【暮らしの整理・収納術】自分のモノは自分で。無理せず判断力が自然と育つシステムづくり~こども部屋収納(st.345さん)
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成長に合わせて変化するこども部屋収納
これから迎える新生活、今春入園・入学されるお子さんがいるご家庭も多いのではないでしょうか? 新しい環境に変わると必然的にモノも増えますよね。
今回は家の中でも特に散らかりやすくモノも一番増えやすい、こども部屋についてお話したいと思います。
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おもちゃの氾濫を防ぐお片付け方法
我が家には小1・年中の娘がいて、今は2人でこども部屋を併用しています。
こども部屋には以下のモノを設置・収納しています。
・長女の学習机
・ランドセル
・学校関連の物
・2人分のおもちゃ
・こども服
2人で1つの部屋を併用しているので、やはりモノの量も多くなります。その中でも特に収納の割合を占めているモノのがおもちゃです。おもちゃは一つ一つが細かい上に色もバラバラだったりと、どうしてもゴチャついて見えてしまいます。
そこで我が家のおもちゃ収納は、3段のカラーボックスにニトリのインボックスを入れて、ざっくりとジャンル分けをしながら見た目はスッキリ見えるように収納しています。
このボックスの中は、こども達が自分で片付けやすいように、基本は入れるだけで良いポイポイ収納にしています。
ボックスの中に入りきらない大きなおもちゃは、カラーボックスの上に置くだけにしたり、細々とした物でもボックスの中に入っていればOKという簡単なルールにする事で、片付けへのハードルを低くしています。
レゴなどの細かいパーツがたくさんあるおもちゃは、蓋つきのキャニスターに収納しています。倒れても中身がこぼれず、持ち運びもしやすいところが使いやすさのポイントです。
思い出の作品もここに収まるだけに
こども達の工作の作品もかさ張りますよね。作ってくれたモノを全ては取ってはおけないので、我が家では工作した作品もボックスの中に入れて保管しています。
5歳の次女は二つに折っただだけの折り紙など、とにかく何でも作品として置いておきたがります(笑)
親から見ればいらないのでは?と思ってしまいがちなモノも、作った過程など本人にしか分からない思い入れがあるようなので、このボックスの中で一旦保管するようにしています。
ボックスがいっぱいになったら一緒に見直して片付けるというルールにしているのですが、いざ見直すと自ら「これいらなーい」と結構あっさり処分していたりします。一旦保管して取っておいたことで、気持ちよく処分することが出来るのだと思います。
我が家ではこのような作品やおもちゃなども、こどもたちには自分で必要かどうかの線引きができるように育って欲しいと思っています。
そこで普段から収納スペースは無限ではないので、いっぱいになったら見直して適正な量を保てるようにお片付けをしていこうね、という事を伝えています。
こどもの成長に合わせた学習机収納
長女の学習机はIKEAのミッケを使用しています。まだ低学年だという事もあり、教材も少ないので必要最低限の物しか入っていません。
教科書などは引き出し内に収納して、ランドセルはデスク横のカラーボックスの上・時間割はデスク前のボードに貼るなど、次の日の学校の準備もスムーズに出来るように動線を考えた仕組みにしています。
今は勉強や宿題に使うよりも、お手紙を書いたり工作をしたりに使うことが多いデスクなので、開き戸の収納部分には文房具類は種類ごとにケースに分け、折れやすい折り紙もケースに入れて収納しています。
ケースに入れて収納しておく事で、学習机だけではなくリビングでお絵かきや工作をする時にも持って移動しやすいのでおススメです。
また姉妹ともに工作をよくするので、その際に細々したゴミがとてもよくでます。そこで本来の使い方とは違いますが、デスク上にある配線を通す穴のカバーにポリ袋をかけて、簡易ゴミ箱として使っています。
机の上にゴミ捨て場所があるだけで片付けも楽で小さなゴミも床に落ちにくいので、とても役立っています。
デスク横のカラーボックスの上段には絵本を置いています。
本をすすんで読む子に育って欲しいという私の想いから、絵本はこどもの目線の高さに合わせて収納しました。見えやすい位置に置くことで自然と手に取るようになることを期待しています。
クローゼットも変化に対応できるように
こども部屋の中でおもちゃの次に収納の割合を占めるのが、こども服です。私がクローゼット収納をどうするか考えた時に挙げた条件は以下の4つです。
1.1つずつ買い足せるもの
2.開閉しやすいもの
3.サイズ展開が豊富なもの
4.洋服以外の収納にも使えるもの
この4つの条件から、収納グッズは天馬のフィッツ ユニットシリーズで揃えました。フィッツユニットシリーズはしっかりした作りで開閉も驚くほど滑らかで軽いです。
引き出しが抜け落ちず転倒もしない工夫やロゴシールも簡単に剥がせてロングセラーで廃盤の心配が少なく買い足しやすいなどが購入の決め手でした。
そしてフィッツユニットにした最大の理由は、専用の棚板が取り付けられるという事です。この棚板がある事で、簡単にクローゼット内に棚を追加でき、鞄や帽子置き場を作ることが出来ます。
◯フィッツユニットサイズ
・衣装ケース:奥行き55cm×高さ25cm×横幅40cmと45cm(2種類使用しています)
・棚板:奥行き55cm×横幅30cm
棚板の部分は、長女の給食エプロンや体操服・上靴など週末に学校から持ち帰る月曜セットを収納するスペースにしています。
持ち帰ったモノの洗濯やアイロン掛けを終えたらここに入れ、月曜日に学校へ持っていくという流れにしています。週末のみ持ち帰るモノの保管場所なので、普段は空けてあります。
棚板の耐荷重は5kgあり、ランドセル置き場にも適しています。
次女が小学校に入学したら棚板を増やして学校のロッカーみたいにランドセル収納にしたり、夏休みなどの長期休みに持って帰ってくるピアニカやお道具箱をここに置いてもいいかな?など、色々なイメージを膨らませています。多様な使い方が出来るのがこのシリーズのメリットです。
沢山入るケースの中にはシーズンオフの洋服や、次女へお下がりする予定の長女のサイズアウトした服をジャンルやサイズごとに分けて収納しています。
ケース一個ずつが独立しているので、吊るした洋服の長さに合わせて重ねる段数を調整できるのも、このシリーズを選んで良かったと思うポイントです。
まだこども達はクローゼットのパイプハンガーに掛けている服に手が届かないので、ステップ代わりにIKEAのイスを置いています。ステップを用意して置くことで、大人の手伝いなしに娘たちも好きな服を自分で用意することが出来るようになりました。
クローゼットの収納も、出来るだけこどもたち自身で身支度や片付けをできるようになって欲しいという想いから配置や置き方などを工夫しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
こども部屋の収納って本当に難しいと思います。
大人目線で片づけてしまうと、確かにスッキリはするのですが、こどもにとっては使い辛かったり手が届かなかったり。キレイに収納することばかりに気をとられて、こどもにとって居心地の悪い部屋になってしまっては本末転倒ですね。
我が家でもそうなのですが、こどもは案外片付けたくないのではなくて、片付けの仕方がわからないだけなのではないかなと思っています。
sayoさんのようにおもちゃの帰る場所をわかりやすくしたり、いっぱいになったら一緒に考えながら処分したりと、こどもがすすんで片付けたくなるようなシステムの土台づくりを、まずは私たちが整えてあげるだけで、こどもの自分で出来るという自信にもつながるかもしれません。
今回のコラム内で紹介していただいた、こどもの気持ちに寄り添いながらもしっかりキレイをキープできる収納や、成長に合わせて変化していくこども部屋のアイデア真似したいポイントが沢山ありました。
これから新学期や新入学・入園に向けて、お子さんに合った収納や動線の仕組みづくり見直してみるいいチャンスですね!
sayoさん、ありがとうございました♪
(編集:megu)
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