【暮らしの中のお花】気品のある花姿は圧倒的な存在感。一輪でも豪華な秋のお花(ダリア)
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日々の暮らしの中で欠かせないもの、大切な家具から雑貨、お花、珈琲なんて方もいるかと思います。
家具を買うときに、材質の種類やメンテナンス、塗装の特徴と言ったことや、お花屋さんに寄った際に、季節の花や生け方、日持ちするの?なんて、値段に差こそあれど、ちょっと知ってるだけで選択肢が広がることが沢山あると思ってます。
そう言った、ちょっと知ってると暮らしに広がりが出る、そんな「へ〜、なるほど〜、そうだったんだ!」と思ってもらえるようなコラムを「暮らしの中の◯◯」シリーズとしてお届けしていきます。
「暮らしの中の〇〇」シリーズはこちらからご覧いただけます。
幾度にも重なり合う花びらと鮮やかな色彩が華やかさを演出
朝晩の気温がグッと下がり、秋もいよいよ本番を迎えます。
秋はとても短い季節ですが旬の味覚や果物を味わう楽しみや紅葉狩りなど、私たちに沢山の魅力を伝えてくれる季節。
植物の世界も同じで、可憐で美しい秋の花々は私たちをとても楽しませてくれます。
今回は秋のお花の中でも、とても人気の高い「ダリア」についてお話したいと思います。
ダリア
分類:キク科・テンジクボタン属
和名:天竺牡丹
英名:Dahlia
学名:Dahlia
原産地:メキシコ
ダリアの原産地はメキシコで国花にも指定されています。
日本には天保の時代にオランダから伝えられ、一輪でもとても豪華で気品のある花姿に魅了されたダリアは、たちまち人気のお花の仲間入りをしました。
ダリアの花言葉は「優雅」「気品」「栄華」などと伝えられています。
また、白色のダリアの花言葉は「感謝」。
送別のシーンや普段あまり感謝を伝える機会がない友人やご家族へのプレゼントにもぴったりのお花です。
生け方とポイントのご紹介
では早速生けていきましょう!
◯用意するもの
・ダリア:1本(今回初めて秋らしくオレンジをチョイスしました)
・ヒペリカム:1本
・オリーブ:3本ほど
(今回は庭に咲いているオリーブを添えました。色が濃いめの緑であれば、どんなグリーンでも大丈夫です)
1.まずはお花の下準備をします。
今回使用する花瓶は14cmなので、ダリアやオリーブを25cm、ヒペリカムは少し長めに28cmにカットします。
使用する花瓶より下の部分の葉は全て取り除きます。
2.オリーブを花瓶にまんべんなく入れます。
3.次にヒペリカム、ダリアの順番に入れていきます。
ワンポイントアドバイス
今回の生けるポイントはオリーブを一番最初に入れることです!
お花を先に入れてしまうと花瓶の中に空間があるので、お花がくるくる回って動いてしまいます。
先にオリーブを入れることで空間が減り、好きな位置にお花がしっかりと止まってくれるようになります。いざお花を飾ってみたけど思った位置にお花がこなかった…なんていう経験ありませんか?
これはかなり使えるテクニックですので色々応用してやってみてくださいね。
みなさんにとっておうちで過ごす時間が、より良いものになりますように…。
本格的な秋がやってきて、あっという間に寒くなり冬がすぐやってきそうです。秋は短い季節だからこそ堪能したい楽しみもたくさんありますよね。
そんな秋に楽しめるお花のひとつであるダリア。豪華で可憐な姿は圧倒的な存在感で、花言葉もダリアのイメージにぴったりです。
私の姉が結婚式の装花に白いダリアを選んでいたことを思い出し、「感謝」という花言葉にも納得しました!
一輪だけでもパッと華やかにしてくれるダリアをお部屋に飾って、すぐに過ぎ去ってしまう貴重な秋を堪能してみてはいかがでしょうか。
今回教えてもらったお花の生け方のテクニックもぜひ参考にしてみてくださいね♩
(編集:maki)
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