【暮らしのインテリア】「余裕」のある玄関まわりをつくる、蔵と土間〜余白のあるミニマルな住まい(pieni_koti___さん)
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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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余白を生かし飾ることも楽しむ
今回は私たち家族にとって一番使用頻度が高い玄関まわりについてお話しいたします。
前回のliinaさんのコラムはこちら
蔵と土間のある玄関
マンション時代の玄関は、家族で出かける時に渋滞しストレスもあったため、今の家では土間玄関〜蔵まで続く、家族が並んで使える横長の空間を採用しました。
蔵と土間があることが余裕をくれています。
グレーのタイルが土間部分で、玄関から長くのびています。
12帖の蔵の使い方
玄関側から見て、土間の一番奥に蔵の入口があります。
蔵の広さは約12帖。手前の約9帖の天井高は140cm、奥の約3帖の天井高は110cmです。
蔵の奥にある3帖のスペースにはキャンプ道具を収納しています。
蔵の手前にある9帖のスペースには、セカンドシューズボックスや、冷蔵庫、生活用品のストックなどを置いています。
土間がくれるもの
玄関からは、スキップフロアのリビングへ階段を上がる空間と、ダイニング・キッチンへの空間の2つのつながりがあります。
上の写真の上側の木部が階段に続き、真ん中のグレータイルの土間を挟んで、下側がダイニングです。
土間には実はすのこを置いていて、ダイニング側と階段側を短い橋を渡るようなイメージで使用しています。
中央の土間タイル部分は有効利用を。段差に腰掛けて、寒い日には家族で出かける前にストーブで暖をとったり。暑い日には帰ってすぐに蔵の冷蔵庫からアイスを取り出して休憩したり。
土間との段差に座ると、椅子代わりになるつくりになっています。
玄関入ってすぐに壁がない空間が広がり、家族の居どころを感じられます。
シューズボックスは一軍の靴だけを置ける大きさにして、二軍の靴は前述した蔵にすべて収納しています。フロートタイプのシューズボックスにして余白を作り掃除もしやすくしました。
目から入る癒しと香り
「いってらっしゃい」「いらっしゃい」「おかえり」の時に目に入る場所には、目から入る癒しと香りを楽しめるようにしています。
ラウンド型のミラーとsenさんのブラケットライトの組み合わせは、一番のお気に入りインテリア。鏡越しに見える景色にも癒され、定期的にお花を変えています。
階段スペースも楽しむ
玄関から正面の階段は鉄骨階段にしたかったのですが、構造上難しいとのことで箱階段にして片側はすっきりと抜け感を出しました。
偶然生まれた階段横のスペースに、お気に入りのインテリア雑貨や、お花を飾ってアートな空間を楽しんでいます。
暮らしの中で一番大切にしている部分「余白=余裕」。心に余裕を保てるように、目に入るところの整理整頓を心掛けたら余白が生まれインテリアも楽しめるようになりました。
次回のコラムは各場所の余白についてお話ししたいと思います。
広さのある玄関土間と蔵のスペース。玄関として通り過ぎるだけでなく、家族の寛ぎやコミュニケーションの場となっているのがいいですね。
スキップフロアにあるリビングやベランダの下を活用した蔵は広々としていて収納力もたっぷり。玄関まわりがスッキリしていると気持ちにも余裕が生まれますね。
liinaさん、ありがとうございました!
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