【暮らしのインテリア】深みにはまっていく植物の世界。インテリアに変化をもたらすグリーンの取り入れ方〜枠に囚われない自由な暮らし方(norisuke_mobさん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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日々の変化を感じる喜びのあるグリーンのある暮らし
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前回のコラムでは、のりすけさんのおうちのアイドル、愛猫のあんずさんについて。ペットをお迎えするにあたっての心構えや準備についてお伺いしました。
いよいよ最終回となる今回はインテリアに欠かせない「グリーンの楽しみ方」をお話していただきます。
のりすけさんの前回までのコラムはこちら
https://mukuri.themedia.jp/posts/categories/5177063
自分らしく楽しむということ
もともとインテイリアグリーンとして飾れそうなものをホームセンターやネットで購入していたくらいで、まったく植物に興味がなかったのですが、ネットで見かけた塊根植物(コーデックス)をきっかけにその奥深い世界にはまってしまいました。
こんなにも植物が好きになると思っていなかったので自分でも驚きです。
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本当はリビングにもっとたくさんの植物を置きたいのですが、前回のコラムでも少しお話したように猫のためにも置くものは慎重に選ばないといけませんし、子どもたちからは不評なのでこれ以上は置けず…。
その代わり、邪魔にならない吊り鉢がどんどん増えています。
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「今くらいがベストかな」と思ったり思わなかったり。これからどんな風にしていこうか、写真を眺めて考るのも楽しい時間です。
管理のしやすさと機能性も大切に
リビングの植物をお迎えする際、重視しているのは
・耐陰性の強さなどの育てやすさ
・細かい葉が落ちないなどの管理のしやすさ
・置く場所を考えた上での大きさ
この3つの点を踏まえて購入するようにしています。
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一番のお気に入りはキッチンの前に吊っているカンガルーファン(ミクロソリウム)。シダ系の植物はグリーンの色が鮮やかで、前述したように耐陰性も優れていて管理もしやすく、育てやすくて好きです。
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我が家に置いている鉢はほとんど楽天で購入したもの。当初は色々な柄物の鉢を揃えていましたが、植物の世界ににはまってから使いやすさはもちろん、水はけや根の状態、土の乾燥などの機能的な部分も考慮して購入するようになりました。
最近は黒のプラ鉢やスリット鉢、伝市鉢の中からその植物に合いそうなものを選んでいます。特に伝市鉢は金額、見た目、性能のバランスが良くてお気に入り。
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ハンギングも同じ感じで、自分が好みの鉢を上に乗せられる アイアンのハンギングが好きで同じのをいくつか使っています。
少しずつ大きくなっていく喜びを知って
2階の仕事部屋には、アガベなどの多肉植物とパキポディウム等の塊根系を置いています。大きく育ったものは高くて買えないので、小苗や種から育てるのをメインに楽しんでいます。
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種の発芽までは植物によっていくつかの工程がありますが、発芽させてしまえば水やりの頻度は多めにすることと、 雨や太陽などに気を遣う位。特別なことはしなくても元気に育っています。
綺麗な株に育てるにはコツがあると思いますが、同じ品種でも全く異なる形になったりするのが植物の面白いところ。それも踏まえて自然なスタイルで育てています。
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シダや多肉は枝物は大きくなりすぎたら株分けやカットして増やすことはありますが、 多肉なら土耕、枝物なら水耕で発根させて植え付けるだけなのですごく簡単です。
あとはメネデールという薬品を少し使って風通しのいい日陰に置いておくのがポイント。
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実は我が家の植物たちのお世話はかなりハード。
水場が1階にしかないし庭もないので、水やりに3往復くらいしたり、鉢を上げたり下ろしたり。まるで植物たちの召使いのような動きが毎朝のルーティンになっています。
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そんな感じで大変な植物のお世話なのですが、大きくなったり花をつけたり日々変化を感じられるのは、 家で仕事をしていて外に出る機会が少ない私にとってとてもいい気分転換になり、この趣味を見つけて良かったと感じています。
育てる上でコバエがでたり、キノコが生えたり、腐らせたりとトラブルもありますが、適切なお世話を覚えて対策すれば大丈夫ですし、少しでも植物があると部屋もおしゃれに見えて素敵です。
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植物を育てていて今一番後悔しているのは「水栓を2階につけなかったこと」。これからおうちを建築予定で植物が気になる方は、各階に水栓をつけるのをお勧めします。
コラム連載を振り返って
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最初にコラム執筆のお話をいただいたとき、こんなありきたりな我が家のコラムを書けるのかと少し不安もありましたが、全6回にわたる連載の最終回を無事迎えられてホッとしています。
執筆中は「そういえばこんな話をしたな」などと、家づくり当時のことを思い出しながらたのしく書かせていただきました。
我が家の家づくりがこれから家を建てる方やインテリアを考えている方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで楽しみながら読んで下さった読者の皆様やムクリ編集部の皆さん、本当にありがとうございました。
在宅でお仕事をされる方やおうち時間が長くなったことにより、より家で過ごす時間を快適にしたいという思いから「グリーンのある暮らし」に注目している方がとても増えてきていると思います。
のりすけさんのおうちにはグリーンがたくさん置いてあるのにとてもスッキリして見えるのは、床や棚だけではなく上に目線がいくようなハンギングをすることで動きが出て、空間に奥行きや広がりを感じるから。お子さんからはこれ以上増やさないでほしいというエピソードに、クスッとしてしまいました(笑)
決して楽とは言えない植物たちのお世話ですが、日々の変化を感じ育てる楽しみを知るとどんどん沼にはまってしまう気持ちもすごく共感しました。
6回にわたり連載していただいたコラムも最終回。企画住宅をあえてシンプルに作り込みすぎないことで、暮らしの変化に柔軟に対応できるクリエイティブな家づくりがとても参考になりました。
のりすけさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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