【暮らしのインテリア】「Iot家電」「スマートホーム」で生活が変わる!快適な暮らしを実現できた理由とは〜勾配天井のあるシンプルな家(ari_tei_noteさん)
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リビングの収納と「スマートホーム」にするためにしたこと
こんにちは、horiです。今回は2階リビングの収納と、我が家が取り入れた「Iot家電」「スマートホーム」についてお話したいと思います。
・IoT家電:インターネットにつながった洗濯機や冷蔵庫などの家電。機能を後から増やしたり、遠隔操作が可能。
・スマートホーム:IoTやAI(人工知能)の技術を活用し、より快適な生活を実現された住まい。スマホやタブレット、スマートスピーカーなどと生活家電・住宅設備などのデバイスを結びつけ、住みやすくしている家。
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3帖ほどのワーク&プレイルームの使い方
リビングは一番長く過ごす場所なので、常に気持ちよい空間であってほしい思いがあり、生活感が出るものは置かないようにしています。
家族が増えると物も増えるだろうと、設計当時は間取り図を見ながら必死に子どものいる暮らしを想像していました。
我が家の2階は扉のない1フロアで、LDKの延長上に3帖ほどのスペースを設けています。
あまり目的を決めたスペースではなく、昼は子どものプレイルーム、夜は私のワークルームといった暮らしに柔軟に対応できる空間としています。
室内窓でゆるく空間を区切っているので、どちら側からも家族の様子をうかがえます。
「リビング」と「ワーク&プレイルーム」の空間を区切ったため物が大きく移動せず、子どもがおもちゃを思いきり広げて遊べる場所があるので、リビングが散らかることもありません。
リビングさえ整っていれば、ここはどんなカラフルなおもちゃで散らかっていてもOK。
子どもがいると全ての部屋を整えるのは難しいですが、気持ちよく過ごせるリビングがあるので、家族が落ち着く場所になっています。
子どもの成長に合わせて変化する家具
USM Hallerのキャビネットには、子どもの絵本やおもちゃを収納しています。よく遊ぶおもちゃを取り出しやすいように下段一部だけをオープンにしてオーダーしました。
おもちゃはカラフルなものが子どもらしくてかわいいなと思っているので、色数を抑えつつインテリアの一部に。
キャビネットはドロップダウンドアを開けると机にもなるので、子どもが成長したらパーツを拡張して勉強スペースにもできます。
将来的に、私は仕事や書類整理、子どもはお絵かきや勉強、とお互い背中合わせで集中できる空間になればいいなと思っています。
コンパクトなリビング収納にしまっているもの
リビング収納はコンパクトなクローゼットに掃除用具や生活用品などの見せたくないもの、必要頻度の低いものを収納しています。
収納棚の一番上はWi-Fiルーターやモデムなどごちゃつきがちなものを、手の届きやすい下段によく使うものを。あまり詰め込みすぎず余裕を持たせ、適度に見直しています。
クローゼットにはコードレス掃除機の充電やコピー機も収納できるように、コンセントをいくつか設置。オムツ等は子どもも自分で持ってこられるように取り出しやすい位置に置きました。
「Iot家電」「スマートホーム」について
我が家は赤外線で家電をIoT化するデバイス「Nature Remo」と、スマートライトの「Philips Hue」をそれぞれスマートスピーカー「Amazon Echo」を使ってスマホと音声で操作できるようにしました。
以下のようなものに使っています。
・照明
・テレビ
・エアコン
・シーリングファン
照明はリビングと寝室のダウンライト・シーリングライト・スポットライトまで全て操作可能。
スマートスピーカーはリビングと寝室に配置。手を使った方が早い時もありますが、スマホと音声でオン・オフができるのはとても便利です。
IoT家電を取り入れた理由
IoT家電を取り入れた理由は3つあります。
1.リモコンを見えるところに置きたくない
家電のリモコンを集めるとリビングにあるだけで4つ。間取りの段階で我が家は壁掛けテレビにすると決定していました。
テレビ台を置かないと決めていたので、リモコンを置く「定位置」を想像してみて、ソファやダイニングに置かれたり探したりするのが嫌だな、というのが理由でした。
今ではスマホや音声で操作しているので、リモコンは出しておく必要がなくクローゼットに収納しています。収納すると、子どもにリモコンをおもちゃにされたり、舐められたりなどもありません。
クローゼットはちょうどリビングとワークスペースを繋ぐ通路にあります。取手なし巾木なしなので見た目もスッキリ収まっています。
テレビのリモコンに関しては細かな操作が必要な時もあるので、すぐ取り出せる位置に収納。
主に「つける、消す」「音量操作」「チャンネル操作」から、youtubeの広告スキップまで音声でできるので便利です。
2.子育て中、手が離せない時に使用したい
まだ息子が赤ちゃんだった頃は、授乳中や抱っこで寝てしまい両手がふさがっている時が多く、音声操作でテレビや照明を消していました。
我が家は2階リビングで1階が寝室なので、夜リビングから寝室に行く時に、子どもを抱っこして階段を下りながらでも「アレクサ、全部消して」の一言で全ての照明、テレビが消えるように設定しています。
スマートスピーカーのアレクサはリビングのソファ横に。ちょうど死角になっているのと、LDKの中央にあるので音声操作もスムーズにできるため、この位置になりました。
うっかり消し忘れたとしても、ベッドの中からスマホで確認&操作ができるので、電気をつけっ放しだったということもなくなりました。
以下のような、簡単な単語での定型アクション設定もしています。
・おはよう:照明オン&天気予報読み上げ
・おやすみ:照明オフ
・ただいま:照明オン
当初、全ての照明をスマートライトの「Philips Hue」にする予定でしたが、2階の天井には断熱材が入っていました。
対応する電球を使うためには、電球の付け替えが可能なタイプのダウンライトにする必要があったため2階は断熱材との兼ね合いで断念し、1階寝室のダウンライトや間接照明に使用しています。
2階については、それならばと、通常のスイッチを赤外線スイッチにしてもらい「Nature Remo」 を導入しました。
「Nature Remo」はテレビの裏に設置しています。最初はなかなか反応しなかったのですが、置き場所が重要とわかり、この場所になりました。
3つ並んでいるのが赤外線スイッチです。スイッチニッチはリビングからは見えないキッチン側にあり、あまり気になりません。
3.エアコンを遠隔で操作したい
「Nature Remo」には湿度、温度、人感センサーが内蔵されているので、設定した条件で動作を行う以下のようなオートメーション機能があります。(※モデルによります)
・28度以上になったら、冷房をオン
・家の半径◯m以内に近づいたらエアコンをオン
このようにルールを設定をすれば自動でオン・オフが可能。
スマホでも操作できるので、真夏の暑い日でも涼しいリビングに帰宅できます。スマートリモコンをプラスすればこんなに快適になるのだなと実感しました。
Wi-Fi環境や設置位置などの相性もあるので、できるだけ予算を抑えて取り入れたいという思いで設計前から色々な資料を読んでいました。
赤外線スイッチからダウンライトを操作している人の実例を見つけられず、少し不安もありましたが問題なく使用できています。
スマートホーム化して2年になりますが、思っていた以上に生活に馴染んでいて快適な暮らしが実現できました。
今の時代はスマートホーム化されているおうちも少しずつ増えてきているのでしょうか。我が家は全く取り入れていないので未来の話のように感じつつ、そんなにも便利なのだと知るきっかけになりました。
暮らす上で少しでもストレスを減らすのは大切なことで、それを環境がもたらしてくれるのは素晴らしいです。
フレキシブルに使えるワーク&プレイルームも便利そうで、子どものいる暮らしや少し前から普及したテレワークにもぴったりですね♪
horiさん、ありがとうございました!
(編集:kaori)
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