【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】ひとつのチェストが「アンティークのある暮らし」のはじまりに(um_house2020さん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@um_house2020(以下、kiko)さんのお話です。
奥深いアンティークの魅力
kiko
我が家が今、たくさんのアンティークに囲まれるようになったのは、ひとつのアンティークチェストがきっかけでした。
それまではインテリアのテイストも定まらず、過去の写真を振り返っても恥ずかしいくらいに統一性がなく、ただ好きなものを並べただけ。物は少なかったので、スッキリとしていました。
ふと立ち寄った古物を取り扱うお店で一目惚れしたのが、アンティークのチェスト。夫に「どこに置くの?何に使うの?」と言われましたが、私の中でビビっときた何かがありました。
この子を迎えたおかげで我が家に新しい風が吹き、「アンティークのある暮らし」がはじまったのです。
そこからアンティークミラーやラグといった家具を増やし、我が家の”顔”となる部分が増えてきました。
これといったこだわりがあるわけではないですが、意識しているのは昔から大好きな石田ゆり子さん。著書をいくつかもっていて、ものを大切にする考え方など、とても参考になっています。
インテリアってはじめは、どうやって飾ろう?どこに置こう?とわからないことだらけですよね。
よく聞く言葉が「まずは真似てみよう」。そこから、自分だったらこっちの方がいいな、が出てくるのです、自然と。私もその繰り返しで、自分だけの大切なものが増えてきました。
少しずつ集めているアンティークの食器たちや、料理上手で昔から食器にこだわっていた母に譲り受けたティーポットなど。古いものは、温かみがあり使う人によって表情も変わっていくもの。
だからこそ奥深いアンティークたち。
今は2歳の息子を子育てしながらの片手間ですが、”お家っていいな、インテリアっていいな”を将来大人になった時に、感じてほしいなと心から思います。
そして今あるアンティークたちも、いつか受け継がれて大切に使っていってもらえたら…こんなに幸せなことはありません。
たったひとつのアンティークチェストがインテリアのはじまりになる。まさに運命的な出会いです。これ!という出会いをした時って迷いがないですよね。
チェストを軸にインテリアが定まり、大切なものが揃ってきたことがとても自然で、素敵だと思いました。
(編集:kaori)
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