【暮らしのインテリア】四季を感じるキッチンダイニング。家族との会話や、人との繋がりが生まれる場所〜素朴さの中に小さな贅沢を散りばめた21坪の平屋(hy___home21さん)
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思いが実った無垢のキッチン、会話が弾むダイニング
早いもので 4 回目のコラムになりました。今回は私たち家族にとって一番の「居場所」である、 キッチンダイニングについてお話しいたします。
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大きな窓のあるキッチンダイニング
四季を感じる暮らしがしたいという思いから、キッチンダイニングを中央に配置し、その前に一番大きな窓をとりました。
この窓からはモミジ、キンモクセイ、ツバキ、ユリノキ、ゲッケイジュ、桜などの木々、そして遊びに来るいろいろな種類の鳥たちを眺めたりと四季折々の景色を楽しめます。
機能性と好きを叶えた無垢のキッチン
玄関を入り土間から見渡した時に目に入ってくるキッチンは、室内のイメージをがらりと変える重要な要素です。我が家は無垢の床、シナベニヤ貼りの天井、漆喰の壁、木製の造作部材など、自然素材を使用しています。
キッチンもできる限りケミカルなものを使わないようにしたいと思っていたので、無垢のものにしたく、職人が丁寧に手作業でつくられているウッドワンのスイージーを選びました。
実は20年程前に初めて手掛けたモデルハウスで採用したのがスイージーでした。その頃から家を建てる機会があればキッチンはスイージーにしたいと思っていたので、20年越しの片思いが実った感覚です。
ニュートラルカラーのグレーとバイブレーションステンレスの天板は、シンプルで空間のメインとして程よい存在感を纏ってくれます。写真ではわかりにくいですが、毎日触れる真鍮古美仕上げの取手も愛おしい存在。
大きさは一般的なサイズより少し小さめの2275幅ですが、奥行きが900あるのでコンパクトでありながら、 作業もしやすいサイズ感。カウンター側は飾りスペースのある全面収納タイプで収納力も抜群です。
プロパン地域でもこだわったガス機器
わが家の地域は都市ガスが通っておらず、プロパンガス。それでも機器はガスでないと嫌!と、コンロはプラスドゥを使っています。
昔から炊飯器は使わず土鍋炊飯だったので3口しっかり同時使用することが多く、五徳が繋がっているこの形状はお鍋などの仮置きもしやすく、特にコンパクトなキッチンにはお勧めです。
揚げ物などをした後も本当にお手入れがしやすく、月に一度はばらして細かいところも掃除をするのですが、全く苦にならずいつも綺麗に保てています。
グリルのダッチオーブン機能も時短料理には欠かせないアイテムです。
DIYで快適になった隙間収納
キッチン背面のカップボードにある飾り棚はスッキリさせておきたいけれど、よく使うものも置きたい。そうなると手作り調味料や果実酒などがどんどん増えていき…
ある週末の朝に 「こんな収納欲しいな~」と隙間収納の写真を見せると、彼が「作るわ!」と。簡単な図を描いて渡すと帰宅した時にはできていた隙間収納。
廃材でつくってくれたエコ家具は、とても便利で重宝しています。
会話が弾み、人が集まる場所へ
料理人である私の母は「食」をとても大切にしていました。お料理でおもてなしをするのが大好きな人なので、いつも人が集まる家でした。母手作りの食事を囲み、会話を楽しむのはダイニング。
そんな母の元で育った私も、やはりダイニングが一番多くの時間を過ごす場所です。
普段は帰宅後に分担してささっと料理をし、入浴後に家族3人で食卓を囲みます。その日にあったこと、読んだ本の話、相談事や他愛もない話など、2、3時間ほどお酒も交えながら会話を楽しんでいます。
そういう時間がきっと多いよねと、わが家は初めからテレビを置くという選択をしませんでした。
実際にテレビのない生活になり2年近く経ちますが、全く不自由はありません。自然の音に耳を澄ましながら、食と会話を毎日楽しんでいます。
そんなわが家には嬉しいことに彼の友人や娘の友人、私の友人や仕事のお客様(OB 様)まで、たくさんの人が集まってくれます。
来客が多く、個々に日程調整するのが大変になってきて、「えーい!どっちも呼んじゃえ!」となり、 わが家で「初めまして」という場面も多々あります。
そうやってどんどん人の繋がりができ輪が広がっていくのも楽しみの一つ。これからも家族だけでなく、いろいろな人にこの環境を楽しんでもらえるといいなと思っています。
森暮らしに憧れたyumiさんらしく、一番大きな窓から四季を感じられるキッチンダイニング。季節に合わせて変化する様子は見飽きることなく、癒しの時間になりますね。
20年越しの片思いが実ったキッチン!取り付けられたのを見た日には胸が熱くなったことでしょう。手作りの隙間収納は最初からそうだっかのように馴染んでいます。
人がたくさん集まるのはそれだけ居心地がいい空間と包み込んでくれる空気があるから♩これからも幸せの輪が広がっていく様子が想像できます。
yumiさん、ありがとうございました!
(編集:kaori)
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