【暮らしのインテリア】日常に欠かすことのできない本のある暮らし〜中庭があるロの字型の家(y_home_1225さん)
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わたしが本を読む理由
みなさん、本を読むことは好きですか?
次のコラムは大好きな本について書こう!と割と早い段階で決めてはいたものの、どんな角度からどんな内容で文章を綴っていこうか…とだいぶ長い時間考え込んでしまいました。
いくつかの本をピックアップしておすすめするのか、本棚のレイアウトについてなのか、本の選び方なのか。書きたいことがたくさんある=書くことがこんなにも難しいだなんて。つくづく本を出している方のすごさが身に沁みます。
でもこうしてぐるぐる考えているうちに、だから自分は本が好きなんだ、と気がつくことができました。
1冊の本が完成するまで何日も何日もかけて文章を考え、編集の方と打ち合わせをし、そこに添える写真やイラストの構成など、素人が考えつくだけでも壮大な作業量。
そこまでして本を出すということは、著者の方が心から伝えたいことが詰まっているんですよね。それを1000円〜2000円ほどの金額で買えて自分の知識が深まるとしたら、何てお得な買い物なのでしょう。これこそがわたしが本を愛して止まない理由です。
前置きが長くなりましたが、こうして考えてみるとわたしが最もお伝えしたいことは、〝本の魅力について〟だなというところに辿り着いたので、思いつく限りの言葉を総動員して書き進めていきたいと思います。
Hitomiさんの前回のコラムはこちら
1.悩みの答えは本にある
調べごとをしたいとき、真っ先にたどり着くのはやはりネットの世界です。1検索すれば無限に答えが出てくる便利な時代。本を読まなくても大抵のことが解決できてしまいます。
わたしの場合はですが、ささっとネットで調べたことは頭からスーッと抜けていってしまう。全然記憶に残らず同じことを何回も検索したりしています。
一方読書で得た知識は長いこと覚えており、ふとしたときに思い出したりするものです。
お金について勉強しようと思ったとき、まずは初心者向けの本を買いました。お金を貯めることについてある程度勉強した上で、次は増やすことを学ぶべく、投資関連の本を。
こんな流れで自分が知りたいことの情報を得て、レベルアップしていく感覚。
読む時々によって全く違う捉え方ができたり、1回目はスルーしていた言葉が2回目に読んだときには人生のヒントになったり、本によっては何度でも楽しめるところが推しです。
2.非現実世界を味わえる
育児の正解がわからないとき、仕事で悩んだとき、全く関係ない内容の小説を読んで心のもやもやをリセットすることがあります。
このときのポイントは〝悩みと関係ない内容〟なところ。小説を読み始めると何時間も没頭できるので、その間悩んでいること自体を忘れられます。
読み終わったあとには小説の世界にどっぷり浸っているので、現実の感情が一旦フラットに。
先日読んだ本が、〝傑作であり問題作〟と言われている内容でしばらく引きずりはしたものの、こんな感情が世の中にあるのか、と自分の引き出しが増えた気分になり結果プラス。
ちなみに同じ小説を2回読むことは滅多にないので、もっぱら図書館で借りています。読みたい本がない場合はリクエストをして取り寄せてもらいます。
節約にもなり本が増えすぎて場所を取ることもない。本好きにとっては、どこへ行くよりもパワースポットだと感じています。
3.子どもとのコミュニケーション
予定のない休日、本屋さんや図書館へ行くことが多いわが家。先日は〝角川武蔵野ミュージアム〟という本の美術館へ足を運びました。
完全にわたしの趣味に付き合ってもらっているのですが、やっぱり好きを共有できるってこの上なくうれしいのです。この本欲しい、と言われればすぐに買います。
100円のお菓子はまた今度ね〜なんてしょっちゅうですが(笑)本はお財布の紐がゆるゆるに。
子どもの思い出品ってどうしても手放しがたいですが、わたしが手元に置いておきたいNO.1は洋服やおもちゃをおさえ、思い入れのある絵本だなぁと思っています。
長男が小さい頃、夜寝る前にこれを読まないと絶対寝ない絵本があって。夫もわたしも暗唱していたぐらい(笑)さすがに飽きるので、他の絵本を読もうとするものなら大泣きです。
そこまで好きなら、と読み続けていましたが同じ絵本だけで1時間経っていたり…。そのときは本当に辛かったのですが、やっぱり振り返ってみると尊い思い出なんですよね。
〝ちっちゃなおさかなちゃん〟わたしの一生の宝物です。
今回のコラムを読んで、読書したい欲が増えた方がひとりでもいたなら、こんなにうれしいことはありません。わたしは本が好きだけれど、友だちにこんなに熱く語ることもないですし、こうして文章にしたからこそ好きを前面に出せた気がします。
これから先の人生、相棒のように一緒に過ごしていく物ってたくさんあると思うのですが、間違いなく伴走してくれる〝本〟に絶大な期待と信頼を寄せて。
最後までお読みいただきありがとうございました。
Hitomiさんの生活の一部になっている本のある暮らし。知識や想像力が養われるだけでなく、時にはくつろぎの時間のお供になったり、自分だけの時間や世界に入り込んで没頭したり。
デジタルの今の時代ですが、実際に手にとって本の世界に浸る時間を過ごすというのは、やはり良いものだなぁと私も思います。
お子さんと何度も読み込んだ絵本に詰まった大切な思い出は、想像するだけで心が温かくなりますね。Hitomiさんの本への愛を感じるコラムでした♩
Hitomiさん、ありがとうございました!
(編集:maki )
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