【暮らしの整理・収納術】美しさと快適性を兼ね備えたウォークインパントリーのつくり方~扉の裏のお気に入りの空間(st.345さん)
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目的や手順、使用しているアイテムに至るまで実践形式でご紹介していきます。ご存知の内容もあるかと思いますが、ぜひ復習も兼ねてご覧いただければ幸いです。
※記事をご覧いただき実用する際には商品(洗剤等)の使用上の注意を必ずご確認いただき、また使用するもの、場所によっては対象物の注意書きもご確認いただくようお願いいたします。
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動線とスッキリ感を大切にしたウォークインパントリー収納
執筆者:sayo(@st.345)さん
我が家のキッチン背面のウォークインパントリーを採用した3つの理由について前回のコラムではお話いたしました。
今回はそのウォークインパントリーに収納している物や、動線、オープン収納ならではの掃除方法などについてご紹介いたします。
sayoさんの過去のコラムはこちらよりご覧いただけます。
モノトーンでスッキリまとめた収納スペース
キッチンで使う家電や食器以外にも、私の事務用品等も置いていて物が多いこのスペース。物が多くてもすっきり見えるよう、全体をモノトーンでまとめ統一感を出しました。
またキッチン家電は生活感を極力見せないように、リビング側からは見えにくい位置にひとまとめに置いて、家事動線もすっきりコンパクトになるように物の配置も意識しています。
よく使うレジ袋は大きさ別に分けて、キャニスターにポイポイ収納しています。同じくよく使うメラミンスポンジも、同じ容器に入れて横並びにすることで見た目の統一感もアップしました。
そして活躍頻度が高いシンプルな食器は、ディスプレイも兼ねて棚板にそのまま並べています。同じものを2つ以上並べて置くと、結果として物が多くても見た目は統一感が出てすっきり見えます。
その他の食器はキャビネットの中に入れ、見た目の色のばらつきを軽減しています。
お箸の収納はカトラリーと同じ場所ではなく、箸置きとまとめてトレーでお茶碗の近くに収納しています。
お茶碗を使う時に必ずお箸もセットで使うので、この位置が取り出しやすいですし、家族全員分のお箸や箸置きをトレーごとダイニングテーブルに運べますので、食事の準備もスムーズにできます。
来客用のお箸やこども達のお友達が来た時用のカトラリーも、同じようにトレーで収納しているので、大人数の来客でもテーブルセッティングが楽です。
それから、キッチンには基本的に何も置きたくないので、水切りかごや布巾の漂白用の桶も使い終わるとパントリー内に移動させます。オープン収納なので湿気は気になりません。
バレンタインの時期しか使わない製菓グッズ、ひな祭りの時しか使わない寿司桶、年に数回しか使わないガスコンロなど、使用頻度がかなり低いキッチングッズはIKEAのKUGGIS/クッギスの1番大きいサイズのものにまとめて収納してます。
細々とバラついて見えやすい物も1つにまとめることで見た目もすっきりします。
パントリーの中の作業スペース
作業スペースには、文房具や家計管理のグッズなども置いていて、使う頻度で収納する場所を分けています。
椅子も置いているので、文房具は座った状態からでもサッと取れる位置に配置しています。
家計管理グッズや本類はその上のファイルボックスに保管しています。ファイルボックスの中は家計管理グッズ、ノート類、料理本、茶封筒、古紙回収用の紙袋に分けて収納してます。
ホッと一息できるカフェスペース
作業スペース横をカフェスペースにし、作業中でもコーヒーを飲みやすいようにしました。また子供達が毎日飲むスティックタイプのココアやスープは、100均のクラフトバッグにスタンプでラベリングし、自分好みのパッケージにして並べています。
収納ケースの汚れは埃と油
ここまで収納している物についてお話しましたが、オープン収納にするとどうしても戦わないといけないものがあります。
それは埃!
しかもキッチンは他の場所とは違い、埃と油汚れが混ざり合う厄介な場所です。ハンディモップなどで拭いてしまうと、逆に油汚れを広げてより埃が絡まってしまう可能性があります。
ここからは我が家で定期的に行なっているキッチン背面の掃除方法についてご紹介します。
我が家で使っている収納ケースは無印良品のファイルボックスや、IKEAのVARIERA /ヴァリエラ、KUGGIS/クッギスがメインです。
キッチン背面で使う収納グッズは「水で丸洗いできるもの」を基準で選びました。油が絡んだ埃には、拭くよりも丸洗いが1番綺麗になる気がします。そして拭き掃除では取りきれない角の細かいゴミや埃も水で洗い流すことで綺麗を保てます。
◯収納ケースの掃除方法
1.まずは収納ケースで保管している食品ストックや、雑貨類などを全て一旦出します。
2.収納ケースをスポンジでよく泡立てた食器洗剤で丸洗いします。
3.拭いてからよく乾かします。
4.収納ケースの乾燥中に棚板や冷蔵庫上をキッチン用クリーナーか中性洗剤で拭いておきます。
5.中の物を元に戻して、ここで食品ストックの賞味期限も確認します。
その時ファイルボックス裏や収納ケース蓋裏に貼ってある在庫リストと照らし合わせ、ストックを切らしている物を買い物リストに書き出します。
食品や調味料のストックって、たまにしか使わないものだと賞味期限が迫っていたり、過ぎている事ってないですか?少し手間ではあるのですが汚れも綺麗になりますし、全て出すことで在庫と賞味期限の確認を兼ねて、季節毎に収納ケースの丸洗いをしています。
調味料ボトルの掃除は入れ替えのタイミングで
キッチンで使うものですぐに汚れてしまいやすいものが調味料ボトルです。ボトルって調理中の手で触ったり、蓋回りに粉がとんでいたりとかなり汚れやすいですよね。
詰め替え時にもちろん洗ってはいるのですが、普段あまり使わないスパイスや量の多いものだと、汚れが溜まっていることも‥。そのため、定期的に調味料ボトルも丸洗いしています。
◯調味料ボトルの掃除方法
1.調味料ボトルの中身を1度お皿に出して容器を空にします。
2.容器を丸洗いし、よく拭きしっかり乾燥させます。
3.乾燥させている間に、調味料ボトルを置いているスパイスラックをキッチンクリーナーか中性洗剤で拭きます。
4.容器に中身を戻してからスパイスラックに並べます。この時に足りないものは補充します。
調味料ボトルの掃除も定期的にしているのですが、調味料は開封してしまうとどんどん酸化するので、タイミングとしては詰め替えが数個重なった時にしています。大体3、4ヶ月くらいのサイクルかと思います。
開封してからかなり時間が経っているスパイスは、この丸洗いのタイミングで新しく変えることもあります。
今回はウォークインパントリーに収納している物や、物が多くてもすっきり見せる工夫、そしてオープン収納の掃除方法についてお話いたしました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました♪
前回までのコラムを拝見した時にも思っていましたが、この位置のこのスタイルのウォークインパントリーって珍しいですよね!そしてそれを生かす圧巻の使い方や収納に見とれてしまいました。
普通、隠せる場所って常に見えている場所よりも乱雑になりがちだと思うのですが、sayoさんのお宅は「扉開けっ放しでもいいんじゃない?」っていうレベルの美しさですね。
その収納を維持するために、ちゃんと手間暇かけてお掃除をされているのだなと何だか納得していまいました。この大掃除の時期にsayoさんのコラムに出会ったのも何かのご縁。いつもの掃除や収納にひと手間加えてみたいなと思いました。
sayoさん、ありがとうございました♩
(編集:kaori)
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