【暮らしの中のお花】秋の代名詞のひとつ。秋の風に揺れて可憐に美しく咲く花、コスモス(秋桜)
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日々の暮らしの中で欠かせないもの、大切な家具から雑貨、お花、珈琲なんて方もいるかと思います。
家具を買うときに、材質の種類やメンテナンス、塗装の特徴と言ったことや、お花屋さんに寄った際に、季節の花や生け方、日持ちするの?なんて、値段に差こそあれど、ちょっと知ってるだけで選択肢が広がることが沢山あると思ってます。
そう言った、ちょっと知ってると暮らしに広がりが出る、そんな「へ〜、なるほど〜、そうだったんだ!」と思ってもらえるようなコラムを「暮らしの中の◯◯」シリーズとしてお届けしていきます。
「暮らしの中の〇〇」シリーズはこちらからご覧いただけます。
コスモスの存在感は秋の気配
秋の訪れを感じる今日この頃。
明るく華やかだった夏が終わり、どこか寂しいような…それでいて秋の美しい静かな時間にほっと一息できるような…
秋は夏の暑さで少し疲れた私たちの身体を優しく包み込んでくれているような気がします。
秋の代表的なお花といえば「コスモス」をあげられる方が多いと思います。これからの時期、散歩をしていても街中にたくさん咲き誇り、秋風に揺れるコスモスの可憐で繊細なフォルムはとても美しいです。
今回はそんな秋の代名詞とも言えるお花「コスモス」についてお話したいと思います。
コスモス
・分類:キク科 /コスモス属
・和名:秋桜
・原産地:メキシコ
・開花期:7〜11月
コスモスの花言葉は「乙女の純潔・乙女の真心・美麗・調和・謙虚」 です。
コスモスはアメリカ大陸を発見したコロンブスがメキシコからスペインに持ち帰ったと言われています。日本では可憐なお花の印象であるコスモスですが、原産国が暑くて陽気なラテンの国メキシコというのは少し意外な気がしますね!
コスモスは代表的なピンクから黄色のキバナコスモス、チョコレート色でほんのり甘い香りのするチョコレートコスモスなど沢山の種類で私たちを楽しませてくれるお花です。
生け方とポイントのご紹介
今回はコロンと丸いラウンドスタイルに挑戦してみましょう!
◯用意するもの
・紫のトルコキキョウ:2〜3本(今回は5輪使用しました)
・房すぐり:1本
・花瓶(丸いもの)
1.トルコキキョウを花瓶より5cmくらい長く全て同じ長さでカットします(花瓶より花首1個分くらい長めです)。
2.房すぐりは花瓶より7cmくらい長くなるようにカットします(1本の房すぐりは長いので2本に切り分けて使います)。
房すぐりは枝物なので切り口を横にまっすぐ切ってから縦にハサミで切り込みを入れましょう。
3.花瓶にトルコキキョウを全部まとめて入れ、丸く見えるように形を整えます。
4.左右に房すぐりを入れます。
綺麗に飾るための2つのポイント
・口の丸い花瓶を使ってトルコキキョウを5輪とも同じ長さにすることで器の湾曲でトルコキキョウが自然と丸くラウンドの形になります。
・房すぐりをトルコキキョウより2cm長くしたのは房すぐりのかわいい実が見えやすくするためですので切り過ぎに注意しましょう。
普段はなかなか選ばない濃い紫と房すぐりのフレッシュさが雨の時期の静かで清らかな空気感とぴったりマッチして、とても清々しい気分にさせてくれます。
お花屋さんでトルコキキョウを見つけた時はぜひトライしてみてくださいね!
毎年ジメジメとした梅雨の時期がどうしても苦手でしたが、どうにか気分を上げるために工夫してみようと思い立ってお花屋さんへ。
我が家も青や紫色の爽やかなお花をベースに飾ってみたのですが、お花を見る度に爽やかな気分にさせてくれることが分かってとても嬉しくなりました。
今回教えてくださったコロンと丸い生け方も可愛らしく、目に見える場所に飾ってお茶をしながら癒されたいなと頭の中で妄想してしまうほどです。
みなさんも梅雨の時期を乗り越える工夫の一つとして、爽やかなお花を飾ってみてはいかがでしょうか。
(編集:saya)
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