【暮らしのインテリア】子どもに寄り添い、好きを楽しめる子ども部屋のつくり方〜家族がのびのびと過ごす無垢の家(ymd_home96さん)
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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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生活と遊びの空間を分けて心地よく過ごせるように
前回のコラムでは家族分の服が収納でき、洗濯動線にもこだわったファミリークローゼットについてお話しました。
今回は我が家の子ども部屋兼「おもちゃ部屋」について。大人も子どもも嬉しい空間のつくり方をご紹介します。
のぞみさんの過去のコラムはこちらからご覧いただけます。
〇〇であるべきを辞めてみる
以前暮らしていた賃貸では、リビングにおもちゃを置いていました。子どもがまだ小さかったということもありますが、自分もリビングにいながら子どもと遊ぶ方が楽だと思っていたから。
しかし毎日おもちゃで溢れかえるリビングにストレスも感じていました。
そこでこの家を建てる時、思い切っておもちゃを全て2階の子ども部屋に置くことにしました。
我が家は6歳4歳2歳の三姉妹。まだ主寝室に家族5人で寝ており、将来的に子どもたちが使えるようにと設けた部屋が機能するまで空き部屋にしておくのはもったいないと思ったからです。
子ども目線で考える
そこで気をつけたことは「子どもが喜ぶおもちゃ部屋」にするということ。そうでなければきっとおもちゃを1階へ持って来るだろうし、この部屋で遊ぼうと思わないだろうと考えたから。
参考にしたのは児童館やボーネルンドなどの遊び場。おもちゃがただ「置いてある」「収納してある」だけではなく、それを使って遊ぶシーンを意識しました。
家事動線のように使いやすいことも大切に。お店屋さんには裏で料理が作れるようにキッチンがあったり、お客さんは買ったものを食べられるように広いスペースにしたり。
そしてお人形のお家の横にはテントがあって、そこで人形を使ってごっこ遊びができるように。
それぞれのシーンに合わせて一つの空間として楽しめるようにしたのがこだわりの一つです。
片付けやすいざっくり収納を
収納面で気をつけたのは「細かく分けすぎない」ということ。
おもちゃごとに引き出しを分けたり、中が分かりやすいよう写真をラベルのように貼ったりしたことも。しかし元々きっちりした性格ではない私にはこの収納方法は合いませんでした。
そして何よりおもちゃは流動的で、きっちり場所を決めていても増えたり無くしたり。その度に収納場所を変えると子どもにとっても分かりにくいと思いました。
そこで一点だけ「使う場所近くのケースに入れておく」という共通のルールを設けることに。リビング収納と一緒で、ものを使う場所の近くに収納があると子どもも分かりやすそうでした。
おままごとキッチン下のケースにはお料理に使うおもちゃ、お人形の家の下にはお人形と服や小物、机と鏡のあるところにお化粧セットを置いています。
お店屋さんは何でも売っているので、食べ物やそれ以外のものも全て特に分けずにカゴに入れて収納してお片付けがしやすいように。
ポイントを絞ってスッキリ見せる
子どもがまだ赤ちゃんの頃は、親好みの木のおもちゃばかりを集めていました。
しかし成長と共に子どもにもそれぞれ好みが出てきて、長女は私とは真逆のピンク•キラキラ•ふりふりが大好き、セレクトするおもちゃもとってもカラフル。
だからこそ入れ物や棚、カーテンなど部屋の割合を大きく占めるインテリアの統一感を大切にしました。こうすることで色のごちゃつきを抑えられ、まとまった印象になるなと思っています。
以前はインスタでかわいい木のおもちゃに囲まれた子ども部屋を見ては、原色&キャラクターだらけの我が家のリビングが嫌になったりもしましたが、2階をおもちゃ部屋にしたことでリビングで感じるストレスが本当に軽減されました。
新居ではお友達が遊びに来た時も2階で子ども同士遊んでくれ、1階ではママ同士ゆっくりお話ができるようになったこともすごく嬉しく思っています。
子どもたち自身の部屋になるまであと少し、今はおもちゃ部屋としてたくさん遊んで楽しみたいと思います。
お子さんがまだ小さなうちは子ども部屋を空き部屋として将来に備えている方も多いと思います。しかし使わないのは確かにもったいないですよね。「おもちゃ部屋」をつくって部屋全体を楽しい空間にしてしまうってとてもいいアイデアだと思います。
そこで大切にしたいのが「子ども目線で考える」ということ。大人だって自分の好きに囲まれた場所があるってとても嬉しいもの。お子さんに寄り添い、ママも嬉しい子ども部屋のつくり方がとても参考になりました♪
のぞみさん、ありがとうございました!
(編集:megu)
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