【暮らしのインテリア】ライフスタイルに合わせた工夫で圧迫感を感じさせず生活感を見せないキッチン〜家族との繋がりを感じる家づくり(seri.624さん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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インテリアの邪魔をしない見た目と機能性を持たせて
こんにちは。前回のコラムでは生活動線を意識し、リビングの一角に設けたキッズスペースについてお話しました。
今回は我が家のお気に入りの部分でもある「キッチン」について詳しくご紹介します。
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背面収納ですっきりとした暮らしを
家づくりで特にこだわったキッチンの背面収納。4枚扉でスッキリとした見た目の中には、LDKにある収納するもののほとんどが入っています。
背面収納に家電を隠すことで「生活感のない暮らし」が実現し、すっきりとしたキッチンが維持できています。急な来客がある時は散らかった荷物をさっと中に隠せるのも嬉しいポイント。
ここには大きなものから細々としたものまで様々なものがあり、冷蔵庫やオーブンレンジ、食器などキッチンで使うものの他にもゴミ箱やルーター、掃除機やストック、書類などを収納しています。
一箇所に収納をまとめた理由は、あちこちに収納扉を作ることで部屋に凹凸ができるとお部屋が狭く感じられるため、坪数が少ない我が家には合わないのではないかと考えたから。そこで少しでも広々と感じれるよう、キッチン後ろに集約しました。
棚は収納するものに合わせて高さが変えられるように可動棚に。
真っ白なハイドアの扉は光を反射してお部屋を明るく見せてくれるので、圧迫感を感じさせず空間が広くすっきりとした印象になります。
この扉に似合うようにキッチンの腰壁は無垢材で板張りにしました。ホワイト×木目の組み合わせがとっても可愛いくてお気に入り。
あえて木の節が分かるようにあまり色付けはしなかったことで、お部屋づくりのテーマでもある「北欧ヴィンテージ」にうまく馴染んでいるのではないかと思います。
見た目の良さと使いやすさを求めて
キッチンで使うものは料理がしやすいように基本出しっぱなしにしています。
しかしただ出しっぱなしにする訳ではなく、かわいい容器を使って調味料を入れ替えたり、色味を白や透明、シルバーで揃えて統一させたり、なるべく生活感が出ないようにと気をつけています。
お気に入りのコーヒーグッズは出しっぱなしにしていてもインテリアの一部として楽しめます。
我が家は夫婦共働き。料理も夫婦で分担しています。
夫の身長に合わせて頭がぶつからないようにレンジフードを高めの位置に付けたり、夫婦並んで料理を作ることも考えて収納扉からキッチンまでの幅を広くしたり、設計の段階でライフスタイルを想定した家づくりを設計士さんにお願いしました。
おかげで圧迫感もなくゆっくりと料理ができ、とても助かっています。
“日常”を楽しむということ
家にいる時はリビングでくつろぐよりもキッチンに立っていることが多い私。
家族がいない時はここでご飯を食べたりコーヒーを飲んだり、ぼーっと休憩してみたり。落ち着く空間になっているので用がなくてもついついキッチンに立ってしまいます(笑)
家族がいる時もキッチンからお部屋全体が見渡せるようになっているので、子どもたちを見守りながら料理を作ったりリビングにいる主人と会話をしたり、空間が繋がっていることでどこにいても家族の気配を感じられます。
どんなに疲れていても毎日立たなければいけない場所でもあるキッチン。そこで「自分の思い描くように設計しよう!」と決めて我が家のキッチンが完成しました。
こだわりの空間でお気に入りのインテリアに囲まれ、料理をして「美味しいねっ!」と食べてくれる家族がいることがとっても幸せです。
家づくりにおいてこだわる場所は人それぞれ。中でも「キッチン」に思い入れがある方がとても多いなとたくさんのコラムを読ませていただいて感じています。
料理が好きな方、苦手な方、長時間家にいる方、お仕事で家時間が少なめな方。いろんな暮らしの形がありますが、好きでも嫌いでもやっぱり使うことが多いキッチン、せっかく立つならお気に入りの場所で気持ちよく家事をしたいもの。今はご主人やお子さんと一緒にキッチンに立つために通路幅などを少しゆとりを持たせて設計するという方も増えてきています。
seriさんのキッチンは生活感を感じさせず、インテリアとの調和もバッチリ。リビング側から見ると無垢板の腰壁がシステムキッチンの無機質さに温かみを与え、背面の真っ白なハイドアがシンプルでスタイリッシュな印象。一瞬キッチンぽく見えないくらいお部屋に馴染んでいますよね。
反対にキッチン側は使いやすさ最優先。振り向けばすぐに必要なものが手に取れる収納や広々とした通路、出しっぱなしにしておいたほうがいいものは生活感を出さずに見せる収納をするなど、毎日の家事の負担やストレスも軽減にも繋がっていますね。
家族の気配を感じながら一人の時間を満喫できたり、大容量の収納にリビングで使うものが集約されていたり、暮らしが快適になるような工夫がたくさんあるキッチンづくり、とても参考になりました!
seriさん、ありがとうございました♪
(編集:megu)
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