【あの人の暮らしが素敵な理由】毎日淹れ続けて。美味しいと思えなかった味は、いつしか自分への最高のご褒美に〜コーヒーを愉しむ暮らし(gurigula____noteさん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「コーヒーを愉しむ暮らし」をテーマに、@gurigula____note(以下、guri)さんにお伺いしていきます!
いつも私の暮らしのそばにあるコーヒー
guri
はじめまして。Instagramで「コーヒーと私」をテーマに写真を投稿している、guriです。今回は、Instagramでは話したことのないお話を、、と思っています。
コーヒーとの出会い
コーヒーとの付き合いは、私が幼い頃まで遡ります。
私の実家は自営業を営んでいたので、両親は早朝から深夜まで大忙しでした。その大忙しの隙間時間に欠かさずあったのが、「コーヒー時間」。
コーヒーは、もっぱらインスタント。粉をカップに入れてお湯を注ぐ。これだけです。
まだ幼い私は、その工程とコーヒーの香りに魅力を感じ、母に大人たちの好みの濃さを聞いて、みんなにコーヒーを淹れるようになりました。
そんな魅力たっぷりのコーヒー。大人になったら飲めるものと思い込んでいましたが、いくつになっても美味しいとは思えません。
「香りは好きなんだけどな」 それなのに飲めないことが不思議で、諦めきれずにいました。(喫茶店に流れる時間とコーヒーの香りが、昔から大好きでしたしね。)
そんな中、カフェブームが到来。ブームが落ち着いて、日本にカフェが定着した頃でしょうか。諦めきれずにいた私は、カフェで一杯のコーヒーを頼みます。
“コーヒーが苦手な人向け”として、当たり前のように淹れていたお砂糖とミルクは入れず、まずはブラックでひとくち、、。 衝撃でした。 美味しいんですよ。何も入れてないのに。
どうやら私は、”お砂糖とミルクの入ったコーヒー”が苦手だったのです。
ここからどんどんとコーヒーの魅力にハマり、自分で豆からコーヒーを淹れたい!という欲が出て、今の「コーヒーと私」に繋がっていきます。
工程や時間を自分らしく愉しむ
まだSNSですぐに情報が入ってこない時代だったので、YouTubeやネットで調べ、手探りで買ってきたブレンドを淹れました。
お世辞にも美味しいとは言えない味でしたが、気分は満足。(今思えば、私が無知すぎた故にそのような味になったのだと分かります。笑)
その日からほぼ毎日コーヒーを淹れ続けています。
今は遠回りしなくても、知りたい情報がすぐに手に入る時代。
しかし、溢れた情報であまり頭を悩ませず、ヒント・ポイントをいただいたら、”コーヒーを淹れる工程”や”時間”を愉しむことがお家コーヒーの良さであり、美味しさになると思っています。
自分軸を整えるように、落ち着いて、、。 そうして淹れたコーヒーは、自分への最高のご褒美になりますよ。
ひと息つきたい時に欠かせない存在、ほっとできる良い香り。コーヒーには心をほぐしてくれる、そんな魅力がありますよね。
guriさんの暮らしのそばにいつもあるコーヒー。Instagramでも、「コーヒーと私」というテーマで毎日コーヒーに関する投稿をされていて、コーヒー愛がこちらにもすごく伝わってきます。
インスタントからはじまったコーヒーとの出会い。飲めなかった時から美味しさに感動した瞬間まで、guriさんのコーヒーとの歴史を感じると共に、素敵なエピソードに読み入ってしまいました。
私自身もコーヒーは身近な存在ですが、自分で淹れた味の正解は未だによくわかっていません。でも、guriさんがおっしゃるように難しいことは考えずに、淹れる工程や時間を自分軸で愉しむ。それで良いのだと。
そんなふうに淹れながらおうちで愉しむコーヒー時間は、格別なものに感じられそうです♩
(編集:maki)
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