【暮らしのインテリア】コダワリをギュッと詰め込んだおうち〜空気・居心地、自然素材で叶えた暮らし(hibiiroさん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
コラム執筆者のご紹介
無垢の赤松の床材に畳や梁がある純和風なおうちに、無垢の家具と北欧テイストを取り入れたインテリアがとても印象的なkaori(@hibiiro)さんです。
厳選した物を使い、緩やかな時間が流れていくようなインスタグラムがとても素敵です。
kaoriさんのご自宅はなんとご自身で設計までされたそうです(建築関係ではないそうです)。残念ながら手書きで書かれた図面は残ってないそうですが、そんなコダワリのおうちから、整理・収納、暮らしのアイテムといったkaoriさんの日常をご紹介していきます。
はじめに自己紹介
はじめまして。
ムクリさんでコラムを書かせていただくことになりました、kaoriです。夫と8歳の娘と私の3人で4年前に建てた家に暮らしています。
私は小学生の頃からインテリア本を買っていたほどのインテリア好きです。自分たちの家を建てる=理想の家に住める!と思いましたが、すぐに理想と現実の板ばさみになりました。
今回は、我が家ができるまでのお話をさせていただきます。普段、インスタグラムでもあまり語らないことなので、読んで頂けると嬉しいです。
素材・空気・居心地、自然素材で叶えた暮らし
家づくりのきっかけ
まずは我が家の家作りのきっかけについてお話したいと思います。
我が家は転勤族で結婚以来10数年間、社宅暮らしをしてきました。社宅があるのはありがたいことですが、三軒お世話になった社宅はどこもかなり古くカビ臭さや結露に悩まされていました。
一番最後の転勤で入居した社宅が夫婦の実家のほぼ中間地点だったことと、その社宅の取り壊しが決まったことに背中を押されて家作りを考えはじめました。
当時、私たちにしてはハイスピードでおこなったつもりの家作りですが、約30軒入れる社宅からみんな次々と退居していき、最後の4ヶ月ほどは私たち1軒だけになってしまってとっても心細かったです。
家作りは考えれば考えるほど時間が必要なので、今後予定のある方は早め早めにすすめられることをオススメします。
家づくりで大切にしたこと
我が家が家作りで重視したことは素材や空気の心地良さ、家族みんなにとって居心地がいいことでした。そのため、なるべく自然素材を使ってくれる工務店を選びました。
床材は夫が厚みのある柔らかい素材の無垢材を希望しており、4cm厚の赤松を採用しました。
壁と天井は浴室以外、収納内まで全て漆喰にしました。漆喰の調湿性や脱臭機能、カビにくい点などに期待して決めました。
外壁はタイルにしました。見た目や耐久性、メンテナンスなどを考えて決めました。
この辺りで予算が尽き(笑)後は予算の中で何ができるかを考えていくことになりました。予算を守るためにうちが一番諦めたのは広さです。
実は、我が家はは建坪が29坪しかありません。もっと狭い家に住んでいるよと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、都会ではない私たち周辺の注文住宅の中では小さい方です。
今でも印象に残ってるのは、何でも口にしてしまう正直な営業さんからも「今までにうちが建てた家の中で一番小さいですね」という言葉をいただいたことです (笑)
家づくりでの想い出と言えば、私はのめり込むタイプなので自分なりに本を読んで勉強して自宅の設計までしてしまいました。もちろん、資格などは持っていません。
自分が設計した家に住むだなんて中々できない経験をさせてもらったなと、感謝しています。
今でも「これ書いてみたんですけど、、」と設計士さんに見せる時の恥ずかしさと「これ、成立していますよ。このまま建てますか?」と言ってもらえた時の嬉しさをハッキリと覚えています。
次回からは、そんな私のコダワリがギュッと詰まった我が家について具体的にご紹介していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
kaoriさんのインテリアメモ
◯床材:赤松(4センチ)
◯壁:漆喰壁/エスタコ漆喰(スペイン製)
◯外壁:タイル/イナックス(ベルニューズ リザーチェ III)
和風のおうちに、家具と北欧雑貨が絶妙なんです。写真を見てもバランスが取れてるといいますか、インテリア設計についてもとても興味があります。
手書きの設計図見てみたかったですね〜!インテリア好きのkaoriさん、今回のお話からご主人もコダワリがありそうで、どうやって作り上げていったのか気になります。
kaoriさん、ありがとうございました!
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次回のコラムもお楽しみください!
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