【暮らしのインテリア】自由に使えるダイニング。使いやすいリビング収納の仕組み〜私たちらしい家づくり(9_tomo_さん)
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暮らしの中心にある、何をしてもOKな空間
執筆者:tomo(@9_tomo_)さん
今回は私たち家族にとって、暮らしの中心にある「ダイニング」と「リビング収納」についてお話したいと思います。
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不便に感じていた、以前のダイニング
住み替え前のマンションのLDKは正方形に近く、リビングダイニングだけで見るとL字型をしていました。
初めはオシャレに感じて気に入っていたのですが、広さが足りなかったのもあり、家具を配置しづらかったりデットスペースがあったりしました。
動線を不便に感じることもあったため、新居では極力シンプルな間取りを希望しました。
シンプルで自由な、今のダイニング
我が家のダイニングは、キッチンとリビングをほどよく繋いでくれる部分です。食事の他に休憩したり本を読んだり、家計簿をつけたりテレビを見たり。
子ども達は宿題やお絵描きに工作もする、何をしてもOKで自由な空間です。
そのため、それらに必要なものをしまっておける大きめのリビング収納を真ん中に配置して、シンプルな長方形のLDKを設計していただきました。
奥行きにこだわったダイニングテーブル
ダイニングテーブルは、無印良品の「板と脚でできた木製テーブル」で、 サイズは幅180cm×奥行80cm。
店舗で実物を見てみると、奥行き80cmまでは自然に感じられたものの、90cm以上になると向かいに座る子ども達に手が届きにくいなど途端に大きく感じたため、奥行きを重視して選びました。
ちなみに備え付けのキッチンカウンターの奥行きも72cmとコンパクト。意識してサイズを近くしたので、どちらかが目立ち過ぎることなく、ちょうど良いバランスを保てている気がします。
◯ダイニングテーブル
・無印良品:板と脚でできた木製テーブルシリーズ
ダイニングテーブル近くにある、リビング収納
リビング収納は、出し入れのしやすいテーブル近くに設け、標準仕様の収納にプラスしてオプションで稼働棚を設置してもらいました。幅168.5cm 、奥行き30cm の棚板を5枚使用しています。
扉は引き戸で本来は2枚ですが、1枚は外して使用しています。設計時はクローゼットタイプの折れ戸を希望していましたが、通り道でもあるため、開閉時に扉が前に出ない引き戸にして正解でした。
リビング収納の使い方と散らからない仕組み
◯リビング収納右側(上2段)
普段は扉で隠れている右側の上段には、ファイルボックスを使って主に大人が取り扱うものを収納しています。
・保証書、取扱説明書
・家計簿
・えのぐ
・マーカー
・新しいもの(コピー用紙、ファイル等)
・保険証、予防接種関係
・便箋封筒、ラッピンググッズ
・取っておきたい子どもの紙もの
ファイリング前に無くならないよう一時保管場所を設けています。
◯リビング収納右側(中央2段)
手に取りやすい中段上部には、大人がよく手にするものを。
・機械的なもの(mac book、充電器、カメラ)
ビデオ・カメラは出かける時の入れ物をクッション代わりに
・未処理の紙もの
置き場に困る夫宛のDMや書類用に、引き出しを一つ設けておくと便利です。
・切手、はがき
・レシート
・夫専用BOX
・文房具
・現金を少しだけ
中段下部は、子ども達も手に取るものを収納しています。
・すぐには捨てないお便りやチラシ
・新しい文房具やノート
新しい文房具には、名前シールを入れておくとすぐに貼れて便利です。
・くすり箱
絆創膏や体温計等も子ども達が自分で手に取れる高さにしています。
◯リビング収納右側(下2段)
下段は、子ども達のものを収納しています。
・鉛筆削り
・文房具
・おりがみ
・白い紙
・工作の材料
子ども向けの工作番組「ノージーのひらめき工房」が大好きな子ども達。
空き箱や工作に使えそうな端材がでたらIKEAのボックスにまとめてに入れておき、子どもたちが勝手に使うというスタイルに。牛乳パックやラップの芯は競争率高め(笑)
どこに何があるかわかれば、2歳児でも自由にお絵かきでます。
・お勉強ポスト
お勉強も当たり前の生活に。私の花マルが切手代わりで、終わると通称お勉強ポストに投函する仕組みです。
◯リビング収納左側
扉を外している左側は、インテリアの要素も取り入れながら以下のものを収納しました。
・使用するのに注意が必要なマーカー(笑)
・空のボックス(サッと片付けたい時用)
・タブレット
・余っている収納用品
・季節のインテリア小物
・リモコン関係
・アルバム類
家族のアルバムは手に取りやすい場所に。
「いろいろ」と称して、見返したい子ども達の紙ものも並べています。リビング収納右側でファイルボックスで一時保管しているものが溜まったらここにファイリングしています。
・ルンバ
出入りしやすいようにルンバは扉の無い左側に。
リビング収納内には3つコンセントを設けました。それぞれの高さは以下の通りです。
◯左側
・ルンバ 高さ 20cm
◯右側
・鉛筆削り 高さ 85cm
・Bluetooth 高さ 110cm
使用している収納グッズまとめ
◯無印良品
・ポリプロピレンファイルボックス スタンダードタイプ・ワイド A4サイズ
・ポリプロピレンケース引出式 横ワイド ホワイトグレー
・ポリプロピレンケース 引出式 (工作道具・お勉強ボックスとして)
◯ニトリ
・A4ファイルケース Nオール レギュラー ホワイト (子ども用 個人ボックスとして3つ使用)
◯IKEA
・SKUBB ボックス 31×34×33cm (工作用 廃材入れとして)
わが家はリビング収納を含む主要な収納を家の中心部分に設けていますが、 家の外側にそってあるよりも動線が短く、また平屋でありながら、程よく空間分けができるという利点を感じています。
次回はダイニング隣りにあるキッチンについてお話ししたいと思います。 今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ご家族が自然と集まるダイニングが居心地が良さそうでした。使うものがそのすぐ近くのリビング収納にあるのはストレスも少なく散らかりにくいですね。
元々あった引き戸のうち一枚を外して使うのはアイデアですね。「見せる」と「隠す」のバランスがちょうどよく、ルンバの基地が扉のない側というのも使い勝手がいいです。
ルンバを含め、収納内に使用目的に合わせた高さのコンセントが設置してあるのもポイントですね。
家の中心部はなるべく開けて、つながりや空間の広がりを優先しがちな面もありますが、「程よく空間分け」も大切。そのために収納スペースが役立っているのですね。
収納内の工夫がいつものtomoさんらしく、暮らし方や家族の使い勝手までよく考えた上で組み立てられているなと思いました。
tomoさん、ありがとうございました!
(編集:kaori)
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