【あの人の暮らしが素敵な理由】等身大の家づくり。リノベーションで叶える北欧ナチュラルインテリア（i_and_y__さん）

【あの人の暮らしが素敵な理由】 “インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。

前回までのコラムはこちら

今回は「リノベーションで叶える北欧ナチュラルインテリア」をテーマに、@i_and_y__（以下、kina）さんのお話をお伺いしていきます！

２回目の家づくりも、シンプルでナチュラルに我が家らしく

kina

はじめまして、Kinaと申します。金沢市在住で、夫、小学生の子ども２人の４人家族です。今回は我が家のマンションリノベーションについてお話させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

諦めかけていた頃に出会えた物件

２０２０年４月に夫の転職により、神奈川県川崎市から石川県金沢市に移住してきました。川崎に住んでいた頃もマンションリノベーションをして暮らしていたので、今回は２回目のリノベーションになります。

一度マンションリノベをしていたので、金沢に引っ越して来た際もなるべく早くマンションリノベをしたい！と思っていました。でも地域柄、マンションは少なく…学区内で条件に合ったマンションも、なかなか見つからず。

もう子ども２人が中学に入ってからで良いかなと諦めていた頃に、たまたま狙っていたマンションが売り出されているのを見つけて！広さも十分だったし、ほぼ即決してしまいました笑

マンションは築１９年。小学校も中学校もすぐ近くなので、場所はとても良いです。５階なので眺望も良く、広いルーフバルコニーがあるのが嬉しいポイント。まわりは一軒家が多いので視線も気にならないです。

好きなテイストや雰囲気はそのままに

夫が一級建築士なので、設計は夫と、夫の後輩の設計事務所さんにお願いしました。約９３平米あるので、予算の兼ね合いも考慮しながら、なるべくキッチンやリビング中心にコストをかけて、子ども部屋は壁を壊さずコストをかけないように。

２回目なのでなんとなく要領もわかっていたため、計画はスムーズだったかなと思います。１回目のリノベの見積もり時に欲張りすぎて予算を上回ってしまったので、今回は欲張りすぎずに。おかげで予算通りの見積もりでした。笑

川崎での１回目のリノベーションは６年前、その頃の情報収集は雑誌やインテリア本でしたが、今回はというとインスタグラムのみです。笑

今はもう、インスタグラムには素敵すぎるお家の方で溢れていて…憧れのお家はたくさんありましたが、現実を見ながら我が家らしく家づくりをしていきました。 

好きなテイストや雰囲気も１回目とは変わらず、シンプルでナチュラルな雰囲気に。白い壁にオークのフローリング、そして真鍮の取手など。

今回、壁紙は何か違う色も使いたいねと話していましたが、なかなか夫と意見が合わず…結局全て白になりました。笑 遊び心はないものの、統一感があって私は好きです。

カフェっぽくしたお気に入りのキッチン

北欧雑貨も好きなので、我が家のテーマは「北欧ナチュラル」。一番お気に入りなのはキッチンです。１回目のリノベは既製品と造作を合わせて作りましたが、今回は全て造作に。

費用を抑えるためにオープン収納にした部分もありますが、毎日使うものは取りやすいという点では良かったと思います。

今回のリノベでは、キッチン背面はタイルに飾り棚をつけて、カフェっぽくしたいなぁと思っていたので、実現することができて嬉しいです。

白いスクエアタイルは約７センチ角のもの。あまりこの大きさのタイルを使ってる方を見かけないので良いなと思いました。大きすぎず小さすぎず気に入っています。

真鍮の棚受けをつけた飾り棚には、実用的で飾っておいても可愛いものをメインに飾って。あまりたくさん置かないようにして、ひとつひとつの可愛さが引き立つようにお気に入りのものを並べています。

キッチン前にかなり存在感のある壁。キッチンの前にパイプがあって外せないことはわかっていたのですが、解体してみるとまさかのコンクリート壁まであって…ここをどうしようかと、かなり悩みました。

でも全部タイル張りにすることで可愛くもなったし、お部屋のアクセントにもなったかなとプラスに考えることにしています。笑

料理が苦手なのでフラットなキッチンにはしたくなかったのですが、リビング部分を広く感じられるようにフラットに。キッチン前に壁がある分、どうしても多少狭く感じてしまうので、フラットにして良かったと思います。

なかなか理想通りにはいきませんでしたが、自分らしく等身大のキッチンになったかなと、とても気に入っています。

憧れの室内窓

そして、今回のリノベで絶対やりたかったのは室内窓。前回のリノベの頃はあまり見かけなかった室内窓も今ではかなり見かけますね。私も憧れていました。

向こう側がクローゼットなので曇りガラスにはなってしまいましたが、程よくリビングが明るくなり、ちょうど良い大きさで気に入っています。換気したい時は開けていますが、風通しも良く、ここがベストな場所だったかなと思います。

全体的にシンプルなお部屋ですが、キッチンのタイルや飾り棚、室内窓などお気に入りポイントがアクセントに。そこに好きな雑貨を程よく飾って、自分らしいインテリアを楽しんでいます。

北陸の冬はびっくりするほど寒くて。晴れ間が少ないので気持ちも下がり気味になってしまいますが…

この家になって初めての冬を迎えます。おうち時間が長くなるので、お気に入りに囲まれたお家で好きなことをしながら、のんびり過ごして冬を乗り越えたいと思います。

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２度のマンションリノベーションを経験されたkinaさん。何度も経験できることではない家づくりですが、一度家づくりを経験しているからこそ、それを家づくりに活かせるのは強みですよね。ご主人が設計士さんなのも心強いです。

kinaさんが大切にしたのは、等身大や自分たちらしさ。情報がたくさん溢れている中で目移りしてしまいそうですが、テイストや雰囲気も以前のお家と変わらないのも、好きなものや自分らしさがブレていないからですね。

タイルや室内窓がアクセントになった、シンプルでかわいい北欧ナチュラルインテリア。ほっこりするような温かく優しい雰囲気がとても素敵でした♩

（編集：maki）

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