【暮らしのインテリア】家族が心地よく暮らせる収納のあり方とは〜生活感のある整ったお家( kaya___ieさん)
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わたしの考える大切な収納のポイント2つ
こんにちは、kayaです。今回のコラムでは我が家の収納についてお話しします。
まず最初にお伝えすると、私は整理収納について何か特別に勉強をしたり、資格を保有していたりするわけではありません。
ですが、一人暮らし時代から現在に至るまで、8つのお家で暮らしてきた経験やSNS等で得た知識をもとに、自分や家族が心地よく暮らせる収納のあり方を探求しながら暮らしています。
今回のコラムでは、具体的なテクニックのお話というよりは、収納に関して大切にしている考え方を2つご紹介させていただきます。少しでもみなさまの暮らしのヒントになれば嬉しいです。
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1.必要な場所の近くに必要なものを
収納においては使う場所と収納場所の距離や動線を、最も重要視しています。この考え方は定番だと思いますが、とても大切だと思うのでご紹介させてください。
皆さんも経験があるかもしれませんが、「些細なワンアクションが面倒」であることをきっかけにものが出しっぱなしになったり、行方不明になったり、いつも同じパターンで家が散らかったりしませんか?
わたしも何度も何度も経験してきました。
なぜそうなってしまうのか考えると、やっぱり「必要な場所の近くに必要なものがないから」というのが大きな原因の1つだと感じています。
わたしは断捨離も好きなので、常にものを減らせないか見渡してしまうのですが、ハサミやティッシュボックスなど、ふとした瞬間に使用したいものは狭い範囲でも数カ所に置いてあったりします。
例えば我が家の場合は土間玄関とLDKはほぼ同じ空間なのですが、数メートルの距離でもハサミをそれぞれに置いています。
その場で出して、使って、片付ける。この工夫のおかげで日々のプチストレスや出しっぱなし、行方不明、散らかりがかなり減っている気がします。
高額なものはそうもいきませんが、少しの投資で快適が得られるのならば価値はあるかなと思います。
2.こだわりすぎず、家族が自立できる工夫をする
時々使用するものやストック類などの場所は、なかなか家族に覚えてもらえないことも。
「あれどこにある?」と毎度聞かれると、ちょっと疲れますよね。私が目指す形は、「このあたりにあるはず!」と自分で探して見つけてもらうことです。
探しものがどこにあるのか明確にわからないとき、「多分ここだろうな」というところを探せば大体出てくる。そんなイメージです。
そのためにも、基本を「必要な場所の近くに必要なものを置く」とし、可能な範囲でラベリングをしたり、あえてのざっくり収納にしたりしています。
収納を会社の共有データフォルダに例えるならば、階層が深すぎると必要なファイルを見つけにくかったりしますよね。
また、関わる人が多いと気がついた時にはルールが崩壊してしまったり、ルールを守っている人がイライラしちゃう、なんてことも。
それと同じ要領で、我が家もものの細かすぎる住所はあまり決めないようにしています。
過去に、引き出しの中のものにも丁寧に住所を定めしたこともあったのですが、わたしも家族も次第になあなあになってしまった経験があります。
「この引き出しの中にあって、またこの中に戻せばOK」くらいの緩さが我が家には合っていると感じ、
こだわりすぎない収納を心がけるようになってからはストレスも軽減されました。
なお、子ども関係のものについては、「わかりやすさ」、「手の届きやすさ」、「ざっくり」を心がけています。
長男が小学生になった頃から、「自分でやる」「自分でできる」という習慣付けが大切だと感じる機会が増えてきました。
長男の学校関係のものはもちろん、おもちゃ関係もざっくり片付ければ良いようにして、なるべく自分で片付けられるようにしています。
大人が手を出したくなることも本当に多いのですが、余裕がある時はグッと堪えて、お片付けや身支度を通して自分でできた!という経験を積み重ねてあげたいです。
今回は我が家の収納についてお話しさせていただきました。
冒頭でもお話しした通り、具体的なテクニックというよりも考え方のような内容となってしまいましたが、少しでも参考になる点があれば嬉しいです。
収納のあり方は、住むお家の間取りや収納スペース、家族構成によってかなり異なってくるかと思います。
住む前に完璧な収納計画が立てられたら理想的ですが、暮らしていると「なんだかいつもここが散らかってしまう!」などの悩みが、どうしても出てきてしまいますよね。
我が家もまだまだ改善の余地ありだと日々感じています。
なぜそうなってしまうのか、根本的な原因を探り、トライ&エラーも楽しみながらこれからも心地よく暮らせるよう試行錯誤したいと思います。
kayaさんが収納面で大切にしている2つ。必要な場所の近くに必要なものを置くことで、出し入れや片付けの手間も省けますし、できるだけその場で完結できるという動線がひとつの重要なポイントですね。
また、細かくギチギチに決めてしまうと、そのルールに疲れてしまって続かない…なんてことも。あえてざっくり収納にしてハードルを下げ、負担を少なくすることが散らからない状態を維持できるコツなのかもしれません。
自分だけではなく家族みんなが快適に使えるシステム作りが、ストレスのない暮らしに。kayaさんが8つのお家で暮らしてきた経験と、幾度となく失敗してきたからこそたどり着いた収納のあり方に説得力がありました。
kayaさん、ありがとうございました!
(編集:maki)
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