【暮らしのインテリア】制限がある中で私たちらしい家をつくる〜子育てがしやすいシンプルな家(eim.oo___さん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コラム執筆者のご紹介
今回より連載がスタートするのは、白を基調としたシンプルな空間の中でグレーのキッチンやかわいいキッズスペースが目を惹く@eim.oo___(以下、mina)さんのお住まいです。
ハウスメーカーの建築条件付宅地という制限がある中での家づくりをされたminaさん。初回は土地探し〜家を建てるまでの道のり、間取りに工夫したことなどについてお話いただいています。
それではminaさん、よろしくお願いします。
はじめに自己紹介
はじめまして、minaと申します。2022年の夏に完成した家に、夫と私と3歳の息子、マイホーム完成後に生まれた0歳の息子の4人で暮らしています。
このコラムでは家づくりのきっかけや苦労したこと、こだわりなどをお話したいと思います。特に我が家はハウスメーカーの建築条件付宅地での家づくり。
様々な制限がある中、私たちらしい家をつくるために工夫したことをお伝えできればと思っています。家づくり検討中の方、進められている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
建築条件付宅地で家を建てるという選択
子どもにのびのびと遊んでほしい
いつかマイホームは欲しいと思いながらも、夫の勤務地がコロコロ変わることもあり、しばらくは賃貸暮らしをするつもりでした。
マイホームへの思いが強くなったのは長男が2歳になった頃。家の中で走ったり大きな声で歌ったりダンスするようになり、静かにしなさいと注意しながら生活をする毎日。
周りを気にせずのびのび遊ばせてあげたいという思いから家づくりを真剣に考え始めました。
住みたい場所から始まった家づくり
現在の家の近くに引っ越した際、子育てのしやすい環境や駅の利便性、街の雰囲気がとても気に入り、夫婦ともにここに住みたい!ここに家を建てたい!と強く思うようになりました。
ちょうど夫が転職して、その場所に永住できる条件が整ったことで本格的にマイホームづくりに乗り出しました。
妥協して決めた土地
・災害のリスクが低い
・駅まで徒歩圏内でアクセスできる
・日当たり良好
・建築条件なし
上記を条件に土地を探しましたが、人気のエリアだったことからなかなか見つからず。家族みんなで自転車に乗ってフラフラと土地探しの探検をした時に、とあるハウスメーカーの建築条件付宅地をたまたま見つけました。
ハウスメーカーを色々検討したかったので初めはあまり乗り気ではありませんでしたが、信頼できる大手のハウスメーカーであったこと、子育てには申し分のない環境であったこと、土地探しが難航していたこともありその土地に決めることにしました。
実際暮らし始めると、周りの年齢層や家族構成が近く、同じハウスメーカーで建てたといういい意味でのファミリー感みたいなものもあって、とても楽しく近所付き合いができています。
初めは抵抗のあった建築条件付宅地ですが、今ではすごく良い選択だったと思っています。
苦労した細長い土地の間取りづくり
契約した土地は建築条件付宅地によくある、南側の間口が狭く細長い形状。両隣に家もあるため、間取りのパターンがかなり絞られました。
当時、余分なスペースを素敵に活かされているお家に憧れていましたが、希望を全て取り入れるためにそれは叶いませんでした。
1階にはリビングと水回り。リビングは家族が1日の大半を過ごすため、南側に広く取り、水回りは効率を考えてお風呂・洗面所・ランドリールームをまとめました。
そのため1階の廊下部分はほとんどなく、玄関ドアを開けると階段とトイレがドーンという間取りに。少しでも開放感を出すため、階段に大きな窓を設置しました。
ちょうど東を向いているので朝から玄関に陽が入り、とても気持ちが良いです。 実際に住み始めると、帰宅後に子どもをすぐトイレに連れて行けたり、家事動線と言わずともすぐ水回りにアクセスできるコンパクトな間取りに日々助けられています。
暮らしながら家族と感じる理想の家
見た目も家事もなるべくシンプルにスッキリ暮らせる家、でもどこか可愛くほっこりできる空間にしたいと思い家づくりをしていました。
家づくりの最中は単純な間取りやシンプルすぎる内装に少し歯痒い思いをしていましたが、自分好みの家具や小物をレイアウトしていく内に、どんどん思い描いていた家に近づいてきたと感じています。
なにより子どもが毎日楽しそうに遊んでいたり、旦那がしょっちゅう「いい家だねぇ…」と呟くので、それだけで最高のマイホームです。最後までお読みいただきありがとうございました。
次回から具体的な家づくりについてお話したいと思います。
建築条件付宅地という条件で、制限がある中での家づくりを選択されたminaさん。
パターンが絞られてしまったという間取りですが、効率を考えた動線がコンパクトにまとまっていたりと、できることが限られた中での工夫やこだわりも感じられました。
単純な間取りやシンプルすぎる内装に少し歯痒い思いがあったとおっしゃっていましたが、シンプルな空間の中に映えるグレーのキッチンや、お洒落な洗面所、かわいいキッズスペースなど真似したいと思う要素もたくさん。
住んだ後に色々と自分好みに手を加えていくのも楽しいですし、変化させやすいという点でもシンプルさゆえの強みでもありますね。
具体的な部分について、また次回詳しくお話を聞けるのが楽しみです。
minaさん、ありがとうございました!
(編集:maki)
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