【暮らしのインテリア】天井を高く、部屋を明るく見せるカーテンレールの位置とは～工夫して楽しむ団地暮らし（uchino_kotoさん）

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少し高く、少し横にずらした位置につけるだけで効果を実感！

執筆者：kotomago（uchino_koto）さん

前回のコラムでは、私が考えて夫が作ってくれたキッチンの小さな飾り棚についてご紹介いたしました。今回は、手狭な賃貸団地を少しでも広く見せるためにしている、我が家のささやかな工夫についてお話したいと思います。

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きっかけは以前住んでいた団地

我が家はカーテンレールを高い位置につけています。戸建てやマンションでは高い位置に取り付けてある場所も多いと思いますが、団地では通常、窓枠のすぐ上に取り付けられています。

以前、住んでいた古い団地でもカーテンレールは窓枠のすぐ上でしたが、結婚当初の家に合わせてオーダーメイドした丈の長いカーテンを使い回すために、高い位置に付け替えました。

インテリア雑誌などに書いてあるので知識として知ってはいましたが、実際にやってみると思っていた以上に窓が大きく天井が高く感じられるな、と納得したものでした。

カーテンレールの取り付け方法

比較しないとなかなか伝わりづらいのですが、団地内の同じ間取りのお宅にお邪魔すると「！！」と、すぐに窓の大きさ、天井の高さが違って感じました。狭くて天井が低い団地だから余計に実感しやすいのかも知れません。

取り付け方法は、今の団地では壁に穴を開けられないので、土台になる板を用意しました。夫が窓枠の上に板を乗せ、壁を傷つけずに窓枠の上に刺さるよう、斜めにビス留めして固定しました。

今回は廃材を使ってこの方法で取り付けましたが、突っ張り式のカーテンレールもあるようですので、我が家のキッチンのように壁に挟まれた窓であれば簡単に高さを変えられそうです。

カーテン〜丈の調節とまとめ方の工夫

取り付け位置を９cm高くした我が家の場合、通常のカーテンの丈では合わなくなってしまいました。そのため、キッチン、リビングで使っているレースのカーテンは、無印良品の１９８cm丈のものを縫い代分を折り返して調節しています。

リビングの厚みのあるカーテンは、無印良品の１７８cm丈のものを逆に縫い代をほどいて使っています。これは以前使っていたものを使い回したためで、特におすすめはしません（汗）

キッチン、リビングともに、カーテンは両開きではなく片開きにしています。採光を考えたのと、片側にまとめた方がスッキリして感じたからです。片開きに関するお話は、次の「カーテンレール」の項でもしています。

キッチンのカーテンを左側にまとめたのは、ガスコンロを避けたのと汚れ防止の意味があります。リビングは、右側よりもバランスが良かった左側にまとめました。他にメリットとして、キッチンとリビングのどちらも同じ側にまとめる方が、開け閉めの動きが同じなのでラクでした。

カーテンレールを横にずらして取り付けてみる

リビングのカーテンレールを付け替える際には、左右均等に取り付けるのではなく、目いっぱい左側に寄せました。その理由はカーテンを左側にまとめているので、束ねたカーテンで窓を塞がないようにするためです。これも少しでも窓を大きく、明るく見せるための小さな工夫です。

右側にレールの余裕がない分、隙間から外が見えやすくなりました。気になる場合はカーテンを閉めた後、上の写真のように一番端のフックを窓に近いレース用のカーテンレールに付け替えれば隙間がなくなります。

カーテンにまつわる話ばかりになってしまいましたが（笑）、たっぷりと寄せたカーテンの脇でインテリアを楽しんでいます。キッチンには植物を飾って心地良さを感じたり、リビングには落ち着くソファーコーナーを作ってくつろいでいます。

インテリアのお話はまたの機会にさせてくださいね。

今回もささやかな内容でしたが、読んでくださりありがとうございました。

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カーテンの取り付け位置の工夫のお話、興味深かったです。カーテンレールを横にずらすアイデアは初めて聞きましたが、「たまり」が光を遮らなくていいなと思いました。

カーテンをまとめた前や脇にできたコーナーがホッとできる場所になっていて、いいですね！ソファーから窓の外を眺めてくつろいで、陽射しが強くなったらカーテンをちょっと閉めたりして、、と想像してしまいました♩

kotomagoさんは「ささやか」とおっしゃいますが、賃貸暮らしの場合は、大掛かりな変更をするのはなかなか難しいですし、ささやかな工夫って大事だと思います。そして、その積み重ねが心地良い暮らしに繋がるのではないかと思いました。

kotomagoさん、ありがとうございました♩

（編集：kaori）

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