【暮らしのインテリア】土地&住宅会社探し。実際に住んでみて思うこと〜和を感じる平屋に暮らす(heco_homeさん)
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「暮らしのインテリア」ではすてきなお家やインテリア、整理・収納、お掃除を体現されてる方にフォーカスし、普段インスタグラムでは発信しきれない実体験をコラム形式で配信していきます。
注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点も沢山あると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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繋がりが運んでくれた心地よさ
家づくりを始めるにあたって、大切にしていた3つのポイントについてお話しした初回のコラムに続き、今回は家が建つまでのストーリーについてお話させていただきますね。
前回のhecoさんのコラムはこちら
土地探しで大切にした「3つ」の繋がり
我が家の家づくりのベースには「繋がり」があって、それは土地探しでも重要なポイントでした。
・自然との繋がり・・・自然豊かで子ども達がのびのび育てる環境
・地域との繋がり・・・ご近所さんと緩やかに繋がり心地のよい関係性
・内と外との繋がり・・・庭との距離が近い平屋が建てられる程の広さ
これらを踏まえて、少しでも気になる土地情報があればその場へ行き、そこで暮らすイメージを想像しながら周辺環境を歩いて見て回っていまいした。
何件も回って巡り合ったこの土地は、周りに田畑のある自然豊かな約100坪の土地でした。
近所付き合いを懸念される方も多いですが、私は大切に思っています。その地に根付いてその後ずっと暮らすのですから、繋がりを大切にいい関係をつくり心地よく暮らしたいですよね。
そう思うのは幼い頃の実家での記憶にある、縁側で近所の方が集まってお喋りをしたり、お互いの農産物をお裾分けしたりする繋がりが心地よく感じていたからです。
この地に暮らして2年が経とうとしていますが、ご近所さんと程よい距離感がある田舎だからこそ、本当にいい環境で暮らせているなと常々思っています。
農家さんは新鮮な採れたて野菜をお裾分けしてくださったり、みんなで集まって庭でBBQをしたり、子ども達も毎日のように遊びに来たり行ったりしています。
「住んでみたい」と思える、住宅会社探し
日本家屋のような「和」を取り入れたい思いから、木の家や自然素材を得意とする工務店やハウスメーカーを中心に20社近くを周りました。
モデルハウスや完成見学会へ行き、実際に肌で体感したり暮らしをイメージすることで自分たちなりに検証を重ねていきました。
そんな時、Instagramで「こんな家に住んでみたい」と思うような素敵な住まいを建てられている今の工務店さんに出会い、思い切って問い合わせをしてみたのです。
他社と明らかに違うなと感じたのが、家の性能やセールスポイントを話すよりも私達の話を聞くことを大事にしている点でした。
家への要望はもちろん、今までの暮らしの話や趣味の話、仕事の話や思い出話など、とにかく沢山のお話から私達を知ろうとしてくれているのが嬉しかったです。
そのような流れで今の工務店さんにお願いする運びとなりました。
楽しく進んだ打ち合わせ
我が家の工務店さんは営業がいないため、担当の設計士さんが最初から打ち合わせをしてくれます。想いや要望を直接伝えられるので、言葉だけではなく表情や空気感からも感じとってもらえました。
たくさんお話をして、設計士さんからファーストプランをいただき、想像を遥かに超えたプランに主人と感動したのを今でも覚えています。
それは家の中心に大きな中庭があり、観賞用の植栽を入れるプランでした。
内と外との「繋がり」や家族との「繋がり」が見事に組み込まれていて、ここに住んでみたいとワクワクしながら打ち合わせを進めていました。
ところがある日、主人が家の中心は大切な場所だから中庭から運気が逃げてしまうと家相を気にしだし、プランの練り直しになりました。
そんな時も嫌な顔一つせず、色々な改善策や新しいプランを親身に考えてくださいました。おかげで、回遊動線や畳スペースといった新たな居場所もでき、今となってはよかったと思います。
信頼できる工務店さんだからこそ、任せるところは任せて、設計士さんについていけば素敵に仕上げてくださるのだと思えるのです。
細かな修正を繰り返しながら、楽しく打ち合わせが進んでいきました。
実際に住んでみて、気づく思い
実際に住んでみて、平屋はどこにいても家族の気配を感じられるとより実感しました。
家族が集まるキッチン・ダイニング・リビング・畳スペースの空間が一つの大きなワンルームになっていて、さらにお互いの顔が見える配置にしてあり、より繋がりのある空間になっているのです。
それぞれ別のことをしていても、遮断されない一体感があり、ゆるりと繋がる居心地のよさは設計士さんが私達の思いをしっかり汲み取ってプランに反映してくれたからこそで、とても感謝しています。
広さやデザインだけではなく、その先にある想いの部分を設計士さんと共有するのが何よりも大切だなと感じました。
次回は、各部屋のこだわりや住みやすい住まいにするために私が行った収納計画をお伝えしていけたらと思います。
土地に対する条件が「繋がり」になっているのが新鮮で、そしてどれも大切なことだと感じました。
家づくりの際には自分自身を見つめ直す、自分がどうしたいかを考えるという作業が最初の段階で必要になると思うのですが、それを自然にされているように思いました。
そんなhecoさんとだから住宅会社さんも「広さやデザインだけではなく、その先にある想い」を共有しやすかったのでしょうね♩
(編集:kaori)
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