【あの人の暮らしが素敵な理由】「自分が好きな空間で家族が心地よい家」を理想として〜3 LDK賃貸暮らしを楽しむ(___c.msさん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「3LDK賃貸暮らしを楽しむ」をテーマに、@___c.ms(以下、kei)さんのお話をお伺いしていきます!
賃貸を自分好みに、暮らしやすく
kei
はじめまして、都内3LDK賃貸DIY暮らしをしているkeiと申します。家族構成は夫と私、子どもが2人、愛犬が1匹です。
今の住まいで、暮らし始めて約3年が経過しました。
賃貸DIY暮らしのはじまり
愛犬と暮らし始めた約9年前、犬と暮らしやすいようにと賃貸暮らしの中にDIYを取り入れはじめたのが、私の賃貸DIY暮らしのはじまりでした。
Instagramを見ていると、とっても素敵な戸建てに住まれている方が沢山居て、以前は私もこんな素敵なお家を建ててみたい!羨ましい!と思うことが多く、賃貸での暮らしを楽しめていなかった時期がありました。
どうせ自分の好きな空間にはできない、限界がある…と感じていた中でも、DIYをしながら少しずつ自分の好きを追求していると、徐々に気持ちに変化が現れてきました。
”決まった間取り、決まった建具‘’の中で、自分の好きな空間作りをしていく楽しさ。今では後者の気持ちが強くなり、今のお家を心から好き!と思えるようになりました。
面積の広い部分をDIYして自分好みに
この住まいに引っ越す際に、必ずしようと思っていたのは床のDIY。
床や壁はインテリアの雰囲気をガラッとかえてくれる部分なので、床に関してはインテリアのテーマに合わせて全部屋DIYをして替えています。
リビングダイニングは無機質な印象にしたかったため、選んだのはグレーのコンクリート風クッションフロア。
どんな家具にもマッチして、かっこいい雰囲気にしてくれるのでとても気に入っています。
前住まいの時は白の石目調のクッションフロアを敷いていましたが、柔らかいクッションフロアだったため子どもが物を落としたりすると、すぐ傷がついたりすることも。
今回は土足でもOKなクッションフロアにしたので傷も目立たないですし、掃除もしやすくとても快適になりました!
今では、簡単に床を変えられるアイテムが増えてきています。インテリアアイテムを増やして雰囲気を変えるのも良いですが、用途に合わせて床を変えるのはとてもおすすめです!
リメイクシートでキッチンをチェンジ
そして一番手をかけているのが、キッチン。吊り戸棚や扉には、全てステンレス調の剥せるリメイクシートを貼っています。
今はこの状態で落ち着いていますが、ここまで行き着くまでに2、3回リメイクシートを貼り替えています。笑
飽きてもすぐに変えることができるのが、DIYの良い所。キッチンパネルにも全面剥せるリメイクシートを貼り、その上にマグネットがくっつくタイルを貼りました。
ソープディスペンサーをマグネットで浮かせて設置でき、衛生的にも綺麗を保ちやすいです。
取っ手も雰囲気に合わせて変更し、通常はネジで止めるものを引き出しの上に載せて両面テープで固定しています。
今ではリメイクシートの種類も多く、誰でも自分の好きな雰囲気にできるため、リメイクシートはおすすめのDIYグッズです。
賃貸でも壁を活用できる
キッチンにある唯一の飾り棚。
賃貸だと壁に穴を開けるのか……という点がネックになりますが、Jフックという耐荷重がしっかりとある石膏ボード用のピンを使えば、比較的重いものでも壁に取りつけられます。
小さいピンの穴ができるだけなので、最終的には穴を埋めてあげれば現状復帰が可能。このピンのおかげで、インテリアをより幅広く楽しめています。
賃貸暮らしの工夫
築18年なので、給湯器のリモコンやインターホンなどの見た目も黄ばんでいます。そのため、ダンボールやお菓子の箱にリメイクシートを貼って、それを被せて目隠しを。
空間がスッキリとして見えるし簡単に作れるので、同じ悩みを持たれている方にとてもおすすめです。
また、部屋やクローゼットのドアをあえて外して、風通しを良くしています。そうすることで、ドアを開くと生じるデッドスペースもスッキリと使うことができます。
アートやインテリアアイテムでカラーを取り込む
我が家のインテリアのアクセントになっているのが、アート。
マーク・ロスコやロナンブルレックのアートなど、無機質な空間の中に色を取り込む工夫をしています。
最近取り入れたのは、mytoneのブランケット。ブルーが入ったデザインで、アートと同じ感覚でお部屋に取り入れてみました。
‘’自分の好きな空間で家族が心地よい家‘’
それが私の理想の家です。
少しでも家族に不都合なことがあったらすぐに改善するようにしていて、そのためにも物は持ちすぎないようにしています。
好きな空間を作る時、好みのインテリアアイテムを増やすことで自分好みにしていくという方法が一般的かもしれませんが、例えば目に入る色を限定したり、逆にアイテムを削ぎ落としていったりすると空間がスッキリして好きな空間を作りやすい雰囲気になったりもします。
DIYで空間に手を加えながら、あまり物を増やさずこれからもインテリアを楽しんでいきたいと思います。
賃貸という限られた空間の中でも、手の加え用によって全体の雰囲気もこんなに変えられるのですね。アートやカラー使いが引き立ち、スタイリッシュで無機質なインテリアがとても素敵でした。
keiさんが理想としたのは、自分はもちろん、家族にとっても心地よい家にすること。そうすることで、みんなが心豊かな暮らしになりますね。
DIYや様々な工夫次第で、満足のいくインテリアを生み出せる良さや楽しさがあるということを教えていただきました。
(編集:maki)
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