記事一覧 【あの人の暮らしが素敵な理由】5人家族が2LDKのマンションで笑顔で過ごすために〜スッキリ暮らす(hm_no.ieさん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「スッキリ暮らす」をテーマに、@hm_no.ie(以下、hide)さんのお話をお伺いしていきます! 前編後編でお届けするコラムの前編です。
生活にゆとりと安心をもたらす暮らし
hide
はじめまして、hideと申します。ミニマリストに憧れる41歳です。築12年の2LDK、64㎡のマンションに、夫、13歳と10歳の男の子、6歳の女の子の5人で暮らしています。
7年前に小学生になる長男のため、子ども部屋を用意することに。それがきっかけで我が家の断捨離が始まりました。
当時はパンパンに詰め込まれたクローゼットから溢れ出た私の洋服やバッグ、靴や小物、家族の持ち物などで部屋は物置化していました。
部屋を片付けるにあたり、色んなミニマリストの方のブログや本を読んで勉強し、私もミニマリストに憧れるようになりました。
モノが増えた理由と、モノの減らし方
モノが増えてしまった大きな原因は、月一で行われるフリーマーケットに通っていたこと。自分のお気に入りを探しに行くのではなく、とにかく安いからと服やモノを買ってストレス発散をしていました。
まず何から始めたらいいのか?クローゼットや押し入れの中のモノをいったん全部床に出して並べてみて、今持っているモノの量を把握しました。
次にどうやって手放していくかを考えました。一番手っ取り早いのは、シンプルに普通ゴミとして処分する方法ですが、なかなか手放せない方はフリマアプリで譲ることもできます。
きっかけとなった子ども部屋
断捨離を始めるきっかけとなった子ども部屋は、当時天井の高さ近くまで沢山の衣装ケースを積み上げていました。
地震が来た時に倒れてもし子どもたちに落ちてきたら…と思うと怖くなり、衣装ケースをなくそうと決断。数ヶ月かかって空にしました。
安心して遊べる空間になり、お友達をいつでも呼べるお部屋に子ども達も満足しています。
子ども部屋に収納するのは少し珍しいかもしれませんが、洗濯後の靴をまとめて箱に入れて置いています。
我が家の下駄箱は、家族5人分の靴が全て入る収納力がありません。子ども達の靴は一人3足ずつあり、長靴も合わせると全部で12足。これだけで靴箱はいっぱいになります。
週初めの朝は、子ども達が各自で新しい靴を持って玄関に向かいます。
子どもの着替えは洗面所とリビングに
◯洗面所の着替え
脱衣所には収納が無かったので、入居前に大工さんに吊り戸棚を作っていただきました。タオルは毎日取り出すので、そこが綺麗だと気分が上がります。
洗面台の収納は、以前は大量の洗剤や掃除グッズが占めていました。
子ども達の成長に伴い、入浴後の着替えは子ども自身でやってもらおうと考え、そのためには洗面所に着替えを置くのがベストだと思い、洗面台の中も整理することに。
洗剤類を減らし、掃除グッズは処分。家族全員分の下着類とパジャマが収まるスペースを確保して動線も楽になりました。
◯リビングの着替え
バタバタする朝はキッチンで朝食の支度をしながら、子どもたちの着替えや準備の進み具合が見れたらいいなと、思い切ってテレビボードを子ども服の収納へ変えてみました。
それまでは日頃使う必需品などをテレビボード内に集めて収納していたので、実はボード内を空っぽにする方が大変でしたが…でもこれはやってみて正解でした。
寝室に子ども服を収納していた頃は、まだ寝ている主人の隣で子どもの喧嘩が起きたりして、毎朝ソワソワしていましたが、今はリビングで全てが完結するので子どもたちも私も快適になりました。
家族が集まるリビングは広々と
飾り棚やテーブルを手放したリビング。子ども達の成長に伴い、少しずつおもちゃも子ども部屋に移動させました。
最後に残ったのは夫と子ども達のお気に入りのソファでしたが、ソファ代わりにもなるビーズクッションを購入したのでみんな満足できました。
みんなで寝転びながら映画館のように真っ暗にして映画を見たり、運動したり、お茶したり。「やっぱり広いほうがいいね。」と、今のリビングがお気に入りのようです。
広々と使えて、家族で一緒に楽しむ時間が増えました。
和室は寝室と遊び場も兼ねて
我が家は家族全員が和室で寝ています。前は押し入れ内に上下段合わせて17個も衣装ケースがあり、そのため布団は畳の上に置いていました。来客時に恥ずかしく思うようになり、衣装ケースを移動し下段に布団が収まるようにしました。
また衣装ケースの中身が見え、他の荷物のごちゃつきをカーテンで隠していましたが、カーテンが返って邪魔になり、隠さなくても気にならないよう整理しました。
寝具を買い替えて色を統一し、衣装ケースにも目隠しをしたらスッキリ。理想の押し入れになりました。何もない和室は子ども達のボール遊びの場としても活躍しています。
家族と笑顔で過ごすために
5人家族にLDKと6畳の部屋が2つのみ。モノが溢れていた時は、もっと広い家に住みたい、我が家は狭くて収納がないからこんなに散らかる…と家に対して不満を抱えていました。
さらにそのストレスをモノを買って発散していたのかもしれません。
断捨離と聞くと、「沢山捨てないといけないんでしょ?」とマイナスのイメージが強いですよね。確かに捨てることばかり考えると辛いです。ただ、断捨離の先に待っている快適な暮らしを想像してみてください。
何もない空間が欲しい、ここをスッキリ片付けたらモデルハウスみたいになるかも、と素敵に変身した部屋をイメージして、それに近づけるためならと私は頑張れました。
今スッキリとした家に住んでみてわかったのは、「十分に足りている」ということ。
狭い我が家だからこそ、広々と使いたい、家族もみんなそう思うようになりました。「狭さをメリット」に、我が家独特の収納方法も生まれました。
夫婦の心にはゆとりを、子ども達には遊べる場所を。スッキリとした暮らしは生活に安心をもたらし、そして家族を笑顔にしてくれました。
この7年間で沢山のもモノを手放しましたが、もちろん、残したモノもあります。次回のコラムではそんな中の一つであるお洋服についてお話したいと思います。
お子さんたちのお洋服をリビングのテレビボードに収納したり、ご家族全員の入浴後の着替えを洗面所に収納したりと、固定観念に縛られない収納が印象的でした。洗った靴も子ども部屋でしたね。
こんな大胆な変更ができたのは、暮らし方や持っているモノについて深く考え見つめなおしたからこそですよね。
ご家族が使いやすいか、快適かどうかを思いやる気持ちが溢れていて、ただモノを減らすだけでなくソファの代わりにビーズクッションを取り入れるなどのみんなが幸せを感じる解決案が素敵でした。
次回はお洋服がお好きなhideさんに、おしゃれの楽しみ方やコーディネートなどについてもお伺いしたいと思います。
(編集:kaori)
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