【暮らしのインテリア】家族が幸せになる日常の食卓とこだわりのキッチン道具〜風景を取り込むロフトのある平屋のおうち(ie_rokuさん)
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注文住宅、マンション、アパートなどそれぞれ暮らしの中にインテリアがあり、背景には共感する点もたくさんあると思います。そんな素敵な暮らしをお届けしていきます。
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大切にしている「食」を愉しむ暮らし
執筆者:@ie_roku(rika)さん
新築3年後の今、わたしが一番好きな場所はキッチンです。以前、キッチンについてのコラムを書かせていただいた際にもお話しましたが、我が家で一番こだわりました。
憧れだったオールステンレスキッチンを採用し、造作のワイドな背面収納。自分の理想とする空間で過ごす日常はとても幸せです。使い勝手の良いキッチンは料理が捗ります。
家だけではなく、キッチン道具にもこだわって収集しています。そんな我が家の調理道具や食に纏わるお話と、日常の食卓風景を知っていただけたら幸いです。
rikaさんの前回のコラムはこちら
家族を笑顔にする食卓を志して
食はいつでも暮らしの中心にあります。家族が自然と集う、暮らしやすいダイニングキッチンづくりを意識して間取りを考えた我が家。
みんなで作ってみんなで食べるから、食事の時間が愉しい。そして、食はみんなを笑顔にできます。それが料理の魅力ですよね。
毎日手の凝った料理は難しいですが、休日やお誕生日、クリスマス等のイベントごとは張り切って作るタイプです。やっぱり手作りは嬉しいもの。
夫は夜遅く帰宅するので、家族全員揃っての晩ご飯は週一回だけ。だからこそ、家族で食卓を囲む時間を大切にしています。
食への関心
とにかく食べるのが好きなわたし。子どもたちにも食に興味を持ってもらいたい、食への大切さを知って欲しいと常に思っています。
新居を迎え、やりたかったことのひとつとして家庭菜園を始めました。家庭菜園は育てて収穫して、食べる愉しさを家族間で共有できるのが魅力的。
トマト、ピーマン、ナス、レタスと主に夏野菜を中心にネギやハーブ類も育てています。自分たちで育てた野菜は格別。成長していく姿はとても愛おしいです。
採れたて野菜をそのまま食べたり、調理をしたりしてその美味しさを実感しています。
器と暮らし
料理を映えさせる器選びにもこだわりを。料理は見た目も大事ですよね。食事は目でも楽しむことができます。
特別なご馳走を用意しなくても、盛り付けの工夫や器選びでその場を一層素敵な空間にします。
我が家は、地元益子焼の器をよく使います。和食器はおかずからスイーツまで幅広く使えて便利。温かみがあり、釉薬の種類によって異なる様々な色合いを愉しめるのも益子焼の魅力です。
日々の食卓に欠かせないキッチン用品
キッチン道具や器が好きでこれまで少しずつ集めてきました。
長く使い続けたい道具だからこそ、購入時は慎重になります。デザインだけではなくサイズや素材も重視して選んでいます。
我が家のキッチンに見合う道具を置きたい、使いたい。ざまざまな用度で使い分け、料理のやる気もアップします。
長年愛用することで愛着が湧きますし、使うほどに良さを実感できる。調理道具の経年変化も魅力のひとつです。良く使うお鍋や道具から、お気に入りのモノを紹介します。
◯料理が美味しくなる鉄鍋
使用前に油を馴染ませる油ならしが必要だったり、使用後はすぐに洗浄する必要があったりと懸念されがち。しかし、一度熱が回ると食材に一気に熱が通り、美味しさを閉じ込める力があります。
お手入れさえしっかりすれば、とても万能なフライパンです。なによりシンプルでカッコいいデザインが好みです。
◯土鍋ごはんがクセになる
最初は、ご飯を土鍋で炊くのは難しそうで上手く炊けるか不安でした。お店や旅館でいただいた土鍋ごはんが美味しすぎて、家庭でも挑戦したくなったのがキッカケです。
それから土鍋を購入し、我が家では土鍋でご飯を炊くことが増えました。ご飯がふっくらと炊きあがりお米の甘さが引き立っているように感じますし、お焦げも香ばしくて美味しいです。
旬の食材で炊き込みご飯も最高。ついつい食べ過ぎちゃいます。
◯昔ながらのアルミ鍋
小さい頃から馴染みのあるお鍋は、台所に必ずと言って良いほど使っていたのを思い出します。今ではこのレトロ感がたまりません。お味噌汁や煮物などに最適。
木蓋がまた料理を美味しそうに見せてくれます。この小ぶりなサイズ感がまた可愛いらしいです。
◯場に馴染むキッチンツール
日々使う道具は使いやすさはもちろん、見た目もすごく大事です。キッチンツールはステンレス製と木の道具で選んでいます。
シンプルなデザインが一番。置いてあるだけで場に馴染みます。木の質感や温かみ、色味の変化など経年変化でどんどん味わい深くなっていく道具。時にお手入れをしながらこの先もずっと育てていきたいです。
古くから使われ続けてきた道具は、今も昔も愛される理由が分かります。日々の暮らしを大切にする姿勢から生まれた優れた道具は、長く愛され今も受け継がれてきました。
出会いは一期一会。毎日目にする日常の道具こそ、妥協なく選びたいもの。長く愛されている道具は、どれも機能と美しさを併せ持ったものばかりです。
時代に左右されない魅力にどんどん惹き込まれ、今では日常に必要不可欠なモノとなっています。
rikaさんが大切にしている食を愉しむ暮らし。家庭菜園で野菜を育てたり、ひとつひとつ道具や器にもこだわったり、食を愉しむことに丁寧に向き合った暮らし方がとても素敵でした。
お気に入りのキッチンと愛着のある道具で作って、心地よい空間で美味しいご飯をみんなで食べる。rikaさんの言うように食はみんなを笑顔にしてくれるチカラがありますね。
お子さんが一生懸命お手伝いをする姿や嬉しそうな表情、幸せな家族の食卓風景から、食を通しての暮らしの豊かさを感じました。
rikaさん、ありがとうございました!
(編集:maki)
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