【暮らしのインテリア】転勤がある中で決めたマイホーム購入までの道のり〜建売住宅で快適な暮らし(koma__homeさん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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コラム執筆者のご紹介
今回からコラムがスタートするのは、建売住宅にお住まいの@koma__home (以下、koma)さんです。
造作のものを上手に取り入れていたりと、建売住宅とは思えない箇所が所々に見受けられ、インテリアのセンスが光っていてとても素敵です。
初回は建売住宅を選んだきっかけや、家探しをしていく中で感じたことなどを中心にお話いただいています。
それではkomaさん、よろしくお願いします。
はじめに自己紹介
はじめまして、komaと申します。この度ムクリさんにお声がけいただき、コラムを書かせていただくこととなりました。
ここでは今の家に決めるまでの経緯やなぜ建売を選んだのか、実際に住んでみて感じたことなどをお話したいと思います。私たちの経験が、どなたかのお役に立てると嬉しいです。
少しの妥協を許して出会った理想に近い建売住宅
絶好のタイミングが重なったことがきっかけに
我が家は、30代夫婦と6歳の娘の3人暮らし。
夫は全国転勤がある会社に勤めていて、いろいろな場所へ引っ越しを繰り返してきました。転勤のスパンは不定期で、早くて3か月の時もありました。
転勤は旅行感覚で、次はどこだろう?いろんなお店を開拓しよう!と毎日楽しく暮らしていたのですが、こどもが産まれてからは「幼稚園に入学するまでに定着したい」と思うようになり、夫に相談しました。
夫自身、小さな頃に何度も引っ越しを経験しており、その大変さを身をもって体験していた為、マイホーム購入への意欲は前向きでした。我が家のマイホーム購入への第一歩はそこから始まったと思います。
とは言っても、私がマイホームを建てたいと思っている都道府県までは、飛行機に乗らないと帰れない距離。
家探しのために飛行機に何度も乗るなんてことはできないし、だからといって物件の場所を直接目で見もせず購入するなんて考えられませんでした。
それからは、なんとなく時間があるときにネットで物件を見るくらいの日々を送っていました。そんなある日、転勤の話がやってきました。
場所はなんと、私の地元の都道府県。娘も2歳で幼稚園探しに絶好のタイミングでした。これはもう家を探すしかない!と私一人で盛り上がり、資料請求をたくさんしたのを覚えています。笑
夫はこのタイミングでのマイホーム購入に、反対でもなければ賛成でもないような状態だったので、私が資料を請求したり気になる物件を見つけたりしては報告。それを繰り返すうちに、夫も自ら物件を探すように。
理想と現実の壁にぶつかって
夫が重要視していたのは立地と価格。私は利便性と採光と間取りでした。私は素人ながら自分で間取りを考えたりすることが好きだったので、最初は注文住宅に絞って探していました。
しかし、すぐに明確な金額が出ない注文住宅に夫が乗り気になれなかったのと、いつまた転勤になるかわからないこと、なかなか思うような物件に出会えなかったこともあって、金額が明確で早めに住み始められる建売も視野に入れて探し始めました。
その後も何件か物件を見に行ったのですが、なかなかこれだ!という物件に出会えず困っていた時に、その時の担当さんが「理想の100%の物件はないですから、妥協できるところを探してみませんか」とおっしゃいました。
100%はないと頭ではわかっていても、実際に家探しを始めた頃は理想でいっぱい。一旦、頭の中を整理して夫婦で話し合いました。
すると、最初にこだわっていた部分が別にいいんじゃないか?と思うように。これは、たくさん物件を見に行ったからこそ思えることでもありました。
物件を探せば探すほど、理想と現実の壁にぶつかるんですよね。そして担当さんに紹介されたのが、今の家でした。
利便性を「良い」から妥協できる範囲の「それなりにいい」に変えたら出会った、理想に近い建売の分譲地。そのHMの建売は間取りやデザインがおしゃれなものが多く、他の建売より惹かれるところが多かったのでここに決めました。
建売住宅の中での選択肢
立地も気に入り、あとはこの分譲地の中から一つの家を決めるだけとなりました。ここで初めて知ったのが、建売=建て終わった物件を購入するだけではないということでした。
この分譲地は3期制にわかれており、紹介された時点で第1期が建築中(ほぼ契約済み)、第2期は更地の状態で、間取りが1か月後に発表でした。
第1期では気に入る物件がなかったので、私たちは第2期の発表を待つことにしました。そして発表の日。1か月待った第2期の間取りには自分たちの理想とする形がなく、それでもこの中から選ぶか悩みましたが、一か八かで第3期を待つことに。
第3期を待ってみても思い通りの間取りがなかったら、そこはまた妥協点と受け入れてある中から選ぶしかないという気持ちのまま発表の日を待ちました。そして、ここでようやく自分たちの思い描く理想の形の物件に出会いました。
物件に対して細かい理想があったのですが、ほぼクリア。気になる部分は幸い建築前ということで、変更工事をしてくださることになりました。
あとからインスタグラムを見て知ったのが、建売でも外観や間取り自体選べるHMもあるそうですね。
HMによって建築前でも変更が利かないところもあるようですが、制限があるものの多少の変更だったら聞いてくださるとのことだったので今の家に決めました。
そうして決めた今のマイホーム。今でもここにして良かったと思っています。家の中の小さな後悔ポイントはいくつもあるけれど、DIYで補ったりする時間も楽しいです。
住んで2年半になりますが、今のお家に満足しています。ここまでお読みいただきありがとうございました。
komaさんのお洒落なお家に、本当に建売住宅!?とすごく驚いたのが最初の印象でした。
転勤がある中でのマイホーム購入の決断はタイミングも難しそうですが、お子さんの幼稚園探しの時期と転勤、転勤先も地元という様々な条件が重なったまさにベストタイミングでしたね。
理想と現実の壁にぶつかる中で、少しの妥協を許したことで出会えた今のお家。こだわっていた部分のハードルを下げられたのは、たくさん物件を見に行ったからこそとおしゃっていて、幅広い視野で見ることの大切さも感じました。
建売と言ってもすでに完成されたお家だけではなく、内装などの仕様を色々と選択できるのは聞いたことがありましたが、HMによって本当に様々なんですね。
建築前で多少の変更が利いたり、自分の希望する要素を取り入れたりと融通がきくのはメリットでもありますし、当初注文住宅を建てようと思っていたkomaさんにとってもピッタリ。理想の形の物件に出会えて、最後まで粘り強く待った甲斐がありましたね!
制限もある中で建売住宅を素敵にアレンジされていて、こだわった部分などの詳しいお話をもっとお伺いしたくなりました。次回のコラムも楽しみにしています♩
komaさん、ありがとうございました!
(編集:maki)
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