【今までもこれからも。ずっと大切にしたいもの】暮らしに寄り添ってくれる温もりある陶器の器たち(y_______mvvvgさん)
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縁があって受け継いだり自分自身で購入したりした中で、「ずっと大切にしてきて、これからも大切にしたいもの」ってありますか。
「もの」に対して愛情を持っていたいし、そう思えるもの選びができたら嬉しいですよね。このコラムではそんな「大切なもの」についてお届けしていきます!
前回までの「大切なもの」のお話はこちら
今回は@y_______mvvvg(以下、ユメ)さんのお話です。
使い続けることで自分の暮らしに馴染んでいく
ユメ
毎日のように使う日用品は、長年使い続けていると自分の暮らしに馴染んでいくような気がしてきます。
特に手仕事で作られた日用品は手馴染みが良く、機械で量産されたものにはない温もりを感じて私は好きです。そんな感覚を抱けたのは約10年程前、陶器の器にはまってからでした。
私は以前、器の専門店で働いていました。働き始めた当初は、自炊もほとんどせず器にも興味がありませんでした。
ですが、そのお店では陶芸作家さんと接する機会もあり、一つずつ手際良く丁寧に作られていく様子や一つ一つ同じ表情が無い焼き物の特徴を知り、どんどん器に興味を持っていきました。
そんな時期に購入して、今でも使い続けている器たちがあります。購入してから5年以上は経ちましたが、今でも現役で我が家の食卓によく登場する器たちです。
土の質感が感じられるものがお気に入りで、装飾や絵柄はないので目立つ存在ではありませんが、私の作る平凡な家庭料理を家庭料理らしく彩ってくれます。
そんな使いやすい雰囲気だから、長い間ずっと使い続けられたと思います。
縁にしのぎが入っている鉢は、素朴な雰囲気の中に可愛らしさもあってお気に入りです。
片手に収まる程の小さなコップは私が独身の頃に購入しましたが、今では娘が使っています。時を経て器の使い手が変わっていくのも、よくある話だと思います。
器は割らなければ何十年も使い続けることができます。これからも大切に扱って、私たちの生活に寄り添ってくれる器をできる限り使い続けたいと思います。
ユメさんの暮らしに寄り添う、手仕事の温もりを感じる陶器の器。そんな、素敵な器に盛られた家庭料理と食卓にホッと落ち着けるような空気感が漂っていて心が和みました。
今では娘さんも使っていて、使い手が変わってもずっと大切に使い続けているということがその魅力の答えなのでしょうね♩
(編集:maki)
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