【暮らしのインテリア】日常を楽しみながら過ごせる空間を目指し、私らしい団欒のひとときを。〜居心地のいい家づくり(eringo__さん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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「居心地のいい家」について考えてみる
執筆者:えり(@eringo__)さん
最終回となる今回は「家族で過ごす団欒の時間」について。ぜひ最後までお付き合いくださいね。
えりさんの前回までのコラムはこちら
日々を乗り切るために
朝の光が差し込むダイニングで家族と笑いながらとる朝食や、子どもが眠ったあとのリビングで語り合う夫婦の時間。私にとってこの家時間が毎日の原動力となり、癒しを与えてくれるもの。
忙しい毎日を送っているからこそ、家族と過ごす何気ない日常がかけがえのない大切なものに感じられるのかもしれません。
だからこそ家族みんなで暮らすこの場所を「居心地のいい家」にしたいという気持ちが強くあります。
インテリアを選ぶ基準
新しいものを迎える時は「10年後も好きでいられるか」「流行に流されていないか」を自身に問いかけ、時間をかけて吟味するようにしています。
そうやって選んだものたちが揃ったリビングは、家族全員がくつろげるような温もりに満ちています。
入居当初、夫が急に「丸太が欲しい」と言い出しました。私は正直掃除の邪魔になりそうで嫌だったのですが、主人の説得により渋々承諾。
自然素材で木の温もりを感じる丸太のスツールは、名古屋の中島工務店さんが営んでいる雑貨屋さんで購入したもの。
重厚感があり植物を置いてもいいし、サイドテーブルとしても使える万能選手。コップを置いても「カツン」ではなく「コン」と衝撃を吸収してくれます。
3年経った今ではきれいな飴色になり、使い込むほどにいい味が出て愛着も湧いてきました。「経年変化を楽しみながらメンテナンスをして一緒に成長していくのが楽しい」と語る夫はとても嬉しそう。
あの時、夫が欲しいと言わなければ迎えなかったかもしれない丸太のスツールは家族みんなのお気に入り。これからもずっと好きでいられるインテリアの一つだと思います。
家時間をより充実させるために
キッチンには普段使いの中でも見せたくなるデザインのものを厳選してディスプレイしています。
リビングに必要なものはインテリアにも馴染みやすい自然素材のカゴなどにに入れています。ブランケットを入れているのはIKEAのシーグラスバスケット。使いたい時にサッと取り出せてとても便利です。
「片付けは子どもと一緒に」がモットーの我が家。インテリア要素と実用性を兼ねた空間づくりを家族みんなで楽しみながら日々更新しています。
小さなおもちゃはイケアのバスケットに。取っ手付きで便利に運べるのがポイントで、子どもが進んで片付けられるカゴにポイっが我が家のおもちゃ収納の基本です。
我が家はソファがないので、休日の日中にコーヒーやお茶を飲むのはダイニングテーブルがメイン。自作したダイニングテーブルで談笑する時間がとても好きです。
自作とは言っても一からは無理なので、天板を加工してくれるショップで購入したもの。カバザクラの天板は少し硬めで我が家の雰囲気にもマッチしてくれます。
ウレタン塗装ではなくあえてオイル塗装で仕上げ、汚れたらヤスリで削り蜜蝋を塗り込んでメンテナンして育てていくのが楽しみの一つとなりました。
おうち大好きな子どもたちはリビングで好きなアニメを見たりゲームをしたり、家族みんなで団欒の時間を過ごしています。
子どもたちが寝た後は束の間の夫婦の時間。普段料理をしない夫も積極的におつまみを作ってくれて、美味しいものとお酒を楽しみながら一日の疲れを癒すのが至福のひととき。
休日は趣味を思い切り堪能して
以前のコラムでもお話しましたが、夫婦の共通の趣味である「観葉植物」は常に会話の中に登場する話題。植え替えの時期や成長の喜び、今度はどんな新しい植物を迎えようかと話す時間が私にとっての癒しであり、元気の素でもあります。
日当たりのいい南側の窓辺はすっかりグリーンの特等席に。さまざまな観葉植物をプランターに置いたり吊るしたりとリズミカルに配置。梁にはピクチャーレールを仕込み、ワイヤーを使ってハンギングしています。
窓辺のスツールに腰掛けてグリーンを愛でながら紅茶を飲むのもお気に入りの過ごし方。
家族揃っての休日は、植物のお世話や水槽の手入れをしたり。家族全員で家具を一斉に動かして数年ぶりに床のワックスがけをしたのですが、いつもと違うイベントのようで子どもたちも楽しんでくれました。
我が家は外構に回す予算が少なくお隣さんとの境に目隠しできるフェンスを建てられなかったため、ずっと憧れていたお庭でのキャンプはためらっていましたが、先日思い切って目隠しができて日陰になるタープと煙の出にくいロースターを購入し、念願のお庭キャンプが実現しました!
子どもたちは庭で遊んだりおやつを食べたり。親はおつまみとお酒でとても楽しい時間を過ごすことができました。
「思い思いの場所でそれぞれ自由に過ごしていてもどこかで繋がっていてあたたかい」。
そんな空間を目指して、インテリアを考えたり収納を整えたり。フルタイムで働く中で、家族がいつものびのびと自分もストレスなく暮らせるよう工夫を重ねています。
心地のいい住まいづくりから、新しい団欒の形をこれからも見つめてみたいと思っています。
えりさんの目指す「居心地のいい家」とは、家族がそれぞれ好きなことを存分に楽しみストレスなく過ごせる空間。そのために考えられた収納や暮らしの仕組みには少しでも日常を楽しく過ごせるようにと込められた思いと工夫がたくさんありました。
ずっと気になっていたお庭キャンプも今年実現したとのこと、思いが形になっていくのは嬉しいですよね。
インテリア一つとっても10年後も好きでいられるかをじっくり考えて本当に気に入ったものを厳選するなど、そのときの感情だけでなくずっと先を見据えて家づくりをコツコツしていくことで、一歩ずつえりさんの理想の家に近づいているのだと思いました。
家で過ごす時間が長い今、ただなんとなく過ぎていくのではなく「質」の良い時間を過ごしたいもの。それは趣味のものに囲まれて、ただぼーっとするだけでもいいのだと思います。特別ではなく、日常の何気ない瞬間が幸せって一番素敵なことですよね〜。
コラムは今回で最終回ではありますが、常にアップデートされていくえりさんの暮らしの工夫ををこれからも楽しみにしています。
えりさん、長い間本当にありがとうございました!
(編集:megu)
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