【あの人の暮らしが素敵な理由】猫と珈琲と北欧と。大好きが詰まった空間で暮らす幸せ(minunsuosikkiさん)
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【あの人の暮らしが素敵な理由】
“インスタグラムでつい憧れてしまうあの人”の暮らし方のヒントやモノ選びなど、暮らしにまつわるアレコレをご紹介いただきます。
今回は「猫のいる暮らしとインテリア」をテーマに、@minunsuosikki(以下、bapiko)さんのお話をお伺いしていきます!
家時間を楽しむために。私らしい部屋づくりと春のインテリア
bapiko
はじめまして、bapikoと申します。主人と私、猫2匹亀2匹と暮らしています。 この家で暮らし始めてまもなく10年目を迎えます。
猫と一緒に暮らすということ
小さい頃から身近な存在だった猫。地元を離れ、賃貸暮らしが長かった私は 「いつか家を建てたら絶対に猫を飼う」 そう心に決めていました。
この家での暮らしが半年経った頃、ふと目にした新聞で保護猫の譲渡会があることを知り、当時猫が苦手だった主人を半ば強引に説得し念願の猫との暮らしがスタートしました。
とは言え、最初からスムーズに猫との生活が始まったわけではありません。
ソファーで爪研ぎをする、菜箸を持ち逃げされる、雑貨を落とされる 。「猫との暮らしってこんなに大変なのか」と、 小さい頃は気にならなかったことがどんどん気になります。
やがて猫の動きを見張ることに疲れた私はやっと気づくのです「猫の習性に合わせれば良いんだ」と。 それからは猫のいる暮らしの中で理想のインテリアをどう叶えていくかを考えることが楽しみのひとつになりました。
多少諦めたところもありますが、今では上手く共存出来ていると思っています。猫が苦手だった主人も今ではすっかり猫の虜になり、自分で怪我をした猫を保護してくるほど(笑)
猫を飼ってからというもの、日常生活の意識も変わっていきました。物を置きっぱなしにしない、小さなゴミを見逃さない、そしてこまめに床を掃除する。当たり前のことだけど、それまでの私はついつい後回しにしていたこと。
「万が一猫が口にして体調を崩してしまったら… 」そう思うと後回しにもしていられず、結果自分にとっても心地良い空間になっていることに気がつきました。
猫のいる生活は学びが多いものだなと実感しています。
楽しむための小さなこだわり
猫と同じくらい好きなもの、それは毎日の珈琲時間です。
ただ飲むだけでは物足りなくなり、ここ数年ではどうしたら自分好みに淹れられるのか、抽出温度や抽出量を豆ごとに実験する過程を楽しんでいます。
そうして淹れた珈琲は、その日の気分で選んだお気に入りの器に注ぎ、少しの甘いものといただく。そして傍には猫が居る。
思うように出掛けられず人に会うことが叶わない今だからこそ、この時間は私の暮らしの原動力となっています。
インテリアが好き
小さい頃から不動産のチラシの間取りを見て は「ここにベッドを置いて、ソファーはここ」 と、妄想するのが好きでした。
中高生の頃は思い立ったら夜中でも部屋の模様替え!当然親には叱られましたが、インテリアに対する情熱は増すばかり(笑)
カントリー系、ナチュラル系と好きなテイストは変化していきましたが 「木の温もりが好き」と言うベースは変わらず、この家を建てる時も出来るだけその温もりを感じられるようにしました。
そしてartekのstoolと出会ってから北欧デザインの魅力にはまり、必然的に北欧インテリアにシフトしていきました。
転勤族だったため、家具は解体出来る組み立て式のものをメインで使っていたので、一生物の家具を手にした時の喜びは今でも忘れていません。この家具たちがまた次の世代に引き継がれるよう、大切に使っていこうと思います。
ひと足先にに春を取り入れて
私の住む北東北は、関東よりも春が1ヶ月遅れてやってきます。それでも陽の光は力強く、室内に置いている植物は新芽が次々と誕生していて、生命力を感じています。
外にはまだ冬の名残りもありますが、室内は少しずつ春に向けてチェンジ中。
土間で育てている植物をリビングやキッチンに移動させてみたり、クッションカバーや雑貨を明るめにしたり。
ほんのささやかな変化でも刺激になり「次はどこを変えようかな」と更なる意欲が湧いてきます。インテリアにゴールはありません(笑)
「猫と珈琲と北欧と」 私の大好きがぎゅっと詰め込まれたこの空間。毎日の何気ない暮らしの中に小さな幸せを見つけながら、これからも居心地の良い空間づくりを楽しんでいきたいと思います。
ハチワレのチョビちゃんと黒猫コタロウくん、素敵な北欧インテリアの中に登場する二匹が本当に可愛くて癒されます。
しかし「猫との暮らし」は一筋縄にはいきません。これは私も猫と暮らす中で実感したことで、相手は気まぐれで時に想像を超越した動きをする生き物(笑)みんなが快適に、安全に暮らすには配慮と少しの妥協や我慢も必要だと感じています。
そんな中でbapikoさんが見つけたみんなが快適で居心地の良い空間のつくり方のコツは「猫に合わせる」ということ。物を出しっぱなしにしないなど猫と暮らす中で自然と気をつけていたことが、ペットとの暮らしとインテリアを上手く両立することに繋がっていったのですね。
理想のインテリアをどう叶えていくかを考え、工夫することや整える過程を楽しめるってとても素敵だなと思いました。
「インテリアにゴールはない」という言葉通り、常に新しいことにアンテナを張って日々の暮らしの中に楽しみを見つけるbapikoさんのお部屋づくり。これからどんな風に変化していくか楽しみですね。
外の陽気に合わせて明るい雰囲気を取り入れた春のインテリア、ぜひ皆さんも楽しんでください♪
(編集:megu)
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