【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】暮らしに寄り添うヴィンテージ家具のラウンドテーブル(sato__home_さん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@sato__home_(以下、satohome)さんのお話です。
物語の続きを大切に紡いでいく
satohome
3年前に結婚したのをきっかけに、都内で中古マンションを購入してフルリノベーション。
そこから、古いものに手を加えて長く愛せるものにしていくアップサイクルの考え方や、これまで誰かに愛されて使い込まれてきたからこそ味わいのある「ヴィンテージ家具」の魅力に惹かれていきました。
その中でも特に我が家の暮らしに寄り添ってくれているのが、わたしたちにとって初めて購入したヴィンテージ家具でもある、イギリス生まれ「G-PLAN」のラウンドテーブル。
モノを大切にしてメンテナンスをしながら愛用していく文化のあるフランスやイギリスでは、家具も50年〜100年と当たり前に使い続けられていて、G-PLANの「PLAN」という言葉には「何年もかけてプランを立て、買い足していく家具」という想いが込められているそう。
製造から50年以上経った今も丈夫に使うことができる品質の良さがあり、これから暮らしが変わっても長く使い続けられそうなところが購入の決め手でした。
ヴィンテージ家具なので我が家に届いた時から既に色褪せなどの経年変化がありますが、これまでこのテーブルと共にどんな人たちがどんな生活をしてきたのだろうと想いを馳せるとストーリーを感じます。
そして、いつかこのテーブルを他のどなたかにお譲りする日がくるまで、次はわたしたちがその物語の続きを大切に紡がせていただかなければいけないなと思うと、日々のメンテナンスも欠かせません。
メンテナンスをしているとその家具に対する愛着もさらに湧いて、という良いサイクルが生まれています。
モノを大切にすることの大切さを教えてくれた「ヴィンテージ家具」に感謝をし、フランスやイギリスの方たちの暮らしのように古き良きモノが循環する豊かな生活に少しづつ近づけると良いなと思っています。
味わい深く、落ち着いた雰囲気のあるヴィンテージ家具のラウンドテーブル。その佇まいからは家具が歩んできた歴史を感じるとともに、丁寧に大切に使われているのが伝わってきます。
そして、背景にある使ってきた人のたくさんの物語。その物語の続きをまた大切に紡いでいきたいというsatohomeさんの想いと、素敵なつながりや循環に何だかとても温かく豊かな気持ちになりました。
(編集:maki)
specialthanks @sato__home_
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