【暮らしのインテリア】美しさや機能性、家事動線から収納まで。自分の理想を叶えたキッチンまわり〜風景を取り込むロフトのある平屋のおうち(ie_rokuさん)
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一番いる時間が長いからこそ、快適さやこだわりを詰め込んで
執筆者:@ie_roku(rika)さん
3回目のコラムは、キッチンについてです。我が家のキッチンは対面式ペニンシュラキッチン。小さいこどもがいるので、料理をしながらリビングダイニングを見渡せる間取りになっています。
家族と一緒に料理を楽しめるように、作業スペースの広いキッチンを選びました。
ここでは現在のキッチンに辿り着いた経緯やこだわり、背面収納やパントリーについて詳しくご紹介をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
rikaさんの前回までのコラムはこちら
https://mukuri.themedia.jp/posts/categories/5885038
キッチンに思い描いていたもの
現在、私は7歳と4歳の二児の母で1日の中でここに立つ時間が最も長い場所です。
小さい子を持つ母としては、衛生面にも気を遣います。お掃除のしやすさ、清潔に保つこと、ここに立つストレスをできる限り解消したい、そんな思いがありました。
アパート暮らしが長かったこともあり、狭い作業スペースだったり、収納スペースの限界でものがごちゃごちゃしてしまったりと、日々ストレスを感じる生活を過ごしていました。
マイホームを建てるときは、作業がしやすい広々としたキッチンと大容量の収納力を持つパントリーや背面収納が充実したカップボードが理想的でした。
いざマイホームを建てることが決まり、間取りを考える中で一番ワクワクしたのがキッチンスペース。 自由設計だからこそ、自分の理想とするキッチンにしたいという気持ちが強くなりました。
シンプルな美しさと機能性が兼ね備わったステンレスのキッチン
料理人の夫を持つ我が家は、夫婦でキッチンを選びました。見た目は可愛いさよりもスタイリッシュでカッコいいキッチンにしたいと意見が一致。こんなキッチンで料理がしたいと思ったのがステンレス製のキッチンでした。
ステンレスのメリットとしては、耐熱性や衛生面の機能に優れていている点。熱に強いので、熱い鍋やフライパンを直接置くことが可能です。
そして、臭いがつきにくいので常に清潔感のあるキッチンを保てるうえに、見栄えも良く美しいこと。まさに理想的なキッチンそのものです。
これらの理由からステンレス製のキッチンが候補に上がり、工務店さんからエルエーアーキテクツさんのキッチンをご紹介していただきました。
実際にショールームを見に行き、目に入ったピッカピカに輝くオールステンレスキッチンがとてもカッコよくて美しく、テンションが上がり一目惚れでした。
あまり悩むことなくキッチン選びはスムーズに決まり、こちらのキッチンを採用することに。
キッチンのサイズはW2590 ×D900、ヘアラインと迷いましたが傷が目立ちにくい点からバイブレーション仕上げにしました。
ビルトイン食洗機は人気のミーレ、60cmタイプを導入。これだけの大容量なので1日分の食器が入ります。日々、家事の時短に繋がって、大変助かっています。
夫の希望で、我が家はIHではなくガスにしました。コンロはHARMANのプラス・ドゥ。見た目はゴツくてカッコ良く、3口あるので同時に沢山の調理ができるのでこちらも便利です。
ステンレスキッチンは光沢があり、美しい表面の質感も徐々に温かみのある味わいへと経年変化を楽しめるキッチンでもあります。無機質なステンレスと木のカップボードの組み合わせの相性も良く、とても気に入っています。
造作カップボード
カップボードは思い切ってリビングダイニングのほぼ壁一面を、家具屋さんに造作していただきました。一番こだわったといってもいいくらい、値段はあまり気にせず好きなようにした部分です。
全長5メートルオーバーと贅沢なカップボードは、広々としたカウンタートップと十分な収納で使い勝手は抜群です。
よく見ていただくとわかるように木材の目がきれいに揃っていて、職人さんの技術に見惚れてしまいました。
見せる収納にも憧れますが収納に関してはあまり得意ではないため、隠す収納でスッキリとした空間に。飾り棚をつけることで、好きなものを好きなように飾っています。
広めに設けたパントリー
パントリーがあると、キッチンの使い勝手がぐっと良くなります。ここでは、可動式棚と作業台にもなる収納棚を設置しました。
可動式棚は、好みの高さに合わせてスッキリと収納できているので満足しています。
食料品の保管以外にもペーパー類などの日用品や調理道具、こどもたちのお弁当箱、水筒など普段使うものからあまり頻繁に出し入れしないものまで、収納にゆとりを持って置くことが可能です。
作業台として使用するときは、ここでコーヒーや紅茶を入れたり、お料理の支度に使ったり。リビングダイニングからは見えない構造にしたので、多少散らかっていても安心して来客をお迎えしています。
我が家は玄関→シュークロ→パントリー→キッチンと帰宅動線を考えた間取りにしました。最小限の移動で済むので、時短にも繋がります。そのおかげですぐに食品を運び、片すことができてとても便利です。
他にもウォーターサーバーやゴミ箱も設置しています。生活感を出しすぎない造りにしたおかげでスッキリとしたリビングダイニングとなり、快適な日常生活を送れています。
家族と共に過ごす時間を大切にして
対面式は家族とコミュニケーションを取りながら料理が楽しめます。私がキッチンに立っていると「やりたーい」「お手伝いしたい」と寄ってくるこどもたち。
野菜を洗ったり切ったり、お菓子作りを一緒にしたり洗い物をしたりと、ここで一緒に作業する時も多々あります。
作りながらつまみ食いをしたり、終わりの見えない洗い物だったりと終始賑やかな空間に様変わり。
やりたいと思う気持ちを大切にして、今もこの先もここで一緒に料理をするのがとても楽しみですし、食や料理に対する興味を持ち続けてほしいなと思います。
カーテンを開けると、ピクチャーウィンドウを眺めながら料理ができるのも心を和ませる癒しの空間。
生活をイメージしながら作り上げたキッチンは、家族との繋がりを大切にした暮らしへと実現できました。今回も最後まで読んでいただき、ありがとございました。
カッコいいステンレスのキッチンに木材の造作カップボード。美しい見た目の組み合わせが、圧巻の眺めでした。
ご夫婦で意見が一致して、迷わずに採用したというステンレスのキッチン。スタイリッシュでありながら、耐熱性や衛生面、臭いがつきにくいといった点でも優れていてメリットもたくさん。
私も、もしキッチンを替えるなら今度は絶対にステンレスを選びたい!と思っていましたが、rikaさんのキッチンを見てその熱がさらに増しました。笑
ご主人が料理人さんということで、そういった面でもステンレスやガスを選んだ理由にも直結しているのかもしれませんね。
壁一面の大容量のカップボードにパントリー、これだけ収納が充実していたらしまう場所にも困らなそうで羨ましい空間です。家事動線もバッチリでしたね。
カップボードの木目の綺麗さや味わいは、職人さんの技と造作の良さが光っていて見惚れてしまうほどでした。
お子さんたちが一生懸命キッチンに立つかわいらしい姿からは、家族との繋がりを大切にしたrikaさんの想いが今の暮らしにきちんと反映されていて、家族の幸せそうな風景に温かい気持ちになりました。
rikaさん、今回もありがとうございました!
(編集:maki)
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