【暮らしの整理・収納術】家族と一緒に工夫し、改善し続ける我が家の収納方法〜リバウンドしない快適な暮らし(life_is_trip_70さん)
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「暮らしの整理・収納術」はインスタグラム中心に日々整理・収納、お掃除を実践されている方にご協力いただき、コラム形式で配信していきます。
目的や手順、使用しているアイテムに至るまで実践形式でご紹介していきます。ご存知の内容もあるかと思いますが、ぜひ復習も兼ねてご覧いただければ幸いです。
※記事をご覧いただき実用する際には商品(洗剤等)の使用上の注意を必ずご確認いただき、また使用するもの、場所によっては対象物の注意書きもご確認いただくようお願いいたします。
お掃除・整理収納コラム一覧はこちらよりご覧いただけます。
使用頻度の高いキッチンキャビネット収納
こんにちはnaoです。
幼い頃から整理収納が好きで、2010年には整理収納アドバイザーを取得した私が意識している6つのポイントを前回のコラムでご紹介しました。
その6つのポイントを軸にした具体的な収納方法についてお話したいと思います。
今回はキッチンキャビネット。リビング・ダイニングと面しており、収納容量もあるため使用頻度が高い場所。家族みんなが使いやすくなる過程にある気づきがありました…。
naoさんの過去のコラムはこちらからご覧いただけます。
自分本位の収納になっていないか?
キッチンキャビネットは家族が使うモノを多く収納しているので、モノの在りどころを聞かずとも自分で出し入れできるような収納を意識していました。
ところが「◯◯はどこにある?」と聞かれたり、取り出した後に元へ戻さずリビングにポンっと置かれていたりと、私が思っていた収納と実際に家族が起こすアクションには差がありました。
ラベルを貼ってあるのだからわかるでしょー!と思っていましたが、実は収納の仕方に問題があったり、家族は収納場所を詳しく理解していなかったりと、自分本位な収納だったことに気がつきました。
実際に整理した人以外には、場所を覚え元に戻す行為はなかなか難しいですよね。そして、忙しい時に収納できない家族へイラっとしていた自分にも反省。
家族を必ず巻き込んで周知する!
そこで自分だけではなく家族に周知しなくてはダメだと気がつき、収納を改善し別の場所に移動した際には、必ず家族全員にお披露目するようにしました。
工夫した点や出し入れの方法も伝え、家族からの感想も聞けたら最高です。何より、整理収納好きな私、嬉しそうにお披露目する姿を見て家族も自然と笑顔になります(笑)
さて、そんな我が家のキッチンキャビネットの収納方法を具体的に解説していきます。
向かって左側の収納
キッチン・ダイニング・リビングに一番近く、出し入れもしやすい場所。
トレーやカゴに収めることで、収納場所を明確にする役割と、そのまま取り出し持ち運びもでき、見た目も整列して綺麗に見える効果も期待できます。
◯上段
・レンゲ・カトラリー・箸・蕎麦猪口・酒グラス
◯中段
・箸置き・マグカップ・ポット・湯呑・急須(よく使うもの)
◯中下段
・木製引き出しに蕎麦猪口(我が家で飲み会する時は締めに蕎麦を出すので多く必要で)
・お菓子を入れるカゴ
◯下段
・こども用コップ(大勢集まった時にカゴごとこども部屋へ持っていきフリードリンク制にしたりも)
・二軍のマグカップ・湯呑、来客用茶碗とお椀
ちなみに、上段中段は奥行32、下段は奥行18センチとややいびつなつくりです。
中央の収納
こちらも上段中段は奥行32cm、下段は奥行18センチ。
◯上段
・カセットコンロ・土鍋
◯中段
・使用頻度が低めの食器のカップ&ソーサー。カセットボンベ・茶碗蒸しの器・ティーポットセット・薬
出し入れしやすいよう立てて収納したり、引き出しを引く際の勢いで乱れたりしないよう細かく仕切りをしています。
オール電化の我が家において、停電時のお助けアイテム「土鍋とカセットコンロ、カセットボンベ」。
カセットボンベは6本常に入っています。2年前の北海道ブラックアウトの際はとても役に立ったので、すぐに取り出せるこの位置に収納。
また薬の収納についてですが、必要な時に自分で服用できるようにと、頻繁に使う薬はキッチンワークトップのカゴへわけて収納しています。
常用薬やのど飴、ガムやタブレットなどを収納。病院の処方薬があるときもここに入れています。
息子以外がよく服用する薬を白い缶に入れてすぐに手に取れるように。娘はアレルギーの薬、私は生理痛の薬、夫は胃薬です。
向かって右側の収納
こちらは上段中段下段ともに奥行21センチ。奥行きがない中で、カゴやファイルボックスを活用して無駄なく収納しています。
以前は夫・息子・娘のスペースとしてそれぞれ専用カゴを用意していましたが、ほとんど夫のモノで埋め尽くされてしまいました。
というのも、PTAや地域の役員などすぐに処分できない書類が多く、夫の性格上、趣味の書籍など色々なモノをそのまま入れてしまうのですぐに荒れ果ててしまっていました。また職場まで徒歩圏内の夫は、カバンを持たず細々したモノを一時的に置くスペースも必要でした。
そういう夫には好きに詰め込んでもいいスペースにしました。その結果、年に数回見直しをしていますが、収納容量が増えたので溢れかえることはなくなりました。
左下にはマスクとカイロを置いています。
出勤時に夫も使いますし、家族も使うにも無理のない動線になっています。
整理収納で家族も幸せに
家族も一緒に収納を把握し、改善された収納にそれぞれが何かしら感じることが大切だなぁと思います。全員が収納好きではないですが、きれいに整理整頓されていたら気持ちよく感じるのは多分みな共通。
今回お話したように家族にお披露目するようになってからは「◯◯はどこ?」といった声もありません。元の位置に戻さないのは完全にはなくなりませんが、数は減ったと思います(笑)
収納は達成感がありますが、自己満足で終わるのではなく家族皆が心地よく、使いやすい形を目指したいですね♪
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぴったりと揃った収納は見ているだけで気持ちがいいものです。サイズを測り、無駄なくカゴやボックスを並べ、取り出しやすいように動線も考え、できあがった時は達成感もひとしお。
でもnaoさんがお話したとおり、家族が理解していなければ意味がありませんよね。
お披露目する様子を想像するに、naoさんの努力をご家族もきっと理解されているからこそ、しっかり収納内容を理解できるのだと思いました。なんだか微笑ましいです。
“きれいに整理整頓されていたら気持ちよく感じるのは多分みな共通”
まさにそのとおり。
家族と一緒に改善していく方法、ぜひ参考にしてみてください。
naoさん、ありがとうございました!
(編集:編集長)
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