流の選ぶ条件があります。それが以下の3つ。
1.ボロボロすぎない
同じ古道具でも、新品同様にきれいなものから木が朽ちているようなものまで、色々な状態のものがあります。選ぶ基準は好みですが、どんな家に住んでいるかにもよると思います。
古民家をリノベーションしたような和の風情がある家なのか、今時の新築の家なのか。私は後者なので、なるべく現代のものに合わせられるような、少しきれいなものを選ぶようにしています。
書類棚は古道具。右横のデミジョンボトルも古道具のように見えますが、実は新品でお花屋さんで購入したもの。古道具に少し抵抗がある方は、古道具風のものもおすすめです。
2.信頼できるお店かどうか
お店によって、状態の判定や品揃えは様々。
以前に古道具のオンラインショップで棚を購入した際に、ネット上ではとてもきれいだと書かれていたものが、届いてみたら扉の中が落書きだらけ…なんて大失敗したことがありました。
また、古道具は定価がないようなものなので、値段もピンキリ。購入して悲しい思いをしないためにも、欲しいものの相場や、取り扱っているお店をよく調べましょう。
実際に足を運ぶとわかりやすいですが、オンラインで購入するのであれば、まずは小さなものを買ってみるのがおすすめ。お店の対応や商品の状態がよくわかります。
ソーイングボックスと小物を入れている箱は、どちらも古道具ですが、状態が全く違いますね。状態が結構ボロボロなものは、実際にお店で見て選ぶようにしています。
実家なども探してみると、結構お宝が眠っています。
私は祖母から渋めのハンガーと大きなバスケットを譲り受けました。知っている誰かが使っていたものは、やっぱり安心ですし、愛着も湧きますよね。
3.アレンジが効くかどうか
アレンジできるからこそ楽しい古道具だと思っているので、用途が限られているものはあまり買いません。どんなアレンジを楽しめるかな?と頭をフル回転させて選んでいます。
例えばこのこね鉢。昔の調理道具ですが、花を置いてみたり、壁に立てかけてインテリアにしてみたり、楽しんでいます。
現代のどのような家でも、すっと馴染んでくれる古道具。古いものにしかない魅力がたくさんあります。
みなさんもまずはひとつ、自分だけの古道具を、暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
古いものって惹かれるけれどハードルが高いと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ruruさんの古いものを選ぶ条件3つはそんな方にとって参考になると思います。
ボロボロすぎない少しきれい目なものを選んだり、信頼できるお店を見極めたり。まずは小さなものから買ってみるのはいい考えだなと思いました。
古いものが部屋の中にあると温かみを感じますよね♩ruruさん、今回もありがとうございました!
(編集:kaori)
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